ヴァルキリー・オブ・クロス   作:オブシディアン
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第20話 「守護の閃光」

黄龍との激戦の最中…

 

太平洋中心

3隻の船がクレーンを下ろし、海中にあるモノをサルベージしている最中だった。

白人で無精ひげを生やした中年の男性…『キマイラ』の艦長は乗組員に指示を出しながら、お目当ての何かを見逃さないように言う。

 

「数日前に落ちた隕石の破片がこの海域に落下し、それを回収とは上は何を考えているのやら」

 

愚痴る艦長だったが、レーダー探知機に何かが引っ掛かり、深海用の無人機から送られる映像を見て、艦の下の海中には以前地球に落下した隕石の破片が地中に刺さっていた。

 

「これが各国でも落とせず、あの島国(ジャパン)が落とした隕石の破片か。…ん?破片の割に大きく残っているではないか」

 

大気圏突入して燃え過ぎるか、残っても小さく残る筈の隕石がほぼ変わらぬ大きさで残っている。推定50mの岩塊…これだけの大きさが落下したら津波での被害が出る。

しかし、周辺からの被害も無く津波警報も出なかった。不可解な点があるが

 

「お目当ての物は確認した!さっさと上からの命令通りに仕事を…」

「艦長!隕石の破片から高エネルギー反応が!」

「何を言っている!?たかが石ころから」

 

刹那、閃光と共に『キマイラ』を含めた3隻の船が無に消えた…

隕石から発するエネルギーは次第に湧き出すように不定形のエネルギー体のカタチに変わってゆく

 

「忌まわしい人間どもめ…」

 

三つ目のエネルギー体は邪険そうに睨んでいた。不安定のように消えかかっているエネルギー体は

 

「怨敵『ラパーパ』を継ぐ者…そして愚かなる『愛』『幸福』『夢』『紡ぎ手』の“光の4眷属”ども…あの時の屈辱は忘れぬ…」

 

エネルギー体は小さく光る陽を恨むように海上を見上げ、怨敵とその4眷属と呼ぶ者たちの恨みが増しているが…

 

「だが、未だに傷が癒えぬ今…!我の為に動く『駒』が必要だが、この地にいる我が求める負念が、闇がまだ足りぬ…!」

 

隕石から発したエネルギー体はゆっくりと消えて行く。

 

「傷と駒が揃った刻…この地にも在ろう『レインボージュエル』を我が物し世界を闇に沈めてくれる……それまで」

 

――――――――――――我等に滅ぼされるか

 

――――――――――――ソレとも…

 

 

深海に蠢くナニカは刻を待つまで眠りについた…

 

 

 

一方

並行世界:ラビリンス

 

白いローブを着用したスキンヘッドの壮年男性は全方位に並べられたモニターを隅から隅まで見ていた

行動通り、思考、役割等…国民を管理する世界で在り、その壮年男性は国の総統であった。

 

「総統メビウス様、ご報告があります」

「何用だクライン」

「彼の地に派遣した3人の内二人からのご報告がありました。」

「して?」

 

総統メビウスの問いに側近のクラインが報告を読み上げた

 

「サウラー及びウエスタ―、両名はメビウス様の命令通り地球に到着したのこと。」

「……イースはどうした?」

「転移時に何かの影響と思われ、逸れたとの」

「ほう…(ジュエルシードが起こした次元震の影響。未だに残っていたか)」

「それと、サウラーからのご報告が2つ」

 

クラインの2つの報告の内1を聞いたメビウスは思わずにニヤリと笑った。

地球にあるであろう“求める『無限』の記憶”と、破壊と再生の“忌まわしき闇の『永遠』”…2つの力が思わぬ形で1つの世界で集まろうとは…

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

「墜ちなさい、多元の守護神と呼ばれた四神、いえ五神!お前達の存在も敗北者はいりません!」

 

