※この作品はR-18です。

新そっくりなアイツ   作:もっち~!

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誤算*

全身ぼろぼろの剣姫アイズ。渾身の一撃を放った来た。だが、彼女より速く動いた俺。今日の俺は女体に飢えたケンタウロスである。蹄で彼女の剣を弾き、彼女に抱きついた。

 

「くそっ!」

 

前戯無しで、突っ込む俺。潤滑液がまだ湧き出ない彼女の秘部に激痛が走る。まして、今日の俺は馬並みな巨砲である。

 

「痛い…止めて…ダメ…裂ける…」

 

いやいや、既に裂けているよ。彼女の血液を潤滑液にして、根元まで入れていく。

 

「うっ…ダメエェェェェェ~!」

 

あっ、しまった。子宮を貫いてしまったようだ。まぁ、アイズと屍姦も悪く無いなぁ。

 

 

「う~ん、なんか、日増しに惨くないですか?」

 

幽奈の感想。確かに、既に愛情という物は存在していないなぁ。欲望のままに書き殴っている気がしないでもない。

 

「溜まり過ぎだろ?」

 

って、狭霧。そうかもしれない。だが、どこで抜けと言うのだ?幽奈と目が合った。

 

「え!私ですか。構いませんよ。ただ、気持ち良さは、無いかもしれないけど…」

 

霊体である幽奈には、内臓が無い。つまり、そういう事だな。

 

「そうなると、千紗希か…う~ん…アイズに比べて胸がデカ過ぎるのだが…」

 

「そのアイズさんって、どんな女の子なんですか?」

 

幽奈が質問をすると、夏美が剣姫のフィギュアを持ち出してきた。

 

「凜々しいですね。狭霧さんぽいかな」

 

狭霧の身体がピクっと反応した。言われれば、似て非なる者か?

 

「おい、待て!そんな目で見るな!」

 

狭霧があたふたしている。抱き締めてみる。悪く無い感触だ。

 

「だから、止めろ…なぁ…考え直せ!」

 

唇を奪ってみる。舌を入れて、腔内を舐めていると、狭霧が無抵抗になってきた。そのまま、服を脱がしていく。下着姿になっても無抵抗である。下着に手を掛けた俺。一瞬ピクっとしたが無抵抗の上、瞼を軽く閉じている。ブラを外し、乳房を手の平で揉みながら、指で乳首を捏ねてみる。狭霧の耳と顔が赤く染まっていく。パンティが濡れてきたようだ。

 

「お兄ちゃん、そこまでだよ」

 

って、夏美からストップが掛かった。ここまでか…抜けないじゃないか。いや、余計に溜まった気がするんだけど。

 

「で、この後、誰が処理してくれるんだ?」

 

狭霧をゆっくりと畳に置き、夏美に訊いた。

 

「う~ん…幽奈さんかな?」

 

「私?自信が無いんですけど…」

 

幽奈がお口にアレを頬張った。だけど、何も感じ無い。こんなに可愛い子にフェラして貰っているのに、何も感じない。俺って、不感症なのか?

 

「お兄ちゃん、不感症だと、そこまで大きくならないよ」

 

そうなのか、一安心ではあるが…

 

「しょうが無いなぁ」

 

って、夏美が狭霧の首に細工をした。

 

「これで、狭霧ちゃんとしていいいよ」

 

夏美の許しが出たので、狭霧のパンティを脱がし、ヌメヌメ状態の場所に、ゆっくりと入れていった。

 

「おい…何をしているんだ…あぁぁぁぁぁ~」

 

入れただけで喘ぎ声を上げ始めた狭霧。感じ易いのか?狭霧が自ら腰を振っている。う~ん、出ちゃいそうだけど…

 

「あっ!」

 

狭霧の声と共に、俺に爽快感が生じた。溜まっていた物が出たようだ。

 

「でも、出来ちゃうとマズいなぁ」

 

って、呟くと、

 

