僕と逆転とAクラス   作:金細工師

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小説とは関係ないですが、2013年の冬アニメは4つほど見てました。

因幡→腐向けと嫌われまくり(男でも見てるw)
さくら荘→原作改変多(不満足)
たまこ→途中から物語自体が分からなくなる(どこで記憶が・・・)
俺修羅→愛衣ちゃん出るの遅い(一番期待してたので不満足)

春の方はニャル子しか決まってません・・・
誰かおすすめお願いしますw

さて、本題に戻って今回は清涼祭が終わりますw
決勝を1話で終わらせるという・・・ねw



死闘と決着と清涼祭終焉

乱戦が・・・始まる・・・

 

「さぁっ!!会場の皆さん!!準備はよろしいですか!!」

 

うおおおっ!!!!!!!!!!!!!!!

 

「いいですねぇ~!!まさにムードは最高潮!」

 

修也のマイクで会場は最高に盛り上がっている

無様な試合は出来なさそうだ

 

「それでは!!決勝を開始します!!」

 

対戦科目 総合教科

 

「ここまで勝ち抜いた強者達の究極の戦い・・・では・・・Ready Go !!!」

 

「「「「「「「「「「「「試験召喚(サモン)!!!!!」」」」」」」」」」」」

 

3年Fクラス

須川亮&横溝浩二

4658点&4545点

 

3年Aクラス

土屋康太&工藤愛子

4797点&4802点

 

3年Aクラス

坂本雄二&霧島翔子

4877点&5000点

 

2年Aクラス

芽吹咲来&蒼井真鈴

4696点&4777点

 

3年Aクラス

木下秀吉&久保利光

4688点&4913点

 

3年Aクラス

吉井明久&木下優子

4692点&4894点

 

 

うおおおおっ!!!?

ちょっ!!!?

 

「全員4000点台だって!?」

「横溝君そんな点数取れるの!!?」

「俺は数学以外なら点は取れるようになったんだ!!」

「まさかね・・・!須川君、ムッツリーニ、秀吉、雄二・・・気を付ける奴が多いな・・・」

 

「先輩方!油断してますけど、もう始まってますからね!!!」

「うおっと!?」

 

ガキィンッ!!

 

魔法の杖のような棒のような武器を持った召喚獣が襲ってきた

不意打ちだったが、何とか剣で受け止めた

くうぅっ!策士め!やりおるな・・・

 

「ちぇっ、僕は君たちから潰す気だったのになぁ」

「油断しとくのは今の内ですよ!!」

「私達のコンビは無敵です!!」

「そう!!オタ道魂(スピリッツ)は無限大(フォーエヴァー)!!!!」

ピカーッ!!

 

「くっ!?腕輪か!!」

「・・・・・・ちょっと不味いな」

 

「なっ!?ちょっ」

「あなたをまず消します!魂(スピリッツ)!!!」

「ぐうっ!?」

 

僕の召喚獣に巨大な気弾が飛んでくる

くそおっ!!・・・ゴメン優子、僕は・・・僕は・・・

 

 

 

 

なわけないじゃないか。

とっさに召喚獣を移動させる。

大きな気弾をよける事くらい、僕には効かん!!!

 

「!?うそでしょ!!?」

「ガラガラだっ!!」

「隙あり!!!」

「須川君!?」

隙が大ありな真鈴ちゃんに斬撃を叩き込もうとした所に、狙っていたかの如く須川君もやってきた

 

ズガガッ!!バキッ!!

 

いかにも痛々しい音が聞こえた。

立ちこもる煙が晴れると、

 

2年Aクラス

蒼井真鈴

総合教科

0点

 

そこには真鈴ちゃんの召喚獣が無残な姿で横たわっていた。

 

 

「おおっとぉぉ!!!とうとう脱落者が出ました!!!

 グループDの覇者の片割れ、蒼井真鈴が須川君と明久の攻撃をまともに食らってノックアウトォ!!

