古代スタートで頑張ろう   作:ぼっち野郎

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理不尽には理不尽を

 太陽の眩い程の光で杠は目を醒ます。

 変な体勢で寝ていたせいか倦怠感が溜まっているが、それを堪えて瓦礫の上に立ち上がる。

 

 場所は意識が落ちた時と変わっていない。この瓦礫と周りの木々を見ればそれは明白だ。

 太陽を見るに時刻は正午である。この様子だと半日、いや、もしかすると数日間気絶していた。と言うのもアリだ。何故なら......

 

「なんで俺生きてんだろうか」

 

 頭部と腹部、コレらが明らかに異常だった。

 

 まず頭部、彼の髪はまるでペンキを被ったかの様に紅い。どう考えても血液だ。

 腹部もそれに近い状態で、違いがあるとすれば制服の脇腹部分が見事に吹き飛び、それを補うかの様に血がベットリと染み付いている所だろうか。

 更には周囲の瓦礫、そこには素人でもヤバイと分かる程の血液がベットリ染み付いていた。

 

 ......にも関わらず、患部は血が付いているだけで全くの無傷、屋根に持ち上げられた時の骨折も治っている様だ。

 多少体が怠いがそれも貧血という程ではなく、精々朝が怠い程度なのだから恐ろしい。

 

「うへぇ、これじゃ化け物だな。不老不死か?」

 

 試しに落ちていたガラス片で腕を引っ掻く事にしたが、出血はする上、傷が塞がる様子は一向に見られない。即時回復という訳では無いらしい。訳では無いが訳が分からない。ややこしい。

 

 この事象の説明をあれこれ考えるがピンと来ない。

 心当たりがあるとすれば健康な身体をお願いした事ぐらいだが、コレは果たして健康程度の問題で済むのだろうか?能力が二つともクセがあったので此方も一癖二癖強いものなのだろうか?更に色々と考えるが......

 

(....ダメだ、てんで分からない。後にしよう)

 

 この問題は放置することにした。

 分かるに越した事は無いが、コレだと三日三晩寝ずに考えても答えにたどり着けず前回の二の舞になる。やるべき事が山積みなのだ。

 

 杠は瓦礫から飛び降り、身体の調子を確かめつつも瓦礫の反対側のスペースへと足を運ぶ。そして右脚を目の前の空間に突き出した。

 

 すると、五秒ほど遅れて足の裏からニョロニョロと、まるで某国民アニメの多次元ポケットから出てくるお助け道具の様に、一つのスペースハウスが空間を歪めて姿を現す。

 

 まず杠が行ったのは先日と同じく住居の確保、あの瓦礫の山のお陰で分かったが、能力を使うには足の裏から限定らしい。

 その上タイムラグが存在し、更に明確なイメージが必要になってくるようだ。謎仕様過ぎはしないだろか?

 前回は派手に失敗したが、そう易々と同じ過ちは繰り返さない。今度は難なく家の創造を完了させた。

 

「お邪魔しまー、あ、鍵閉まってる」

 

 落ちていた瓦礫でガラス張りの窓を破壊、恐る恐る家に入る。

 中を見渡すとスペースハウスらしい質素な造りが顔を現した。いたって普通、崩れ落ちるという事は無さそうだ。

 それを見て安心した杠は血塗れの服を脱ぎ捨てる。足の裏からお絞りを創り出し、それを身体じゅう、特に患部を徹底的に拭いていく。まぁ、傷跡が残らない程に完治している為どこが患部なのかは定かでは無いのだが。

 

 身体を吹き終えた杠は新しい服を着込み外に出る。

 拠点の確保は完了した、次に行うべきは周辺の探索だ。現状分かっているのは迷いやすそうな森の中である事だけ、コレと言ったエンカウントも無い為に転生した時代も環境も未だに謎のままである。

 

 目標は人を見つける、そして情報を得る。あわよくばきちんとした衣食住を提供して貰う、だ。

 

「よし、いこう」

 