「大丈夫だよ。狭霧ちゃんの首に『奴隷の首輪』って魔具を付けたから、お兄ちゃんの奴隷である狭霧ちゃんは、身籠もれないの。出し放題だからね。もう、お兄ちゃん専用の肉便器だよ♪」

 

って、嬉しそうな夏美。夏美が嬉しそうななら、いいか。

 

「お前ら…鬼畜兄妹か…」

 

力無くワナワナ震えている狭霧。もう少し出しておくか。

 

 

今朝は憑き物が落ちたようで、爽快である。夏美と共に通学し、夏美と共に下校する。ゆらぎ荘の前まで来ると、幽奈の叫び声がした。

 

「助けて~、亜樹君!」

 

俺と夏美で部屋に急いだ。そこには僧侶がいて、幽奈を祓おうとしていた。

 

「亜樹君…離れたくないよ~」

 

幽奈が泣いている。こんなかわいい子を除霊するなんて、許せない。俺の中で何かのスイッチが入った。

 

「夏美、幽奈を保護しろ」

 

「わかりました」

 

幽奈を捕らえていた僧侶の霊力のラインを断ち切る夏美。

 

「貴様ら、あの地縛霊に洗脳されているのか?霊能者であるのに」

 

悪いが、僕も夏美も霊能者では無い。力が解放された僕が触れると僧侶が燃え上がり、。そして、灰に成っていく。異変を感じた仲居さん、こゆずが部屋に入って来た。

 

「ダメ、亜樹君!戻ってきなさい」

 

仲居さんの声…

 

「夏美ちゃん、亜樹君を戻して、早く!」

 

僕は僕で無くなったのか?僕は、何者なんだ…

 

「あい♪」

 

夏美が僕の背中に貼り付くと、俺の怒りがクールダウンしていく。そして、意識が遠くなっていった。

 

 

気が付くと、俺は幽奈の膝で寝ていた。

 

「俺…何になったんだ?」

 

「え!」

 

一瞬、哀しそうな表情になった幽奈だったが、いつもの笑顔になり、

 

「亜樹君は亜樹君ですよ」

 

と。俺は俺なのか…それならいいんだが。夏美は仲居さんの膝の上で寝ていた。ダブルノックダウンのようだ。

 

「夏美は?」

 

「霊力を使い切ったので、寝ているだけですよ」

 

って、仲居さん。そうか…夏美、すまない。俺が何かになったせいで。

 

「まさか、亜樹君が…いえ、なんでも無いです。気にしないでくださいね」

 

って、仲居さん。それは気になる言い方では無いですか?

 

「俺は、何者なんですか?」

 

仲居さん訊いてみた。

 

「ふむふむ、君は代償を払っているんですね。記憶を捧げたのかな?」

 

記憶を捧げた?

 

「俺はどこで産まれたのか、親が何者なのか、記憶が無いんです。俺は、何かをやらかしたのですか?」

 

「やらかした…そうとも言えます。でも、亜樹君がしたおかげで、この世界は平和なんですよ」

 

俺は、何かをしたようだ。なんで、それが世界平和に繋がるんだ?

 

「どこまで話していいのかな…夏美ちゃんはまだ目覚めないし…」

 

仲居さんは、俺の情報を持っているようだった。

 

「俺は何者なんですか?俺は俺の事を知らないんです」

 

幽奈の身体が強張っていく。俺は、ここにいちゃダメなのか…

 

「明日の朝、夏美と出て行きます」

 

「その必要は無いですよ」

 

って、仲居さん。

 

「寧ろ、ここにいて欲しいですから」

 

笑顔で俺を見つめている仲居さん。

 

「記憶を無くしたって、何をしたかを想い出させない為です。決して、悪い事はしていないから、それは安心してください」

 

そうは言うが、幽奈が俺を怖がっているんだけど…

 

「昔話でもしましょうか。昔、有能な陰陽師の少年がいました。でもねぇ、彼は6歳で命を落としました」

 

6歳で…

 

「彼はこの世を悪い方へ導く最厄を、封じ込むことに成功したのですが、徐々に精神が最厄により汚染されていき、実の姉を殺してしまった。それも惨い方法で…」

 

