※この作品はR-18です。

新そっくりなアイツ   作:もっち~!

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真実はどこに*

---妃英里---

 

デコちゃんに言われた、あやか温泉の資料を集めた。と、言っても…数える位しか無い。秘湯中の秘湯のようだ。ネットで検索しても、これと言って情報が出てこない。どうやって、デコちゃんは見つけたのだろうか?

 

蘭のお見舞いついでに、身の回りの整理をしておく。もうすぐ退院である。また、入院するかもしれないけど…あの探偵小僧の行動には注意が必要である。

 

引き出しの中から、1枚の鉛筆画を見つけた。これは…

 

「蘭、これは何?」

 

「あぁ、デコちゃんに、亜樹君が届けてくれた新作の絵だよ、お母さん」

 

嬉しそうな蘭の表情。届けてくれた?だって、亜樹君はもう…どうして?絵には落款が押されている。三代目安芸桜って…これを襲名出来る人物は一人だけであるが…亜樹君の血を継いでいる者だけだ。だけど、彼には子供はいないはずだけど。いや居ても、まだ絵を描ける年齢では無いはずだ。

 

その絵はコピーである。原画はデコちゃんが持っているのか?

 

「デコちゃんからメールが入っていてね。そこに亜樹君が住んでいるらしいの」

 

住んで居る?それは、生きているってことか?あり得ない。冴子さんから、非公式であるが事情聴取をしてある。彼女が亜樹君の遺体を、亜樹君の意思により、処分したと供述している。そこでウソを吐く必要性は無い。一緒に行動していた美和子さんの、その後のことを考えると、事実であるのは明白である。なのに、生きているって、どういうこと?

 

「デコちゃんは、無事に逢えたのかな?ねぇ、お母さんに連絡は無かった?」

 

連絡…そうか、蘭のスマホは電源が落ちていたから、私に連絡をしてきたのか。

 

「あったわ。でね、デコちゃんのすすめで、今度の旅行はあやか温泉に行こうと思うのよ」

 

「デコちゃんはそこに、いるのね。で、どうだって?」

 

嬉しそうな蘭の表情。

 

「そこで湯治をして良くなったらしいわ、デコちゃん」

 

「そうなんだ…私も湯治しよう」

 

真偽は、そこで、デコちゃんに会って、訊くしか無いかな。

 

 

 

---神刀朧---

 

部屋の外は静まり返っていた。おかしい。賑やかな施設のはずだが…レンタルコーナーに近づくと…

 

「朧では無いか…」

 

え?死んだはずの玄士郎様。

 

「私は生き返ったのだよ。そして、ここで、人間の女達に、私の子供を産ませていく」

 

「偽物ですよね?無差別にも程があるでしょ?」

 

玄士郎様もどきから、甘い香りがしてきた。まずい、媚薬成分のようだ。でも、気づきのが遅かった…身体が疼く…自ら全裸になり、玄士郎様に身を委ねている。この私ですら、この状況では、一般人では…

 

「ソレで良い。朧よ」

 

玄士郎様の唇が私の唇に重なり…甘い液体が注ぎ込まれていく。股間が濡れていく。疼き、悶悶とし、喘いでいる。この液体も媚薬か…こいつ…何者だ…

 

無数の触手が身体を撫で回し、絞めたり、摩ったり、吸ったりしている。身体の中に入ってくるのもいる。身体の奥に何かを撃ち込まれ、意識が薄れていく。

 

 

 

---鳥居亜樹---

 

もう5ラウンド目だ。朧の帰りが遅い…何かがあったようだ。だけど、彩花がいて、動けない。魔乳も下腹部も気持ちが良すぎる。

 

「乳首を吸ってもいいのよ、あっ君♪」

 

彩花の乳首を吸ってみる。甘い液体が出て来た。美味しい。なんだ、これは?何かを身籠もっているのか?彩花の体内を探索してみると、何かが子宮内にいる。蠢いているので、身籠もっているようだ。だけど、人間では無い。これは何だ?

 

アレを彩花から抜こうとするが、彩花が抜かせない。何かに操られているのか?

