養護教諭の日記帳   作:蒸した揚げパン

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どうも、お久しぶりです。つい最近コンビニで珍しくレズ本が置いてあったので買ったらふたなり本を掴まされた蒸した揚げパンです。


第21話

7月6日 晴れ

 

朝驚くべき光景を目にした。何といつか俺に襲いかかってきた銀髪の女史文恭が旭と一緒に車で登校してきたのだ。その史文恭はまるで旭の護衛みたく周囲を見渡した後どっかに行ってしまったが昨日ほとんど寝れなかった俺の目を覚ますには十分すぎる光景だった。

その後書類仕事を片した後だらけ部で祖父曰くうちの家のお家芸黒い炎を手に発生させながら座禅を組んでいたらだらけ部にやって来た義経と弁慶の主従コンビと旭の三人に手から黒い炎を発生させているところを見られた。

だらけ部部員の弁慶はともかく義経と旭の二人が何故ここにいるのか気になるので聞いてみたら何日か前から義経と旭はライバル同士のクローンというのもありいろいろ競いあっているそうで前の勝負は学校の郊外で笛を吹く対決をして義経が勝利をつかんだそうで今回の対決は純粋な力比べをする腕相撲で勝負をするらしい。弁慶とのんびりと川神水を飲んでいる横で義経と旭が二人で腕相撲を始めていたが最初は互角に見えた戦いもだんだんと義経が不利になっていき弁慶の主頑張れ光線でほんの少し義経が盛り返したが結局旭に押しきられ義経は負けてしまった。腕相撲で義経に勝利した旭は次の相手として弁慶にも勝負を挑んでいたがあっさり弁慶に瞬殺されていた。

その後は俺も三人と腕相撲をしたが義経と旭は純粋に力で捩じ伏せることができたがさすがに弁慶相手だとそうもいかず負けそうになったが、俺はそのまま倒されないようにそしてさらに力を入れるために弁慶の手をより強く握ったら何故か弁慶の手の力が勝手に抜けていったのでそのまま勢いで弁慶を倒した。

弁慶に腕相撲で勝った後何で力が緩んだのか聞いてみたら顔を真っ赤にして何も教えてくれなかった。義経と旭に弁慶が力が緩んだ理由がわかるか聞いても目を閉じて俺と視線を合わせず無視されたあげく弁慶同様に何も教えてくれなかったので気になるが詮索するのをやめた。

 

7月7日 晴れ

 

今日は織姫と彦星がいちゃラブしたり短冊とかに願い事を書いたりする七夕の日だ。最初はテスト前のピリピリに当てられたスーパーサイヤ人2がたくさん学校にいたせいで今日が七夕だと気づかなかったが家に帰ろうとしたときに母さんから今日七夕だからあなたの家で食べるから食材を大量に買ってきなさいというメールが来て初めて今日が七夕だと気づいた。

とりあえず母さんの言われるがままに大量に食材を買って家に帰ったら何故か母さんや天衣やマルギッテだけでなく燕をはじめクリスや百代さらに由紀恵までいた。

家に着いた後俺も妹と久しぶりに戯れたかったのに母さんに残酷にも母親より料理上手だというのが災いして料理担当を押し付けられてしまったせいで妹と久しぶりに戯れたい気持ちを押さえながら一人で黙々と寂しく料理を作っていたらそれに見かねたのか由紀江とマルさんが手伝ってくれたおかげで一人では長丁場になりそうだった料理がだいぶ早く完成した。

その後飯を食べ終えた後は俺も妹と戯れたり由紀江と料理の知識を共有したり燕と百代とクリスを三大友情破壊ゲームの一つでボコボコにしながら過ごした。

 

7月8日 晴れ

 

直江くんと椎名が付き合い始めたらしい。保健室に飯を食いにやって来た百代そういってたので間違いないだろう。正直俺もあいつらいつくっつくの?と思っていたので二人が付き合えて良かったと思う。

百代と食べ終わった後は書類も片付けて暇になってしまったので放課後になるまで空き教室で○ンハンで武神の周回プレイを一人でやってもう10回くらい回ろうかと思ったときに九鬼英雄の妹である九鬼紋白と白髪のおじいちゃん執事クラウディオさんがやって来た。最初は俺この子になにかやらかしたっけと若干不安になりながらも用件を聞いたら俺がユキの誕生日に作ったマシュマロケーキを九鬼英雄が大層気に入ったらしくそれを九鬼が家族の前で話したのを聞いてどうせなら自分もそれを食べてみたいと俺のところにやって来たらしい。

正直マシュマロケーキは作るのが面倒なので横にいたクラウディオさんにレシピを書いた紙を渡したらこの食材を用意してくれという意味にとられてしまったのか簡単なことでございますといってマシュマロケーキを作るときに使うすべての食材が目の前に用意されてしまった。さすがに食材すべてを目の前に用意されて自分達で作ってどうぞとはいえないので場所を空き教室から家庭科室に移動してマシュマロケーキを作ることにした。

