デート・ア・ライブ 〜 零乃スペルカード 〜【リメイク中】 作:蹴翠 雛兎
第十八話 少女の名前、どうぞ!
「––––それで、おねーちゃんはなんていう名前なのだ!?」
読者の皆さん、どうも。
ミデンです。
お久しぶりですね。お元気にしてましたか?
私は元気です。
とまぁ、ちょっとしたメタい挨拶は置いといて。
まぁ、あの後、色々あって私の誤解だと分かって、今目の前女の子達と打ち明ける事が出来たんだ。
それで今、お互い、自己紹介してるところ。
あっ、ちなみに、赤い髪の子が五河琴里ちゃん、桜色の髪の女の子が
にしても……名前、どうするか…。
いや、別に
でも、なぁ……一応、こっちで戸籍登録で登録した偽名があるし……。
それに……。
(誰も私の存在を知らないんだよね……)
そんなことを思いながら、愛しいまでの群青色の空を見る。
……別に私の名前を知らないことくらい、どうってことはない。
けれども。
あの名前は、私が私である存在を示すものであり、そして、私にとってあらゆる意味で、特別な名前なのだ。
気安く、あの名前を使いたくない。
その上、この世界は、私がいた外の世界とは別の世界で、私の種族が人間になっている。
ならばこそ、あの名前を使うべきだろう。
「私?私の名前は
そう言って、私は笑顔で名乗ったのだった––––。
おまけ:ミデンのお食事事情
……あの後。
「それはそうと、零乃さん。なんで、あんな所で倒れていたのですか?」(´・∀・)?
「あぁ、あれ?ご飯食べれなくてね……」ε-(;-ω-`A) フゥ…
「えっ……!?そうなのか!?……ちなみにいつくらいから食べてなかったのだ………?」(・・?;)
「一ヶ月」(・x・)
「「えっ……?」」(゚д゚lll)
「一ヶ月」(・x・)
「零乃さん……嘘……ですよね?」(・・;)
「いいえ?嘘じゃないわよ?」(・Д・)?
「えっ、じゃあその間って……」Σ(・□・;)
「(食用の)石とか、(コンビニに売ってある)水とか、そこら辺に生えてる(食用とされてる)植物とかで食い繋いで来たけど?」(・Д・)?
(こ、琴里ちゃん、やばいよ……!零乃さん、一ヶ月もまともな食事を……!)((((;゚Д゚)))))))
(いっ、一体何があれば、そんなことになるのだ……!?)Σ(゚д゚lll)
(ここ最近、食用宝石やパンと水ばっかだったからなぁ……。久しぶりに米が食べたいや)(*´﹃`*)ジュルリ
「あの……零乃さん」(・ω・`;;)
「何かしら?」(・・?)
「あの……その、良かったら……うちで暮らしませんか?」(・ω・`;;)?
「えっ……?でもいいの?」σ(・ω・`)?
「はい、大丈夫です。というか、私の家、今、お母さん達が大阪に長期主張中で一人で寂しいですし、それにお母さん達には私から話しとくので大丈夫ですよ(それに零乃さんが心配だし…)」(・ω・)
「それなら、私もみこっちの両親に交渉するのだ!」(๑•̀ㅂ•́)و✧
「……えっと、それじゃあ、お願いしようかしら?」(・∀・`;)
「わかりました。それじゃあよろしくお願いしますね!」(^.^)
ということがあり、一緒に住むことになったそうな……。