 

亘が『異物摘出』を発動して、あってはダメな物を摘出して、床に捨てた。その途端、彩花の意識は途絶えた。やはり、操られていたようだ。脈も呼吸もしているので、生きている。仮に死んだとしても賢者様がどうにかしてくれるだろう。

 

床に転がっている者を探査する。卵子を卵殻として利用したようだ。中身はイカのようだ。取り敢えず潰しておく。魂は宿っていないようだ。そうなると魔物系か?部屋を抜け出して、様子を見に行く。

 

 

 

---羽川翼---

 

マズい…このままでは、あの化け物に喰われる。女性達と交わり、何かを植え付けている男性。人間では無いようだ。狭霧先輩が気づき戦いを挑むも、無数の触手に弄ばれて、下僕化した男達に襲われている。

 

「ほぉ~、怪異が取り憑かれているのか。これはエネルギーが高そうだな」

 

いよいよ、私の番のようだ。

 

「ただでやらせにゃいよ!」

 

化け物に戦いを挑む。だけど、無数の触手が襲い掛かって来た。乳首とクリに鞭を打たれたような感覚が、何度も襲い掛かってくる。実際、ムチ打ちされているんだろう。

 

気づくと床に叩き付けられていた。意識が断片的だ。精神感応系かにゃ?

 

「いいねぇ~。その反抗的な精神。嫌いじゃないよ~」

 

無数の触手が、私の手足の自由を奪い、これでもかと思うくらいに、股を広げて行く。そして、細い触手が体内の奥深くへ、入っていく。

 

「やめろ~!」

 

スルーだと…くそっ!亜樹君…亘君、目覚めて…

 

「何?!」

 

触手の縛りが緩んでいく。

 

「おい!亜樹の女に手を出すな!」

 

亘君だ…

 

「貴様!誰だ?」

 

「思い出したよ。お前、イカデビルだよな?イカに見える夢魔のさぁ」

 

「何で知っているんだ?お前、悪魔祓いか?」

 

「いいや、聖域帰りの陰陽師だよ♪」

 

「何?聖域だと…」

 

逃げようとする化け物。『ファイヤースタンプ』と亘君が唱えると、大きなイカせんべいになった化け物。

 

「さてと、帰るか。朧、幽奈を探して」

 

「わかりました」

 

え?スルー…有り得ないんだけど…まさか、見えていないのか?私の姿が…

 

「翼、スルーはしていない。ただ、幽奈がいると術を、行使できないんだよ」

 

あぁ、なるほど…って、痙攣気味の私と交わる亘君。

 

「う~ん、師匠のような屍姦趣味は無いけど、弱った女性はそそるよね。亜樹もそう言っていたし」

 

えぇ~、エスに目覚めたのぉぉぉぉ~!でも、気持ちが良い。私は、エムに目覚めたかな。

 

「おりました」

 

「じゃ、朧にも影響があるとマズい。二人で先に帰ってね」

 

「わかりました」

 

「じゃ、ちょっと、痛いけど我慢してね。イカデビルは熱に弱いから」

 

腹這いにされた。まさか…『灼熱地獄』と、亘君の唱える声。背中が熱い。床からの照り返しも熱い…室内プールだったから、日焼止めを塗っていないんだけど~。

 

 

全身がヒリヒリする。火傷の薬を一人ずつ、丹念に塗り込んでくれている亜樹君。割れ目の中は日焼けしないんだけど、そこも優しく捲って、内側にも塗り込んでくれている。だけど、刺激で濡れていく。あぁ、はずかしいよ~!魔物担当の亘君から、女体専門の亜樹君にスイッチしたようだ。

 

薬を塗り終わった者達は、ほぼ全員涙目である。恥ずかしかったようだ。

 

「なんで、私達は塗ってくれないんですか?」

 

阿良々木姉妹が詰め寄っている。

 

「だって、痛くないんだろ?部屋着を着ているし」

 

「う~ん、痛くないけど、触って確認くらいして欲しいなぁ」

 

「いや、触らないでも、なんともないぞ」

 

「えぇぇぇ~!お兄ちゃんみたいに、胸を揉んでください」

 

「そうだよ。兄ちゃんみたいに、のぞきこんでくれよ~!」

 

阿良々木君はそこまでシスコンだったのか…デコも何もされていなかったようだ。一安心である。

 

 

夏祭りだそうだ。幽奈が喜んでいる。前回は彩花に見付かり、エライ目に遭ったからな…菜々を依り代にするのは危険だな。誰に頼むかな?千紗希が翼かな。いや、デコもありか。

 

「なぁ、デコ、身体を貸してくれるか?」

 

「幽奈さんに?いいわよ」

 

デコに幽奈のことを離してある。デコは笑顔で幽奈を迎え入れてくれ、幽奈がデコに憑依した。

 

「幽奈、どうだ?」

 

「うん、問題ないわ。デコちゃん、ゴメンね」

 

『いいんです。亜樹君とデート出来るし』

 

「じゃ、幽奈、行こうか」

 

