※この作品はR-18です。

新そっくりなアイツ   作:もっち~!

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カオスな取材旅行*

「ねぇ、昨日は大丈夫だった?」

 

デコが心配そうに話し掛けてきた。

 

「何が?」

 

「そうか。何でも無かったのね。良かった」

 

って、デコの眩しい笑顔…朝から、気持ちが良い。

 

「あっ…亜樹さん…」

 

躾をされ、態度が軟化した紅子が寄って来た。それに伴いデコの表情が固くなっていく。トラウマか?

 

「何か用?」

 

デコと紅子の間に入り、言葉を掛けた。

 

「用ってことは無いんですが…私にお役に立てることがあれば、何でも、おっしゃってください」

 

姉妹の躾が効いたようだ。高飛車な気配は感じられない。

 

「何でもいいの?」

 

「いえ…あの…学校内で…無理です…」

 

真っ赤な顔で俯いている。何を想像したんだ?AVビデオを借りようと、思っただけなのだが。お金持ちらしいので、市場には出回らない奴が、ありそうな予感がしたのだが。

 

「じゃ、用は無い。帰宅時には、付いて来なくて良いから」

 

と、伝えた。だけど…放課後、デコと共に、帰宅部の活動を始める僕。でも、紅子は今日も付いて来る。

 

「付いて来なくて良いって、言っただろ?」

 

「…私じゃダメですか?」

 

ダメ?って、何が?

 

「私も…お傍に置いてください。ダメな箇所は努力しますから…」

 

「傍に?何の為に?」

 

更に真っ赤になっていく紅子。

 

「一緒にいたいだけです…ダメですか?」

 

「姉妹に躾されるぞ、いいのか?」

 

「う~ん…それがネックなんですけど…」

 

困った顔の紅子…かわいい…困らせればいいのか?

 

「ねぇ、姉妹って?」

 

デコの問い、スルーする。

 

「アイツらは、学校でどんな存在なんだ?」

 

更に困った表情になる紅子。

 

「う~ん…権力とかお金の力に屈しない、恐い存在です…」

 

親の七光りで対抗したのか?札束で頬を叩いたのかな?

 

「そうか…じゃ、もう僕に関わるな。いいな!」

 

スマホの着信音が鳴った。誰からかと見ると、オータンだった。はぁ?

 

「どうしたんだ、オータン」

 

「鈴木さんから連絡あって、今週末に取材旅行だそうです。で、問題が…早く家に帰って来てぇぇぇぇ~」

 

誰かがやらかしたのか?家路を急ぐ。何故か、紅子とデコが付いてきた。

 

 

で…

 

「はぁ?取材旅行に行きたいって?朱美と夏美も?」

 

「ズルいよ~、お兄ちゃんとお姉ちゃんだけだなんて…え~ん」

 

夏美が泣いている。こいつ、基本的に僕にだけ甘える。う~ん…夏美は、指定席である、僕の背中に抱きつき、肩越しに頬を合わせてきた。少し泣き止んだかな?夏美が落ち着くまで、この体勢でいよう。

 

「朱美は関係無いだろ?それこそ」

 

「何でよ~、私は亜樹の彼女だよ♪」

 

「「「却下!」」」

 

僕を含めて、姉妹からも声があがる。

 

「何で…亜樹を傷物にした責任を取りたいだけなのに…」

 

「だって、バイトの取材旅行だぞ。アニヲタは必要無いんだけど」

 

「えっ…」

 

夏美が反応した。あぁ、ここにもアニヲタがいたな。

 

「で、姉ちゃん、どこに取材?」

 

僕の言葉をスルーして、紅子をロックオンしている姉ちゃん。デコは得体の知れない女性達に睨まれて固まっている。

 

「オータン、どこに取材なんだい?」

 

「あっ、はい♪湯河原です」

 

呼び方を変えると反応してくれた姉ちゃん。まったく…メンドーだよ。

 

「温泉と海の幸かぁ…熱海より静かだろうな」

 

「あの…もし、よろしければ…私の家の別荘はいかがですか…」

 

紅子が提案してきた。

 

