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(0)---目暮十三---
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(0)毛利探偵事務所を訪れた。蘭ちゃんがいないのに、乱れた生活をしているように見えない毛利君。
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(0)「警部殿、何用ですか?」
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(0)「うむ、亜樹君のことだ」
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(0)「亜樹のことですか…」
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(0)「生きていたのを、知っていたのかね、君は…」
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(0)困ったような顔の毛利君。
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(0)「いや、夏休みの旅行中に知ったんです」
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(0)「本当に生きていたのかね?」
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(0)「自分は見ていないんですが、英里も蘭も逢っていたそうで、なによりも、蘭が一緒に暮らしていることを考えると、本当だと思います」
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(0)「そうなのか」
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(0)死者が生き返るとは…いや違うか。死体は無かったのだ。生きていた線が濃厚な気がするが、佐藤君のアノ姿は演技では無かった。半狂乱状態で大変だったしなぁ。
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(0)「あれ?高木から訊いていないんですか?デコも一緒に住んでいるようですぞ」
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(0)デコ?あぁ、高木の従姉妹の…はぁ?訊いていないぞ。
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(0)「本当かね、毛利君!」
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(0)「蘭によると、デコから情報をもらい、英里があそこへ向かったようで、宿や切符の手配は、デコと亜樹がしたようです」
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(0)たかぎぃぃぃぃ~!なんで、言わんのだ…職場に戻るか。
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(0)---鳥井亜樹---
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(0)麻衣と共に、彼女のマンションへ着いた。彼女の妹が、俺を不審な目で見ている。
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(0)「なんで、ここの合い鍵を持っているの?あなた、お姉ちゃんの何?」
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(0)合い鍵なんか、持っていない。開けたのは麻衣である。では、実験だ。麻衣の服を脱がしていく。そして、麻衣が俺の服を脱がしていく。
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(0)「何をするのよ!変態!」
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(0)全裸の麻衣と全裸の俺が向き合っている。そして、麻衣が俺の唇に自分の唇を重ね、俺の首と背中を抱き締めた。俺のアレは、麻衣の中にへ収まっている。柔らかくて吸い付くような麻衣の乳房が、俺の胸板に抱きついているようだ。気持ちがとても良い。
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(0)横目で見ると、麻衣の妹が固まっている。俺の不自然な姿に、違和感を感じているようだ。
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(0)「まさか…お姉ちゃんがいるの?」
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(0)俺に近づき、俺の前にいる麻衣に触れた。
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(0)「お、お、お姉ちゃん…何をしているの?」
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(0)麻衣の姿が見えたようだ。だけど、麻衣の行為が終わらない。自ら腰を動かし、舌を入れて来た。離れようとしたが、力一杯抱き締められていた。
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(0)「おい!変態!離れなさいよ~」
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(0)いや、離れたいんだけど…
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(0)「お姉ちゃん…なんで?」
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(0)どかちゃんこと、豊浜のどかの目には涙が溜まっている。
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(0)「彼は私の恩人…だから、私の総てを捧げようと思うの」
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(0)って、妹に声を掛けて、再びディープキスを俺に…ミイラ取りがミイラになるって感じである。あせる俺。こんなに大胆だっけ?まぁ、部室にバニーガール姿で来たくらいだ。大胆な性格なのかもしれない。
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(0)軽く達して気が済んだのか、俺から漸く離れた麻衣。今、俺と一緒にシャワーを浴びている。
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(0)「ありがとう…妹が認識してくれたわ」
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(0)「親の前では無理だぞ、この手は…どうするかな」
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(0)「妹だけでいいの。私も母親とケンカ中だから」
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(0)シャワーから出て、麻衣は妹に、自分に起きた希有な事案を話し始めた。
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(0)「お姉ちゃん…透明人間になったの?」
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(0)「そういうこと。そんな私を亜樹君が助けてくれたのよ。汚名を一杯被ってね」
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(0)「そうなんだ…ごめんなさい、変態呼ばわりして」
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(0)いや、変態行為はした。問題は無いと思う。って、言葉に出せない俺。麻衣との行為の余韻に浸っていたのだった。
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(0)「でね、今週末に引っ越しをするの」
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(0)「どこに?」
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(0)「亜樹君の下宿先に、一緒に下宿するの。もう、透明人間にはなりたくないから」
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(0)「遊びに行ってもいい?」