ピラミッド型のアローンのビームが黄龍の防御フィールドを突破し、黄龍の胴体を貫いた…

強度を誇った防御フィールドを容易く破壊し、黄龍の胴体を貫いたピラミッド型のアローンのビーム。崩れ落ちる鱗が、大量の血が地面に落ちる。

憑依したと言われていたマキも意識を失い……

 

 

「――――マキさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」

 

同時に現場の上空に転移成功したキョウスケが、その光景に吼えた

崩れ落ちる黄龍と意識を失い地上に落ちるマキをキョウスケが抱えるも、地上との距離があるが、背中から急に宙を浮いたような感覚に驚きながらも冷静にキョウスケは後ろを向いた。

 

「君は?」

「時空管理局の民間協力者、高町なのはです!一度地上に降ろします!」

 

カズヤ達が居る場所にキョウスケ達を地上に降ろしキョウスケがカズヤに問う

 

「一体に何がどうなっているんだ?それにマキさんに何があったって言うんだ!?」

「あー…何処から話すかって言われても俺らもたまたま居合わせただけしな。こっちもそっちの砲撃娘やプリズムジャンプ5、腹だしメガネっ娘とオカンロボについてもまだ知らないんだぞ」

「プリズムジャンプじゃなくってプリキュア5です!何ですか、飛んだら色々ヤバそうなジャンプは!」

「誰が腹出しじゃ!我の魅力溢れる色気の良さを分からんとは、お主ソッチ系か!」

 

名前の間違えにツッコミを入れるキュアルージュとツッコミどころ漫才なダークグラスパーに誰も突っ込むのが面倒だったのかスルーした。

ある程度の事情はテイルイエローが説明し、今の状況が理解できたキョウスケ

 

「状況は把握したが…あのピラミッドはどうする気だ」

「どうもこうも、アローンとの戦闘データについてはある程度資料で見たが…ハッキリ言ってこのメンバーで仕留めるにはまだ手が足りないってところだ」

 

飛ばしてくる鉄球を避けながら、キョウスケとカズヤは敵であるピラミッド型のアローンに対策を話していた

 

アローンは堅固な防御はバリア能力や外殻の堅牢さに支えられ、戦闘能力も日本国防軍が有する対空ミサイルや戦車砲などの通常兵器では殆ど歯が立たない程の守備力。

加えて攻撃面でも、最新鋭ステルス戦闘機のF‐35やこんごう型護衛艦を一撃で貫通・破壊するほどの強力なビーム兵器を有する。

 

「それなら、なのはさんのあの砲撃ならアローンのバリアを突破できないのかしら?」

「バリアを突破するだけなら有りじゃが、問題はあの怪物のコアを潰さん限り難しいようじゃな」

「コア?」

 

強力なバリアを突破できるなのはの砲撃ならと思うキュアミントだったが、ダークグラスパーが眼鏡に表示されたアローンのデータを調べた。

 

「あの熱量と大きさを考えれば、中枢細胞…平たく言えばあやつのコアを潰さん限り、再生するようじゃか…」

「じゃあ、皆でコアを探さないとダメってことだよね!」

「んー…特撮では定番ですが、そういうのって基本中央の真ん中ではありませんの?」

 

ダークグラスパーの説明にキュアドリームは相手のコアを探す気だったが、テイルイエローの一言にダークグラスパーを乗せたジェット形態のメガ・ネは

 

「そりゃ、あんなドデカイ図体やし、構造と機能的に考えれば在りかもしれへん。せやかて、あの巨体や。なのはちゃんの砲撃でコアまで届けばええけど、もしも用にもう1撃2撃考えていたほうがええなぁ」

「だったら―――――」

 

キョウスケが何か閃いた瞬間、更に地震が発生した。

今はアースラのほうで結界を発生している為、地震は起きない筈だった。今大きな地震が起きるとなると…

 