「却下だ。申し出は有り難いが、それでは取材が出来無い」

 

この前、調教した際に、僕と姉ちゃんのバイトの内容を話しておいた。ジャマ立ては許さないという意味で。

 

「そうですか…すみません…」

 

寂しそうな顔の紅子。役立ちたいのかな…

 

「なぁ、紅子、金策を頼めるか?資金援助って感じでさぁ」

 

「はい♪喜んで♪」

 

明るい表情になった。困った顔の方が好きなんだけど…

 

「オータン、鈴木さんにどこの宿泊施設かを訊いて。で、紅子は僕達の部屋の隣の部屋を頼む。そこに紅子と夏美、朱美が泊まれ。その代わり、取材中にジャマしたら、半年くらいスルーするからな!」

 

「「はい♪」」

 

一件落着かな?僕のスルーが、一番重い罰って言うのも何だけど…

 

「あの…私も参加したいです」

 

って、デコ。まぁ、この場で旅行の計画を聞かれてしまったのは、運の尽きか?

 

「紅子、もう1部屋追加してくれ。デコと蘭も連れていく」

 

「蘭さん?はい…」

 

 

取材旅行に行く準備をしていく。取材したい場所をリストアップして、持っていく機材を準備する。機材と言っても、デジカメ、ビデオカメラ、メモリカード、PC、スマホと充電器とテーブルタップくらいかな。あと、スケッチブックとペン類か。

 

姉ちゃんは、PC、タブレット、スマホ、簡易スキャナーなど。夏美は粘土と紙粘土、彫刻刀などを持っていくようだ。

 

で、朱美と紅子は荷物持ち兼雑用をすると言う。蘭とデコは情報収集係をしてくれるらしい。

 

「えっ…あの栗井先生って亜樹さん何ですか…で、オータンさんって…えぇぇぇぇ~!」

 

って、紅子とデコが驚いている。言ったはずだけど、調教の後に…姉ちゃんがオータンだった事実の方が驚愕だったらしい。どんだけ、粗暴に思われていたんだ?

 

「スゴい…中学生で…」

 

デコは初耳だったので、驚き方が半端なかった。で、紅子が持って来てくれたアルバムを見た。そこに写る姉ちゃんの姿がまるで違う。家とプライベートでは羽川翼の眼鏡無しバージョン似なのに、学校では眼鏡有りバージョン似って…詐欺もいいところである。

 

「てへ♪」

 

って…お前、化け過ぎだろう?

 

「なぁ、学校ではロングヘアなのか?」

 

「うん♪付け毛♪」

 

付け毛?この前、カツラを見せなかったか?

 

「校則違反で無いのか?」

 

「ルールは破る為にあるんだよ♪、破らないルールは、常識とか道徳って言うんだよ、亜樹♪」

 

こいつ…学校で荒くれているんじゃないのか?で、夏美は…シューティンググローブを装着って…

 

「これも校則違反じゃないのか?」

 

「うん?付けちゃダメって校則に無いもん♪、それに装着していないと、拳を怪我するでしょ?」

 

って…お前、何しに学校に行っているんだ?で、朱美は…姉妹を見た後では、フツーのJCに見える…何だかなぁ…

 

「夏美、旅行中はグローブ禁止だ。アイアンナックルをポケットに入れていけ!」

 

「はい、お兄ちゃん♪」

 

「姉ちゃんは…付け毛無しで…」

 

「うん♪いつも通りで行く♪」

 

「朱美は留守番な」

 

「何でだよ~!荷物持ちでも雑用でも性の奴隷でもするから、連れて行ってよ~」

 

性の奴隷?性欲が無い僕には不要なのだが…もしあれば、蘭と…

 

「紅子は、会計係を頼む」

 

「はい♪」

 

 

旅行当日。最寄りのターミナル駅まで行き、鈴木さんと落ち合う。

 

「で、誰と付き合っているの?」

 

って、鈴木さんが訊いてきた。

 

「蘭かな…」

 

「歳上好みなの?」

 

蘭と鈴木さんの従兄弟が同級生らしく、蘭を知っていた。

 