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(0)「たまにね」
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(0)姉妹の仲の良い会話が続く。俺は着衣をした後に、こっそり、ゆらぎ荘へと転移した。
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(0)◇
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(0)翌日の放課後…
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(0)「徒競走の意味が分からない。敵に追われていないに、何故逃げるのだ?」
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(0)「そういう競技なのよ」
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(0)って、僕の疑問に答える翼。
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(0)「これって、先輩が描いたんですか?」
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(0)いろはに訊かれた。あれは美術の時間に描いたデッサンだな。
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(0)「そうだよ」
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(0)いろはと小町が丹念に、俺のスケッチブックを見つめていた。
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(0)「絵画コンクールには出さないんですか?」
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(0)小町に訊かれた。
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(0)「何、それは?」
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(0)この世のイベント系の内容がまるでわからない僕。引きこもりボッチ系の亜樹も、わからないことが多いようだ。学校の行事には、関わらないようにしていたらしい。
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(0)「絵の善し悪しで順位を競う大会よ」
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(0)って、翼。
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(0)「プロが出て良いのか?」
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(0)「あぁ、そういうことか。ダメかな…」
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(0)って、蘭。一応、絵画を売って生計を立てている俺。商売にしている以上、プロの部類になると思う。
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(0)「先輩って、プロの絵描きさんなんですか?」
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(0)どかちゃんに訊かれた。こいつも、今日から出入りしている。あぁ、雪乃や千紗希は事務系の頼まれ事をして、今ここにいない。なので、俺が絵描きって知っているのは蘭とデコくらいだ。狭霧、夏凜達は、思春期症候群の件を、それぞれの組織に報告しに行ったようだ。
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(0)「どかちゃん達は、安芸桜って知っている?」
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(0)「えぇ、有名な絵描きさんですよね?今は三代目でしたっけ?」
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(0)小町が答えた。
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(0)「亜樹君が三代目なんだよ」
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(0)まるで自分のことのように、自慢げに言う蘭。
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(0)「え!それは…驚きです。じゃ、初代と二代目って、先輩の関係者ですか?」
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(0)「あぁ、生前の俺が二代目で、生前の俺の母親が初代だよ」
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(0)「生前って?」
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(0)どかちゃんに訊かれた。あぁ、話してなかったな。麻衣がどかちゃんに、俺の事を説明している。
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(0)「え?先輩って、生き返ったんですか?」
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(0)「まぁ、地獄から戻って来たと言うか…」
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(0)俺的には地獄から戻って来たではあるが、俺の中の人である亘は、聖域育ちだしなぁ。
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(0)「地獄に行って来たんですか?どんな場所ですか?」
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(0)「どんな場所って…悪さをして死ねば行けるよ」
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(0)「いや、行きたく無いです」
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(0)「それは賢明だな。俺も二度と戻りたくない」
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(0)今、仮出所中である。ヘマを何かすると、戻されるのかな?
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(0)---一色いろは---
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(0)小町と共に、安芸桜について調べて見た。学校の図書室程度では資料が無いので、街の図書館へ向かった。
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(0)「画集があるよ」
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(0)小町が見つけて閲覧室に持ち込み、二人で見た。スゴい…背筋がゾクゾクする。初代の作品は国宝クラスであり、二代目の作品も国宝クラスになりつつあるらしい。画家は死ぬと価値が上がるらしい。死んでから、良さに気づく人が多いかららしいが、実際はもう新作が出ないので、現存作品の値段が下がることなく上がり続けるからだそうだ。
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(0)雅号に桜って文字が入っている為か、桜を題材にした作品が多い。
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(0)「もう1冊あるけど、18禁だから閲覧出来ないって…」
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(0)残念そうな小町。18禁の画集ってなんだ?先輩は何を描いたのか気になる。小町と共に先輩の部屋に向かった。
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(0)「18禁の画集?どれのことだ?」
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(0)先輩の記憶が曖昧だった。18禁として意識せずに描いたのか?