 杠は薄暗い森の中へと単身足を踏み入れた。

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

 神秘的、という曖昧な表現が存在するが、此処にはソレが大層よく似合う。

 弱い生き物は淘汰され、強い生き物だけが生き残る世界。大きさや毒、擬態を武器にとにかく生き残ろうとする生き物達の強さは、人が手を加え美しさを追求した現代のソレとは全くの別物である。

 故に神々しく、故に素晴らしい。ここはそんな場所だった。

 

 そして、そんな世界に立ち入った杠はというと、二時間ほど同じ場所を彷徨い続けている。彼は虐げられる側に付いたようだ。

 

「こ、ここ通るの何回目だよ......」

 

 同じような樹木、木の葉に覆われて差すことのない日光、そして歩きにくい足元、これらが災いして杠は同じ所をグルグルと回り続けている。

 

 細工はしているのだ。

 スペースハウスから毛糸を転がし続けていたり、木の幹にバッテン印をつけたりと、それはもう思いつく事は全部していた。....にも関わらずコレである。

 あまりの難易度の高さに一度拠点に戻ろうかとも考えたが、ココまでやって収穫が無しというのは痛い。是が非でも情報が欲しいのだ。

 

 

 そんなこんなで森を彷徨うこと更に一時間、杠はようやく見覚えのない場所へと脱出する。

 そこは彼が最初にいたような広間で、局所的に日光が当たるようになっている。そして、そんか吹き抜けのような場所には、木造のログハウスがぽつりと一軒のみ建っていた。

 見た目から判断するに手入れはされている。少なくとも数年間放置されていると言う訳ではない。結論を言うと人がいる可能性が高いのだ。

 

 杠は内心浮き足立ちながらも家の扉へと足を進め、そして三度ノックする。

 

 コンコンコン

 

「ごめんくださーい!!」

 

 留守なのだろうか、張り上げた声で尋ねても期待していた返事は無い。

 家の周りをクルクルと回ってみるがこれと言って違和感は感じられない。何の変哲もない一般的なログハウスだ。

 

 ......本来ならココで回れ右して帰るのが正しい作法だろう。

 しかし、しかしだ。これは三時間も森を彷徨い漸く見つけた手掛かりなのだ。簡単に諦められる筈がない。

 

「おじゃましまーす...」

 

 小声で断りを入れながらも恐る恐る玄関に入る。

 内装の荒れは感じられない。靴、と言うよりも玄関が存在しないのが些か気になるが、きっと欧米スタイルなのだろう。そう考えれば床に敷かれている絨毯にも納得がいく。

 

 そんな絨毯の上を歩き奥に進むと、僅かでは有るが物音が杠の耳に入る。

 

(なんだ、いるんじゃないか)

 

 森の中を歩き続けた三時間が報われると思うと自然と笑みが溢れ、心が高揚する。

 

 

.......それはもう、呻き声の様なものを寝起きの第一声と勝手に取り違えてしまう程には。

 

 ドアは開け放たれており、中から物音もする。そんな家の隅に位置する部屋を杠は覗き込む。

 

 

 ソコは紅かった。

 ここの家主と思われる男は顔面蒼白、首元から綺麗に抉られ、更には絶望の表情を浮かべ、此方を向いたまま動かない。まず生きてはいないだろう。

 首から下も無事とは言い難く、彼方此方を服ごと噛みちぎられており骨の様な白い物体も目立つ。

 

 そしてなにより臭い、思わず戻してしまいそうな程のソレは腐敗臭という奴だろう。嗅いだ事のない刺激臭が血による鉄臭さも相まって、より一層最低なモノと化していた。

 正に地獄絵図、この世の物とは思えぬ酷い有様である。

 ......それだけで済めばまだ良かったのかも知れない。だが、この空間にはもう一つ、地獄を連想させる要素が残っていたのだ。

 

 