「この反応…転移反応ですか」

「おいおい…またかよ!」

「も―次から次に…!こうなったら、先手必勝で現れたら即倒す?」

「巨大化する前にタマゴで潰してクリアする勢い!流石、まな板蛮族!私たちに出来ない事を平然とやっけのける!そこに痺れず、憧れません!」

 

代行者はこの異変を察知し、今日1日で何度も経験した為かウンザリするテイルレッドにいつでもやる気満々なテイルブルーと煽るトゥアール

 

しかし、なのはとレイジングハートは転移反応から見覚えのある魔力反応に

 

「この魔力反応、まさか…!」

『マスター。現れます』

 

 

眩い閃光が広かる中で、3つの人影が見えた。

ブルー・ティアーズを装備したセシリア・オルコットと気を失ったフェイトを背負うアルフと何故かセシリアの胸に埋もれるユーノの姿に

 

「――――――敵ね」

「スク水のメカ娘に犬耳娘とか、ちゃんとジャンルを分けんか!なんじゃ、その統一性の無さは!どれか1つで纏めんかい!」

 

セシリアとアルフの胸部に対する殺気が膨れ上がるテイルブルーが、統一性の無い二人に駄目だしするダークグラスパー。

特にブルーの異常な殺気にプリキュア5全員が怯え震えだし、ドリームとレモネードに至っては泣き出したいレベルである。

 

「―――――待って!」

「なのは、どいて!あいつら殺せない!」

「殺しちゃダメです!あの人たち私の友達ですから!」

 

なのはの必死に流石のブルーも身を引き、なのはは再度アルフ達に向けた

 

「いたたた…急に転移と思ったら、ここは何処だい?」

「解りませんが…何処かの街?ですが、ブルー・ティアーズでは探知が」

「んー!んー!んー!」

「あら、ユーノさん。見た目と違ってその…エッチですのね…ですが、わたくしには織斑一夏と言う素敵な殿方が」

「あー…ユーノ?いくらクロノに『淫獣』って呼ばれて否定していたのに、こればかりは否定できないんじゃない?」

「ぷはぁー!僕にその気は無いからね!第一、セシリアが無理矢理押し付けて…なのは!!?」

「………」

 

こんな状況で更に何かが勃発しそうな空気。まさかの三角関係で修羅場か!?と思った人はいるか居ないか解らないが、なのはは気にせず

 

「ユーノ君、アルフさん!どうしてここに!?」

「なのは!?…ってここは地球!?」

「地球ですって!?」

 

 

驚くユーノとセシリアだったが、背後から襲ってくる鉄球が飛んでくるのに気付いたユーノが咄嗟にバリア魔法のサークルプロテクションを発動させ、鉄球からアルフとセシリア、なのはを守った。

 

「これは一体…!?」

『ユーノ!アルフ!セシリア!君たち無事か!?』

「クロノ!」

「クロノさん!」

「一体どうなっているんだい!?」

『詳しい説明は後だ!今言えるのはなのはと彼女らと一緒にピラミッド型の巨体敵性体の対処を!』

『今データを送るから!』

 

クロノとエイミィからの通信があるという事は近くにアースラが地球に来ていて、なのはと見知らぬ少年と少女達。そして謎の巨大なピラミッド型敵性体

事情は分からないが

 

「セシリア、まだ行けるかい?」

「わたくしは行けますが、先程との戦闘や転移の影響でエネルギーが僅かでスターライトmkIIIもあと一発ですわ」

「判った。君は一度フェイトと一緒に後方に下がって!なのは、あの敵性生物は」

「あれはアローンって言って、前にブルーアイランドを襲った巨体怪獣か兵器って聞いたけど」

 

気を失っているフェイトをアルフから引き取り、一度後方に下がるセシリア。

ニュースで知っているなのはも詳しく説明できないが、2つの鉄球がなのはを狙うも、キュアドリームとアルフがそれと止める

 

「なのは!」

「今だよ!」

「はいっ!」

 

