※この作品はR-18です。

新そっくりなアイツ   作:もっち~!

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残虐なシーンが有ります

10/17 誤字を修正


降りかかる火の粉*

---遠山和葉---

 

「なぁ、このモデル、和葉ちゃんやろ?」

 

平次のおかんが、週刊誌を持って訪ねて来た。うっ…彩色されて、展示されておる…あのホテルでは無くて、どこかの画廊のようだ。

 

「ちゃうでぇ~」

 

否定をして見るが、平次のおかんの睨みが続いている。うっ…耳が熱ぅ…あかん、バレバレやぁ。

 

「ふ~ん、隅におけん子やね。何時の間に、こんなポーズでモデルをしたんやら」

 

涼しげな顔で睨んでいる平次のおかん。これは、虐めか?

 

「あんたでも、こんなエロいポーズを取れるとはねぇ」

 

舐めるような視線で睨んでいる。もう、堪忍してください。恥ずかしいです。

 

「いつ、モデルをしはっての?」

 

「記憶に無いんです」

 

「ほぉ~、モデルしたって認めたん。ほほほ」

 

しまった…認めてしまった…

 

「平次もこんなエロい身体を逃すとは、アホやなぁ~」

 

え?エロい身体…う~ん、絵の方は美化しすぎやぁ~。

 

「ほな、帰るわ~♪」

 

何をしに気はったんや…

 

 

 

---服部平次---

 

おかんが面会に来てくれた。だが…なんや~その絵は…これって、和葉やないか…何時の間に、こんな絵のモデルをしたんや…

 

「お前もバカやなぁ。こんなエロい身体の子に目をくれんで」

 

確かに、エロい…アイツ、脱ぐとこんなにもエロい身体だったんだか…しもうた…

 

「なぁ、俺は何時出られるんや?」

 

「はぁ?後半年かなぁ~。警察のお偉いさんの息子ったことで、見せしめの意味で、長いらしいでぇ~」

 

まだ、半年もあるのか…くそっ!

 

「歯ぎしりするんやない。身から出た錆やろ?和葉ちゃんと出掛けて、違う女性に襲い掛かり、更に、和葉ちゃんを放っておいて、移送中の脱走、その足で拉致監禁の上、婦女暴行未遂って、何をしてんのや?さらに、不法侵入の上、暴行って…お前は、ほんま、アホやな」

 

言いたいこといいよるおかん。まぁ、身から出た錆であるが、嵌められたんや。

 

「いいか?出所してのお礼参りは止めや!恥の上塗りやで、このアホんだら!」

 

ケチョンケチョンにけなして、帰って行ったおかん。

 

 

 

---服部静華---

 

真相を確かめる為、彼の家を訪ねた。

 

「今日は、どのような御用件ですか?」

 

「この絵のモデルなんですが、和葉ちゃん、ですやろか?」

 

標準語をと心掛けたせいか、話し方がおかしくなっておる。

 

「違いますよ」

 

え?否定された…

 

「モデルは、どなたですやろか?」

 

「う~ん…色々な女性のパーツを組み合わせてありますので、誰とは言えませんよ」

 

そうか、和葉ちゃんは、こんなエロい身体では無いってことやな。

 

「そう…敷いて言えば、顔だけ、和葉さんをイメージして、描いてあります」

 

だから、和葉ちゃんと誤認識したんか…

 

 

意識が覚醒していく。ここはどこや?

 

「あぁぁぁぁぁぁ~!」

 

身体を走り巡る刺激。なんや、これは…股間が大変なことになっている。白装束を着ている私。白装束の上から亀甲縛りされている。感じる。全身に…

 

「うっぐっ…」

 

口に太くて固い物がぶち込まれた。舌の根元に先端が押し込まれている。なんや、この刺激は…意識が遠のいていくが、突然、水の中に落とされた。水の中で藻掻く私。ひゃっこい…氷水や…溺れた挙げ句、つり上げられて、股間に太くて固い物が入って来た。これもひゃっこい…氷で出来たアレのようだ。身体の芯まで冷えていく。なんで、こないな目に遭っているんや。

