僕と逆転とAクラス   作:金細工師

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10話、ムッツリーニ・・・やっと出番だぞ、おい

今回オリキャラ&原作改変有です
ご注意を


愛子と性識者とグループB 

僕は未だに衝撃を受けている。

 

勿論、それは須川君だ。

 

目の前で起こった光景。

 

Fクラスの須川君が、美波どころか姫路さんまでも1人で葬り去った。

 

しかも一撃。

 

恐ろしい伏兵に、僕は勝てるか心配になってきた。

 

 

須川君が決勝行きの切符を手に入れ、グループAは終焉。

 

次はグループB。

僕らからはムッツリーニと工藤さんの保体コンビだ。

 

 

 

康太side

「・・・・・・愛子」

「ん?何?康太君?」

「・・・・・・まだ、付き合ってる事は言ってないよな?」

「うん。まだ2人だけの秘密☆」

 

誰にも言っていないが、俺と工藤愛子は付き合っている。

 

事の発端は2年の終わり。

修了式の後に呼び出され、告白された。

 

とても嬉しかった。

自分自身、愛子の事は密かに好きだったが、ライバルという呪縛のせいでなかなか素直になれずにいたし、

告白された時は頭がショートしたくらいだ。

 

愛子と歩み始めて3か月。

 

愛子と共に、俺は栄冠を勝ち取る。

 

 

康太sideout

 

 

「ね~雄二、グループBは誰か強いのいる?」

「強いて言えば久保の弟がいるくらいだな」

久保君の弟・・・確か・・・良光君だっけ?

 

 

「まあ、奴らがムッツリーニと工藤に通用するかの問題だが・・・保体が出たらTHE ENDだろう」

「確かに・・・」

この学校でこの2人が手を組んだら、保体で敵うのは教師が束でかかるしか勝てなさそう。

 

「ムッツリーニ達も順当に上がってくるだろう、決勝は気を付けといたほうが良いな」

「・・・伏兵須川君もね」

「・・・ああ」

ムッツ~リーニに気をとられ~~須川~く~んにKO☆RO☆SA☆RE☆RU♪

〇'zの某曲っぽく歌ってみよう!

 

 

 

「お~し、明久・・・Bの決勝行くぞ~」

「早っ!!何でこんなに早いの!?」

「多分、あいつらが試合をサクサク進めるからだろう」

「・・・あー」

妙にこの意見には納得できる。

 

「・・・・・・愛子、次はグループ決勝。引き締めていくぞ!」

「分かってるよ!康太君!!」

 

「まさかの伏兵の出現から1時間経ちました、早くもグループBも頂上決戦です!!

 両チーム、拍手でお迎えください!!」

88888・・・・・・

 

「先に現れたのは、またも3年Aクラスからの刺客、似た者同士の2人が決勝への道を突き進む!!

 土屋康太君、工藤愛子さん!!」

 

「ムッツリーニ!!!決勝行けよ!!」

 

 

「あはは・・・吉井君も元気だねぇ」

「・・・・・・明久・・・・・・」

 

「対しますは、2年生!何と学年主席、次席がコンビを組みました!凶悪軍団3-Aを止めるか?

 久保良光君、矢中哲君!!」

 

「初めまして先輩方、いつも兄が迷惑かけております・・・」

「いや、ボクたちは大丈夫だよ。・・・迷惑かけてるのは吉井君だけだから」

「・・・・・・明久、ドンマイ」

 

 

「どうした、明久」

「いや、何か寒気が・・・」

 

 

「あれ?ところで君は?あんまり見ない顔だけど・・・」

「初めまして!!俺、矢中哲て言います!1年の終わりに転校してきました!!」

「へ~え・・・ボクと一緒なんだ。ボクも1年の終わりに転校してきたんだよ」

「そうなんすか!?何だか滅茶苦茶慣れ親しんでるみたいですけど・・・」

「まあ、すぐ慣れると思うよ。・・・だけど、転校してきたからって、手は抜かないからね~」

(・・・・・・俺)

(僕・・・・)

((・・・・・・空気?))

