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推薦作品:【完結】 百五十万人の新規着任提督は人工鯨の夢をみるか? 原作:原作:艦隊これくしょん
SFチックな存在と化した提督と変わらないままの艦娘達の物語。コンピュータによって管理された世界観で個としての存続と全体の幸福について考えさせられるが、キチンとハッピーエンドに至るのでそれほど精神的... (全文表示)
SFチックな存在と化した提督と変わらないままの艦娘達の物語。コンピュータによって管理された世界観で個としての存続と全体の幸福について考えさせられるが、キチンとハッピーエンドに至るのでそれほど精神的に重くはない。独特の死生観によって主人公である提督に無機質な印象を受けるが、時を経る毎に人間味というものを得ていく。
推薦:イナモチ 評価:☆ (参考になった:3/ならなかった:0)
推薦作品:まる子、戦争にいく。 原作:原作:ちびまる子ちゃん
主人公のまる子の主観で進んでいく。フィリピンでの悲惨な戦いは淡々と描写され、戦争への忌避感を内包しているように感じるのは仕方がないように思える。しかし、この物語を俯瞰してみると印象はガラリと変わる... (全文表示)
主人公のまる子の主観で進んでいく。フィリピンでの悲惨な戦いは淡々と描写され、戦争への忌避感を内包しているように感じるのは仕方がないように思える。しかし、この物語を俯瞰してみると印象はガラリと変わる。本来ありえないはずのちびまる子ちゃんと太平洋戦争を絡めて話を書くという難しい問題をあえて自分に課した一つの課題発表にも思える。原作に敬意を持ちつつ、ただ淡々と経過を描写する文章には作者の感性の模索を感じられた。古い作品だが、作者の他の文章も読んでみたいと感じられる作品だった。▼読む際の注意事項など題名から察せるがこの作品はちびまる子ちゃんという原作を大きく逸脱している。一つの物語として面白いが、間違いなく人を選ぶため、注意したほうがいいと思う。
推薦:吉田松陰 評価:★ (参考になった:14/ならなかった:1)
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