「厚子さん…実は…私からプロポーズしたんですよ」

 

って、そう告げると真っ赤な顔になっていく。

 

「え?一目ぼれで即プロポーズ?大胆だね~、今の高校生は♪」

 

次回作のプロット第1稿を鈴木さんに手渡した。

 

「うん?これは…恋愛物?う~ん…」

 

ダメ出しをしたジャンルに、唸る彼女。

 

「あぁ、こういうトリックか…これは有りかな…でも、恋愛物はなぁ…」

 

渋る…だよな。

 

 

各駅停車の列車で目的地を目指す。ゆっくりとした速度で、風景をカメラに収めていく。目的地まで各々ゆったりとした時間を過ごしていく。で、目的地に…雨だった…

 

「朱美…雨を止めてこい!」

 

「えっ?無理だって…」

 

「じゃ、姉ちゃん…」

 

「私は姉ちゃんじゃないわ、オータンよ♪」

 

う~ん…傘がジャマだ…

 

「お兄ちゃん♪」

 

僕の背中に抱きつき、片手で僕の肩をホールドして、もう片手で傘をホールドする夏美。こんな便利な使い方が有ったのか。これなら、デジカメが使える。荷物は、朱美に任せた。

 

で、旅行前にリストアップした場所を、紅子の案内で効率的に回れた。移動のバスなどの時刻表は蘭とデコがタイムキーパーを兼ねて検索してくれたし。

 

そして、宿へ…部屋に入り、まったりとする。蘭の膝枕で少し睡眠。夏美が背中をマッサージしてくれた。姉ちゃんと朱美は、組手をしている。デコと紅子は、資料の整理を熟してくれていた。

 

目覚めた後は、温泉だぁ~♪混浴で無いので、のんびりとする。話し掛けられることも無く、まったりとする。

 

それから食事♪海の幸、山の幸を満喫する。料理もカメラに収めていく。で…食後…えっ?貸し切りの露天風呂?興味は有るのだが…何故か、混浴…

 

「混浴にビビるの?」

 

と、鈴木さん。いや、大人の身体も興味は有るが…姉ちゃんと蘭の視線が恐い。デコはこの集団での力関係を理解し、紅子と夏美と戦々恐々としている。朱美は…スルーである。

 

「先に言っておく!無茶をするな!したやつは旅行中はスルーする」

 

っと警告を出しておく。で、露天風呂に。露天風呂はいいなぁ…頭は涼しく、身体はポカポカに…鈴木さんを観察する。大きすぎず、小さすぎず、ちょうどいいなぁ…

 

「お兄ちゃん、鈴木さんを見すぎだよ!」

 

って、夏美が目の前に立った。う~ん…夏美を見てもなぁ…案の定ツルペタ系である。見た目、デコと変わらないのに、何故か、夏美の胸の感触が好きである。

 

「夏美、ハウス♪」

 

夏美は、嬉しそうに、僕の背中に抱きつき、頬を合わせる。これで、視界は開けた。蘭と鈴木さんを見比べる。うん?股間に手が伸びてきた。姉ちゃんだ…

 

「ねぇ、亜樹…色々ごめんね…私のせいで、女性恐怖症になったらしくて」

 

って、どこ情報だ?恐怖の対象は姉ちゃんだけ、いや朱美もだ!

 

「感じないの?」

 

「感じるよ。夏美の胸は気持ち良い♪」

 

「私の指は?」

 

「よくわからん」

 

「そうだ♪鈴木さぁ~ん!」

 

姉ちゃんが鈴木さんを呼んだ。

 

「どうしたの?」

 

身体を隠すようにタオルを巻いて、鈴木さんが近寄って来た。

 

「亜樹のアレを元気にしてくれませんか?」

 

「えっ!」

 

顔を真っ赤にする鈴木さん。

 

「使い物にならないと、亜樹に体験させられないんですよ~」

 

姉ちゃんは鈴木さんに無茶振りをしている。蘭は何も言わない。興味あるのか?

