オリ主が再びIS世界でいろいろと頑張る話だけど・・・「本編完結」   作:どこかのシャルロッ党

95 / 168

今回と次回でまさかの戦術機登場・・・・MSとの共演


PHASE-87「翔真ガールズ対名瀬ガールズⅠ」

 

 

箒達がヘブンズベースを圧倒的に壊滅まで

追い込んでいた頃。翔真が未だに不在の中で

一夏達は着々と力の準備をしていた。

 

怪我が直った一夏は簪とメガーヌと共に

ZGMF-X20Aストライクフリーダムを取りに

ミッドチルダヘ渡っていた。ツバサや

ルウェン達も戦いに備えて機体の整備をしている。

 

 

トレミーのMSハンガーにはストライクノワールや

バルバトスなどが固定されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―セシリア邸・待合室―

 

 

「ねぇセッシーちゃん。私達に会いたいって

お客さんは何処にいるのかな?」

 

「(セシリアちゃんのお家・・・・すずかちゃん家

みたいに大きいかも)」

 

「どんな人なのセシリア?」

 

「翔真さん以上にハーレムを築いている・・・・・

それだけは伝えておきますわ」

 

くすっと笑うセシリアに、束、なのは、シャル

ロットは首を傾げた。

 

 

ある人物が待つ部屋へ到着した四人。すると

ソファーには一人の男性と三人の女性が座っていた。

 

「お、ようやくご到着かな?」

 

ハット帽子を外し束達の姿を確認する男性

『名瀬・タービン』は怪しい笑みを見せた。

 

「へぇ~、あの子達が有名な綾崎翔真の

嫁さんって訳ね?」

 

名瀬に続いたのは第一夫人であるアミダ・アルカだ。

 

「お待たせ致しまたわ名瀬さん。いつも

イギリスに物資を運んで頂きありがとうございます」

 

「いいっていいって。可愛いお嬢さんの

願いならいくらでも引き受けるってもんさ」

 

「まただーりんが女の子口説こうとしてるよ姐さん!」

 

セシリアを口説こうとしている名瀬に対し

声を上げたのは『ラフタ・フランクランド』である。

そして隣には『アジー・グルミン』もいる。

 

「残念ですが名瀬さん。わたくしには恋い焦がれ

ている殿方がいますのでいくら口説いても無駄

ですわよ?」

 

「おっと。コイツは驚きだな」

 

「えと・・・・・セッシーちゃん?」

 

「ご紹介しますわね。この方達はイギリスに

支援物資を持って来てもらっているタービンズ

の皆さんですわ」

 

「タービンズ?・・・・・確か幾つも支社を持つ

テイワズの・・・・」

 

「当たりだよ」

 

シャルロットが言い掛けた時、アミダが

口を開いた。

 

「アンタ達の活躍は知ってるよ。世界を

混乱に陥れるテロリストだって」

 

「あんまり名誉な事じゃないけど」

 

「いいや、それでいいんだよ」

 

「・・・・?」

 

首を傾げる束達にアミダは話を続ける。

 

「この世界は正直言って平和という名の

皮を被っているにすぎない。ザフトも連合も

やる事は同じで私達は呆れてたけど・・・・・

アンタ達が現れて世界は少しづつ変わって

いるよ」

 

「え・・・・」

 

予想外な言葉になのはは思わず声を漏らした。

 

「ザフトや連合とは違う・・・アンタ達が

歪みとやらを駆逐していく内にソレスタル

ビーイングの支援者は徐々に増えてる」

 

アミダが話し終えたと同時に名瀬が口を開く。

 

「俺達は・・・・いや、テイワズ及びタービンズは

ソレスタルビーイングをこれからも支援するさ」

 

名瀬はそこから淡々と話を続ける。

 

「この世界が今求めているものは・・・・・それは明日だ」

 

「明日・・・・」

 

「明日・・・・・誰もが平和に暮らせる明日をな」

 

 

名瀬はワイングラスを持つ。

 

 

「だが、ザフトは今勢力がかなり増してきてる。

地球連合が墜ちるのはもはや時間の問題だ。

さらに言えばプレシア派の人間もかなり増えて

武力もかなりな物になる」

 

「つまり・・・・・貴方が言いたいのは私達や

しょう君達が負けるって言いたいんだね?」

 

束は名瀬の言葉を理解し、真剣な眼差しで

名瀬を見る。

 

「ご名答だ。でもよォ、このまま負ける訳には

いかないだろ?今日君達を呼んだのはこれを

見せる為さ・・・・ラフタ、アジー」

 

「OK!ご対面~!」

 

「開けるよ」

 

ラフタ、アジーはカーテンを開けた。

 

「「「・・・・・!」」」

 

カーテンが開かれ窓の向こうにあった物・・・・

それは黒い2機のロボットと白い1機のロボットが

立っていた。

 

「あれはMSなの・・・・・?」

 

 

束は名瀬に質問をぶつけた。だが、束自身も

そのロボット3機がMSとは思えなかった。大きさは

大体17メートル~20メートルだと考えられる。

 

 

「違うな。あれはお嬢さんの作ったISと

戦闘機をヒントにテイワズが作り出した機体、

その名も『戦術機』さ」

 

「戦術機・・・・」

 

「戦術機は戦闘機とISをヒントに生み出した

MSとは違う新たなロボットと言った所だ」

 

「私のISをヒントに・・・・か。なかなか面白そうだね」

 

束は頬を緩ませ、興味津々な眼差しで戦術機を見る。

 

「それで頼みがあんだが・・・・・俺のハニー達と

模擬戦をしてくれないか?」

 

 

 

名瀬が束達を呼んだ本当の目的、それは

戦術機との模擬戦の相手を努めてほしいという

物だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告