憑依天龍が行く!   作:鳴神 ソラ

2 / 59
最初に選んだ艦娘の名前を出すと感慨深くなるよな…


1話:練習しーの初建造するーの

ひょんな事から天龍に憑依してしまったのを認識した日から翌日

 

「おっとととととととと、どわっ!?」

 

鎮守府近くの海上に浮かんでいたが体勢を崩して倒れてしまう。

 

「くそぉ…スケート的な感覚ってマジで吹雪、頑張ります!通りだなおい」

 

なんとか立ち上がった後に自分が見ていたマンガを思い返してからアニメの吹雪のはマジ頑張ってたよなとも考えた後に別のを考えてゾッとした後に顔をパチンと叩いて気を持ち直す。

 

「と、とにかく練習だ練習!何も出来ないじゃあ天龍に申し訳ない!」

 

気合を入れた後に海上航行の練習に取り掛かる。

 

だが、実はと言うと憑依した提督は運動神経はそんなに良くない。

 

ほとんど自宅でのんびりしてて運動もそれ程していない。

 

しかもスケートのはほとんど上手くなくてただ滑るスピードを上げるだけしか出来ない。

 

だから……

 

「(ちーーーーーーん)」

 

「ねんりょうぎれなのです」

 

「むちゃしすぎなのです」

 

がむしゃらに動いただけで燃料切れになって妖精さん達に助けられていた。

 

「かー…ちくしょう。要練習じゃねえか」

 

補給された後に妖精さんに作って貰ったラーメン(具なし)を食べながら天龍はぼやく。

 

なお、廃棄されたが妖精さん達が食べる分であろう食料や蓄えられていただろう資材はそのままで残っていたのでしばらくは大丈夫だそうだ。

 

ホントにアニメの初期吹雪レベルだよなと考えた後に眼帯に覆われた左目を触る。

 

「(ホントになんなんだ?眼帯付けてない間は頭痛くなるし…)」

 

今の所、片目だけで不便と言うのはないがこれから先、生きる為なら慣れて置かないといけない。

 

ただ前述でも書かれているが天龍になってる提督は運動神経は良くない。

 

近年は自宅に籠っては様々な動画見たり、ゲームしたりでしていない。

 

艦娘になったから体力や運動神経は改善されてるだろうがだからといって良いと言われるかと聞かれると良くない。

 

「(天龍がいれば良かったけど、いないから困る…此処は見たアニメの剣術のを元に訓練した方が良いかな…航行に関しては他の艦娘頼みかな…と言っても自分以外いないし…)」

 

食べ終えてからうむむと唸っていると妖精さんが話しかけてくる。

 

「かんむすさんかんむすさん。けんぞうしてみるです?」

 

「建造か……丁度良いな」

 

妖精さんがいるからあんまり寂しくないがやっぱり他にいた方が良いと考えて妖精さんの提案に乗る。

 

 

「22分か…資材はオール30だから白露型か朝潮型が来るな」

 

建造できるスペースは天龍の知るのと同じ4つで最初と言う事で1回だけして表示された結果に天龍は呟く。

 

大人しい子が良いなと天龍は内心ぼやく。

 

なぜかと言うと天龍的にその方が嬉しいからだ。

 

例え外見性別は女だけど精神性別は男である。

 

しかもゲームやアニメなどの創作はともかくリアルである現在で流石に女性の身体を見れないのだ。

 

だから昨日は寝る時も天龍の服のまま寝たのだ。

 

そんな訳で建造されて来る艦娘に手伝って欲しいからババっと脱がす可能性のある夕立や涼風じゃない方が良いなと考える。

 

「こうそくけんぞうざいをつかうですか?」

 

「んーーーーー…んじゃあ頼む」

 

話しかけて来た妖精さんのに天龍は了承するとやるですーと高速建造材が使われ、待ち時間が0になると共に艦娘が現れる。

 

「五月雨っていいます!よろしくお願いします。護衛任務はお任せください!」

 

出て来たのは天龍…提督にとって感慨深い艦娘だった。

 

始めた際に選べる艦娘の中に含まれる1人で初めての相棒とも言える存在、白露型6番艦の五月雨であった。

 

天龍や他の艦娘が出た後はほとんど遠征などを任せてばっかになっていたが最初は助かる存在だったのは覚えている。

 

「お、おう、俺は天龍。よろしくな」

 

「はい!それで提督はどこにいますか?」

 

「いないです」

 

挨拶する天龍に五月雨は笑って聞くと妖精さんが答えた事にえ?となる。

 

「えぇぇぇぇぇぇ!?此処放棄されてたんですか!?」

 

「そうらしい。んで妖精さん達は暇だったから俺が建造されて、他にいた方が楽しいのと頼みたい事があって建造した訳だ」

 

説明された事に驚く五月雨に天龍はそう言う。

 

「えっと、なんでしょうか?」

 

「いや、そこまで気構え無くても良いんだ。簡単な事だから、しかも俺関連」

 

ビシッとする五月雨に天龍は苦笑する。

 

言われた事に首を傾げる五月雨に天龍は言う。

 

「頼みってのはな…お風呂での俺の身体洗うのをやってくれ///」

 

「………………えっ?」

 

 

 

 

 

次回を待て




ゆっくり霊夢「と言う訳であとがきだよ~作者代行のゆっくり霊夢だよ~」

ゆっくり魔理沙「助手のゆっくり魔理沙だぜ☆」

ゆっくり霊夢「はい、今回はタイトル通りでしたね」

ゆっくり魔理沙「いや確かにタイトル通りだけどはっちゃけてると言うかふざけてねえか;」

ゆっくり霊夢「今までにない事のチャレンジみたいな感じだからね」

ゆっくり魔理沙「チャレンジャー過ぎるわ(汗)んで建造のは五月雨か」

ゆっくり霊夢「まぁ、文中でも書いた様に作者が実際に選んだ艦娘だからね。だからこそ登場させたんだよね~」

ゆっくり魔理沙「あーあー業務連絡。業務連絡。基本登場する艦娘は作者が実際に手に入れたのが主になるんだぜ。だから○○とか出してとかのは受け付けないから了承してくれなんだぜ」

ゆっくり霊夢「特にイベントのとかでしか出ない雲龍型とかは葛城を除いてほぼゲットしてないから運営が建造でも出せる様にしてくれるのを祈っておいてね。そんな訳で次回もゆっくり待っててね~」

ゆっくり魔理沙「と言うか作者の奴、また2000文字行ってないぞ;」

ゆっくり霊夢「バトルとなると結構長くなるんだけどシカタナイネ」

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。