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推薦作品:これは魔法少女ですか?~はい、ゾンビです~ 原作:魔法少女まどか☆マギカ
まどマギ原作再構成。これゾンとクロス。クソ虫マミさん。 これゾンとの世界観クロス。マミさんの家にユウとかセラとかいる。アホっぽいマミさんのゾンビならではの戦いっぷりと、魔法少女達とゾンビが交差し... (全文表示)
まどマギ原作再構成。これゾンとクロス。クソ虫マミさん。 これゾンとの世界観クロス。マミさんの家にユウとかセラとかいる。アホっぽいマミさんのゾンビならではの戦いっぷりと、魔法少女達とゾンビが交差し悩み成長していく名作。洞窟でも最高峰に面白い。オススメ。 文章量質共にかなり良し▼読む際のポイントなど完全に予想していなかったクロスオーバー。作品はさておき、マミさんをクソムシにするのは予想出来なかった。 完結済。基本的にはコミカルだが、要所はしっかりと設定を活かしたシリアス。原作キャラ魔改造モノはかなり好み。そしてかなりオススメ。
推薦:冬霞@ハーメルン 評価:★ (参考になった:5/ならなかった:9)
推薦作品:私と契約して魔法少女になってよ! 原作:魔法少女まどか☆マギカ
▼はじめに少年は誰もが正義のヒーローに憧れるが、大人になるにつれて誰もが悪役に惹かれるものだ。少年の無垢なる心は、年を重ねるうちに打算的で汚い大人のそれへと変貌していく。故に、無償の奉仕者であ... (全文表示)
▼はじめに少年は誰もが正義のヒーローに憧れるが、大人になるにつれて誰もが悪役に惹かれるものだ。少年の無垢なる心は、年を重ねるうちに打算的で汚い大人のそれへと変貌していく。故に、無償の奉仕者である正義のヒーローではなく、欲望の体現者である悪役に羨望を抱くのは当然であろう。突然だが、あなたにとっての「悪役」とは誰だろうか。「悪役」と聞いて誰を思い浮かべるだろう。絶対遵守の魔皇帝。偉大なる死の支配者。黒ノートの大量殺人鬼。元人間の食人種。ここに挙げたのはほんの数例に過ぎないが、どれも魅力的なキャラクターであるのは間違いない。他にも挙げようと思えばいくらでも出てくるだろう。先ほども述べた通り、「悪役」というファクターは絶大な人気を誇っているのだ。さて、話は変わるが「魔法少女まどか☆マギカ」というアニメをご存知だろうか。当時、「まほうしょうじょペロペロwwwww」などと舐め腐っていたアニ豚たちをもれなく全員絶望の底へ叩き落とした、株式会社シャフト制作の鬱アニメである。このアニメ、本編で視聴者を絶望させただけでは飽き足らず、劇場版で更なる絶望を味わせてくるという絶望の二段構え、負のよくばりセットなのだがこれについては余談だろう。前置きが長くなったが、今回私がここで紹介する『私と契約して魔法少女になってよ!』という作品は、この「悪役主人公」と「魔法少女まどか☆マギカ」を混ぜ合わせるという、一見ダークマターとダークマターを調合して致死性物質を生み出すかのような試みである。▼物語のあらすじ主人公である古池凜音は、インキュベーターと契約し魔法少女を絶望させ魔女化させる為の存在と成る。こうして暗躍し始める彼女は正史を歪めていく。そう、正史──魔法少女が魔女化する前に魂を消滅させるという円環の理を否定する。魔法少女が魔女に生まれ変わるという輪廻を、リンネは強いるのだ。絶望の中で必死に足掻く少女達は、すべて凜音が用意した舞台の上で踊る役者に過ぎない。しかし、舞台で役者を見ぬならはたして何を見るのか。少女達のその生き様をどうか見届けてほしい。▼文章、描写について第1章は主人公である古池凜音、第2章は古池凜音に近しいある人物からの、基本的に一人称視点で物語は進んでいく。同性愛者で変態である古池凜音視点は、地の文での軽いノリとふざけた下ネタで非常に読み進めやすいものとなっている。しかし、いや、だからこそ、彼女の深淵との高低差が巨大な絶望を生むのだろう。うん、キャスターの旦那も似たようなこと言ってた気がする。▼読む際の注意点改めて言うまでもなく、鬱、絶望、胸糞耐性がない人は見ないことを推奨する。また、百合要素、下ネタもてんこ盛りである。こんなに食べ切れないよ!
推薦:夜が降りてくる 評価:★ (参考になった:15/ならなかった:8)
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