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推薦一覧(2387件)
人理修復を成し遂げた英雄の帰省を迎え入れた感極まる家庭描写
推薦作品:色彩の花嫁 原作:Fate/
全7話4万文字のFGO中編完結作品。
FGO第1部の過酷な戦いを乗り越えたぐだ男がマシュと連れ添って実家に帰省することに。
遂に息子が帰ってきた母親の視点から2人のこれからを祝福したくさせてくれる心温まる良作です。
本作はこの藤丸立香の3泊4日の帰省を描いた中で、
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息子からは世界を救ってきたと告げられ、マシュからは自身の重い過去の告白があって。
それを聞いても何ら疑わず2人の背中を押して応援するオリキャラの母親が素晴らしい。
読み返すと歳をとったことで家族の愛が初読よりも更にしんみりとさせてくれました。
そして特に「そうだ、あの母親は当たり前のことをしていただけだったのだ。」から始まった、
エピローグ最後の数行が本当に痺れます。
プロローグで母親が見た不思議な夢とはそういうことだったのかと、
思わずまた冒頭を読み返したくなる程のとても綺麗に繋がった構成が見事でした。
そんな中編で読みやすく纏まっている作品なので是非一読頂き、
本作を気に入られた方は続編青空の花嫁も読んでみて下さい。
(同内容を自サイトでも投稿しています)
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夜市よい/2023年09月22日(金) 09:15/☆ (参考になった:0/ならなかった:0)
先生は、燃え尽き症候群の調教師
推薦作品:燃え残り 原作:ブルーアーカイブ
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
この作品はAC6のハンドラー・ウォルターが解放者ルートをたどり、何故かキヴォトスに流れ着いて先生になってしまった話です。
この作品の特徴としては今まで生きてきたウォルターの価値観や人間性と、キヴォトスと言う『青春』がテーマとなる世界の価値観とのすれ違いの描写が非常に丁寧に描かれている事です。
アリウス等のごく限られた場所を除き、キヴォトスにはウォルターにとっては違和感だらけの場所です。そこで、燃え尽き症候群を発症しかけているウォルターが自分のすべき事を探しながらシャーレの仕事を行っています。その描写からは何方の作品に対しても愛を感じます。
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▼読む際の注意事項など
ACを知らない人はまずは流し読みをして、ハンドラー・ウォルターに興味を持ったら調べると良いでしょう。
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バトクロス/2023年09月21日(木) 19:54/☆ (参考になった:1/ならなかった:1)
呪術の世界で多重クロスしてハッピーエンドを目指すお話
推薦作品:【悲報】ワイら、呪術界に異世界転移する。 原作:呪術廻戦
▼物語
最近、呪術界の片隅で奇妙な連中が動いている。
呪霊や呪詛師を狩りまくり、一般人には手を出さず、高専とは極力接触を避けている、稀有な才能を持った者のみで構成された呪術流派。それが呪術界での共通した認識。
だがその実態は、呪術廻戦の外側の世界からやって来た、『転生者』達が1つの目的のために集った組織である。しかも何故か全員、前世で一番好きだった物語の登場人物に酷似した術式と容姿を持って。
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その目的は、『羂索の打倒』である。
ある者は転生者全員と繋がる掲示板を作り上げ、ある者は個性が強すぎる連中を上手くまとめていたり、ある者は情報を入手するために生徒や先生として高専へやって来たりと、裏で暗躍しまくっている。
だが裏で暗躍しているのは羂索も同様で……。
物語の始まりは五条悟・夏油傑・家入硝子が高校1年の頃。転生者達との出会いによって彼らの運命、そして呪術の世界の未来が少しずつ変わり始めていく。
▼魅力及び注意点
タイトルにも書いてある通り、多重クロス物です。転生者と言うか、他作品の登場人物が多く出てきますが、呪術廻戦がメインかつ過去編からスタートです。
この物語は群像劇なので、決まった主人公はいません(が、メインキャラがある程度定まっている)。なので、1つの話で視点が変わったり、掲示板形式がある話とない話が混じっていたりします。
ただし、話し手が誰なのかは分かりやすく書かれていますので、問題なく読めると思います。
また、物語の項目でも書いてある通り、転生者は全員それぞれ好きだったキャラの姿と能力を持っているので、「え?誰?この物語知らん!」という場合もあると思います。自分もそうです。