 獣がいた。純白の毛皮を返り血で汚した、双眸の赤眼を持つ狼が三匹、ニンゲンの肉を我先にと貪り尽くしていた。

 その呻き声からは獣の身でありながら怒りの感情が見てとれる。

 

 

 

 そんな白狼と、目が合った。

 

 

「ガルルァァア!!!」

「ッ!?」

 

まずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずい

 

 白狼の怒声と共に足が動き出す。

 思考が濁る、精神が侵される、口内が酸味を帯びる。こうやって走っている今でさえ吐きそうだ。しかし、本能が逃げろと、とにかく逃げ続けろと警鐘を鳴らす。

 

 小屋を飛び出し、森に飛び込み赤い糸に沿って全速力で走る。途中ですっ転び靴が脱げるが、そんなのに構っている暇は無い。

 

 死にモノ狂いで走り続ける事十数分、漸く拠点としていたスペースハウスのある広場が眼前に広がる。背後には獣の姿が無い。例え追ってきていたとしても、この距離ならば拠点に逃げ切れる。

 生きた心地がしなかった杠だが、ここに来て漸く余裕を取り戻す。あとはスペースハウスに引き籠ればいい。いくら狼とて鉄材は噛みちぎれないだろう。

 

 残りの力を振り絞り、遂には十メートル先の扉を開ける所まで来た。.......のだが、そこでふいに彼の足は止まる。

 

 

 見てしまった。広間の周りの木々、そこから杠を囲むように数十の深紅色をした眼を。

 これ以上動こうものなら襲い掛かって来るだろう。それ程までに気迫がかった視線だった。

 ここで杠は踊らされていた事に気づく。なんて事は無い、追って来ないのではなく追い詰められていた、というだけの話だったのだ。

 最早逃げる気力も体力も残っていない、杠はその場に座り込む。

 

 

「XX、XX...」

 

"60、59、58......"

 

 

 杠は苦し紛れに憑依能力を使う。

 皮肉なもので、昨日はあれ程時間を要した能力が、今回は一度で成功する。これならば一分経てば形勢逆転が可能であろう。無論、一分後に自分が生きていられればの話だが。

 当然一分も待てない為、代わりに気休め程度ではあるが拳銃や刀剣を創ろうと試みる。

 

(銃、剣......)

 

 上手く作動しない。当然といえば当然だ。

 未だに精神状態がマトモじゃない上、そもそも剣や銃などといった物騒な物には縁が無い。具体的なイメージが湧かないのだ。

 

 いよいよ詰み、喰い殺される。全身を噛み千切られるのはどれ程の苦痛なのか、などと色々諦めかけていたのだが、しかしどうもおかしい。

 

 何故だか分からないが、こちらを襲ってくる兆しが全く見えない。これだけ殺気を向けているのだ。

 単なる威嚇目的ではないのは明白である。あるのだが、一向にこちらに襲いかかってくる様子はない。それは、まるで誰かの指示を待っているかのような......

 

 そこまで考えたところで大きな影が一つ、叢から彼の前に姿を現した。

 

 

 大神(おおかみ)のアマテラス、と言っただろうか。とにかく目の前にいるソレはあのキャラクターに酷使していた。

 

 おそらく野良であろうが、そうとは到底思えぬ穢れのない白い毛並み、その上からは筆跡のような朱色の紋様が、全身にかけてくまなく施されている。

 そして何よりその巨躯な身体、杠の身長など軽々と超えているであろう姿は狼ながら虎と相対しているような、そんな印象を受ける。

 

 そんな巨躯が、彼に語りかける。

 

「おい、人間。貴様らにはここ一帯が我の領地だと忠告したはずだが、そこで一体何をしている」

 

 人の言葉を話す狼、人狼という単語が頭によぎる。

 アレは狼男というニュアンスが強かった筈だが、目の前のソレはそんな生温いものでは無い。

 周りの狼なら未だしも、アレと人の身で戦えば只では済まない。如何なる矛や如何なる盾を持っていようが間違いなく殺される。ソレが素人でも分かってしまう程絶望的な相手だった。