 これで残りは11人!!」

 

「うそぉん!!」

「やるじゃん須川君!」

「そっちこそ!やっぱりお前が一番の敵だな、吉井!」

 

「ふん!ムッツリーニ・・・やるじゃねえか・・・」

「・・・・・・そっちこそ・・・さすが元神童・・・」

向こうではムッツリーニと雄二がやりあっている。

ムッツリーニも雄二もいいペアがいるからな・・・

いたらいたで障害になる。

・・・となれば・・・

 

殺るしかない!

 

「工藤さんと霧島さんは・・・」

あの2人のペアを探す。

 

「くっ・・・愛子・・・強くなってる・・・!!」

「霧島さんこそ、より強くなってるね~!!」

「僕も混ぜてもらうよ!!!」

「久保君!?ちぇっ、強いの増えちゃったよ~!!」

 

「いたっ!!」

ターゲットに加えて、久保君までいる。

狩り時・・・って待った・・・

あの近くに誰か・・・いる・・・?

 

「・・・・・・竜巻(トルネード)!」

「!?横溝君!?」

「いつからそこに!!?」

「不味い!雄二っ!」

 

腕輪を発動した横溝君の召喚獣から放たれた竜巻が、3体の召喚獣を飲み込んだ。

すると・・・

 

3年Aクラス

工藤愛子

総合教科

0点

 

3年Aクラス

霧島翔子

総合教科

0点

 

3年Aクラス

久保利光

総合教科

0点

 

やっぱり腕輪は強い・・・

けども!

隙ができるのが腕輪のデメリット!!

 

「甘いよ!!」

「なっ!!よしいっ!?」

 

ズバシャッ!!!

 

一瞬で、横溝君を切り裂いた。

 

3年Fクラス

横溝浩二

総合教科

0点

 

「あ~~っとぉ~~~~~!!!一気に4チームが片割れを失いました!!!

 現在はチームFのみが2人残っている状態!!

 これはどうなるのか!!」

 

「翔子!?くそっ!!」

「・・・・・・愛子・・・!?」

「久保・・・お主の力・・・しかと受け取った!」

「横溝の分までやらねば・・・!」

 

「覚醒(アウェイキング)!!!」

 

「来たっ!!」

「不味いぞ!」

とうとう須川君がリミッターを解いた

 

3年Fクラス

須川亮

総合教科

46580点

 

 

「くそっ!こりゃキツイな・・・」

「翔子がいればもう少し楽なんだが・・・」

「・・・・・・不覚」

「何ですかあの点数!?」

「須川・・・恐ろしい奴じゃな・・・」

「須川君・・・大変な人を敵に回した気がするわ・・・」

 

 

 

 

「さあて、誰から殺ろうか・・・」

 

「!?ヤバい、優子がっ!!」

「木下さん、隙あり!!」

「へっ!?」

「逃げろ優子!!!!」

 ズバァッ!!!

 

「討ち・・・・取ったり・・・」

 

3年Aクラス

木下優子

総合教科

0点

 

「うそっ・・・ごめんね・・・明久君・・・」

「大丈夫だよ優子・・・けど・・・須川君をどうにかしないとな・・・」

あの覚醒須川君を止めないと、連覇の夢は藻屑と消えるだろう。

 

 

「ここで木下優子さんまで倒れました!!

 とうとう全チーム残り1人!!

 ここからがサバイバルゲームの真骨頂です!!!」

 

 

「くっ・・・今回はなかなか来ないな・・・」

僕は須川君を止める方法があるとは思っていた。

けどなかなかそれが出来ずにいる。

今回はなんだか来ない。

グループ決勝では、あっさりと発動したのに・・・

須川君を止める方法、それは勿論・・・

 

 

コ〇モスラッシュだ。

 

 

どうやら見た所、姫路さんや修司の熱線と同じような一撃必殺技の様子だった。

あれさえ発動すればなのだが、なかなかこれが今回発動しない。

 

 

「先輩何悩んでるんですか?隙が大アリですよ!!」

「くっ!?また不意打ちか!!」

ガキンッ!