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(0)「18禁?あぁ、あれかな。私の部屋にあるわ。見る?」
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(0)蘭さんがお持ちのようだ。小町と共に蘭さんの部屋へ向かった。
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(0)蘭さんの部屋には本棚があった。そこには画集やら、書籍やらが色々入っていた。
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(0)「これ、全部亜樹君の作品だよ」
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(0)え?コレ全部?小説の作者名が疎らである。下手すると1作ずつ作者名が違うのではと、思える。何をしていんだ、先輩は?
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(0)「栗井鳥栖って、先輩だったんですか?」
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(0)小町が訊いた。
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(0)「そうよ。問題作作家って呼ばれていたわね」
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(0)問題作作家?ますます、何をしていたんだよ、先輩は…
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(0)「えぇっと…あぁ、これだわ」
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(0)蘭さんが画集の中から、2冊ほど選びだしてくれた。
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(0)「こっちが初代の作品集で、こっちが二代目の作品集よ」
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(0)蘭さんにとっての想い出の品のようだ。裏表紙に落款が押されていた。これって、作者からの贈答品ってことだよね?
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(0)図書館にあった画集とは違い、人物画が多い。それも陵辱系と言えば言え無くもない風景である。細部まで描き込んでいるし…
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(0)「想い出すなぁ。1枚の絵を描くのに、モデルを4、5人使っていたのよ」
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(0)腕と顔と胸と股間と脚は、それぞれ別人だそうだ。こだわりすぎるよ、先輩…
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(0)「彼は本物の絵描きよ。死ぬ直前まで絵を描き続けていたそうなの」
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(0)蘭さんは遠くを見つめた。生前の先輩を看取った人はいないらしいけど、死んだ直後に現場を訪れた人からの話だと、先輩愛用のマグカップはまだ暖かく、飲みかけの珈琲が入っていたそうで、その傍らには描き上がった絵が置かれていたそうだ。
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(0)「その時の絵が、これよ」
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(0)原画を見せてくれた。腕と脚にロープが巻き付けられて、左右に引っ張られてる構図で、「土」の字状態の女体。顔は斜め上を向いているので、誰かは判別出来ないが、口元からは恍惚な表情であることが窺えた。スゴいのは股間の描写である。ぼやかさずに、細かく繊細に描き込んでいた。背筋がゾクゾクする。絵心の無い私にも、何かを感じる絵画である。それも鉛筆画で…ここまでの物が出来るのか…
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(0)「今の亜樹君には、そこまでの才能はないかもしれない。生き返る過程で、失ってしまったのかも…」
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(0)---鳥井亜樹---
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(0)絵画コンクールに応募すると静に伝えたら、運動会を免除してくれた。言ってみるものである。さて、なんの絵を描くかな?
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(0)狭霧とタコの攻防の構図を想い出して、絵に起こしていく。毎日の男湯の風景を絵に起こしていく。
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(0)『どうして、女性の裸ばかりなんですか?』
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(0)って、幽奈に訊かれた。
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(0)「一番美しい物は、女体だろ?」
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(0)『それはそうですが…』
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(0)幽奈のスケッチを描き上げていく。
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(0)『私ですか…恥ずかしいです』
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(0)かわいいと思うけど…
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(0)「おい!亜樹!これはダメだぁぁぁぁ~!」
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(0)って、狭霧。ダメなのか?顔は描いていないが…
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(0)「顔がなければいいって物では無い。ダメだ。ねぇ、やめてくれよ~」
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(0)何故、ダメなんだ?妖艶で良いと思うのだが。そうか、文句の出ない人にすれば良いのか♪
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(0)狭霧の身体を翼に置き換え、幽奈の身体を蘭に置き換え…
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(0)「え?こんな事したことないけど」
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(0)翼が驚きの声を上げた。なんで、顔が無いのに、わかるんだ?