「はい♪」

 

って、結衣が付いて来た。阿良々木姉妹もだ…それを見た、小町といろは、駿河までもが…目立つだろうが…

 

まず、定番の焼きそばだな。

 

「おいしいよ、亜樹君」

 

幽奈が嬉しいならいいや。そして、たこ焼き、お好み焼き…B級グルメと呼ばれる物を食していく。デコの胃袋が満タンになる頃、千紗希が依り代になってくれたし。

 

「あれ?鳥井…え!千紗希さんと結衣さんだと!」

 

兵藤だ。別の意味で面倒な奴に出会ってしまったな。兵藤にも連れがいたが、男だった。その男は幽奈を見つめている。

 

「おい!彼女は憑依されているぞ」

 

って、幽奈を祓おうとしているし。俺と駿河で幽奈をガードした。

 

「なんで、ジャマをするんだ?霊に憑依されているんだぞ!お前らもグルか?」

 

コイツ!人間では無い。

 

「雪乃、結衣!デコと幽奈を連れて逃げろ!月火、火憐は、ガードしろ!」

 

「わかったわ!」

 

しかし、兵藤の連れが千紗希を追い始めた。

 

「おい!待ちやがれ!」

 

「ふざけるなよ、悪魔風情が!」

 

その男の目の前に、俺からスイッチした亘が立ち塞がった。

 

「おい!鳥井よ、俺の従兄弟を悪魔だと言うな!」

 

「兵藤…コイツ、人間では無い。悪魔だよ。従兄弟?じゃ、お前も悪魔か!駿河、唐巣神父へ連絡をしろ。悪魔が侵入したと!」

 

「わかった!」

 

「何を言っているんだ、鳥井!」

 

「実演するか?ここに聖水がある」

 

ポケットから小瓶を取り出し、兵藤に見せ、兵藤の手に垂らすが何も起きない。

 

「お前の手に垂らすと、どうなるかな?」

 

「どうにもならない…」

 

垂らしてみた…煙が立ち昇っていく。ハッタリで無く、本物の聖水だからな。

 

「痛ぇぇぇぇぇぇ~!」

 

激痛で転げ廻る兵藤の従兄弟。

 

「イッセー…お前…」

 

「兵藤…これでわかったか?お前の従兄弟は、悪魔で確定だ。人間には無害である聖水で激痛だと?悪魔である証拠だよ」

 

「イッセー…なんで、悪魔になったんだ?」

 

兵藤の従兄弟は激痛のあまり、返答すら出来無いようだ。代わりに答えておく。

 

「兵藤、人間が悪魔になる方法は1つだ。悪魔に魂を売り、悪魔の眷属になる契約をすることだ」

 

「お前…何者だ!」

 

僕を嫌悪感いっぱいの視線で見つめる男。悪魔キラーなんだけど…うん?!コイツ神滅具持ちか?神滅具とは、神を超える力を持った武具のことである。しかし、悪魔の身体から、赤い球体が飛び出して消えた。賢者様が奪ったようだ。悪魔が持つには危ない代物であるからだ。

 

「何?能力を封じたのか…」

 

怯え、震え、逃げる悪魔。だけど、唐巣神父が意外に早く到着した。夏祭りに来ていたのか?賢者様も来ていたしなぁ。

 

「彼が悪魔か?」

 

「あぁ、聖水で煙が出たよ」

 

「何をしに来たんだ、悪魔よ!」

 

十字架を手にして、問い詰める唐巣神父。

 

「里帰りだ…」

 

「この地に、悪魔の里があるのか?」

 

「違う!兵藤本家への里帰りだ」

 

兵藤本家全員を調べないとダメだな。他に悪魔に通じている者が、いないかどうかを。

 

「お前は、僕の愛する女性を消そうとした。その行為は許せない。『ホーリーニードル』」

 

聖なる針を撃ち出した。当たった箇所からは煙が立ち昇っていく。

 

「『ホーリーミスト』苦しんで消えろ!」

 

聖なる霧で包み込んだ。逃げられないように。唐巣神父が、バックアップをしてくれている。周囲にいる者達が巻き込まれないように、悪魔から距離を取ってくれていた。たまに、腹黒い人間にも、ダメージを与えてしまうらしいので…

 

「くそぅ~!」

 

苦しみ藻掻き、灰になっていく悪魔。完全に煙になると、灰だけがその場に残った。

 

翌日、兵藤本家にいた兵藤一族全員に、唐巣神父による悪魔検査をした結果、あの悪魔、兵藤一誠以外の悪魔分子は見付からなかった。

 