 

3年Aクラス

吉井明久

総合教科

4255点

 

「くっ・・・何で君たちは不意打ちばかり・・・」

「油断している先輩が悪いんです」

畜生・・・この娘達も何だか邪魔な存在なんだよな・・・

 

「・・・・・・加速」

「!?何ですっ」

ズバシャッ!!

 

「・・・・・・お前もだ」

「へ・・・?ムッツリーニ・・・・?」

「わ・・・私も・・・油断・・・してたん・・・だ」

 

2年Aクラス

芽吹咲来

総合教科

0点

 

「うおおおっとぉぉぉ!!!!2年生の希望、芽吹ちゃんが倒された!!

 Dチーム全滅!!!

 後は5チーム、オール3年生・・・そして男の戦いだ!!」

 

「ふふっ・・・やるじゃんムッツリーニ!!」

「・・・・・・さすが明久だ・・・」

咲来ちゃんを討ち取ったムッツリーニと対戦。

やっぱりムッツリーニは疾い!!

 

「ワシも参戦させてもらおう!」

「秀吉!?」

「・・・・・・予想外っ・・・!」

ムッツリーニと熱戦中に秀吉の奇襲。

くそっ!!不意打ちばっかだ!!!

 

「うん?吉井、木下、土屋・・・まとめて潰してやる!!」

「なっ!?須川君!?」

「しまったぞい!!?」

「・・・・・・不覚!?」

須川君が急に現れた・・・

これはマズ・・・

ん、ちょっと待った!!

 

ピカ~・・・・

 

 

 

キターッ!!!!

 

オダ〇ージみたいな事言ったけど、そういう話してる場合じゃない!!

 

「これで・・・百人力だ!!」

「なっ!?しまった!!吉井から離れろ!!」

「・・・・・・さらに不覚っ!!!!」

「袋の鼠じゃぁっ!!」

 

「必殺機能(ひっさつファンクション)!!!!」

 

 

ズドゴォッ!

ズババババッ!!

ズドシャーン!!!

 

巨大な斬撃は、須川君どころかムッツリーニや秀吉を巻き込んで壁に衝突した。

 

3年Fクラス

須川亮

総合教科

0点

 

3年Aクラス

土屋康太

総合教科

0点

 

3年Aクラス

木下秀吉

総合教科

0点

 

勿論、衝突場所からは煙が上がり・・・無残な召喚獣が3体ほど転がっていた。

 

「うわああっ!!下剋上がっ・・・」

「・・・・・・無念っ・・・!」

「久保、葵殿・・・・すまんのじゃ・・・・」

 

 

 

須川君は片づけた。

でも僕にはまだやらないといけない事がある。

・・・・・・そう。

 

 

「皆いなくなっちまったか・・・

 さてと・・・

 テメェとは決着をつけねぇとな・・・明久・・・!」

 

悪友との・・・最終決戦を!!

 

「何と何と怪物須川君までダウン!!

 残ったのは2人!!

 さあ決勝もクライマックスに突入していきますよぉっ!!!」

 

 

「雄二・・・今まで目立つ動きをしてないと思ったら・・・

 僕たちが潰し合う様子を伺ってたのか・・・!」

「ああ・・・お前らが潰してくれて好都合だ」

ちっ!こういう時に元神童はやってくれるな・・・

 

「さて・・・明久・・・行くぜっ!!

 武装(メイル)!!!」

 

「ぐっ・・・苦しい・・・」

雄二の腕輪が発動。

持っていた棒がいかにも強そうなショットガンに変わった。

 

「おらっ!」

「あぶっ」

 

 

バシュッ!