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(0)「こんなに寝相は悪く無いはずだけど…」
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(0)って、蘭。あれ?なんで、バレるんだ?
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(0)「これって…」
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(0)麻衣が震えている。シースルーのバニー姿の麻衣を描いた作品を見ている麻衣。
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(0)「なんで?みんな、モデルが分かるの?」
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(0)素朴な疑問を口にした俺。
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(0)「見た物を記憶出来る能力が仇になっているのよ。」
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(0)って、蘭?
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(0)「どういうこと?」
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(0)「アンダーヘアの刈り込み具合と形がリアル過ぎるのよ~!」
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(0)顔を真っ赤にして俯いている蘭。それは盲点だった。詳細に描きすぎたのか。
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(0)「おい!裸体はダメだ!お前、高校生なんだぞ」
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(0)って、静。なるほど…風景画ならいいのか?
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(0)◇
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(0)締め切りまでに、作品を数点描き上げて、静のチェックを受けてから応募した。
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(0)「一人で、人物デッサン、水墨画、風景画に応募とは…」
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(0)人物画は女体であるが…まぁ、石像チックに描いたので、モデルにはバレ無いだろう。水墨画はカラクリ絵で、こっそり女体を忍び込ませた。これも、バレ無いと思う。風景画にも女体は描き込んでいるが、虫眼鏡で見ないとバレないと思う…
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(0)審査員の鑑賞会を終えて、一般公開へとなった。問題がある絵は展示されないらしい。運動会の翌日、皆で展示会へと向かった。
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(0)会場には雪姫先生と静が待っていた。問題が発覚したのか?俺に緊張が走る。
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(0)「お前…やらかしたよな?」
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(0)雪姫先生の視線が冷たい。バレたのか?なんで?
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(0)「あれって、私がモデルだよな?」
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(0)「なんで、わかったの…」
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(0)蘭に指摘された問題点は、ぼやかすというか、石像チックなので、大まかに再現したのだが…
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(0)「わかるだろ?臍の形だ!」
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(0)あぁぁぁぁぁ…指摘されなかった箇所かぁ。
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(0)「モデル代は高いぞ!」
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(0)あぁ、高そうだな。
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(0)「後、カラクリ絵…アレのモデルは夏凜だろ?」
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(0)それもバレたのか…
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(0)「分からないのは、あの風景画だ。亜樹のことだ、きっと女体を描き込んでいるはずなのに、みつからなかった」
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(0)それは、俺が仕込むはずと踏んで、精査したのか…見て廻るが、俺の絵が1枚も無い。不適切と判断されたのか?最後に回った場所に、3枚が並んで展示されていた。
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(0)「すごいですよ…先輩…3枚とも大賞だって…」
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(0)いろはが抱きついてきた。あぁ、本当だ。大賞のようだ。
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(0)「で、どこに仕込んだ?」
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(0)雪姫先生がしつこい。
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(0)「あっ!亜樹…貴様!」
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(0)狭霧が気づいた。コイツの目は顕微鏡か?
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(0)「狭霧、どこに仕込んであったんだ?」
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(0)雪姫先生が、狭霧に訊いた。
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(0)「私の部屋の部分…鏡に映っているし…」
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(0)風景画はあやかし荘を描いた。目の前に広がる池に映り込むように写生した風であるが、有り得ない構図である。実際のあやかし荘の目の前に池は無いから。
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(0)「こんな所に…確かに鏡に女体が映り込んでいるし」
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(0)ルーペで見つめている翼が、呆れたように言った。
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(0)「お前…私を愚弄したのか!」
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(0)涙目で俺に詰め寄る狭霧。う~ん、バレるとは…
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(0)「先輩、これって、どうやって書き込んだのですか?」
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(0)小町に訊かれた。
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(0)「あぁ、顕微鏡で見ながら、髪の毛1本を筆にして…だ」
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(0)「そこまでして描き込むなよ!」
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(0)狭霧の顔は真っ赤で俯き加減である。怒りでは無く、恥ずかしいのか?いや、肉眼では見えないだろうに。
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(0)「亜樹君らしいなぁ」
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(0)って、蘭。俺らしく…テーマはそれにするか?