 

え?この体勢で巨大冷蔵庫に入れられた。ちゃう…巨大冷凍庫や…凍り付いていく白装束。パリパリと割られていく白装束。あかん…死ぬかもしれん。

 

暑苦しくて目が覚めた。今度は、サウナに吊されていた。股間を通るヒモで身体が吊されているようだ。痛気持ちええ…腰が自然と動く。たまにミスト状の液体が吹きかけられるが、水やなく、媚薬ぽい。乳房が勃起し、乳首が起立している。あかん…戻れなくなる…

 

 

なんで…こんな目に…四つん這いにされ、回りに沢山の犬に囲まれている。どれもオス犬のようや。股間に犬達が入って来た。子犬たちは乳首に群がっている。全身を舐められていく。アカン…犬に…

 

 

「大丈夫ですか?」

 

彼の声や…

 

「どないしたんですか?」

 

「突然倒れたので、病院で点滴を打ってもらってます」

 

あぁ、あれは夢やったのか…見回すと、病院の処置室のようである。

 

「悪夢を見てました」

 

「疲れているんですね」

 

平次の為の気苦労の連続やった気がする。数日入院をして、退院後に、あの画廊へ向かった。あの絵を見るためや。やはり、どう見ても和葉ちゃんポイんだけど…否定しはっていたし…

 

1枚の絵を見て固まった私。この絵は…悪夢で見た映像…俯瞰で見れば、こうなのだろう。『女王犬』と題された絵。犬人のメスにオス犬達が群がっている絵であった。犬人のメスは、手足は犬であるが、身体は人間であり、尻尾もある。顔は横を向いているので見えないが、犬の耳が生えている。だけど、身体には見覚えがあった。あれは、私だ…なんで?想像の産物なのか?

 

「奥様、この絵がお気に入りでしょうか?」

 

「えぇ、犬がリアルだし、この女王犬もリアルに見えますよね」

 

「安芸桜先生の真骨頂ですよ。色々なパーツを組み合わせて、一体に見せる技です。あちらの絵では、4名の女性のモデルさんを使われたそうですよ」

 

和葉ちゃん似の絵を指す、画廊の関係者。

 

「あの2枚を買うとしたら、いくらですか?」

 

「そうですね。手渡しは1年後で、1枚1億でも買うと仰っている方がおりますから、確実に手に入れたいなら、1枚3億は見てください」

 

2枚で6億…手が出ない…が、手元に置きたい。どうするかな…

 

 

 

---来生 瞳---

 

三姉妹で喫茶店「キャッツアイ」を営む傍ら、絵画や美術品を主に狙う、怪盗を裏稼業にしている。

 

「瞳…仕事が入ったんだけど…」

 

姉の泪の声は、どこか気が進まないようだ。

 

「どんな仕事?」

 

「安芸桜の作品の製作過程を盗んでくるの」

 

安芸桜と言えば、初代の作品は国宝級で、2代目の作品も評価が高い作家である。

 

「どこからの依頼?」

 

妹の愛が訊いた。

 

「警察関係者よ」

 

それは気が進まない訳だ。

 

「どこの?」

 

「大阪府警よ。絵のモデルをした覚えが無いのに、モデルにされていたって」

 

姉が週刊誌を開いて見せた。最近発表された作品が出ていた。

 

「どこで、気づいたの?」

 

「アンダーヘアの刈り込み具合と、乳首の色だって…」

 

リアルである故、自分のと誤認した可能性もあるが…

 

「断ったら、逮捕するって…脅し付きよ。はぁ~」

 

溜息を吐いた姉。断れないようだ。

 

「だけど、どうやって、制作過程を盗むの?」

 

妹が訊いた。難しい。モデルになるか、スタッフになるかしないとわからない気がする。

 

「愛は後方支援をして。安芸桜に関する情報を集めまくって。私と瞳で接触をしてみる」

 

地方局のインタビュー番組って、設定で近づくようだ。インタビュアーは私で、姉がカメラマンってことらしい。

 

