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推薦作品:ラインの娘 原作:オリジナル:ファンタジー/戦記
リデンプション、ちょっと重い言葉ですが身構えずに読んで頂きたい。まず主人公の火崎リツがとてもカワイイ!彼女の国の人々は皆んなツノが生えています。鬼娘カワイイヤッター!彼女は道場の娘です。武士っ... (全文表示)
リデンプション、ちょっと重い言葉ですが身構えずに読んで頂きたい。まず主人公の火崎リツがとてもカワイイ!彼女の国の人々は皆んなツノが生えています。鬼娘カワイイヤッター!彼女は道場の娘です。武士っ娘カワイイヤッター!道場主の父親を尊敬しています。お父さんっ子カワイイヤッター!しかし彼女は反逆者の濡れ衣を着せられた父親を処刑する事になります。不憫カワイイヤッター(白目)その後彼女は戦場に出て敵兵を捕まえ、良くないと思いつつ仲良くなります。ツンデレカワイイヤッター!(独断と偏見含む)その捕虜と斬ったり斬られたりします。武士道カッコイイヤッター!登場人物皆、格好良く潔く読んでいてジーンときます。父子の絆、敵と味方、仕事としての殺人と折り合いの付け方、リツと敵兵の梨本の交流を通じて短編ながら、とても満足のいく読了感を得られると思います。
推薦:OVER52694 評価:★ (参考になった:6/ならなかった:0)
推薦作品:親子 原作:原作:ダークソウル
不死になり、ロードランへと旅立った大好きな父ジークマイヤー。その父に母が遺した最期の言葉を伝えるという使命を果たすためにロードランへと辿り着いた娘ジークリンデ。道中出会った親切な旅人の助けもあり、無... (全文表示)
不死になり、ロードランへと旅立った大好きな父ジークマイヤー。その父に母が遺した最期の言葉を伝えるという使命を果たすためにロードランへと辿り着いた娘ジークリンデ。道中出会った親切な旅人の助けもあり、無事父と再会し、使命を果たすことが叶った。しかし、それからしばらく後、彼女が灰の湖にて父と再会した時、既に在りし日の優しき父の姿はなく、絶望し正気を失った亡者となっていた。そして、彼女は勇敢な騎士であった父の娘として最後の使命を果たす……。 大らかな性格と英雄にふさわしい勇ましさの二つを持ち合わせた「ダークソウル」における人気キャラクターであるジークマイヤーと、その娘ジークリンデの最終イベントに至る過程を描いた4000字程度の短編作品である。 原作中では主人公がイベントに辿り着く頃には、灰の湖の篝火前で息絶え大の字になったジークマイヤーと、その傍に立ち尽くし悲しみに暮れるジークリンデの姿……という状態であるため、そこに至るまでの過程を想像して書いているのが本作品の特徴だ。実際に原作をプレイしている時はあのジークマイヤーが死んだ、という事実に唖然とさせられた者も多い印象に残るイベントであろう。 題名である「親子」が指す通り、父と娘の親子愛を描いた作品である。原作中ではジークマイヤーとジークリンデの関係についてはあまり深く語られることはないため、二人がどのような親子関係であったかを作者が本作品を通して想像しているのが面白いと感じた。 一方、「もし父が亡者となったのならば娘である自分が責任を持って何度でも殺す」そう固く決意したものの、自身と同じカタリナの鎧を着た父の姿を目にすればその覚悟も揺らぐ。しかし、正気を失った亡者となった父を放っておけば人を襲い傷つける……というジークリンデの葛藤が本文中の描写からも感じ取ることができた。 原作中で武器や防具などのテキスト等からでしか殆ど人物関係というものが語られることがないからこそ自由に物語を想像し、プレイヤー達が生み出していくことができるのだというフロム作品の魅力を教えてくれる作品であるといえる。
推薦:すいか 評価:★ (参考になった:44/ならなかった:7)
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