ディバインバスターを放すなのは。残った鉄球1つで防ぐピラミッド型のアローンだったが、その隙にキュアアクアとキュアレモネードのかかと落としにピラミッド型のアローンを落とし、同時にディバインバスターで鉄球1つも破壊した

 

「よしっ!」

「後は相手のコアの場所が判れば!」

 

思わずガッツポーズするカズヤに、トゥアールが発したコアにユーノは

 

「コアって、あの巨大敵性体の?」

「はい。今判る範囲ではあのアローンと呼ばれる敵性体に何処かにコアがあるみたいのですが…」

「憶測じゃ、アイツの中央にあると思うが…確信も無いしあの巨体にバリアじゃ、簡単に割れない。何処にあるのか判らずしまいだが…」

 

トゥアールとカズヤ、ダークグラスパーの説明にユーノは

 

「それなら僕の探知魔法で、もしかしたら!」

 

そう言いながら、ユーノは探知魔法で相手の中心を調べた。

あれだけの巨体と熱量なら…

 

「見つけた!君ら言う通り、あの怪物に中央にコアがある!」

 

ユーノからの報告に、確信を得たが…問題は

 

「後は、どうやって倒すかだな」

「えぇ。なのはさんばかり頼るのもあれですが、いい案が」

「……可能性があれば、我を素っ裸にさせたツインテイルズのフュージョニックバスターなら、もしかしたらあのバリアを破壊かも知れんな」

 

ユーノに掴まりながら、安全そうな場所まで飛びながら移動し、作戦を練るカズヤとトゥアールだったが、ダークグラスパーは一度経験したツインテイルズの合体技を思い出し、それを案に出す。

3人はお互いの持つ仲間の特徴を合わせて――――――

 

「――――――と言う訳だ。全員行けるな?」

「「OK!(Yes!)」」

 

カズヤが全員に指示を出した。即存の今のメンバーで連携も今更だが分からないが、それでも今やらなちゃ行けないことを…

 

「無駄な足掻きはお終いです…消えなさい」

 

代行者はピラミッド型のアローンに命令を出そうとした刹那…

 

「……悪いが仲間や知り合いを傷つけた代償。今すぐ払ってもらうぞ」

「おや。あの邪魔な五神の長に乗っ取られた塵芥の知り合いで…」

「……黙れ」

 

キョウスケのストレートパンチが代行者の左頬を殴る

口を切ったのか、血を吐く代行者は睨むようにキョウスケを見る

 

「私に血を…!許しませんよ、人間!」

「…言っておくが、今日は少し機嫌が悪い。」

 

両腕をカラスの黒い羽に変えながら広げ、飛行し襲う代行者に対し、キョウスケは再度力強くジャンプして代行者をもう一度攻撃を仕掛ける。

飛行できないキョウスケだったが、足元に丸い魔方陣が現れ、それを階段のように踏みながら上がる

 

「なぁ!?」

「二撃、火縄!」

 

掌から発する火球を放すキョウスケに、左に避ける代行者だったが先程いた筈のキョウスケの姿が見え…

 

「ここだ」

「―――――ッ!?」

 

いつの間にか目の前に現れたキョウスケの拳が正面から来る。それを咄嗟に右に避けた瞬間。

先程キョウスケが放った火縄の火球が、蝶の形をしたエネルギー波が代行者の右耳を掠る

 

「これは…!?それにプリキュア、いつの間に…!」

「作戦成功だね!」

「あぁ。正直俺も驚いているさ。本当に魔法があるなんて…な」

 

キョウスケとキュアドリームが軽く目線を向けた先には、トゥアールとカズヤと共にいるユーノが必死に魔法陣を張ってサポートをしている姿があった。

キョウスケとキュアドリームの足元に魔法陣を張って動けるようにしたり、別々の場所にいる複数の人や物を同時に同じ場所に転送する高位転送魔法のトランスポーター・ハイを使って転移して移動させたりとしていた。

 

