※この作品はR-18です。

新そっくりなアイツ   作:もっち~!

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工藤君への来訪者 Part3*

 

---服部平次---

 

東の高校生探偵として有名な工藤新一に、佐田ホテルのスィートルームに招待された。俺は連れの遠山和葉と共に、指定された部屋へと向かった。

 

「平次、スゴいよ。どんどん上に昇っていくよ」

 

エレベーターの中ではしゃぐ和葉。う~ん、こんな場所に住んでいたら、いくらかかるや。そして、目的の階層に到達した。ここって、最上階の1つ下のフロアか。俺達を歓迎する気があるんやな。

 

ドアの横にある呼び鈴を押して、部屋の中へと招き入れてくれた工藤君。首元にはネッカチーフが印象的な伊達男のようだ。

 

「で、何の用だ?」

 

「なにねぇ、顔を拝んで置こうと思ってな。東の高校生探偵君の顔をさぁ」

 

「そんなの写真でいいだろ?」

 

「ツラを合わせて、話さないと、ソイツの人柄がわからんかな~」

 

工藤の後ろには女性が6名控えている。どんな関係なんや?

 

「まぁ、席についてくれ。紅子、お客さまにお茶をお持ちしてくれるか」

 

「はい、わかりました」

 

紅髪に巨乳の姉ちゃんが、俺と和葉の前にケーキと紅茶を配膳してくれた。

 

「すご~い、美味しそうやな~♪」

 

隣で和葉がケーキをパクついている。

 

「で、工藤。お前の後ろにいる女性達は何者だ?」

 

「俺のボディーガードだけど。君のボディーガードと戦わせてみるか?」

 

ボディーガードだと?スタイルのいい姉ちゃんが多いが…

 

「平次、平和的でいこうや。なぁ~」

 

和葉が俺の心を鎮め始めた。好戦的なのは、玉に瑕程度や。うん?工藤の視線は和葉をロックオンしているようだ。何するんや?

 

「おい、俺の連れに色目を使わないでくれるか?」

 

「使っていないよ?困っていないからね」

 

工藤は席を立ち、後ろにいる女性の一人と抱き合い、濃厚な口づけを交わしている。

 

「平次…焚きつけちゃダメだよ~」

 

和葉が泣きそうな顔で俺を見つめている。

 

「君達は、こういう関係では無いのか?ホームズとワトソンか?それとも、明智小五郎と小林少年かね」

 

なんか、工藤の言い方に腹が立つ。上から目線過ぎるやろ?

 

「てめぇ~、いい加減にしやがれ~!」

 

工藤目がけて、突進をしたのだが、工藤と抱き合っていた女性のケリで、壁際まで飛ばされた。なんや?コイツ…強いぞ。

 

「だから、言っただろ?俺のボディーガードだと。女子高校生の部のトップ4がいるんだ。止めておけ」

 

何?女子高校生の部のトップ4だと…空手か?今のケリって…

 

「あの程度のケリを交わせないとは…」

 

工藤が鼻で笑った気がした。コイツ、許せない。女に護って貰うだと!特殊警棒を手にして、工藤に襲い掛かった。剣道なら、負けない。

 

しかし、俺の繰り出した剣技を潜り抜け、俺の首に腕を巻き付けてきた。

 

「姉ちゃんのケリに比べたら、遅過ぎるんだよ」

 

次の瞬間、目の前が真っ暗になってしもうた…

 

 

 

---遠山 和葉---

 

一瞬の出来事だった。工藤君に襲い掛かった平次が、工藤君に何かをされて、グッタリと床に倒れていく。

 

「ボディーガードに護られているからと言って、弱いとは限らないだろうに。早死タイプだな、こいつ」

 

「ちょっと!平次に何するんよ~!」

 

私は怒りで工藤君に掴み掛かった。

 

「正当防衛だよ。特殊警棒って、ズルいだろ?こっちは素手なのにさぁ」

 

それはそうだけど…えっ!