俺の脳裏には、夢で見たあの光景が想い出されていく。赤い紐で拘束された姉と交わり、乳首を切り落とし、クリを斬り落とし、そして、首を絞めた挙げ句、斬首した光景だ…

 

俺の頬に、幽奈の涙が落ちてきた。ポロポロと涙が俺の頬に降ってきた。幽奈には俺の脳裏の光景が見えるのか…

 

「彼は駆けつけた家族の者達の手で、その場で消されました。だけど、その行為は神様の逆鱗に触れてしまった。彼は世界を救うために、人間を辞めたのだから…そのことを知っていて、彼のフォローを怠ったせいで、こんな結末を彼に与えたと…自らの短い人生を世の中の為に使った少年の最期…神様は彼に残りの人生を歩めるように、彼に器と命を与えることにしたのだけど、神様といえど、簡単に命は作れないそうで、彼に神様は乗り移る事にした。彼の人間としての器が老いて壊れるまで、神様が彼の魂の代わりを果たすことにしたそうです。問題は彼が怒りに震えた時、神様が覚醒し、彼の怒りの原因を排除してしまうこと。あまりにも凶悪すぎるオーラの為、触れた者は一瞬で燃えて、灰になり消えていく運命…なので、周囲が巻き込まれないよう、怒りをクールダウンさせる為に、神様は義理の妹である九尾の狐に、怒りを鎮める役を頼んだそうです」

 

まさか、夏美と俺の関係って…

 

「幽奈さんが亜樹君に恐怖を抱いているのは、その昔話に亜樹君を重ねたからですよ」

 

って、仲居さん。地縛霊と陰陽師は、祓われる方と祓う方である。それで、幽奈は…いつか、俺が俺でなくなった時に、消されると思っているのか?

 

「俺は…」

 

「亜樹君は亜樹君です。幽奈さんが言ったでしょ?」

 

それならいいけど…

 

「幽奈さん。亜樹君を頼みますよ」

 

「はい、いつまでも一緒にいたいですから。ねぇ、亜樹君」

 

幽奈の口付け…だけど、何も感じ無い。どうにか、ならないかな?この状況って…

 

 

 

---高木渉---

 

従兄弟のデコからもたらされた情報…亜樹君の命を奪った銃弾が存在する事実。工藤君が持っており、科捜研に持ち込むらしい。上司である目暮警部へ、そのことを知らせた。

 

「なんだとぉ…工藤君は、なんてことを…なんで、事件にするんだ?」

 

警部は事件だと知っていたようだ。それは誰かが亜樹君の死体を、消し去ったってことで有り、美和子さんの精神を病んだ原因なんだろうと予想が着く。

 

「事件なら、捜査するべきです」

 

「それによって救われない者しか出なくてもか?」

 

警部らしくない。どんな事実を知っているのか。

 

「事件をもみ消してはダメだと思います」

 

デコの為に真相を明らかにしたあげたい。工藤君から、亜樹君は実は殺されたと聞き、ショックを受けて寝込んでしまったデコ。デコと美和子さんの姿が重なり合う。

 

「工藤君は、どこで銃弾を手に入れたか、言っていたか?」

 

「いえ、それは言っていなかったですが、2発あったそうです」

 

亜樹君以外にも被害者がいるってことだ。たぶん、一緒に旅行へ行ったという妹さんだろう。

 

警部はどこかへ連絡をした。

 

「何?本当ですか?あぁ、わかりました」

 

何かを考えている警部。

 

「工藤君に会ってみる。科捜研には送られてきていないそうだ。アレを、どこから手に入れたかが問題だ」

 

警部の顔は何時になく、険しくなっていく。

 

 

 

---工藤新一---

 

蘭に真相が明らかになりそうだと伝えた。

 

「どういうこと?ねぇ、新一…」

 

「亜樹の命を奪った弾丸を科捜研に送った。それが証拠になって、事件が明るみになれば、捜査してくれるんだよ。喜べよ、蘭」

 

蘭は喜ぶどころか、目に涙をたくさん溜めていた。

 

