憑依天龍が行く!   作:鳴神 ソラ

5 / 59
ゆっくり霊夢「本編入る前の注意だよ」

ゆっくり魔理沙「今回出るキャラの1人が激しくキャラ崩壊してる事を言って置くんだぜ」


4話:セクハラされ~の初出撃する~の

前回、大和、吹雪、加賀、利根を建造した天龍は次の日に慣らし的に鎮守府海域の鎮守府正面海域に出撃するのを皆に伝えた。

 

翌日の朝

 

「ん、んん……」

 

寝ていた天龍は寝苦しさと胸に妙な感触を覚えて目を開ける。

 

なお天龍は寝る際は五月雨が見つけた浴衣を手伝って貰って着用して寝ていて、朝起きた時は五月雨に着せて貰っているのだ。

 

ぼやっとしていたが見えて来たのに天龍は目を丸くする。

 

「あ、天龍さんおはようございます」

 

そこにいたのは吹雪なのだが…彼女は天龍に馬乗りしていて目をギラつかせていた。

 

さらに言うと視線を下げると吹雪の手がめくれた浴衣に入って天龍の胸を掴んで揉んでいた。

 

その瞬間、天龍の頭にある単語が来た。

 

「(この子……淫獣吹雪だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?)」

 

淫獣吹雪、それは天龍となる前の提督が見ていたサイトに投稿された作品のから誕生して広まった二次創作での吹雪である。

 

とあるパンツじゃないから恥ずかしくないと言うアニメの主人公の様に軽巡以上の艦娘の大きい胸に目がない。

 

二次創作だからないだろうと考えていた天龍にとって目の前の彼女がその存在であると言うのは驚きを隠せなかった。

 

「天龍さんのお胸、凄く良いです」

 

「ちょ、やめ、吹雪!!」

 

はあはあと息を荒げている吹雪に天龍は叫ぶが吹雪は止めずに堪能する。

 

なお、その後は天龍の着替えをしに来た五月雨を察知した吹雪が止めて離れたので幸いだったが天龍は生まれたての小鹿の様にガタガタと震えて、入室した五月雨は戸惑うのであった。

 

追記しておくと五月雨に気付かれず出て行った吹雪の顔は艶々であった。

 

「え、えーそんな訳で前日で言った通り、鎮守府正面海域に慣らし的な意味で出撃するぞ」

 

「えっと、提督代行。大丈夫ですか;」

 

しばらくして朝ごはんを食べた後に疲れた顔で言う天龍に大和は冷や汗掻いて聞いて大丈夫だと返される。

 

なお、此処まで描写してなかったが出撃方法はアニメ版のである。

 

気を取り直して天龍は内心ドキドキしながら気合を入れる為に言う。

 

「うっしゃあ!天龍!第一艦隊!出撃するぜ!」

 

その言葉と共に滑る様に進み、その途中で艤装を纏って行く。

 

最後に出て来た剣を握って海へと出る。

 

他の5人も出た後に天龍を先頭に航行する。

 

「うむ、こうやって動くのは良いのう」

 

「そうですね」

 

「今の所、敵影は見えませんね」

 

「そうだな。まぁ、とにかく加賀。艦載機を発艦してくれ。用心の為にな」

 

ぐぐっと背を伸ばす利根に吹雪が同意するのを尻目に前方を見て言う加賀に天龍はそう指示し、加賀は分かったわと返して矢筒から矢を取って弓に沿えて引き、それを放つと飛んで行った矢は艦載機となって飛んで行く。

 

しばらくしてると艦載機が戻って来て、加賀の飛行甲版に着地する。

 

着地した艦載機に乗る妖精から加賀は報告を聞く。

 

「…私達からして北西の方向に航行してる深海棲艦を発見。種類は駆逐級で数は3機との事」

 

「成程……」

 

「どうするのじゃ?」

 

艦載機に乗る妖精からのを報告する加賀のを聞いて考える天龍へ利根は聞く。

 

「……そいつ等は何か狙ってると言う様子だったか?」

 

「……違うらしいわ。念の為に進行方向を見て来たけどどうやらただ航行してるみたい」

 

確認する天龍に妖精から聞いた加賀はそう言う。

 

「なら決まりだ。そいつ等は保留だ」

 

「え?大丈夫なんですか?」

 

出された事に目を丸くして吹雪は聞く。

 

「まぁ、俺だってもし襲われてたとか何かを狙ってるなら迎撃に向かうけど、ただ移動してるだけので被害を出さないなら極力手を出さない方が良いと思ってな…それに俺達はまだこの1回で出てばかりのルーキーだ。もし伏兵とか別の深海棲艦の部隊がいたら最悪、誰かが堕ちてもおかしくない。さらに言うなら今回の俺達の出撃理由は慣らしだ。迎撃じゃない」

 

「……確かに提督代行のも一理ありますね」

 

理由を話す天龍のに大和は納得し、加賀も同意なのか頷いている。

 

利根は不満げだが異論は無い様で吹雪と五月雨も分かりましたと答える。

 

「まぁ、思う所はあるだろうけど、今回は我慢してくれ」

 

「「はい!」」

 

「了解です」

 

「いたし方ありませんね」

 

「了解なのじゃ」

 

そう言う天龍にそれぞれ返した後に天龍は加賀が言った方向を見る。

 

ただ、距離があるので見えず、距離があるから見れねえよなと天龍はぼやく。

 

しばらくして鎮守府に戻った後に動いただけなのに大量に食べる大和と加賀にこれ持つかな…と頭を抱えたりしながら今後の事を考えるのであった。

 

 

 

 

 

 

次回を待て




あとがき

ゆっくり霊夢「と言う訳であとがきだよ~作者代行のゆっくり霊夢だよ~」

ゆっくり魔理沙「助手のゆっくり魔理沙だぜ☆」

ゆっくり霊夢「はい、まさかの吹雪がキャラ崩壊」

ゆっくり魔理沙「ちなみに言うと性格はまさにとあるサイトで有名な二次創作作品に出る吹雪を元にしてるんだぜ。そこら辺はその作者さんに聞いて許可を貰ってるんだぜ」

ゆっくり霊夢「んで初出撃…ちなみに作者は極力イベント海域以外には出撃しません」

ゆっくり魔理沙「それで一部の海域はまだ行ってないんだよな…」

ゆっくり霊夢「だから基本は演習と遠征のをやる感じでのんびりしてるんだよね~」

ゆっくり魔理沙「まぁ、そんなこんなで次回を楽しみにしててくれなんだぜ!」

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。