ミッドチルダの亀仙人   作:のうち復旧用アカウント

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第7話

 ヴィヴィオの試合があっさり終わった後、リオ、コロナもあっさりとやられてしまった。

 

 そして順番はアインハルトの番となった。

 

 「武天老師さま、よろしくお願いします。」

とアインハルトは変身し、構える。

 

 「ああ、さっ、始めようかの。」

と試合のゴングがなる。

 

 「行きます!」とアインハルトがラッシュを仕掛けるがそれを亀仙人は全てを全てかわしている。

 

 「ふむ、中々あたらんの?、ストリートファイトでかなり鍛えられてあるようじゃが、動きに無駄があるのか、惜しいの〜」

 

 (全て見切られているならば、今の私の最高の一撃を)

 

 アインハルトが構える。

 

「覇王流!、断!空!拳!」

それはまさに現在、アインハルトの打てる最善の手であり、最強の技、断空拳を亀仙人にむけて放つが、亀仙人はそれを難なく避ける。

 

 「ふむ、爽やかな風をプレゼントしちゃおうかな。」

と亀仙人が気を練り、アインハルトに腕を振う、すると突風が発生して、アインハルトを舞台の外へと押し出した。

奇しくもそれは亀仙人の現在のところ、最後の弟子であるヤムチャとはじめて天下一武道会で戦った時と全く同じだったのは亀仙人を除いて知るものはいないだろう。

 

 「さて、最後はノーヴェじゃな。」

 

(すげえ、今のところ全部の試合を秒勝ちしてやがる。涼しい顔してやがる。何処かに何処かに、付け入る隙をみつけねえと)

 

 そんなことを考えながら舞台に上がる。

 

 ノーヴェは試合開始のゴングがなると同時にいや、動けなかった。先程のアインハルトとの試合を見て動き、初手での乱打は無駄だと思ったからだ。

 

 (大技を見せても、見切られてしまうのがオチか?いや、この爺さんを相手にそこまで考えるのは野暮だ。せっかく武術の神様が胸を貸してくれるってんだし、ドーンとぶつからなきゃそんだな。)

 

 「いくぜ!」とノーヴェはうだうだ考えることをやめた

得意の膝蹴りを決めるため、相手に近づくローラブレードの

性質上、ノーヴェの攻撃は本来のものより格段早く、亀仙人に向かっていく。

 

 (うむ、流石、子供達に教えとるだけあって中々やりてじゃの、アインハルトとの試合を見て迂闊に打ち込んではこないと思っておったが、攻めの中に活路を見出す互いのものか?、いや違うな。経験値も明らかに子供達とは一線をかくしている。と言うことは)

 

 そしてノーヴェの怒涛の攻めは等々、亀仙人の余裕の防御の壁をぶち抜いた。かなり手加減された状態でかすり傷たが一撃を入れることに成功したのだ

 

 「ふ、ノーヴェよ、中々やるのならお前さんにも何かみせんとの!」

 

 亀仙人は両手を合わせ、自らの気をそこに集約させる。

 

 「かー!、めー!、はー!、めー!、波!!!!!」

と亀仙人の編み出した最強必殺技、ドラゴンボール世界において、主人公と共に時代の初期から最後までを駆け抜けた最強の技である。かめはめ波を亀仙人は見せた。古代ベルカの時代から現代に置いてから本来の闘い方である気を使った戦い方を見せたのは、片手の指で足りる程度の数しかなく、亀仙人の技の大半が伝説として伝わっていないのもこのせいである。

 

 かめはめ波を使い、ノーヴェをノックダウンさせるのだった。

 

 結果、ノーヴェ達、後のチームナカジマは亀仙人1人に惨敗するのだった。

 

 

 さて、試合の後は反省会だ。

果たしてヴィヴィオ達は無事に亀仙人の弟子になれるのだろうか




 今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。

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