 

3年Aクラス

吉井明久

総合教科

3555点

 

「なっ!?一発で700点!?」

「見くびったな明久ぁ!!俺の作戦にずっぽりハマりやがって!!」

これは苦しい戦いになりそうだ・・・

一発当たれば700点も削ぎ落とす銃弾を持つ雄二と、

必殺技を使い切った僕。

誰にも雄二が圧倒的有利だという事は分かっていた。

 

「くそっ・・・何か策があれば・・・」

「明久隙あり!!」

「なぬっ!?」

 

バシュン!

 

3年Aクラス

吉井明久

総合教科

2155点

 

「嘘だろっ!!僕が・・・負けるのかっ!!」

「おらおらどうした!!」

 

バシュバシュン!!!

 

3年Aクラス

吉井明久

総合教科

55点

 

「明久君!!!」

「くそっ!!!」

「明久・・・これで終わりだっ!!」

「畜生!!!!!」

 

終わった、僕の夢は・・・

優子との夢は・・・・

皆この悪友に・・・

 

ピカーン!!

 

「なっ!?」

「へ・・・?」

 

僕の召喚獣の体が光る。

・・・まさか!!

 

「必殺機能(ひっさつファンクション)!!!」

間もなく僕は・・・声を張り上げた。

 

ズドドォン!!

ズバシャアアアッ!!!

ズドゴォォォン!!!!

バキバキッ・・・・

 

「な・・・・なにぃぃっ・・・!?」

「へ・・・へ・・・?」

 

 

3年Aクラス

坂本雄二

総合教科

0点

 

「ああああっとぉぉぉぉ!!!!!!坂本雄二君ノックアウトォォォォォォ!!!!!!

 起死回生の一発が形勢を一気にひっくり返しました!!

 吉井明久君&木下優子さんペアが大逆転優勝!!!!」

 

「や・・・・やった・・・・はは・・・」

「くっそぉぉぉぉ!!!!!」

あそこで発動したコ〇モスラッシュ・・・・

あれが無かったら、雄二が勝っていただろう。

 

それでも・・・

「やったあああああっ!!!!!」

僕たちが勝ったことに変わりはない!!

 

 

「明久くぅん!!!!」

「やったやった!!優子やったよ!!」

 

「畜生!!!!」

「雄二は頑張った・・・私なんか・・・」

「それは・・・すまんかったな・・・翔子・・・」

「でも・・・この大会ではいろいろあったし、嬉しかった」

「ああ・・・これからも人生の伴侶・・・よろしくな、翔子」

「うんっ!!!」

 

 

表彰式を終え、クラスに戻ると・・・

「やるじゃんかアキ!」

「明久君おめでとうございます!!」

「明久!!やるじゃんかよ~見直したぜ!」

「明久~昔とは本当に大違いだったよ!」

「アッキーさんかっこよかったすよ!!」

 

皆が迎えてくれた。

そんな時を過ごし、30分後

 

20:30

「明久君!!」

「ごめんね優子、急に呼び出しちゃって」

解散した後、木下さんと二人きりになれる場所・・・

といっても教室だが・・・

 

僕が連覇を果たした時にする最後の事・・・

胸に抱く優子への想い。

それを吐き出す事。

 

「それで・・・大事な話って・・・何?」

「優子・・・・・その・・・」

「??」

「僕は・・・」

それほど詰まる事か。

もうバカじゃないだろ。

恥ずかしがる事じゃないだろう。

ここで怖がってどうする。

面を向き合って言うのは勇気がいるけど・・・

 

それでも言わなきゃ・・・男の恥だ!!!

 

 

「優子、僕は君の事が好きだ。付き合って下さい!!!」

 




ははは・・・やってしまったよ、やってしまったよ・・・w
自分の欲望を満たしたいが為に・・・

まだ14話目なのにも関わらず、明久告白です・・・
バカだ、さすがバカだ・・・

とりあえず、次回で2章ラストエピソードとなります。
・・・書いてる自分も嫌な予感しかしませんw

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