 

「え…っと…なんの体験?」

 

目が泳いでいる鈴木さん。答えは出ているのだろう。このシチュエーションを考えれば。

 

「分かっているんでしょ♪」

 

って、姉ちゃんと朱美で、鈴木さんからタオルを奪い取った。手の届く処にあったので、鈴木さんの胸の感触を確かめる。

 

「えっ…ちょっと…ダメだよ…」

 

乳首を捏ねると、抵抗をしなくなった。彼女の腕を掴み、引き寄せて、唇を合わせる。まだ、反応しない。彼女の手を僕の男根に導く。お湯の中で彼女の手は、男根をマッサージし始めた。彼女の口の中で僕と彼女の舌がタンゴを踊る。リズムを取り、絡めたり、叩き合ったり…

 

鈴木さんは予想をしない行動に出た。突然、僕に抱きついて来たのだ。僕の男根は彼女の中に吸い込まれて行く。彼女は身体を上下に動かす。唇を合わせたまま。彼女が僕から離れないように、彼女の後頭部に腕を回す。

 

僕の男根は徐々に大きくなっていく気がする。鈴木さんの体内にいるので、見えないけど。彼女は自分で自分の胸を責めているようだ。姉ちゃん達は、鈴木さんの変貌ぶりに固まっていた。こんなにも激しく愛し合う姿など、想像していなかったに違いない。蘭ですら、口を開けたまま、唖然としているし。紅子とデコには刺激が強かったのか、指の合間から見ているようだ。

 

鈴木さんの身体が、僕から離れようとした。逃げようとしたのでは無く、何かが起きたようだ。姉ちゃんが異変に気づき、

 

「亜樹、解放して。鈴木さんは達したみたいよ」

 

って。僕は後頭部の拘束を解放して、鈴木さんの身体を姉ちゃんに委ねた。姉ちゃんは、彼女を風呂の外に出して、横たえた。

 

「で、亜樹。どう?反応したの?」

 

自分で自分の物を触って見る。大きくは成ったみたいだけど…朱美が触って確認をする。

 

「おぉ、さすが大人の身体…勃起しているじゃん♪」

 

って。いいのか?これで…姉ちゃんは、鈴木さんの膣をシャワーで洗っている。何でだ?

 

「どうしたんだ?姉ちゃん!」

 

スルーされた。もう!面倒だな。

 

「オータン、どうしたのかな?」

 

「うん?栗井先生のが出たので、洗い出しているの。あれは、私のだから♪」

 

「おぉ、射精もしたのか♪」

 

って、朱美が喜んでいる。夏美は、頬を擦り合わせている。喜んでいるみたいだ。

 

「原因はなんだったんだ?」

 

「私達のテク不足だねぇ~」

 

って、姉ちゃん。まぁ、中学三年生に、テクニックは無いはずだもんな。そうか、だから蘭とは…蘭の見ると顔が真っ赤である。

 

「私…テクなんかないよ~」

 

「うん?それって、蘭丸とは出来たのか?」

 

蘭の言葉を受けて、姉ちゃんと朱美が詰め寄る。おい!朱美は現場にいただろう!

 

「よし、今夜は鈴木先生と蘭丸先生にテクニックを学ぼう♪」

 

って、姉ちゃん。賛同する朱美、夏美、何故か紅子、デコ…うん?それって、僕を使うってことだよな?7人も相手できるのか?僕の体力は…あれって、体力を使うって書いてあった気がするんだけど…

 

 

心配は杞憂だった。僕以外、全員がのぼせたのだ。鈴木さんを洗う為に風呂の外にいた、姉ちゃんまでもがのぼせていた。なんでだ?まさか、酒でも飲んだのか?

 

木にしがみつくコアラのごとく、全裸の夏美が定位置で寝ている。コイツ、前世はコアラだったんじゃないのか?背中から夏美が剥がせないので、全裸でテーブルに向かい、今日得た物を、メモに書き起こす僕。そんな僕の肩に頭を載せている全裸の蘭。僕の腿に頭を載せている全裸のデコと紅子。カオスな状況である。

 

背後の布団からは、残りの者のうなされるような声が、BGMのように鳴っている。そんな初めての取材旅行だった。

 

 

 

 

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