 

唇に柔らかい物が重なってきた。工藤君の腕が私の後頭部を優しく抱き締めた。工藤君の舌が上下の唇の間から入って来て、私の舌に絡みつく。頭の中が真っ白になっていく。何も抵抗出来無い私。

 

身体がふわっと浮き上がる感じ。工藤君が私をお姫さま抱っこして、どこかへと運んでいく。運ばれた先で、ベッドの上へ優しく置かれ、私と重なるように身体を…

 

「落ち着いたかな?」

 

服を脱がすことはしない工藤君。私を落ち着かせる為に、私にとってショックな行動を取ったようだ。平次と違って、冷静な判断やな。

 

「この部屋で、休んでいてくれる?君の彼氏とお話するから」

 

私の頬に工藤君の頬が重なる。なんか、落ち着くなぁ~。平次には出来無い、女性への嗜みだな。

 

「はい…」

 

彼のお願いに、頷く私。

 

 

 

---鳥井亜樹---

 

応接間に戻ると、服部平次の姿はなかった。朱美と姉妹の姿も無い。アイツら…調教ルームへと向かった。そこには意識を刈り取った服部が、全裸で拘束されていた。

 

「どうするんだ?」

 

「亜樹には出来無いことをするんだよ」

 

姉ちゃんは怪しげな容器を手にしている。その容器の蓋を開けて、筆に中身を付けて、服部の肉棒へ塗っていく。服部の視覚、聴覚は封じ込めてある。口も拘束具を嵌めてあるし。調教する気が満々のようだ。

 

「じゃ、僕は、蘭と」

 

「あぁ、いいぞ。こっちは新しい玩具があるからな」

 

「殺すなよ」

 

「わかっているよ。精々、不能にする程度だ」

 

蘭と二人で僕の寝室に向かった。服部の彼女は、客人用の寝室に置いてきた。

 

「紅子、服部の彼女のデータを頼めるか?」

 

「はい♪」

 

僕からの頼みごとを嬉しそうに受けてくれる。彼女の使ったティーカップから指紋を採取して、データ室へと向かった。

 

「蘭…」

 

「ゴメンね。演じさせちゃって」

 

僕に抱きついてきた蘭。

 

「いんだよ。新一君の影武者は、できる限りするから」

 

「ありがとう…亜樹君」

 

疲れたので、蘭の隣でただただ寝る僕。体力もそうだけど、スタミナ不足だよな。

 

 

 

---服部平次---

 

ここはどこだ?真っ暗闇な上、音が何もしない。しかし、身体には様々な刺激が襲い掛かっていた。手首、足首は固定されている感じだ。そうなると、目隠し、耳栓、猿ぐつわって感じか?工藤のヤツ…そうだ!和葉は無事か?足掻こうとするが、身体がまるで動かない。なんか知らんが、アレが勃起していく。何か盛られたのか?勃起した物は何かに吸い込まれて行く。これって…俺の初体験の相手は誰や~!!

 

ドックン!

 

大量に中出ししてしもうたわ~。あかんな~。すると、萎えたアレに何かを塗られて、ビンビンにされていく。そして、さっきとは違う何かに吸い込まれて行く。あかん!紅い玉が出るまで回されるんか?女性は6名いたよな…もし、7人目がいたら、和葉になるんかいな?マズいってぇぇぇぇ~!

 

五人目が終わり、萎えたアレに何かを塗られるも、反応しなくなったアレ…紅い玉が出たんか?おぃおぃ…和葉とまだ、していないんだぞ…

 

え?前が使えなくなった途端、後ろに何かが塗られていく。おぃ!工藤、やめろぉぉぉぉ~!心の叫びは空しく終わった。後ろの穴に何かが入って来て、有り得ない刺激に襲われた。イカンって…そっちの趣味はあらへん。工藤~、やめれ~!

 

しかし、俺の心の叫びは、相手に届くことは無かった。

 

 

 

----遠山 和葉---

 

平次が…ボロボロになって倒れている。何故か全裸で倒れている。

 

「ねぇ、平次に何をしたん?」

 

工藤君に尋ねた。

 

「彼女達が教育的指導をしたようだよ。今後、ケンカを売らないようにね」

 

工藤君が苦笑いをしている。

 

「全裸にする必要ってあったん?」

 

「どうだろうな。彼が筆下ろしを頼んだんじゃないのか?」

 

うっ!なんてことを…工藤君のように紳士的に振る舞わず、獣になってしもうたのか?情け無いヤツやな。言ってくれれば、私が…

 

「和葉さん、彼をお風呂で洗って上げてくれるかな?」

 

平次はお風呂場に連行されていった。私も…え?洗う?服脱がないとあかんやない。えぇぇぇぇ~!シャワーを出してみると、水圧が高い。う~ん、これでは服が濡れてしまう。しゃないなぁ。脱衣室で服を脱ぎ始めた。そこに、工藤君の彼女が現れて、

 

「全裸になってコレを着るよいいわよ」

 

バスローブを手渡して来た。

 

「それは濡れても大丈夫だから」

 

「ありがとうございます」

 

彼女に頭を下げ、お礼の言葉を伝えた。さてと、このボンクラを洗うかな?

