僕と逆転とAクラス   作:金細工師

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今回から1日目の夜編が開始ですw

素直にネタに走りますw

おかげで駄文になりそうな気しかしません…

一応自分でも今回は駄文だと思ってます。


疲労と食材と料理対決

ドガッ!バキッ!!

 

「あんた、やるやないの!」

「そっちこそ、なかなかのもんじゃのぅ」

 

「さすがに四国から上がってきただけの事はあるみたいだね」

「当たり前じゃけん!四国は激戦区だったからのぉ!」

 

秀吉と久保君達が、大阪から来た優奈ちゃんと高知の竜真君と戦っている。

 

 

「腕輪発動じゃ!刀狩(ウェポンレス)!!」

「なっ!?武器がなくなっとる!?」

「今じゃっ!!!!!」

「んぐっ!!!」

 

 

ズドシャー!

 

 

地面に倒れる優奈ちゃんの召喚獣。

秀吉が隠されていた腕輪の能力で勝利を捥ぎ取った。

 

 

久保君達の試合も、接戦の末、久保君がギリギリ戦いを制した。

 

 

その後も戦いは続き…

中本ブラザーズが、横溝君と咲来ちゃんを破る波乱があったり、

霧島さんが圧倒的すぎる力で矢中君の召喚獣を放送事故レベルに追い込んだり、

ついには霧島さんVS英玲奈さんの才女対決が実施されて、見事な相打ちになったり。

とにかくいろいろあって、非常に大変な1日目だった。

 

 

「お前たち、1日お疲れだったね」

「本当にそうですよ学園長…」

「2回目なんか、回復試験受けてだからな…」

「頭もフル回転で疲れるのも無理はないじゃろう…」

「……死ぬ気だった…」

「…残念だが、今日は後1つ仕事が残ってるからね」

「はぁっ!?冗談じゃないよ!!?」

「まだ疲れないといけないのか!?」

「落ち着きなガキ共」

 

一体何を考えているんだこのババアは…

まだ働かせるの…?

週7シフトのミニコンじゃないんだから…

 

 

「今、調理室にたくさんの食材が置いてあるさね、今日最後の仕事はその食材で晩飯を作るってことさ」

「あっ、それならいいや」

「なんだ、そんな事か。余裕だな」

「……俺にとっちゃ日常茶飯事」

 

何だ晩飯を作ることか~

てっきり重労働かと思ったら全然違った。

料理は得意だし、むしろ好都合だ!!

 

 

「さてと、行くか明久」

「ああ、一肌脱ぎますか!!」

 

 

雄二と共に調理室に向かった。

 

 

「そういえば…アタシ、明久君の料理食べたことないや」

「へーっ…意外だね優子、まあボクもだけど」

「吉井は料理上手。雄二から聞いた」

「そうなんだ…ちょっと期待しちゃうな」

「ふふふ…優子はかわいい」

「ちょっ!?からかわないでよ///」

 

楽しそうな会話が後ろから聞こえた。

 

 

「うわぁ…唖然としかできない量だよ…これ」

「これ、全部あのババアが学校の自腹で買ったのか…?」

 

 

調理室の机の上には、たくさんという言葉に収まりきらない量の食材が置かれていた。

何処の料理学校だよ!

 

 

「さてと、さっそく作るか!!」

「ちょっと待った雄二、ここは1つ料理対決といかない?」

「ふむ…面白れぇな!」

「料理対決だって?」

「英玲奈さんに襲われた須川君!?」

「……料理対決なら、俺もだ」

「ムッツリーニまで…」

「雄二には負けたくないから、私もやる」

「うわっ!?霧島さんも来たよ…!?」

「おいおい、代表だけじゃなくて俺ら候補も加えてくれよ!」

「そやそや、ウチらも腕には自信あるんや」

「あたしだって、霧島さんと同じで…彼氏には負けたくない!!」

「吉井先輩!俺も挑戦状叩きつけますよ!!」

「アッキーさん!俺も自信あります!」

 

えらいカオスになってる!!!?

大変だ!大変だ!もう一回言う大変だ!!

 

 

結局、料理対決の輪は広がり

雄二

ムッツリーニ

霧島さん

高野君

優奈ちゃん

英玲奈さん

矢中君

青龍

という9人が参加するという多さになっていた。

 

 

「さてと…何を作ろうか…」

食材はいくらでもある。

つまりは、作る料理は無限に考えられる。

 

よし…

 

「困ってる暇なんかないな!僕は僕の腕を貫き通す!!」

 

シンプル・イズ・ベスト。

僕の脳裏に浮かんだのはその言葉。

僕の腕が一番知っている料理を作りあげる!

 

 

さて、ライバルたちは…

雄二は…ああ、豪快に牛肉を焼いている、いかにも雄二らしい。

ムッツリーニは野菜を中心に料理している様子。女子への気遣いってわけか…w

霧島さんは闇鍋の時と同じように魚を捌いてある。魚料理かな?

高野君は…何を作ってるんだ…?ジャガイモをふかして潰してあるけど…?

大阪府民の優奈ちゃんは…おお…本場のたこ焼きってわけですか…ほうほう…

広島県民の英玲奈さんは…こちらも本場のお好み焼き…なんかシンプルに攻める人多いな…w

その幼馴染の須川君は…まあ予想できたけども、中華料理を作ってる。

2年生の方は…

矢中君も高野君みたいに創作料理で攻めている。何を作っているんだろう…?

青龍はなにやらお湯に麺を投入したみたいで、麺料理を作っている様子。

 

 

さて、敵情視察はこれぐらいにして…

仕上げてしまおう!!

 

 

数分後~

 

「できた!!僕、完璧!!」

 

 

僕の腕が一番唸る料理、それはもちろん…

 

 

「これこそ、僕の全力を詰め込んだパエリアだ!!」

 

パエリアだ。

一体小さいころから何度作ったか…w

それでも、これがやっぱり一番作りやすい。

 

 

「よし、完成だな」

「……お待ちどう」

「できた」

「これでバッチリだ!」

「ウチもできたで~♪」

「焼けたわよ~!」

「我ながらに十分やれた感じだな」

「うし…こんなもんだな!」

「よーし!ゲティ完成!」

 

 

お前らシンクロしてんのかというタイミングで他の皆様が完成。

逆に僕がKYみたいじゃないか!!

まあ何はともあれ…

 

 

「さてと、皆!!実食の時間だ!!!」

 

ここからが、対決の真骨頂だ!!!

 




夜の話を考えるうえで、一番最初に浮かんだのが、料理。

というわけで、料理対決をしてみたw

まさにカオス


とりあえず次回、料理対決後編でございますが…

更にカオスになりそうですw

いや、料理対決の後がもっとカオスになりそうかw

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