東方遊月郷〜再来の異変編~   作:ユズサン@ゆっくりな実況者

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えー…運営様、すみませんでした(汗
これからは設定にプロローグくっつけたりして設定のみにならないようにしてから
投稿します(汗


再来しちゃった紅魔郷

 日本の関東、太平洋沖に突如出現した島「幻想島」。

魔力バリアが島の上空に貼られているため、外界の人間は通り抜けられない。

 

…なのに、島…いや、その中の『亜美洲街』の住人は通り抜けることができる。

可笑しな話だろう。だが、夜中のうちに突如出現した島が最初から、都会らしい少し高い建物や、

アパート、挙句の果てに……学校が建っている。そんな怖い話があっただろうか。

 

 しかも、数日のうちに人が住み始めた。こんなことがあっては、そりゃリポートしようとどうにか島に入れないか、

と言う事をするテレビも出てくるはずだ。

 

 で、そんな話題沸騰中の島に住む(島の住人(=幻想郷の住人))一人の青年…

 名を「高橋 優都」。21歳にして、能力で実質不老不死になった者だ。

 

…正確に言えば、【回復能力】。死も、どんな致命傷も。回復時に急激な細胞の活性化で痛みがあるが、すべて回復できてしまう。

だがそんな回復能力も欠点がある。というかここの創造魔王(笑)が気分でやったのだろうが…

 【病気】だけは回復できない。

香霖堂のとある店主や袋をかぶった変態(あとモブなど)を除けば、彼…というか俺は、唯一の男性キャラである。

 

ほとんどが女性であるこの場所では、学校にふらりとやって来た犬も同然…

 

ハーレムである。だがそろそろ妻(同じく不老不死)からの嫉妬がほぼ毎日の夜の営みで三倍返しになって来るので辞めていただきたい。形勢逆転してるから。

傍から見れば幸せそうなのだろうが…

 

 

色々ある。そういうことにしてくれ。  でもハーレムといっても、こっちが視界に入るだけで抱きつかれたり好感度が無駄にMAXとかではない。

 よく喋ったり一緒にお茶したり(紅茶とかお茶を飲んで茶菓子食ってるだけ)などしかしない。

 

 

 

…ということで、なんかよく柚が起こす異変を解決してたら8年も経ってた。

恋人だったガーネットとは結婚し、子供は2人(また増えるかも知れない)。

霊夢や魔理沙は成人した。

柚は外見17歳だが、実際は22歳。

半吸血鬼のためあと500年弱は生きられるらしい。咲夜が死んだら大人になったレミリアとフランの写真を墓に貼り付けてやるとか言っている。

 

そもそもあいつら成長してるのかよく分からないが。

 

 

-----ここから本編-----

 

で、話は一気に、その年のとある秋に移る。

柚がようやく常識を知ったのかはわからないが、ここ1年ほど異変は起きていない。

やっと平和な時が来たか…と、外で風と劇でもするかのように舞っていく葉を見つつ、お茶をすすっていたそんな時だった。

 

部屋のドアが開けられた。

 

「ちーす」

「こんにちは、柚」

『お前何しに来た』

「キミたち夫婦の幸せそうな姿を拝みに来た…わけじゃなく。」

 

「異変だよ。異変開始のお知らせだよ。」

「『は?(え?)』」

 

暇過ぎて目が死にかけている(声も暇そうな)柚が、気が狂ったのか異変の始まりを伝える。

突然のことだ。困惑の表情の俺と、頭上にはてなマークを浮かべるような感じのガーネット。

柚はさらに続ける。

 

「うん。まぁそうだろうね。」

「えー…簡単に言うと、紅魔郷が再来したんだよ。ほら、外見ろ」

『…あ…?』

 

窓から差し込む陽の光はすぐに消え去り、代わりに赤い雲のようなものが世界を包む。

 

「ってことなんで異変解決よろしく」

『おいちょっとまてこの野郎』

「女です。私女です。…で、なんですかい?」

 

『お前が再来させたんじゃないだろうな?』

「いんや?何も。突然【セカイ】が狂い始めたんだよ。」

『へ?いやなんだよそれ』

「簡単に言えば世界各地で異変が起きてる。「初代」に聞くと、この世界の何処かにある【世界の時計】が壊れだしたんだってさ。」

『時計…?』

「んと…だいたい位置の予想は付いてるんだ。情報によればフィンランドのロヴァニエミ市にあるサンタクロースむr『待て待て待て待て』

 

「あ?何さ」

『サンタクロースって普通冬じゃないか?なんでそんなとこにあるんだよ?』

 

仮定だが世界の時計の場所はわかった…だが、いくつか問題がある。

 

『フィンランドって外国だよな?それも北極のすぐ近く…』

『言葉が通じない可能性もあるし、普通の服で行こうとなると間違いなく死ぬぞ?』

「…えっと、私英語使えないんだけど…」

『…あっちって英語か?フィンランド語の方が多そうなんだが』

 

「うん、多分主な物はフィンランド語だろうね…辞書持ってく?」

『お前の能力でなんとかできねぇの?』

「出来るっちゃできる。イヤリングに自動翻訳機能設定すれば。」

 

「…まぁ、その前にさ。紅魔郷解決しようず。」

『…赤い霧の範囲は?』

「バリア通り抜けて全宇宙に広がりかけてる」

『はぁ!?』

 

赤い霧が全宇宙に広がっているとなると、下手すれば世界終了のお知らせじゃないか。

…と言うか、なんで通り抜けているんだ?

思考を頭の隅々まで巡らせる俺をよそに、柚はガーネットとお菓子の交換をしていた。

 

「あ、ラングドシャ食べる?」

「うん、ありがとう、柚…あ、チョコどうぞ」

「ウオオオオオチョコダアアアアアアアアアア」

「ふふ、喜んでもらえて嬉しいわ」

 

『…ひとつ聞きたいことがある』

「あ?どうした」

『なんで通り抜けてるんだ?誰かが魔力障壁を破壊したのか?』

「いや、通り抜けられるように作られたんだよ。これが私でも分かんないのさ。あいつら館に通してくれないしね。」

『そりゃそうだろ…んで、なんであいつらが今更?』

「ひとつじゃないやん…(ボソッ) えーと…計画していた可能性もあるし、突然思い立って起こしたのかもしれない。あるいは…」

 

『操られた…ってことか』

「思い立った場合では出来ない芸当さね。やっぱこういう場合は操られたケースが多い」

『お前のせいでな』

「うっさい中二病」

『!? …お前もだろ』

「( ・´ー・`)フッ」

 

『で、霧の速度は?』

「急に戻すのやめてくんないですかね…まぁうん。かなり遅いっぽい」

「でも一ヶ月とかしたらさすがに地球上では完全に覆っちゃうね。下手すればフリージア…「初代」がいる【現実】にまで被害が及ぶ。ここ、現実世界の子世界だし。」

『現実か…そうしたらあいつらもやばいな』

「うむ。詳しいことはブリーフィング(※作戦会議)で話す。来て」

『おう』

「うん」

 

 

…思えばこんな場所から始まったこの異変。

まさか、あいつらがあんなことになっているとは…

当時の俺達は全く予想していなかった。




( ゚∀゚)ポゥ!!
ということでどうもどうも。
動画内(この物語内)では『「初代」フリージア』として出ているリアルユズサンことKarameR1315です。

完っ全にプロローグすっぽ抜かしておりました…運営様、本当にすみません(汗
ということで文字力行方不明ですがよろしくお願いします(汗

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