「新一…なんてことをするの?亜樹君は事件ではなく、事故にしようとしたのに…なんで、亜樹君の想いを踏みにじるの?ねぇ、なんでよ!」

 

何…亜樹自身が事故にしたかったって…アイツも俺と同じ結論に達したのか?キャッツアイは、脅されて…だから、事故に…

 

「ねぇ、どこで手に入れたの?まさか、亜樹君の墓じゃないよね?」

 

泣きながら俺に縋り付く蘭。これって、俺はマズいことをしたようだ。

 

「新一!亜樹君の墓から盗んだのね。亜樹君の生きた唯一の証を…なんてことを…」

 

生きた証?死に導いた弾丸がか?

 

「亜樹君として想い出の品は、アレしか無いの。後は全て、絵師として、作家としての品しか無いのよ。ねぇ、返してよ。亜樹君の想い出を…」

 

蘭の目から、壊れたように涙が溢れていた。俺は服部に連絡をした。弾丸を取り戻す為にだ。

 

「なぁ、送ったタマはどうした?」

 

『すまん、盗まれた…』

 

はぁ?

 

「どこで?」

 

『おかんに自慢したんや。二代目安芸桜の命を奪った弾丸ってなぁ。うちのおかん、大ファンだったからな』

 

それは、服部のおかんが盗んだのだろう。

 

『で、机の引き出しにしまって、翌朝持ち込もうと思ったら、無かったんや…』

 

そうなると、黒幕は服部のおかんかぁ…キャッツアイから、依頼主の名前が出るのを恐れた可能性がある。

 

『ほんま、すまんな、工藤…』

 

通話がキレた。最後の言葉、服部らしく無く感情が乗っていないかった。言わされた感じである。大阪府警でも、もみ消しをするんだな。そうか…事件になると大事になるから、亜樹は先の先まで読んで…なのに、俺はなんてことを…

 

「おい!蘭、どうしたんだ?」

 

やべぇ…おっちゃんが帰ってきた。

 

「おい、探偵小僧!俺の娘に何をしたんだ?」

 

完全に泣き崩れている蘭。この状況は俺が確実に、何かを蘭にしたってことである。

 

「お、お父さん…亜樹君はどこ?ねぇ、どこにいるの?逢いたいよ~。ねぇ、お父さん…」

 

おっちゃんに懇願する蘭。困惑するおっちゃん。

 

「蘭、しっかりしろ!亜樹は…うっ…新一、貴様、何をしたんだ…蘭、しっかりしろ~!」

 

 

蘭は精神錯乱状態になり、救急搬送されて行った。

 

「工藤君…君に話がある」

 

翌日、目暮警部に呼びされ、取り調べを受けることになった。蘭への傷害未遂である。

 

「亜樹君の命を奪ったという銃弾は、どこから手に入れたんだね?」

 

デコから高木刑事に伝わり、目暮警部の耳に届いたらしい。

 

「亜樹の墓です。二つの骨ツボには1発ずつ銃弾がありました」

 

素直に自白する俺。俺の行為により、蘭が壊れたらしい。記憶障害が起き、亜樹が生きていると思い込んでいるそうだ。そのことがショックである俺は、茫然自失状態である。

 

「で、その銃弾はどうしたのかね?」

 

「京都の科捜研で調べて貰う為、服部平次に渡しました」

 

「うん?なんで、京都なのだ?」

 

「警視庁では、もみ消されると思ったから…」

 

「で、今現在はどこにあるんだ?」

 

「服部から奪い取り、本当の黒幕の手に渡ったようです」

 

「なんだとぉ!本当の黒幕だと…どういうことかね、工藤君」

 

知っていることを全て話した。警視庁のデータベースにアクセスした件もだ。

 

「そうなると、黒幕は服部大阪府警本部長の奥様だと言うのかね…」

 

「えぇ…だから、亜樹は大事になると思い、事故にするように頼んだんだと思います」

 

完敗だよ…亜樹…なんで蘭の隣にいてやらないんだ。俺はその場で号泣した。

 

 

 

 

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