 

「両者、よろしいでしょうか?」

「おっとっと、それじゃ始めましょうか」

「ボクたちに通用するかな~?」

「・・・・・・(コクコク)」

 

教科・・・・・・保健体育

「!!康太君!!」

「・・・・・・今日は運が良い」

 

 

「雄二・・・ムッツリーニ対策を考えよう・・・」

「・・・・・・ああ」

 

「先輩方には負けません!!」←2人が保体超人という事を知らない

「本気で行くぜ!!良光!!」←もちろん知らない

「「試験召喚(サモン)!!!」」」

 

2年 Aクラス

久保良光&矢中哲

保健体育

422点&497点

 

「・・・・・・愛子、秒殺で行こう」

「了解!!」

 

「試験召喚(サモン)!!」

「・・・・・・試験召喚(サモン)」

 

 

3年 Aクラス

工藤愛子

保健体育

812点

 

「「!!!?」」

 

 

「は、はっぴゃくとぅえん!!?」

「工藤も人間を超越したか・・・」

 

 

「どう?康太君。ボクも800は取れるよ!」

「・・・・・・まだ、俺の域は遠いな、愛子」

「ほぇ?」

 

3年 Aクラス

土屋康太

保健体育

940点

 

 

「「!!!!!!?」」

 

 

 

「ム・・・ムッツリーニ・・・これはもう、神の領域だよ・・・」

「寡黙なる性神(ムッツリオブムッツリーニ)・・・・・・」

「何それ!?」

「ムッツリーニの領域を超越したムッツリーニに与えられる称号だ。

 ・・・1000年・・・いや、1万年に1人位しか出ないだろう・・・」

「ムッツリオブムッツリーニか・・・」

 

 

「康太君・・・?何その点数・・・?」

「・・・愛子、驚いてないで行くぞ」

「あっ、うん」

 

 

「ヤバくないか、良光・・・」

「うん、現実的に考えて、これは無理」

 

 

「・・・・・・加速」

「ごめんね~矢中君」

 

 

ズバババ・・・・・・

 

 

2年 Aクラス

久保良光&矢中哲

保健体育

0点

 

「勝者、3年Aクラス土屋康太、工藤愛子」

 

「グループBもとんでもないことになりました!!何と全ての試合を秒殺で大楽勝!!

 土屋康太&工藤愛子ペアが圧倒的な実力で決勝へ進みます!!」

 

 

 

「やったよ康太君!!」

ぎゅぅぅ~っ!!

「・・・・・・愛子・・・苦しい・・・///」

 

 

「先輩方、完敗です・・・」

「まさかあんな点数取れる人間がいると思いませんでした・・・力不足です・・・」

「本当にごめんね・・・ボクたち、保体が大得意だから・・・」

「いいえ、仕方ないですよ。運も実力の内ですから・・・」

「とりあえず、先輩方・・・決勝進出おめ!!」

 

 

「サンキュ!じゃ、またね☆」

「・・・・・・愛子・・・くるしっ・・・そしてまた俺は空気っ・・・」

 

 

「結局、順当にムッツリーニと工藤さんが決勝進出か・・・」

「ああ・・・さてと、次は俺だな」

「決勝行けよ!パートナーが霧島さんなんだから!」

「ああ、お前らも上がってこいよ!!」

「もちろんだ!!」

 

グループBはムッツリーニと工藤さんが決勝進出を決めた。

 

 

さあ、次は雄二と霧島さんだ!!

 




見て分かるように、久保君の弟である良光君。
pixivに投稿した時は学年不明だったんで、1学年下にしたら面白いなと思ってこうしました。

そしたら、10.5巻で良光君は文月に入学すらしてない事が判明しましたw

まぎれもなく原作改変ですが、気にしない気にしないw

そして、またチート並みの能力の奴がいますが気にしない気にしないw

ムッツリーニと工藤さんが付き合ってる設定も気にしな・・・気にするかw

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