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推薦作品:千雨からロマンス 原作:原作:魔法先生ネギま!
魔改造千雨それは古くから続く魔改造シリーズの金字塔。魔法使いから魔術師、超能力者、紙使い、九尾の狐などなど作者によって長谷川千雨は姿を変えて行った。詳しくは桂樹緑さんのブログ『桂樹通信』の千... (全文表示)
魔改造千雨それは古くから続く魔改造シリーズの金字塔。魔法使いから魔術師、超能力者、紙使い、九尾の狐などなど作者によって長谷川千雨は姿を変えて行った。詳しくは桂樹緑さんのブログ『桂樹通信』の千雨魔改造SSリストを見てみると良い。そんな千雨魔改造作品の中でも異色の作品がこの『千雨からロマンス』である。他の魔改造千雨シリーズは何かしらの力を持っており、その力を使って原作に介入しバトルしたりするのだがこの作品はまず戦わない。すべてマッサージの力によって解決するのである。詳しい事はネタバレになるので言えないがマッサージは世界を救うのだ。本当に。そしてそのマッサージがチートである。本当にチートである。ツボの声が聞こえるってだけで凄いのだがそれに施すマッサージテクニックが自分達の知るマッサージではないのだ。まさしく魔改造である。そしてこの作品は他の大多数の千雨魔改造シリーズと違いArcadiaの方で完結してあるのだ。ここが他との一番の違いであるだろう。尚且つ、外伝という形で続きを書いてくれるファンサービスも備わっており大変素晴らしい。この作品は『親指からロマンス』とのクロスオーバー作品であるのだがクロス先の原作を知らなくても楽しめる作品である。この小説を読むとクロス先の『親指からロマンス』が読みたくなるだろう。それぐらい魅力的な作品だ。ぜひ一読して欲しい作品である。そして再び魔改造千雨ブームが来ることを著者は願って。
推薦:ミキマル 評価:★ (参考になった:39/ならなかった:5)
推薦作品:魔法少女きょうこ☆マギカ 流れ者達の平凡な日常(魔法少女まどか☆マギカシリーズ×新ゲッターロボ) 原作:原作:魔法少女まどか☆マギカ
マギカシリーズと新ゲッターロボとのクロスオーバーである本作主人公はゲッターの流(ながれ)竜馬ですが、準主人公的な佐倉杏子の存在も大きいです。杏子好きにとっては、これだけでもう嬉しいところですが、... (全文表示)
マギカシリーズと新ゲッターロボとのクロスオーバーである本作主人公はゲッターの流(ながれ)竜馬ですが、準主人公的な佐倉杏子の存在も大きいです。杏子好きにとっては、これだけでもう嬉しいところですが、本作品は彼女の攻撃性をしっかりとクローズアップしているところが一味違います。杏子と言えば、美樹さやかとの交流で明かされる、その情の深さに焦点が当たりがちですが、一方で彼女は、魔法少女の厳しい現実を前にドライに生きる、好戦的な側面を持った少女でもあります。この尖った性格を持ち、したたかに生きる姿もまた、(悪役よりですが)彼女の魅力でしょう。片や主人公の流竜馬は、バイオレンスな笑顔がよく似合う、人間を辞めたレベルの頑強さを誇る男。その彼が、魔法少女の荒んだ世界に身を置く佐倉杏子と出くわすというのは、これはもう狂犬二匹を引き合わせ、同じ檻に放り込むようなもの。それなのに二人は出会ってしまい、奇妙な関係のまま、争いの絶えない日々を過ごすことになるのです。残虐にして殺伐とした魔法少女の日常、その中で竜馬と杏子が見せる剥き出しの闘争心、その赤く染まった輝きに魅せられる……かと思えば、束の間の休息には人間臭いところを見せる彼らの、その奇妙なギャップが笑いを誘います。めくるめく戦いの物語を求める方は是非、読んでみて下さい。▼読む際の注意事項など・バトルや狂った感じの描写に力を入れた作風であり、残酷な描写、えげつない描写が多くあります(敵役にエログロ要素あり)。・作品のメイン舞台は風見野であり、見滝原とは距離のある物語となっています。・真打は遅れてやってくる。つまりゲッターは、影を匂わせつつ中々登場しない(泣) とはいえ、生身の流竜馬による、人間ゲッターとでも言うべき獅子奮闘は必見です。 またあえて詳しくは語りませんが、我らが決戦兵器は、本当にここぞというところで決めてくれることでしょう。
推薦:tubuyaki 評価:★ (参考になった:9/ならなかった:1)
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