最初は俺が一人で作っているのを黙って見ているだけと思っていたがおじいちゃん執事クラウディオさんが手伝ってくれたおかげでだいぶ速くマシュマロケーキを作り終えることができた。

しかしその後我だけ自分一人でで満足するのではなく家族や義経達や部下にも分けてやらなければといったせいで普通ひとつでも十分みんなで分けることができる8号サイズの奴を約十台作ることになってしまった。

正直十台を作ってる途中このクソガキめ作る身にもなれやと思っていたが十台全部作り終えた後に諭吉様を十枚もらったのですべてを許した。というかむしろこういうことをやるだけで諭吉を十枚くれた九鬼が好きになった。でも九鬼が好きになってもそのなかで働くあのクソジジィは嫌いだ。

 

7月9日 曇り

 

今日は昨日ケーキをクラウディオさんと十台作ったせいなのかやけに九鬼の関係者に絡まれた。

義経達や葉桜にはまた機会があれば作ってほしいと言われたがレシピを書いた紙はクラウディオさんに渡しているので今後は俺じゃなくてクラウディオさんに作ってもらってくれと断らせてもらった。

それにもうしばらくはお金を積まれてもマシュマロケーキは作りたくない。作るのダルいし食ったら太る上に昨日クラウディオさんが用意したマシュマロケーキの材料は結構糖質が多かったので多分昨日マシュマロケーキを食べた女子は今日の夜多分体重計の上で恐らく悲鳴を上げることになるだろう。まぁ俺は渡された材料から作っただけだから知ったこっちゃないが。

 

7月10日 晴れ

 

今日生徒の一人に告白をされた。しかし俺は迷いなく断った。これが女の子からの告白だったら多少悩みもしたが俺に告白した奴は男だった。

しかも告白するときの言葉が俺のケツを貸すので周防先生のケツもらっていいですかという言葉だった。告白した奴はその後も就職前の自己PRと同じように自身の魅力をアピールしてきたがさすがに見知らぬ奴だろうが見知った奴であっても同姓に貸す尻もチンコもないので最終的に襲いかかってきたソイツの男の尊厳を蹴り飛ばしておいた。

その後ソイツがどうなったか知らないが俺がチンコを蹴り飛ばした一件以来そっちにも目覚めたらしいということを何故か島津から聞いた。

 

7月11日 晴れ

 

○ラビモスの素材がちょうど欲しかったのでまさると狩っていたら狩猟完了後に川神に来てるから今日今から会わない?というメッセージが来た。

別に予定もないし今日は家でボッチが確定しているのでOKした。

まさるとの待ち合わせ場所はお隣の七浜の中華街にある店だったので適当に準備して待ち合わせの店の店内の個室に入ったら梁山泊のいつもの五人がいた。きっと個室を一つ間違えてしまっただろうと思い隣の個室を開けたら誰もいなかったので恐らく俺がオンラインで○ンハン始めたばっかりの頃から今までまさるとしてずっとインターネット上で交流していたのはあの五人のうちの誰かなのだろう。

その後今まで交流していたまさるは公孫勝というのが分かって一応○ンハンのオフ会なので今度このクエスト行こうぜーみたいなことをまさること公孫勝と話していたら梁山泊のリーダーっぽい人林冲がいきなり梁山泊に盧俊義として入ってきてくれないかと話を遮ってきた。

突然話がよくわからん方向に吹っ飛んでいったので少し面を食らって混乱したがまた勧誘の話ということはわかったので普通に断っておいた。でも俺以外の人材も川神にいるのにもかかわらず何故そこまで俺に拘るのかは気になったので聞いてみたらやはり俺の異能が理由らしい。しかもどういう訳か俺が異能を複数有していることまで知られていた。ということは時を操る異能とは別の自分の祖父及び親戚一同に凶刃を伸ばした俺本来の異能の能力まで梁山泊に知られているかもしれない。とりあえず何で俺が異能を複数持ってると思ったのか林冲の話を聞いてみたらどうやら俺の過去や学校での振る舞いを調べた上で俺が異能を複数有していることが分かったそうだがそれを語る林冲の口振りから梁山泊は俺が学校でたまにみんなの前でも平然と使っている傷を治す力だけしか知らない事が分かったので良かった。

その後行く気は更々ないが楊志に盧俊義は何をするのか聞いてみたら主に梁山泊の精鋭の体調管理やメンタルケアを行うのが盧俊義の役目らしい。

そして、現在の梁山泊の精鋭は全員もれなく女の子らしく上手く信頼関係を構築できたならメンタルケアや体調管理という名目で梁山泊の108人の精鋭の女の子達と肉体関係を結ぶことができるという話を聞いて前言撤回して教職を辞してでも行きたいと考えたことは墓場まで持っていこうと思う。

 

7月12日 晴れ時々雨

 

明日からテストが始まる。四位になったら弁慶が問答無用で退学してしまうのでマルギッテとかが弁慶の順位を抜かしてしまうことがないことを願いつつ明日に備えて十発くらい発射してから寝た。

 




次回は早く投稿できると思う。(フラグ)

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