 

 

---冴羽リョウ---

 

大荷物を抱えて亜樹がやって来た。嫌な予感しかしない。

 

「どうしたんだ?」

 

「いつも世話になっているから、リョウにプレゼントだよ」

 

そんなに世話をしていない。むしろ、世話をしているのは香なんだが…

 

「はい♪」

 

手渡されたのは女体の裸像である。うっ!モッコリモコモコなボディである。顔は無いのが不安要素ではあるけど…

 

「どう?」

 

「モッコリな子であるが、顔は?」

 

「等身大で描いたら顔が描けなかった」

 

おかしい。等身大で描いたなら、全体の大きさがわかるはずだ。これは、俺の知り合いの裸像なのではないか。

 

「後、これ♪」

 

今度は小さめな絵である。これは花園の詳細図ではないか…誰のだ…薄ピンク色であるのが、アレであるが…冴子では無い。麗香でも無い…

 

「おい!男二人で何をしているんだ?!」

 

100tハンマーを片手に香が入って来た。が、手にした絵を見て固まった。まさか…

 

「あぁ、リョウ。正解だよ。香さんだよ♪」

 

真っ赤な顔でハンマーを落とした香。

 

「何時の間に…私のってこうなっているの?」

 

まぁ、自分で割れ目の中をマジマジと見る奴はいないな。

 

「その大きなつづらは?」

 

一番気になった物を訊いた。流れて的に予想は着くんだけど…

 

「香さんの等身大のオナホールだよ。バック責めバージョンだ。夏美に手伝って貰ったから、柔らかも追求してある」

 

中身は、跪いてお尻を上げた感じである。これはこれでそそる。香は、真っ赤になって、固まっている。絶句状態だ。

 

「どういうつもりだ!」

 

「前金代わりだ。受け取ってくれ」

 

何をやらかすつもりだ?

 

「何の前金だ?」

 

「もしも…万が一の時…俺を確実に殺してくれ。リョウに殺されたいんだ。苦しまないように、頭を一発で抜いてくれ」

 

「お前…」

 

コイツの病気は治っていないのか…

 

「最後の敵、ラムを消し去ったよ。もう、躊躇も何も感じ無い。俺は殺人に慣れてしまった。だから、次は確実に殺してくれ。もう、あの組織で敵はいないはずだ」

 

それは、無関係な奴を手に掛ける可能性があるのか…

 

「後…俺が生きている間に、香さんと結婚してくれ」

 

お前…精神がボロボロになっても、まだ、他人の心配は出来るのか…

 

「じゃ、頼むよ…リョウ…」

 

亜樹は出て行った。

 

 

 

---来生瞳---

 

安芸桜とアポが取れ、彼の自宅兼アトリエに向かった。リビングらしき部屋に通された。

 

「ちょっと、お待ちください」

 

メイドさんが、お茶とお菓子を出し、奥へと下がっていった。疑われていないようだ。リビングには作品が飾られていた。風景画が主なようだけど…

 

うん?どこかに運ばれている。身体が動かない。目が見えない。音が聞こえない。服が脱がされていく。身体検査か?何を盛られたんだ?身体が…疼く。悶悶としていく。

 

手首と足首に金属の感触がある。捕らえられたようだ。股間に筆で何かが塗る込まれていく。何度も何度も…胸に何かが取り付けられた。

 

うっぅぅぅぅぅ~

 

胸が揉み込まれていく。乳首に電流が断続的に流されている。拷問だ…どうして…舌を引っ張り出され、舌にも電流が断続的に流され、下腹部の突起、花びらにも…全身の筋肉が痙攣していく。マズい…

 

 

 

---来生泪---

 

手首に手錠、鎖部分をフックに引っかけ、吊り下げられていた。

 

「お前達は何者だ?」

 

「痛い!」

 

アンダーヘアを一本ずつ、毛抜きで抜いていく。拷問か…目の前では瞳が拷問を受けているのが見える。身体中に電極を付けられて、痙攣している。色々な物が出ている。それらの様子をビデオで録画している。

 

「お前達は何者だ?局に訊いたが、お前らは存在しなかったよ」

 

今日のアポは罠だったようだ。コイツは単なる絵描きでは無いようだ。何かの液体に頭まで沈められた。これはバターか?行く末が見えた気がする。また、吊り下げられて、バターが固まる放置され、固まった後、床に放置された。

 

「バター犬はお好きかな?」

 

無数の犬の鳴き声。全身を無数の舌で舐められていく。四つん這いにされ、お尻を持ち上がられていく。いやぁぁぁぁぁ~!