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(0)---雨野狭霧---
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(0)ズゴッ!
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(0)壁に叩きつけられた。亜樹を恥ずかしさから、追い詰め過ぎた。亘が久しぶりに出て来てしまった。
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(0)「おいおい!亜樹を虐めるくらい強くなったんだろ?」
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(0)亘相手では不利である。既に全身に力が入らない。
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(0)ズドン!
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(0)後方に投げ飛ばされ、地面に叩き付けられた。
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(0)「亜樹は、お前が好きなんだよ。受け入れろ!」
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(0)受け入れている。私も亜樹一筋である。だけど、恥ずかしい物は恥ずかしい。
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(0)「そうか、では、もっと辱めてやろうか?」
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(0)「ド変態!やめろ~!」
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(0)既に全裸である。2穴にはバイブを埋め込まれている。その刺激で頭の中は白くなっている。
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(0)「何に喰われたい?」
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(0)亜樹…
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(0)「わかった。亜樹に虐めてもらえ!『縮小化』」
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(0)身体が小さくなっていく。何をするんだ。このド変態は…
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(0)「狭霧の形をしたコンドームを装着して」
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(0)それは…股間から入って頭の中まで入ってきた亜樹のアレ。脳みそが揺れる。これって、亜樹が射精すると、私の脳みそは亜樹の精液塗れになるのか?
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(0)「狭霧のコピー体と交わるんだよ」
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(0)えぇぇぇぇl~!亜樹と共に、自分の洞窟の中に入っていく。これが私の体内なのか。全身が膣内のヒダで舐められているようだ。イク…自分でイキそうだ。私の体内でも何かがムクムクしている。発射間近なのか。
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(0)「じゃ、生きていたら、また逢おうぜ。このドエム女よ!」
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(0)どぴゅ~!
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(0)体内は亜樹の精液で充満していく。体外は私の体液塗れになっていく。どんな状況だ?あぁ、何も考えられない。
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(0)意識がはっきりしてきた。ここはどこ?股間に指を這わせ、中に入っている物を取り出していく。こんなデカいバイブを入れやがって…あのやろ~!お尻からも取り出した。で、ここはどこだ?這って前進していく。立ち上がる力は残っていない。あぁ、這う力もないか…ここまでだ…亜樹…言い過ぎたよ。ゴメン…
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(0)「おい!狭霧!」
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(0)亜樹の声だ。亜樹に揺り起こされているようだ。ここはどこだ?
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(0)「そこで寝るなよ…」
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(0)どこで寝ていたんだ?周囲を見回した。ここって…
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(0)「なんで、俺の寝間着に入り込んでいるんだよ?これじゃ二人羽織じゃないか。あぁ、のびちゃったよ~。お前、どうやってはいったんだ?」
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(0)「亘の術…」
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(0)亜樹のスエットの上下に、亜樹と共に入っている私。密着度が半端無い。
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(0)「そうだ!『脱衣』」
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(0)スエットから出た私と亜樹。
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(0)「次に…根元まで食い込んでいる件だ。これはどうやって抜けばいんだ?」
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(0)はぁ?さっきまでバイブが入っていた穴に、亜樹がはいっていた。根元までパックンっと…
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(0)「タマ袋まで入っているんだが…抜けるのか?」
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(0)「痛い…」
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(0)出口よりも太い亜樹のアレ。内部は柔軟性があるが、出口は柔軟性は無い。
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(0)「萎えるまで無理か…」
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(0)亜樹すら困らせる亘の怒り。もしかして、亘も私が大好きで、嫉妬でもしたのか?
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(0)『悪いか!このドエム女!』
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(0)私は天狐では無いんだが、いいのか?
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(0)『え?違うのか?』
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(0)私を天狐だと思っていたのか?あぁ、亜樹のアレが萎えて、抜けて行く。助かったようだ。
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(0)『お姉ちゃんは誰だ?!』
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(0)亘も必死なのか?だからと言って、巻き込まないでくれ…私は亜樹で一杯一杯なんだから…