推薦作品:バーヴァン・シー、お前が笑ってくれるなら 原作:原作:Fate/
FGO最新シナリオ、『妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ』に登場したキャラクター、妖精騎士トリスタンでもある少女、バーヴァン・シーがヒロインである恋の物語。もしも。たった一人の人間との出会いで彼女の... (全文表示)
FGO最新シナリオ、『妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ』に登場したキャラクター、妖精騎士トリスタンでもある少女、バーヴァン・シーがヒロインである恋の物語。もしも。たった一人の人間との出会いで彼女の運命が少しでも幸せに変わるのなら。そして、変わった運命の中で幸せな日々を踊るバーヴァン・シーを見たいのならおすすめ。また、そんな彼女を見守るモルガンを始めとした周囲の人物の反応も面白かったり。恋の物語でほっと一息をつきつつ、それを取り巻く人々にくすりと笑えることもあるお話です。現時点ではまだ完結はしておらず、物語がどんな結末を迎えるのか色々な意味でドキドキしておりますが……今からなら、このバーヴァン・シーの物語が結末を迎えるまでに十分間に合うはず。どこかの大聖堂で締めくくりの物語が始まるまでのご歓談の時間を、この作品で過ごしてみませんか?▼読む際の注意事項などどうしても原作の最新キャラがヒロインということもあり、ネタバレ要素を含んでいます。原作の第2部第6章を読み終わってからの方が作品を楽しめるので、そちらを先に進めることをお勧めします。
推薦:あおい安室 評価:★ (参考になった:10/ならなかった:2)
推薦作品:チートな剣とダンジョンへ行こう 原作:オリジナル:ファンタジー/冒険・バトル
迷宮探索を描いた小説は数あれど、本作ほどテンポよく、そして数多くのダンジョンを攻略する作品は少ないだろう。本作は本編12話+後日談短編集26話あり、概ね一話一ダンジョンで話が進む。 その上個々の... (全文表示)
迷宮探索を描いた小説は数あれど、本作ほどテンポよく、そして数多くのダンジョンを攻略する作品は少ないだろう。本作は本編12話+後日談短編集26話あり、概ね一話一ダンジョンで話が進む。 その上個々のダンジョンに特色があり、迷宮探索モノとしてとても完成度が高い。また短くすっきりとまとまっている「本編」と、伏線やシナリオギミックを満載し抜群の読み応えを持つ短編集「蛇足」で一作で二度おいしいのも嬉しいポイントだ。私こういう本編後主人公のお話し大好き!◆本編あらすじ金なし、才能なし、ついでに仲間もいない女冒険者「メル」。『初心者の森』でくすぶり続け、しまいには剣すら失った彼女は、廃剣置き場で喋る剣「シュウ」と出会う。自称「チート」持ちのシュウの力により、数年通った『初心者の森』を一週間でクリアし次々とダンジョンを攻略していくメル。急速すぎる強化、理不尽なチートの数々に戸惑うメル。迷い。葛藤。ソロ冒険者の悲哀。諦めきれぬ夢。一人と一振りは、迷宮の頂点『神々の天蓋』を目指す。◆蛇足あらすじ「そんなこと言ってたっけ?ダンジョンそのものに関係ないことだからな。 覚えるメリットが感じられなかったから聞き流したんだろう」「メル姐さんの言動が屑すぎて、頭がフットーしそうだよぉ!」本編終了後、そこには頭ボウケンシャーと化したメルの姿が!各地のダンジョンと(そのついでに)イベントに顔を突っ込むメルが行く、迷宮狂騒曲!今日も二人はダンジョンへ挑む!▼読む際の注意事項など 一話が比較的長い。本編は短いものの、蛇足は一話三万文字以上ある。読み応えがあって面白いが、ちょっと腰を据えて読む必要があるかもしれない。 また「蛇足」では大筋の謎・伏線は明かされるものの、シュウの意味深長な発言の真意、サブキャラの心情など一部秘された設定が見受けられる。二回読んで初めて気づけるような謎もあり、答えが明示されない場合もあるが確たる設定は存在するようだ。どうしても気になる方は、並行投稿されている「なろう」の感想返信で答え合わせや設定開示がされている場合があるので見てみてほしい。
推薦:wind 評価:★ (参考になった:5/ならなかった:1)
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