 

「........悪いがそんな忠告を俺は受けていない。手違いだ」

「何?」

「ここいらが貴方の土地だと言うのなら今すぐにでも出ていこう。......コレでどうか手を打ってくれないだろうか」

 

 何とか声を振り絞り、交渉を試みる。

 目の前に浮かび上がる数字は『40』、大神の様子を見るに攻撃されるのは必須、それが今すぐならば対処の仕様がない。

 しかし、40秒経てば話は別、活路を見出せる。ならば時間を稼ぐしかすべき事は無い。

 低く出過ぎるとナメられて殺される。あくまで対等、そして相手の意思を尊重する態度で接する。無様だろうが情けなかろうが、今彼に出来るのはコレくらいだった。

 

 ......だが、いつまで経っても返事が来ない。そう思い目前の大神を見てみると

 

ゾクッッ!!!

 

 その途端、身体中に寒気が走る。

 全身の毛が逆立つほどのとてつもない怒気と殺気が大神から溢れ出し、それらが全て杠に向けられる。

 

「人間......貴様は知らぬかもしれんが、先日我が友が死んだのだ。無論、人間の手によってな?」

 

 大神は続ける。

 

「そして、貴様らは我まで殺そうと企み出し此処に入ってきた。当然返討ちにしたがな。そして貴様らに忠告した。これ以上手を出すならば覚悟をしろ、と」

 

 さらに殺気、怒気が強くなる。辺りの空気に亀裂が走ったような錯覚さえ起きる。もはや立つのですらままならない。

 

「なのに、貴様は今なんと言った? 知らなかったから許せ? 邪魔をする気など毛頭ないだと? 巫山戯るなよ人間ッ‼︎ 貴様は我を殺しに来た、だが数で劣ると判った途端に命乞い、そんな奴に我が友は殺されただとっ‼︎」

 

 完全に激情している。目の前の親玉だけではない、森の中で光る紅の全てが、俺ただ一人に対して怒りを向けていた。

 

「ちょ、ちょっと待ってくれ‼︎ 本当にそんな事知らなかったんだ‼︎ 本当に......」

「もういい」

 

 ピシャリ、と親玉が声がそう応える。

 その声に応じて奥からどんどん湧き出てくる白狼達、紅い目はあいも変わらず、いや先程よりも鋭くこちらを睨み続けている。

 

「祈る時間など与えさせん。精々死んでから後悔するといい。......やれ」

 

 その言葉と共に紅が動く。

 数えるのも馬鹿らしい程の狼が四方から牙を向け飛び込んでくる。カウントダウンは残り10秒、だが狼はそれを待たない。

 

「ガルルァァ!」

「うっ、あ、」

 

 首筋に噛みつこうと飛び込む狼に寸前の所で反応し、ギリギリ腕を前に突き出す。何とか致命傷を避けたものの、首筋を捉え損ねた牙は代わりに杠の腕へと深々と突き刺さり、腕ごと喰い千切らんと頭を振るう。

 痛みを堪え、ソレを剥がそうと躍起になっているその間に第二撃、足の両脛を二頭の狼が喰らい付く。

 痛みを感じる間も無く足の感覚が飛び、自らの血が溜まる足元へと崩れ落ちる。

 

(畜生...)

 

 生まれ変わってからこんな事ばっかだ。俺が何をした?こんな事になるまで責められる悪事を働いたのか?否だ、断じて否だ。

 

(畜生.....畜生‼︎)

 

 彼の目尻には大粒の涙が浮かんでいた。

 しかし、それは慣れない激痛や理不尽に対する嘆きではない。そんな状況で何も出来ない自分に対するものだった。

 

 こんな状況ではどうする事も出来ないのかも知れない。百人中百人が同じ末路を辿るのかも知れない。

 だが、それでも、何も出来ずに虐げられる自分がとても哀れで、惨めで、何よりも悔しかった。

 

(結局、生まれ変わっても、何も出来ないままなのかよ......)

