・全話一括表示 ・PDF/EPUB ・感想ページへ (172件) ・アクセス解析 ・お気に入りの追加
推薦作品:ゴールド・ノジャーと秘密の魔法 原作:オリジナル:ファンタジー/日常
霊魂のリソースが枯渇しかかって滅びゆく世界に、膨大な量の霊魂を保持した主人公が転生したことで主人公を通じて霊魂が異世界に放出され、放出が終わるまで人里離れた森の奥深くで生活していたTS少女主人公が役目... (全文表示)
霊魂のリソースが枯渇しかかって滅びゆく世界に、膨大な量の霊魂を保持した主人公が転生したことで主人公を通じて霊魂が異世界に放出され、放出が終わるまで人里離れた森の奥深くで生活していたTS少女主人公が役目を終えた日に森の外の世界に旅立つ話。枯渇しかかっていた霊魂を供給してくれる対価にアカシックレコードを閲覧する権限が転生体に付加されているので、高精度な未来予知と既に起こった出来事を知ることが出来る能力を持ち、多少制限があって不便な部分もありながら中々のチート能力です。アカシックレコードで得た魔法技術の知識で、魔法に関しては右に出るものが居ない主人公ですが、欠点としては肉体は少女そのものなので運動能力に関しては人並み程度です。足りないリソースを供給して世界を救うという仕事を終えた主人公は、人里に向かい、死にかかっていた少年の命を救ったり、世界の何処かに生まれた勇者を探すために派遣された冒険者チームに力を授けたりと、己の思うがままの道を進みます。旅の道中で関わった人間にいろんなフラグを立てているので、それがどのような化学反応を引き起こすのか注目です。▼読む際の注意事項など男性から女性へ性転換するタイプのTSものです。一人称は俺であり、表ではのじゃロリキャラをロール・プレイしております。オーソドックスな神様転生ものでありますので、その手のジャンルが苦手な方は要注意です。教科書に載せられるレベルでセオリーをなぞっているので話の構成も安定して面白いです。
推薦:蟹アンテナ 評価:☆ (参考になった:3/ならなかった:0)
推薦作品:星と少年 原作:原作:Infinite Dendrogram
この作品には、原作である<Infinite Dendrogram>に登場するキャラクターが、ほぼ出てこない。 しかし、原作の世界観や雰囲気が完璧に再現され、それゆえに「VRMMOでの異... (全文表示)
この作品には、原作である<Infinite Dendrogram>に登場するキャラクターが、ほぼ出てこない。 しかし、原作の世界観や雰囲気が完璧に再現され、それゆえに「VRMMOでの異能バトル」という原作の趣旨が完全に、もしかすると原作以上に再現されているかもしれない。 「原作と矛盾した設定を出さない」というレギュレーションに沿っているからこそ、非常に純度の高い異能バトルが完成されている。これは、原作がある二次創作にしか出せない魅力である。 オリジナル『エンブリオ』、オリジナル『職業』、オリジナル『特典武具』、オリジナル『UBM』。全て、原作で説明された法則に違和感なく馴染むものであり、チートなどでは決してない。作品の根幹に絡むアイテムである『劣級エンブリオ』ですら、原作に登場する法則で説明がつくものである。 三人称である故に、キャラクターの感情を一歩離れた視点で描写されている。キャラクターと読者との距離の取らせ方が良い意味で非常に狡猾で、それはキャラクター造形にも及んでいる。 主人公の一人、ブラーはMMO廃人で、リア充を見下すロクデナシである。ゲーム内でトップに成り上がりたいという想いのために、NPCを躊躇なく殺す。いやに生々しく、現実にいそうなキャラクター造形であるが、読者はキャラにも文章にも強い嫌悪感を抱くことなく物語に没入できる。それは、肯定も否定もしない三人称からの心理描写が非常に精緻で、「ああ、現実にいたらヤな奴だ」と、軽く思わせる程度にとどめてしまう。しかし、例えば悲劇に対する被害者の心情は、三人称でありつつもキャラクターと距離を若干詰め、「可哀想に」という印象を与えさせる。 また、前述したオリジナル設定も非常にオトコノコ心をそそる魅力的なものだ。中二病患者の妄想とは一線を画する緻密で、ゲームバランスを崩さず、かつロマンを理解する固有名詞と能力の内容をしている。 小説家になろうもしくは書籍でデンドロ本編を読み終わり、同じ雰囲気でもっと異能バトル要素を煮詰めたのが読みたい!と思った方は、是非最初にこの作品を読んでいただきたい。▼読む際の注意事項など 三人称であり、二章以降スポットライトが当たるキャラクターが移り変わるため、三人称群像劇を読みなれていない人は少し集中力を要するかもしれない。
推薦:砂漠谷 評価:☆ (参考になった:3/ならなかった:0)
同原作推薦一覧