「――――――それに頃合いだろ」

「――――――!?まさか!」

 

 

気付いたら自身とキョウスケが、いつの間にかいるキュアドリームはアローンから離れていた。知らない間にユーノのトランスポーター・ハイによって離れた場所に移動させられていた。キョウスケとキュアドリームは囮で本命は…‥

 

「「ハァァァァァァァァァァ!!」」

 

ピラミッド型のアローンに向かって走り、ジャンプしながらルージュとアルフが右側の鉄球を、レモネードとアクアが左側の鉄球を叩く。

 

「邪魔な鉄球さえ無ければ!」

 

吼えるアルフは力強く拳を込めて、格闘攻撃と同時に相手のバリアに割り込み、干渉・破壊する補助魔法の『バリアブレイク』を、ルージュの『プリキュアルージュファイヤー』が炸裂し、同時に左側の鉄球も『プリキュアレモネードフラッシュ』と『プリキュアアクアストリーム』が鉄球を破壊した。

 

「すごい!さっきまでの傷も治すなんて、魔法凄すぎでしょ!」

「はい!これならイケますよ!」

「あんたら驚き過ぎだって」

「そうよ、二人共!まだ終っていないわよ!」

 

 

魔法に驚くルージュとレモネード。それも驚いても仕方がない。

ユーノの『フィジカルヒール』

対象者の肉体的な負傷の治癒のための魔法で、怪我が大きいとすぐには回復を期待できないが、今はそこまで必要は無い為それを使い、キョウスケ以外のメンバーの傷を治療した。

鉄球を破壊され、残ったビームを放そうとするも

 

「プリキュア・ミント・プロテクション!」

 

キュアミントのバリアによって強力なビームを防がれ、威力が落ちたところで

 

「夢にまで見たツインテイルズとダークグラスパーさんの合体技ですわ!皆さん頑張りましょう!」

「なぁ、メガ・ネよ。あのイエローは何故あそこまでわらわと一緒に必殺技を撃ちたいと駄々をこねるのじゃ?」

「んー…そりゃ、敵対関係と言われているうち達が一時的とは言え協力関係になっているわけだし、少し前の特撮的なノリと違うん?」

 

妙にハイテンションなテイルイエローにブツブツとメガ・ネに問うダークグラスパー。

敵対しながらも現れる強敵に一時的に協力体制で共に立ち向かう展開は前までの戦隊ものにはあった。

それと同じ理由だろうと思うメガ・ネに、流石のメガネ大好きでエロゲーとストーカーが趣味のイースナには解らないが、一方で

 

「行くぞ、ブルー!イエロー!ツインテールを…ツインテールの可能性の力を信じるぞ!ウォォォォォォ!燃えあがれ、俺のツインテールよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

「ツインテールの可能性って…どんな可能性よ。あと何燃やす気よ!?」

「久々の合体技!こんな展開が待っていましたわ!あぁ…胸が熱くなりますね!!」

「ぁん?」

 

熱い展開にワクワクと胸を揺らすイエローに睨むブルーを落ち着かせようとするレッド。三つ編み属性(トライブライド)を使って、各人の武器を合体させた必殺の巨砲『フュージョニックバスター』

巨砲のトリガーを任されたレッドに左右にブルーとイエローが支える

 

「良いですか、レッド!今度こそ、『ファイヤー!』で発」

「(ガチャ)あ」

「またですのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!?」

 

最初の時もそうだったが、またファイヤー!のタイミングを間違えフライングで撃ったテイルレッドに、慟哭するイエローの叫びが響いた。そして向こうでは

 

「言い忘れておった!トゥアールよ!今更であるが、この戦いが終わったら久々にそのおっぱい、わらわの顔を埋めてパフパフさせて……」

 

サラッというダークグラスパーの発言に震え、嫌がるトゥアールだったがテイルブルーに『そんな邪魔な脂肪!引き千切ってあげなさいよ!』とサラッとこっちは怖いことを言われる。どっちが悪役か分からない