 

 攻撃が始まってから僅か三秒、たったそれだけの時間、人間である彼はボロ雑巾の如く悲惨な姿に成り果えた。

 逃げる際に消耗した身体には抵抗する気力は残っていない。意識も徐々に薄れていく。家から落ちたあの時とは違い、明確な死というものが感じ取れる。

 

 ふと目線を横にやると、新たに白狼が此方に飛び掛かってくるのが見えた。今度こそ杠に抗う術はない、間違いなく殺されるだろう。

 

(ああ、くそ、悔しいなぁ)

 

 薄れてゆく意識の中、彼はそう心の中で呟く。

 

 

ーーーそう、悔しいのね

 

 何処からとも無く声が響いた。そして不意に世界が止まる。

 

(ああ、悔しいさ。何も出来ない自分に腹が立つ)

 

ーーーそりゃあ人間だもの、妖怪には太刀打ちできないでしょう。妖怪は人間を殺す、人間は妖怪を畏れる。そういうものよ。

 

 声の主は、それがさも当たり前のように語る。

 

(そう、かも知れない。アレを見れば分かる。妖怪ってのは一方的だけど、強いから許されるんだろう)

 

ーーーそうよ、貴方は弱かった、相手が悪かった、それだけ.........だから諦めなさい。貴方は諦めて、それこそ神様にでもお祈りをすれば良いわ。

 

 声の主は諭すように、杠へとそう語りかける。しかし....

 

(......認めない)

 

ーーー..........そう。

 

(弱肉強食? 妖怪だから許される? 何だよそれ......認めない。俺はそんな理不尽、死んでも認めないぞ)

 

 認めたくなかった。

 理不尽な事なんて世の中には幾らでも転がってる。数え切れない理不尽の所為で虐げられる人間が居るのも身を以て知っている。今回もその例外ではないのだろう。

 

 しかし、それでも認められない。

 

 出来ないから理由を付けて諦める。理不尽だから仕方がない。そんなもので折れてしまう輩には、その程度の人間には成り果てたく無かった。これが彼の本心だった。

 

ーーーならどうする?怨みを持ったまま死んで化けてみる?

 

 声の主は今度は何かを試すような口調で語りかける。

 

(......力が、欲しい)

(理不尽を弾き返す、アイツらに一発殴ってやれる位の力が欲しい)

 

ーーーでもそんな力、今の貴方は持ってない。持っていないからこうなった。

 

(貸してくれ。アンタならそれを持ってる)

 

ーーー強欲ね、しかもここまで来て他人頼り、全くもって呆れるわ。

 

(俺の能力、つまり元を辿れば俺のだ。そうだろ?)

 

ーーー加えてものを頼む態度ではない。普通なら却下よ、却下。

 

 でもまぁ、と、声の主は嬉しそうに続ける。杠からは見えないが、まるで新しい玩具を見つけた子供の様に無邪気な表情を浮かべていた。

 

ーー今回はオマケよ。(風見幽香)という名の妖怪(理不尽)を貸してあげるーー

 

『ありがたく思いなさい』

 

 杠の身体は、浮遊感に包まれる。

 

 瞬間、杠を中心に爆風が発生する。

 その正体は何てことのない妖力、それを一瞬だけ解放した、たったそれだけ。それだけで杠に群がっていた白狼は後方の樹木に勢いよく叩きつけられる。

 

『ショートケーキと紅茶一杯って所かしら。精々特上のを用意して頂戴』

 

杠 優斗(風見幽香)は自身に向けてそう口にした。

 

 

 




小説書くのって難しい。ランキングの方々を見る度に考えさせられます。

今回登場したのは東方Projectより 風見幽香です。ゆうかりん!!幽香といってドSを想像される方もいらっしゃるかも知れませんが私の中では、怒らせると怖いけど基本的には優しい、と言ったイメージです。あと茨歌仙で霊夢に微笑みながら占いをやって貰ってるシーンが好きです。

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