ですが、後書きや設定集で元ネタの登場人物とその能力の紹介をやっているので、そこを読んでいればどういう人物かは容易く分かります。その人物が出てくる物語のネタバレはないです。
そしてこの物語最大の特徴なのですが、転生者達は並大抵の呪術師では勝てないぐらい強いのが多いです。最強コンビも倒せる程の強さを持つ者ももちろんいます。
まあ、元ネタが元ネタだし納得できるのばかりです。それに、それぐらい強くなきゃ羂索の策謀やどうしようもなく歪んだモノ共の悪意とかに対抗できませんし。
そんな彼らの介入の結果、原作の世界線よりも強くなったり、幸せを掴んだ者がちらほらと出てきます。中には予想外の方面へ進んだ人も……。
独自設定もあるし、登場人物が多いけれど、今のところ物語が致命的に破綻しているとかそういうのはないです。
だけど彼らの介入の影響を受けたのは、羂索側も同様なので……。
基本的に明るい作風ですが、たまにシリアスや鬱展開も挟んできます。
ですがこの物語の作者さん曰く、最後はハッピーエンドで救済があるとの事なので安心して読んでいけると思います、いろいろと。
そして、作者さんがおっしゃっていた事がもう2つ。
1つは、物語にはまだ出ていないけど登場が決まっているキャラクターが何人かいる事。
もう1つは、作者さんが想定しているストーリーは全7部構成(現在は第1部に当たる部分)なので、完結まで年単位でかかる事。
なので、この推薦で興味を持って読んでくれて最後まで見届ける気になったのなら、根気よく完結まで付き合ってくれると一読者として、とても嬉しいです。
最後にもう1つ、9/21現在作者さんの活動報告で転移者募集CP開催中です。決められたフォーマットに従って自分の好きなキャラを書き込めば、もしかしたらあなたが1番好きなキャラが物語に出てくるかも?=ではないですが。
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aterm/2023年09月21日(木) 18:18/☆ (参考になった:1/ならなかった:1)
トリニティ総合学園で青春を紡ぐ
推薦作品:トリニティ総合学園庭園部へようこそ! 原作:ブルーアーカイブ
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
ブルーアーカイブに生徒としてTS転生した主人公の生活を描いた作品。
原作知識は無く、ブルアカの世界にやってくるのは本編開始の一年度前に入学したところからスタート。
トリニティ総合学園というお嬢様学校に、庶民で内面は男子というマイナスからのスタートになった主人公だが
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あのミカやツルギと匹敵するフィジカルの持ち主であり、そこに目を付けられ、トリニティの広大な敷地にある植樹や果樹園などを管理する庭園部にスカウトされる。
この作品の肝は、庭園部の先輩や同輩、また同学年同クラスの阿慈谷ヒフミ、鷲見セリナ、また、正義実現委員会や二年進級とともに入学してきた宇沢レイサなど、キヴォトスの学生としての日常を楽しく描いていることだ。
私はブルーアーカイブの「学園の日常を小さな奇跡へ」というキャッチコピーが大好きなので、こういった作品に出会えたことを幸運に感じた。
現在はエデン条約編後半に向けての書き溜め期間に入っているため、キリよく、追いつきやすい時期と言える。
後半からは主人公とアリウススクワッドの面々との絡みも増えそうで、これからの展開にとても期待している。
最新話の引きで悶々とする読者が増えれば良いなと思って筆を取った部分もあるので、是非この機会に読んで欲しい。
▼読む際の注意事項など
(アンチ・ヘイト要素について)
庭園部が管理する果樹園へ襲撃を仕掛けるモブ不良生徒が登場し、その主な構成員はゲヘナ学園の生徒であること。
手塩をかけて育てた農作物が被害に合うので、当然主人公もそういった不良生徒に対して怒りを燃やす、という構造になっている。
個人的にはブルアカのモブ生徒の行動や、物語の要素として、納得できる描写である、と注釈も付け加えつつ、念のため記載。
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ゆーれすた/2023年09月21日(木) 01:59/★ (参考になった:5/ならなかった:0)
妹を助ける条件は2つ、金貨1000枚集める事、そして英雄になる事
推薦作品:かくして少年は迷宮を駆ける ~勇者も魔王も神も殴る羽目になった凡庸なる少年の話~ オリジナル:ファンタジー/冒険・バトル
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
被差別階級的立場である”名無し”である少年ウルは、死んだ父によって借金の担保にされた妹のアカネを救う為、金貨1000枚及び、最上級冒険者である黄金級冒険者をめざすことになった。
期限は3年。それまでに2つの条件をクリアする為唯一の
仲間である容姿は最高だが人格の破綻したヤバイ少女シズクと共に英雄街道を最速以上で駆け抜ける!!