 

 

---リアス・グレモリー---

 

イッセーが死んだ…私の手元に、彼に埋め込んだ兵士の駒が、全て戻って来ていた。どうして…夏休みを利用して、従兄弟に会いに行った筈のイッセー。誰にやられたんだ?初級悪魔ではあるが、中級悪魔並の力を持っている彼。簡単にヤラレルはずが無い。

 

「祐斗、朱乃、調べて来てくれる?」

 

「「わかりました」」

 

 

 

---姫島朱乃---

 

イッセー君の田舎は『あやか市』にあるそうだ。そこで、何かがあったはずである。私達は、魔王の妹であるリアス・グレモリーの眷属である。それぞれ色々な事情を経て、彼女の元に集まったのだ。

 

「朱乃先輩は、今回の件をどう思いますか?」

 

祐斗君に訊かれた。

 

「あやか市で、何かをやらかしたのかもしれない。そのせいで、誰かの怒りに触れて…」

 

あやか市は、私達の住む駒王町と同様に、多種族共存のエリアである。但し、駒王町は悪魔と堕天使が大多数であるのに対して、あやか市は物の怪系が多いと聞いたことがある。

 

「そんな強い者がいるんですか?」

 

「物の怪系が多いんだけど、猫神様とか龍神様とか、後は座敷童かな…鬼もいるし」

 

「妖怪かぁ~。悪魔が負けるとは思えないですね」

 

悪魔の方が上である。魔属性と言う意味では…でも、聖属性がいたとしたら…天使とか神父とか悪魔祓いとか…悪魔の天敵はたくさんいる。

 

あやか市に着くと、牧師、神父が街中をパトロールしていた。イッセー君は、何かをやらかしたようだ。

 

「逃げているってことですかね?」

 

「深手を負って、逃げているかも」

 

生存している望みを持つ。

 

駅近くのビジネスホテルにチェックインして、リアスに生存している可能性を知らせようと、連絡をすると…

 

『イッセーは灰にされたんだって…兵藤家全員、悪魔が残っていないか、聖水による検査をされたそうなの』

 

イッセー君の親に連絡を取ったそうだ。灰になった…それは、死んだってことだ…

 

『相手は陰陽師と悪魔祓い専門の牧師だって…徹底的に聖水での攻撃をされたらしい。周囲の者への被害が出ないように…うぅぅぅぅ~』

 

通話口で泣き崩れたリアス。陰陽師と悪魔祓いが相手かぁ…悪魔にとって、最悪なコンビである。両者とも悪魔に対して攻撃が出来る。特に陰陽師は危険である。オールラウンダーで有り、種族を問わずに戦える戦士だ。

 

「祐斗君…イッセー君は完全に浄化されたって…仇を探そう」

 

「はい。彼の無念を晴らしてあげましょう」

 

 

翌日、イッセー君が浄化された現場へ向かった。どこかの神社へ向かう道だった。当日は夏祭りで、道の両端には屋台が並んでいたらしい。

 

「朱乃さん、人間ばかりですね」

 

「そうね。人外エリアは別にあるのかしら?」

 

この辺りの地図を見た。うん?隣の駅…あやか温泉には温泉がいっぱいあるみたいだ。人外の波動が濃い場合、地脈が活発になり、温泉が出ることがあると、聞いたことがある。もしかして…

 

「隣の駅へ行ってみましょう」

 

「はい」

 

翌日、あやか温泉駅で下りると、人間の方が少ない気がする。あやか市は、共存エリアではあるが、住む場所を分けているのか。問題を起こさないように。そこに何も知らないイッセー君が、人間エリアに入り込んだとしたら…ここのエリアのルールを破ったイッセー君に非がある。新米悪魔のイッセー君には免責があると思うが、相手はそんな事情を知らない。ルール通りに消されたのかもしれない。イッセー君が消された理由を訊かないと、戦争になるかもしれない。あのリアスのことだから…

 

駅の案内所で紹介してもらった温泉宿にチェックインした。祐斗君とは姉弟で旅行ってことにしてある。

 

温泉は美肌、治癒の効果があるらしい。それはそれで楽しみである。

 

「温泉に入ってくるね」

 

「はい」

 

祐斗君を残して、温泉へ…

 

 

 

---鳥井亜樹---

 

駅近くの旅館から通報が入った。2匹の悪魔がチェックインしたと。報復に来たのか?唐巣神父へ連絡をして、その旅館へと急いだ。バックアップ要員として夏凜、狭霧と龍さんに頼んだ。まゆこではジャンルが違うから危険だし。