 

盛りの付いた犬達が、私の中に放出していく。やめてぇぇぇぇぇ~!

 

 

 

---鳥井亜樹---

 

降りかかる火の粉は、自分で払う方である。予期せぬ来客達の家に忍び込んだ俺と夏美。ブレーカーを落とした。

 

「え?停電?隣は点いているなぁ。あぁ、ブレーカーが飛んだか?」

 

部屋から出て来た獲物の意識を狩った。夏美が運び易いように縛っている。俺はブレーカーを入れて、出て来た部屋をチェックした。そこに俺に関するデータが山積みになっていた。コイツら、探偵か?

 

獲物だけを運び出し、後は灰にした。

 

新たな獲物を拷問ルームへと運び込み、拘束していく。見た目、幼い感じである。椅子に座らせてある。

 

「愛…妹には手を出さないで…」

 

ウェーブのかかった髪が特徴的な、お犬様天国から戻った女が叫んだ。

 

「ならば、お前が代わりに受けるか?いいや、あの黒髪の娘の方が良いかな」

 

既に意識が飛び、電気刺激だけで動いている女を指差した。

 

「もう、瞳は無理よ。やめて!」

 

「ならば、目的を言えよ。次は馬でどうかな?」

 

「え!裂けちゃう…」

 

真顔で言う泪。家に侵入して、名前は割れた。来生三姉妹…キャッツアイっていう怪盗集団であった。こんな美体なのにもったいない。たっぷりと脳内保存しないとな。

 

瞳から、電極を外し、高圧洗浄機で洗い流していく。特に下腹部は綺麗にしないと…床に倒れて、ピクリと動かない瞳。脈は有るので死んではいないようだ。全身に剥離剤を塗り、石膏で型を取っていく。

 

「で、お前は犬と馬、どっちがいいんだ?」

 

「犬で…」

 

声が震えている。また、溶かしバターに漬け込み、乾かしていく。その間に、愛を…あぁ、時間切れか…夏美に後を任せ、仕事部屋に戻り、仕事を再開した。

 

 

 

---野上冴子---

 

不審火の捜査に駆り出された。う~ん…家の外装は問題は無いが、各部屋の内部だけ灰に成っていた。完全に犯罪が行われてと思われる。こんな緻密なことをするのは、彼しかいないと思う。だけど、なんで…ここの住民は何の害をもたらしたのだろうか?

 

「冴子さん!」

 

美和子に呼ばれた。そこの部屋だけは燃えていなかった。これは…盗難品じゃないか。確か、キャッツアイという怪盗団に盗まれた品々が陳列していた。

 

「ここの住民がキャッツアイなのか…」

 

そうなると、安芸桜の作品もしくは、亜樹君愛用の硯狙いか。あれって、国宝級だったからな。

 

「死体は無いそうです」

 

拷問を受けているんだろう。殺すことはしないと思う。

 

 

美和子と二人で亜樹君の元へ…。

 

「どうしたの?そんな恐い顔で…」

 

「率直に訊く。来生三姉妹はどこだ?」

 

「知らないよ」

 

知らない訳が無い。

 

「彼女達は何をしたんだ?」

 

「知らないよ。悪い、納期が近いんだよ」

 

彼は、仕事部屋に戻っていった。

 

「どうします?」

 

拷問部屋の場所は知っているが…亜樹君を刺激するのは得策では無い。

 

「出直そう。いずれ、あきるだろう」

 

「はい…」

 

今日の所は帰ろう。

 

 

 

 

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