僕と逆転とAクラス   作:金細工師

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今回は須川君VS英玲奈さん(前編)です。

サブタイにいろいろツッコミたいのは分かります。

どうぞツッコんでくださいw




邪神と覚醒と炎魔人

「「試験召喚(サモン)!!」」

 

たった今、須川君と英玲奈さんの戦いが始まろうとしていた。

 

「あの2人・・・幼馴染だったんだね・・・」

「まさか予想が当たるとは思わなかったが・・・しかも付き合ってたのか」

 

そう、こちらからしてみれば、あの元FFF団の会長須川君に彼女がいたなんて信じられない。

しかも美人とは・・・何故忘れていたんだ須川君!

 

 

須川亮

総合教科

4755点

 

花村英玲奈

総合教科

5611点

 

!!!!!!!!????

 

 

「5600点だって!?」

「英玲奈さんって霧島さんより頭良いの!?」

「これは・・・アタシ達にとっても脅威になりそうね・・・」

「主席の私より点数が上の人はいるのね・・・」

「ふむ・・・ちょっとこれは気を付けないとね」

「ワシらの立場も危うくなるからのぅ」

「・・・・・・油断大敵」

「あらら・・・これは驚かされたね・・・」

 

多種多様な感想を上げる僕達。

 

 

それより気になるのが、召喚獣の装備。

 

英玲奈さんの方は・・・

 

「なんか・・・案外簡素な感じだね・・・英玲奈さんの召喚獣の装備」

「何でだ・・・?もっと強そうな装備かと思ったが・・・」

「あの棒のようなものはなんじゃ?」

 

黒と白のチェッカーの入った黒いワンピースにバールという質素な武器。

 

 

どこかで見たような装備な気が・・・

 

「ねえ雄二」

「ん?何だ」

「あの装備って、ニャ〇子じゃないよね?」

「!!お前に言われて気づいた・・・ニャ〇子じゃないのか?」

「やっぱりそうだったのね・・・」

 

某いつもニコニコあなたの隣に這い(ry

と全く同じ装備だったので、ちょっと驚いた。

 

 

対して須川君は・・・

 

「須川君はカスタでいったい何をしたんだろう・・・」

「何か・・・禍々しいな」

 

全体的にオレンジの重厚な鎧。

鎧には紫のラインがちょくちょく入っていて、頭には立派なトサカの付いた鉄仮面。

 

武器は持っていないけど、手のあたりで何やら燃えている。

 

いかにも、炎の魔人という感じで・・・

 

 

炎の魔人・・・?

 

 

炎の魔人・・・

 

 

そういや、さっきのニャ〇子もそうだが、こいつも何処かで見たことがあるような・・・

 

 

 

「英玲奈・・・やるな」

「当然よ、私は亮が恥かかないような・・・つっ・・・・つつつつ・・・」

「ん?どした?」

「なっ!何でもないっ!!」

「・・・?つ・・・って何だったんだ・・・?」

 

 

考えている間に須川君達もまた意味深な会話をしていた。

何となく聞こえたけど、つ・・・の意味もある程度は理解できた・・・w

 

気付け、須川。

 

 

「さーてと、始めるよ!」

 

 

 

 

「行くよ、亮!!」

 

「来い!」

 

 

 

 

 

「覚醒(アウェイクン)!!!」

 

「なっ!?」

 

 

!!!!???

 

 

花村英玲奈

総合教科

56110点

 

 

「須川君と・・・同じ能力・・・」

「あの女・・・凄い奴かもな・・・」

「・・・・・・危険人物・・・」

「怖くなってきたわね」

 

 

英玲奈さんがいきなり腕輪、しかも須川君と全く同じアウェイクン。

これは・・・意外な展開・・・

 

 

「英玲奈お前もか・・・!」

「そうよ、私は亮と同じ腕輪の持ち主、中国地方予選は腕輪の能力でみんな倒しちゃった」

「チッ・・・やるじゃんかよ・・・じゃあ・・・」

 

「俺もやらねえとな!!!覚醒(アウェイクン)!!」

 

 

須川亮

総合教科

47550点

 

「須川君も覚醒したね」

「ああ・・・だが須川が不利なのは変わらないぞ」

 

 

「元祖覚醒(アウェイクン)・・・面白いわね!」

「点で負けても、勝負には勝つ!」

 

ガキィン!!

 

 

「くっ!さすが亮ね!」

「英玲奈・・・もっと来い!!」

 

 

「ほぼ互角・・・やっぱり須川君は慣れてるだけあるね」

「ああ、あいつは点差なんて誰よりもお構いなしだからな」

 

バールの攻撃を拳で受け止める。

なかなかやるもんだ、須川君も。

 

 

「なかなか・・・減らないわね!」

「ダメージの一番少ない場所で受け止めてるからな・・・おらっ!!」

「くっ!」

 

花村英玲奈

総合教科

55722点

 

「これだけか・・・苦しい戦いになりそうだ」

「油断してるわよ!!」

「っ!?」

 

ガキーン!!

 

 

須川亮

総合教科

38547点

 

 

 

「凄い減ったね・・・!」

「須川これだとまずいんじゃないか?」

 

幼馴染、いや恋人に押され気味の須川君。

ちょっと心配だな・・・

 

 

~~亮 side ~~

いつもなら押し通しの俺が押されている。

 

しかもその相手が幼馴染とは・・・

 

点差もあるし、覚醒持ちとは予想外だった。

 

まだ奥の手は残っているけども、まだダメージが足りないか・・・

 

「おりゃっ!!」

「ぐっ!!」

 

 

須川亮

総合教科

28448点

 

 

またかなり減らされる。

ちょっとキツイが・・・

 

「やるな・・・英玲奈・・・」

「この召喚獣の怖さはこんなもんじゃない!バール変化!」

「なっ!!?」

 

英玲奈の持つバールが光を纏った瞬間、大きな剣に変わった。

 

 

「くっ・・・そんな奥の手が取ってあったか・・・!」

「おりゃっ!!」

「くそっ!」

 

須川亮

総合教科

18751点

 

 

覚醒した時の点数のすでに半分を切った。

かなり現状は厳しいが、そろそろ俺も奥の手を出さないといけないようだ。

 

「英玲奈、やっぱりお前は強い」

「亮に認めてもらえるのは嬉しいな」

「けど・・・ここまでの俺は本気じゃない!」

「えっ・・・?」

「ここから・・・俺も本気だ!!」

 

このパーツをカスタで付けた意味。

これから出すのが、その答えだ!!

 

「行くぜ英玲奈・・・俺の本気に打ち勝ってみろ!」

「負けない!!」

 

 

 

 

 

 

「炎獄形態(インフェルノモード)!!」

 

 

 




最後・・・w

ネタが分かる方は分かると思います。

・・・レ〇クスさん、今何してるんだろう・・・w

そして、英玲奈さんの召喚獣はニャ〇子でした。

どうでもいいですが、ニャ〇子最近2期が始まりましたねw

そのニャ〇子を見てるからネタにしましたw

全然イメージ違いますが・・・

次回は後編、インフェルノモードに突入したイ〇リート、ニャ〇子に襲撃・・・?

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