 

「狭霧と龍さん、唐巣神父は男の方をお願いします。俺と夏凜は女湯です」

 

「エロ堕ちするなよ」

 

唐巣神父が笑っている。う~ん、自信は無いが、女性の裸に耐性がある男は俺だけだし。

 

女湯の脱衣所…脱いだ者をチェックする。怪しい物はない、ブラも魔乳用では無い。夏凜が全裸になって、様子を見に行った。

 

僕は女湯全域に結界を張った。逃げられないようにだ。彼が誰と契約したのかを訊き出さないといけない。

 

ここ、あやか市では悪魔と堕天使の入市はお断りと、各陣営に伝えているそうだ。物の怪と悪魔、堕天使では、物の怪が駆逐されてしまう恐れがあるから。その為、対魔系、退魔系の組織があるらしい。

 

固有種は外来種より弱いのが現状であるそうだ。

 

準備を終えた僕も全裸になって、女湯に侵入した。ほっこりしている悪魔の女。けっこうかわいいなぁ。

 

『こちらは灰に出来たぞ』

 

唐巣神父から無線連絡が入った。では、ゆっくりと間合いを詰める。この女は尋問用なので、殺さずに捕らえないといけない。夏凜も僕も気配を消して、近づいた。気づいていない女悪魔。女の足首を掴み、一気に湯の中に引き釣り込んだ。夏凜が肩口に足を載せ抑え込む。湯の中で暴れる女悪魔。段々動きが鈍くなっていく。

 

 

 

---姫島朱乃---

 

ウトウトしていたら、いきなり溺れた。肩と足首を押さえ付けられている。どうして?

 

 

意識がボンヤリと覚醒してきた。ここはどこ?縛られているようだ。手足が動かない。股間を弄られている。意識がしっかりするほどに、悶悶さが強烈になっていく。

 

「うぅぅぅぅ~」

 

乳房の芯が痛い。乳首に電流を流されているのか?

 

「目が覚めたようだね。姫島朱乃さん♪」

 

目の前に少年が現れた。彼がイッセー君を…

 

「うぅぅ…うぅ~」

 

口を拘束されているようだ。舌を引っ張り出されているようで、舌先を舐められている。股間は何かを求めて蠢いている。何かをして欲しい…見ているだけなんて…

 

「君の背後組織を教えてくれるかな?」

 

口を拘束されているのに、どうやって教えるの?

 

「強情だね」

 

柄杓で口の中に何かを注ぎ込んでいる。飲み込めない。苦しい…息が出来ない。

 

「こんな状況で潮を吹くのか…ドエムな悪魔だな」

 

口を下に向けてくれたので、液体が零れ落ち、息が出来た。だけど、太股が震えている。媚薬性ガスを吸い込ませたようだ。コイツ…鬼か?

 

「生憎、僕は人間だよ」

 

そうか…読心術か…彼はどうして灰にされたの?

 

「彼?君の同伴者?それとも、引き金になった彼か?」

 

同伴者?まさか祐斗君も…なんてことを…

 

「なんてことを?それはこっちのセリフだ。悪魔のくせに、僕の大切な者を祓おうとしたのは、問題無いのか?」

 

彼の大切な者を祓う?

 

「そうだよ。悪魔がお祓いをするな!陰陽師の前で…ふざけるな!」

 

彼の怒りの原因はわかった。無害だから、陰陽師である彼が祓わなかったのに、イッセー君がおっせかいにも祓おうとしてしまったようだ。

 

「そのクセ、悪魔では無いと言い逃れするし。悪魔とはプライドの高い者だと思っていたが、そうでも無いんだな」

 

イッセー君は悪魔であることを否定して、怒りに油を注いだのか…あっ!彼が入って来た。除幕され奥まで一気に到達している。気持ちがいい…

 

「お前達の主の名前は?」

 

もっと突いて…え!お尻に何かを注入された。それも結構な量だ。マズい。太股が、先程の比では無いくらい震えている。

 

「大丈夫だよ。出ないから。逆流弁を入れて有る」

 

出ない?それはそれで辛い…彼は腸が膨れる感触を膣内で愉しんでいるようだ。助けてぇぇぇぇ~リアス!

 

「リアス?あぁ、紅髪の魔王の妹か…では、お礼参りに行くかな」

 

え…

 

「心配するな。殺さない。女はペットにする♪おい!トイレに連れて行ってくれ。あと、住所を調べてな!」

 

リアス…戦争になりそうだよ。

 

 

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