 

 

 

---鳥井亜樹---

 

『遠山和葉。服部と同じ改方学園高等部に在籍、父親は大阪府警刑事部長の遠山銀司郎…』

 

紅子の調べてきてくれたデータに目を通した。こいつも親が警察関係者か。う~ん…刑事関係者の子供達の恋愛物語にするかな。特に事件性は無いし。

 

執筆専用の部屋で、構想を練っていく。

 

コンコン!

 

ドアがノックされ、

 

「真純です」

 

ドアを開けて、部屋に誘い込んだ。

 

「どうしたんだ?何か問題があった?」

 

「そうじゃないけど…ショックだよ。あの姉妹達の調教シーンを、目の前で生で見るとは…」

 

あぁ…ショックだろうな。アイツら、鬼だし。

 

「協力者ってことは、あぁ言うシーンにも慣れてね。アイツら、調教のスペシャリストだから」

 

「学校で噂は聞いていたけど、あそこまでとは…」

 

僕に抱き付いて来た真純。身体が少し震えている。

 

「恐怖を感じたかな?でも、アレでも、丸くなったんだけどね」

 

まだ、拳固で壁を壊す暴挙に出ていないし。

 

「あれで?昔はもっとスゴかったの?」

 

「教育的指導で、僕をブロック塀の前に立たせて、僕の頭を掠めるように正拳突きを繰り出して、ブロック塀を破壊したんだよ」

 

「え…」

 

真純が絶句している。まぁ、そうなるよな。

 

「現場に朱美がいたけど、恐怖のあまり、僕を助けられなかったそうだよ」

 

「朱美が恐怖を…どんだけ、恐かったんだ…」

 

「そんな感じで、以前よりは丸くなったと思うよ。まだ壁を破壊していないし」

 

「後、訊きたいことがあるんだ。亜樹君は武術をやっていたの?彼の剣技をかいくぐって、意識を刈り取っていたけど」

 

「やっていないよ。今もそうだけど、僕は身体が弱いからね。ただ、姉妹達のケンカとかを仲裁していたから。姉ちゃんのケリに比べれば、痛く無いし」

 

姉ちゃんのケリは食らいたくない。病院送りになる自信があるもの。

 

「なるほど…納得したよ。いや、ボディーガードなんか、いらないじゃんって、思ったから」

 

「あぁ、そうだろうな。でも、外へ行く場合は、車椅子が必要かもしれない。結構、工藤君を演じるのって、キツいんだよ」

 

立っているだけで、よろけそうになるが、直立不動に見えるように演技していた。

 

「わかった。辛かったら言ってくれ。対応はするからな」

 

そういうと真純は、僕の唇に自分の唇を重ねてきた。

 

 

 

---服部平次---

 

気が付くと風呂場にいた。目の前には、全裸にバスローブを着た和葉がいて、俺のことを洗ってくれていた。状況が良くわからないんだが…

 

「平次!胸を見るな!恥ずかしいの我慢して、洗っているんだからな…」

 

和葉は涙目で俺を見ている。俺の身に何が遭ったんだ?

 

「俺はどうなったんだ?何で、風呂場にいるんや?」

 

バシッ!

 

頬を平手で叩かれた。なんで?こんな目に?

 

「バカ!平次のバカ!なんで、彼女達に筆下ろしを頼んだんだよ~。お前の目は節穴かぁ~!」

 

は?筆下ろし?はて…え…筆下ろし!記憶にうっすらと残っている。そうだ、5人目で紅い玉が出たんや~!

 

そういえば、妙に艶っぽい和葉を見ても、俺のアレは反応せずに萎えたままやん…マズいやろ?まだ高校生でこれは…

 

「うっ…うぅぅぅぅ…」

 

顔を伏せて泣いている和葉。どうすればいいんや?

