供犠の子ども、完結しました。

くぅ〜疲れましたこれにて完結です。
ありがとうございました。

感想などで触れられた問題や個人的に思うことについて(後々追加していく)

脳みそを食うか食わないか問題
親の望むように生きるか、自分の望むように生きるか。食べれば毒をくらわば皿までルート。食べなければ自立する。成長とは獲得と喪失で、辛くとも受け入れねばならない喪失もある。サキは親からの愛を得られなかったが自分で愛を見つけられた。


アズカバンあたりでダレてる説
不死鳥の騎士団以降の展開はカッチリ決まっていたが、その間が宙ぶらりんで困ってた。落ち着いたら文を濃縮して短くしたい。
ドラコとの恋愛展開は正直考えてなかったがドラコのおかげで面白くなった。
ドラコの成長、揺れ動きも太いラインだったが、やや描写不足だった。ハリーも同じく。


スネイプ先生を救いたかったのに
命を救った結果生きることは罰だと断言させてしまう。今後ハリーたちと交流していくにつれ絶望が薄れていくといいが、わからない。


リヴェンはヤンデレ論
リヴェンは愛は美しいものばかりではないという母性愛の賛美に対するアンチテーゼ。同時に執着心や承認欲求が空回りし続けるという悲しい宿業を持つ。その結果脳みそやられたやべーヤンデレとなってしまった。
彼女はネグレクトと精神的虐待を同時に受けて不安定な中母親の脳みそを床からすする羽目になる。ある意味仕方がないことだが、彼女の自己中っぷりは最強の悪とも言える。サキの人生を蔑ろにし、スネイプにだけしか愛を向けない。彼女のしていることは彼女を虐待した父、母と同じであり、それに死んでも気づかない。彼女の口にする言葉は美しいが、一歩離れてみてみるとただの狂人だ。
救いようが無いが、食べるルートでは一応救われてるようにみえる。

サキと孤児院
あんまり好かれないと思ってたが好かれていてよかった。
孤児院の火事について事故か事件か決着がついていないのは、当初予定してた終わり方が「脳髄を食べた後、火事のあった日にもどり孤児院に留まり、自分が存在しない世界を選ぶ」という終わりだったので、うまい感じにこう、自分が火をつけた場面につなぐ予定だった。
当初はゴリゴリのバッドエンド(バタフライ・エフェクトなら胎児の段階で自殺する)を目指していたのですが結果的にバットとはいえやや救いのある終わりになりました。
サキが焼死を選んだ場合原作通りに何もかもが行くので結局運命のまま、誰も救われずに終わる。

サキに対する好意的な感想が多かったのと、自分自身も書いてて愛着が湧いてきたのでハッピーエンドを作った。彼女が大人になれたのは皆さんのおかげです。
食べるルートでは透明文字(反転で読めます)で彼女の最後について書いてます。

リリーの日記について
#はリヴェンの繰り返した数です。
食べないルートにあるのはは繰り返しラスト、食べるルートには初周の日記。
実はリヴェンは繰り返せば繰り返すほど状況が悪化していた。


運命について
運命は強固。
ハリー・ポッターでの運命は予言の存在が示す通りある程度決まっている?実現しない予言はありえない(予言たり得ない)という世界?

脳の行方
13時間前の未来のように過去を遡るバグ技は使えない。


リヴェンの母親、クインとマクリール家の次女長男について
統合失調症と鬱病を併発していた。彼女の弟、ジョンはシンガー孤児院の院長の娘のところに婿入りしたのでサキが預けられていたシンガー孤児院はマクリールの遠縁にあたる人物が経営していた。
またマクリールの家は長女が家督を継ぐので次女、長男は余所へ行く。実は意外と親戚は多いが、絶縁状態。アフリカのワガドゥーに通ったマクリールもいた。

リヴェンの繰り返した時間について
幸せな過程を経ても必ずスネイプが死んだ。だいたいどの周回でもクラウチJrと目が合うイベントがあり、フラグが立つが無視する。


【挿絵表示】

←サキ リヴェン→


日時:2018年03月20日(火) 13:57

パワー・ポッターの最終話に挿絵を追加しました。 >>

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返信コメント

ようぐそうとほうとふ

ありがとうございました( ・ิϖ・ิ)


日時:2018年03月17日(土) 22:30

にゃんこ(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

お疲れ様でした!!!!!


日時:2018年03月17日(土) 21:15

ようぐそうとほうとふ

ありがとうございました。


日時:2018年03月16日(金) 23:20

ようぐそうとほうとふ

ありがとうございました。


日時:2018年03月11日(日) 23:02

らぴす

完走、お疲れ様でした。


日時:2018年03月11日(日) 20:59



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