 

「――――って!?己等、またフライングをしおったなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!えぇい!ダークネスゥゥゥゥゥゥ…!バニッシャー!!」

 

ダークグラスパーの完全開放(ブレイクレリーズ)

弓型に変形した専用武器ダークネスグレイブに漆黒の矢を番え放つことで、漆黒の矢が∞の形に破壊をもたらすダークグラスパーの最大の必殺技。

 

折角の燃えるシチュエーションが!と叫ぶイエローと……レッドのフライングのせいで崩れた

フュージョニックバスターとダークネスバニッシャーが、衝撃とぶつかい合う轟音が響く。

アローンの分厚い装甲とバリアが四人の必殺技が届かないが、それでも四人は

 

「「まだまだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

 

敵味方関係なく四人の心が重なり合い、そして更に叫ぶ。

 

「「フュージョニック・ツイン・ダークネスバスタァァァァァァァァァァァァ!!」」

 

四つの閃光が三つ編みの如く結ぶようにかみ合い、アローンのバリアが、装甲が砕け、露出した赤く光る球体。アローンのコアが見える。しかし、アローンも再生しようと装甲が塞ごうとした瞬間

 

「――――――――――リミッターカット。スターライトmkⅢ、最大出力!」

 

スコープ越しから見える紅い球体に目掛けて、セシリアは抑えた。

ユーノから作戦の最後の二撃目…それを任され、答えるようにトリガーを引いた

 

「――――――――ファイヤ―ですわ!」

 

ツインテイルズたちから、かなり離れた後方のビルの屋上から放たれた閃光はアローンのコアを貫いた。

 

コアを壊され、崩れそうになるアローン。しかし、残ったエネルギーを放出しようとする中で、カズヤは「あーやっぱりこう来るのか」と呟く。

 

「計算通りでしたね」

「コアだけ壊れて済む話じゃなかったしね」

 

トゥアールもユーノも同意する表情に、慌てても良い状態にも拘わらずその場にいた全員が上を見上げた

 

光輝く桃色が、高出力のエネルギーがなのはとレイジングハートに次第に集まっていく。

なのはは集まった高出力のエネルギーをアローンに向けて放った

 

「――――――全力全開!」

 

その叫びに、誰かが言った…

 

「「―――――何あれ…魔法って何だっけ?」」

 

………っと。

 

「スターライトブレイカァァァァァァァァァァァー!!」

 

巨大な砲撃がアローン全体を覆うように光が落ちた

 




久々に更新お待たせしました!長くお待たせしてしまいスミマセン。

正直アローン戦をどうするか迷いました。ビビオペ本編はドッキングからのファイナルオペレーションですから、簡単にゴリ押しでやるより、このメンバーでどうやるか悩みました;;

が、ユーノ君が居なかったら詰んでた。書いててユーノ君有能じゃね?って思いました(殴
セシリアも何かとおいしい所取ったりと、IS組で一番頑張っています(一夏はツッコミで頑張っています。)でも、悪乗りしたらテイルブルーに色かぶりとか言って剥がされるエロ坦にもなる寸前でした。(そして色んな意味で敗北するブルー)

折角熱い所でフライングするレッドwまたか!と言っちゃうイエローとダークグラスのコンビは楽しかったです。あと合体技名は適当に決めました

最後に安心と安定のなのはさん!魔法とは?と言わしめるスターライトブレイカー。…矢張りなのはさん一人でもゴリ押しでイケるんじゃね?と思ったのは内緒です。


順番逆ですが、何かが出るフラグwでもまだ因子が足りない
因子が集まれば、フュー〇ョンやブラッ〇ホールも出る始末…ヤダ、この世界(某ロリ俺っ娘なBBAやら某コレクション集めの館長が待っているので、軽く地球終ってます)


同時にニュースターズも書いていたのですが…書いてて微妙になったので書き直す予定です(土下座)







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