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推薦作品:加賀さんの優しさは分かりにくい 原作:原作:艦隊これくしょん
艦これという、戦いが多くのSSとして題材としてあげられるソーシャルゲームを、戦後というゲーム世界の中心から外し、しかも登場キャラクターすら殆どメインの二人だけに絞った短編。 舞台も養護施設内とい... (全文表示)
艦これという、戦いが多くのSSとして題材としてあげられるソーシャルゲームを、戦後というゲーム世界の中心から外し、しかも登場キャラクターすら殆どメインの二人だけに絞った短編。 舞台も養護施設内という箱庭の如く切り取った世界なのに、艦娘というギャルゲ感の強い存在をリアルとして雄弁に、そして自然に語り、尚且つ人との係わり合いまでもを強く印象付けた表した良作。 物語としての起伏は抑えられ、各所に仕込んだ小さな笑いは読み進める為に最良のスパイスとして作用し、するっと喉元を通るが如くの爽快感が後味に残ります。▼読む際の注意事項など 艦これに採用されているキララクターの性格や背景を事前に理解していないと判らない部分があると思います。 派手さはなく、人との関わりという静かなテーマ(勝手に想像)を中心としている感があり、アクションや派手な展開を期待する方は向かないお話だと思います。
推薦:zero-45 評価:★ (参考になった:13/ならなかった:1)
推薦作品:生まれたことが消えない罪というなら、俺が背負ってやる 原作:原作:仮面ライダー555
仮面ライダーアマゾンズseason2にて、主人公である千翼とイユの友人のような、そうでないような、でも二人のことを確かに大切に思っていた男、長瀬裕樹が、原作終了後、恐らく高校復帰直後ほどに、突如として... (全文表示)
仮面ライダーアマゾンズseason2にて、主人公である千翼とイユの友人のような、そうでないような、でも二人のことを確かに大切に思っていた男、長瀬裕樹が、原作終了後、恐らく高校復帰直後ほどに、突如として仮面ライダー555の平行世界へと迷い込み、そこで555、乾巧やその仲間たちと関わっていく中で、自分の中にあった迷いや後悔と向き合い、困難に立ち向かっていく。アマゾンズと555、二つのクロスオーバーでありながら、その二つを綺麗に組み合わせ、登場人物の心情を深く、そして豊かにしている。登場人物がそれぞれの思いを胸に苦難に立ち向かう姿は、とても心を打つものだ。ヒーローものが苦手、という人もよければ読んでほしい。▼読む際の注意事項など原作の両方を知っているとより楽しめるが、知識がなくとも十分楽しめる作品だから問題ない。555が主体ではなく、あくまでも長瀬たちの変化が主体なので、そこに期待されると失敗するかもしれない。読み終わったあと、星が降る、と口ずさんでしまう。
推薦:特撮仮面 評価:★ (参考になった:24/ならなかった:4)
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