 

「後は、自分で洗いな!」

 

泡立ったスポンジを俺に投げつけて、風呂場を出て行く和葉。マズい展開だ…

 

 

 

---遠山和葉---

 

脱衣所に出ると、その場で大泣きをしてしまった。

 

コンコン!

 

「大丈夫か?何か遭ったのか?」

 

工藤君の声や…

 

カチャ!

 

ドアを開けて、彼の胸に飛び込んだ。バスローブの前をはだけさせて…そんな私を優しく抱き締めてくれた工藤君。さっきもしてくれたように、私の頬に自分の頬を重ねる。それだけで、心が癒やされていくようだ。

 

「落ち着いたかな?」

 

「うん♪ありがとうございます」

 

彼から離れると、私を見ないようにして、バスローブの乱れを直してくれた。平次と大違いや~。臍の垢をあのボケに飲ませたいわ~!

 

「じゃ、向こうにいるから」

 

「はい、着替えて、向かいます」

 

う~ん…アカン。工藤君に心が…彼女おるしなぁ…スタイルが良くて、強くて、胸が大きい彼女だしなぁ。勝てる要素が見当たらないわ~。

 

ガチャ!

 

風呂場から全裸の平次が入って来た。

 

「おぉ、待っていてくれたか」

 

「待ってへんよ。お前にはデリカシーって物は無いんかい?」

 

「あらんへんよ」

 

下着を着始めた平次。ヤツの視線は、私の胸にロックオンしている。

 

「浮気者!」

 

「はぁ?」

 

「他の女性に筆下ろしやて?なんで、私を東京に連れ出したんや?誤解していたわ」

 

「え?和葉と東京見物したかったからや」

 

「ほぉ~」

 

「筆下ろしイベントはアクシデントやて。そりゃぁ…出来れば…和葉と…」

 

「もう出来無いやん!このうすらボケがぁ!」

 

服を着て、私よりも先に脱衣所を出て行った、あのアホ!

 

 

 

---服部平次---

 

「おい!工藤!どういう趣向や!」

 

和葉から受けた怒りを、工藤へ受け流していく。

 

「どういう?それは、こっちのセリフだ。お前は、何をしに来たんだ?」

 

「お前のツラを拝みにだと、言ったやろ?」

 

「なら、部屋に入る必要は無かっただろ?」

 

「お前が招き入れたんだぞ!」

 

「その上、彼女達で筆下ろしって…西の高校生探偵は、やることがエグいな」

 

うっ!

 

「俺から頼んだことじゃないだろ?」

 

「平次…頼まないでヤッたの?」

 

背後から和葉の声…え?

 

「ちゃうって、彼女達にされたんだよ。俺が襲われたんだ!」

 

「そうなのか?」

 

工藤の問いに、泣き始めた女性達…工藤は宥めながら、別の部屋に連れて行く。

 

「おい!服部!介抱していたら、無理ヤリって言っているぞ。どういう事だ?」

 

えぇぇぇ!

 

「ちょっと待て!彼女達と話をさせてくれよ」

 

「脅して、証言を変えさせるのか?」

 

「平次…お前、サイテーやな!」

 

和葉が、工藤の方へと走っていった。

 

「おい!和葉!工藤の仕掛けたピンクトラップだ。そうだ、きっとそうや!」

 

「アホ!工藤君がなんでそな事しないといかんのや?このケダモノ!」

 

和葉を懐柔する気か…工藤のヤツ、えげつないマネを…特殊警棒を手にして、工藤へ飛びかかろうとすると、

 

「おい!止めろ!」

 

工藤の隣に拳銃を構えた女性が立っていた。咄嗟に、その場で立ち尽くす俺。

 

「素手の相手に、特殊警棒で襲うとは…」

 

女性は警察手帳を見せ、

 

「警視庁の佐藤美和子だ。傷害未遂で現行犯逮捕します」

 

え?戸惑う俺の手首に手錠が…

 

「じゃ、工藤君、危ないと思ったら、また呼びなさいね♪」

 

「ありがとう…美和子」

 

「うん♪」

 

部屋の外に連れ出された俺。部屋の外には男性の刑事が2名おり、女性刑事と共に俺を連行していった。くそっ!工藤のヤツめ!

 

 

 

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