提督の憂鬱   作:sognathus

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昼食も終えて暇な時間何をしようかと考えていたところに、提督は誰かの視線を感じました。
バレているつもりはないようですが、ふと視線を感じた方を見てみるとドアの隙間から島風と雪風がこちらの様子を覗いていました。


第10話 「子守り」

島風・雪風「ジー......」

 

提督「......」

 

島風・雪風「ジー......」

 

提督「なんだ......二人とも」

 

島風「っ、気付いた! 行くよ! 雪風ちゃん!」ダッ

 

雪風「りょ、了解しました!」ダッ

 

 

島風「大佐っ!」

 

雪風「見て下さい!」

 

バッ

 

提督「......何故、下着を見せる?」

 

島風「エッチな方法で大佐をのーさつするのっ」

 

雪風「た、大佐。どうです? 嬉しいですか?」

 

提督「......一体、誰の入れ知恵だ」

 

島風「雪風ちゃん、大佐あまり喜んでないみたい」ヒソ

 

雪風「そうですね。や、やっぱり脱いだ方が......」カァ

 

提督「二人とも」

 

島風・雪風「はい!」

 

提督「ふぅ......おいで」

 

島風・雪風「?」トコトコ

 

ギュ

 

島風「あ......」

 

雪風「ふぁ......」

 

提督「別に恋人になるにはそういう事をしないといけない、というわけではないんだ」

 

島風「そうなの?」

 

雪風「男の人はこれが一番好きなんじゃ......」

 

提督「それは、別に男だけとは限らない。女だってそいう人はいるぞ」

 

雪風「そうなんですか?」

 

提督「ああ。だが、俺は二人にはそういう方法はまだ時期が早いと思う。だから、これが今は最適の方法なんだ」

 

島風「それって、いつでも大佐に抱き着いていいってこと?」

 

提督「いつでもだと俺も困るな。仕事をしていない時に頼む」

 

島風「っ! わかった! ね、まだこのままでいていい?」

 

提督「ああ、もう少しならな」

 

雪風「ゆ、雪風も!」

 

提督「二人とも一緒だ」ポン

 

島風「むふー♪」スリスリ

 

雪風「たーいさぁ♪」スリスリ

 

 

――数分後

 

雪風「すぅ......すぅ......」

 

島風「くー......すー......」

 

提督「......」ナデナデ

 

ギュ

 

提督「ん?」

 

響「響も......」

 

提督(いつの間に......)

 

提督「......ちょっと待ってろ。2人をベッドに寝かせてくる」

 

響「了解、待ってる」

 

 

提督「待たせたな」

 

響「大佐っ......!ダッ

 

提督「む」キャッチ

 

響「んー......♪」スリスリ

 

提督「いつにも増して甘えん坊だな」

 

響「......これからこういう子がどんどん来ると思う」

 

提督「なに?」

 

響「でも、今は響だけを可愛がって」

 

提督「......ああ」(増える......?)

 

響「撫でて」

 

提督「ん」ナデナデ

 

響「ふ......んむ......」チュ

 

提督「っ」

 

響「......やった」

 

提督「また不意を突かれたな」

 

響「油断どんどんしていいよ?」

 

提督「そこは窘めてくれ」

 

響「やだ」プイ

 

提督「......全く」

 

 

――数分後

 

響「ん......もういいよ」スッ

 

提督「ん、そうか」(自分から離れるとは珍しいな)

 

響「名残惜しいけど......次は雷の番だし、ね」

 

提督「なに?」

 

雷「大佐っ!」ダキ

 

提督「おっと......一体どこから」

 

雷「ちゃんとドアから入って来たわよ! ほら」

 

提督「......」

 

響「皆、順番に待ってるから、ちゃんと相手をしてあげてね」

 

雷「大丈夫よ! 一日10人までって決めてるからお仕事の邪魔はさせないわ!」

 

提督「そうか......」

 

響「雷」クイクイ

 

雷「ん? なに?」

 

響「エッチなのは今日はダメだよ? 反則」ヒソ

 

雷「っ、わ、分かってるわよ」カァ

 

響「ん。ならいい。じゃ、大佐。よろしくね」

 

バタン

 

 

提督「......」

 

雷「大佐っ」

 

提督「ん? む......」

 

チュ

 

雷「えへへ......やったわ♪」

 

提督「我ながら学習しないな......」

 

雷「隙を見せる方がわるいのよっ♪」スリスリ

 

雷「ね」

 

提督「ん? 撫でるか?」

 

雷「ううん、違うの。お、お腹をポンポンってして」

 

提督「......わかった」

 

ポンポン

 

雷「あ......なんだろ......撫でられるのと違ってこれ......いい」

 

提督「そうか」

 

雷「うん。なんか......安心するっていうか、体がポカポカして幸せな気分なの」

 

雷「ね、今度はお腹撫でて」

 

提督「ん」

 

ナデナデ

 

雷「ん......ふぁ、これもいいなぁ......」ウットリ

 

提督「それは良かった」

 

雷「ね。上からあ、足の付け根のとこまでスーってやって」

 

提督「雷、それは......」

 

雷「べ、別に服の上だし。パンツを触るわけじゃないからいいでしょっ」カァ

 

雷「ね、お願い。それ以上は我儘言わないから」ウル

 

提督「......ふぅ」

 

スー......サスサス、スー......

 

雷「あふぅ......あり......と。しば......らくそのまま、ね」

 

 

~執務室前の廊下

 

不知火「......」カァ

 

陽炎「ど、どうしたの? 何が見えるの?」

 

不知火「いえ......」スルッ

 

陽炎「どうしてパンツ脱ぐの!?」カァ




ロリコンではありませんが、駆逐艦大好きです。
駆逐艦は見た目がロリータなだけで中身はちゃんと大人なので、ケッコンしてもロリコン扱いはされません。
決して中破グラで興奮もしてはいけません。

え? 村雨? 無理です。ごめんなさい。あれで興奮するなと言われても筆者にはできません。

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