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いわゆる成り上がりものであり毎回毎回無理ゲーすぎる試練が、主人公ウルに襲いかかりそれを今ある手札でどう乗り越えるのかとても楽しみになる作品である。
準備期間などもワクワクさせてくれる描写が多くそこも楽しんで読んでもらいたい。
すでに話数は400以上と、とても長いので今から読むのは少し敬遠してしまいそうだが、とりあえず1章であるグリード編まで読んでみて欲しい。必ずハマってもらえる作品です。
9月16日現在ハーメルンでは436話投稿されており、元々某なろうやカクヨムで投稿していた作品で、現在もマルチ投稿となっており、そちらの期間も含めるとなんと1年以上毎日投稿を続けるという狂気的とも言える偉業を成し遂げている作品でもある。
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8✖️/2023年09月16日(土) 02:37/★ (参考になった:5/ならなかった:0)
全てのティーパーティ好きへ
推薦作品:ミカとナギサの幼馴染 原作:ブルーアーカイブ
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
まずなんと言っても設定が凝っていることです。本来のティーパーティは三人ですがこの小説では四人になっています。しかし、違和感が全くないのです!独裁政治にならないための無所属の監視者、『オブザーバー』として時に笑い合い、時に殺し合い、時には軍隊を一人で退けたりとものすごく強くて頼りになる主人公です!
▼読む際の注意事項など
ある程度はブルーアーカイブについての知識を身につけてから読むことをお勧めします。特にトリニティのティーパーティについて三章をよく見ておいた方が何倍も面白くなります。もちろん、知らなくても十分楽しめます。
フラメア/2023年09月15日(金) 23:53/★ (参考になった:5/ならなかった:1)
まじこい世界で披露されたオサレすぎる流刃若火
推薦作品:ただ『流刃若火』がしたかった。 原作:真剣で私に恋しなさい!
全10話4万文字まじこい既読者向けの長編完結2次創作。
BLEACHの流刃若火の能力を持ってまじこい世界に転生した主人公による、
最高にオサレな流刃若火の演出が楽しめる作品です。
本作は先ずまじこい原作キャラが全員魅力的に描かれているのが素晴らしく、
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作者のまじこいへの愛が読者に十分に伝わってくる作品となっています。
そして何よりも遂に流刃若火の始解が発動する最高に盛り上がるシーンでの
それまで待ちに待った甲斐がある圧巻なタイトル回収っぷりが魅力的で、
初見は呆気にとられるかもしれませんが味わい深いこの演出がたまらなくなってくる。
ラストバトルの一文一文に込められた熱量には敵と一緒に読者も焼かれます。
そんな全10話4万文字と綺麗に読みやすく纏まっている作品で、
序盤中盤にかけてはまじこいの魅力的なキャラクター達と主人公との関わりが描かれて、
終盤は何回でも読み返せる熱い戦いが繰り広げられるので是非一読してみて下さい。
(同内容を自サイトでも投稿しています)
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夜市よい/2023年09月15日(金) 12:43/☆ (参考になった:4/ならなかった:0)
傑作とある二次創作
推薦作品:とある科学の流動源力-ギアホイール- 原作:とある魔術の禁書目録
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
この作品では、一方通行より上にいる秘匿された超能力者が主人公となっている。
この主人公に対する設定がかなり練りこまれており、原作をしっかり読み込み、考察もしっかりしている。
そのため、キャラパワー的に明らかに異物である主人公が、きちんと作中世界に溶け込んでいる。
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同じとある二次創作作者として言わせてもらうが、完成度はかなり高い作品。
オリキャラものが嫌いな人でも楽しめると思う。
あと、周期的に更新されているため、失踪の危険が少ない。その点も含めおすすめ。
▼読む際の注意事項など
木原に割と厳しめで、「出番フルカットor描写極少」で退場がバリバリあるので、そこは注意。
参考までに、作品内で一番活躍した木原って木原相似くらい。
※テレスティーナ→章の終盤で主人公にやられる噛ませ。
数多→確か出番フルカット。
幻生→垣根に片手間で処理される。
唯一→主人公に描写外で処理される。
病理、乱数、円周→出番フルカット
脳幹→なんと、2023年9月15日現在、出番一切なし。
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毛糸ー/2023年09月18日(月) 16:51/☆ (参考になった:0/ならなかった:1)
燃え尽きた少年兵に調教師が火を付けた
推薦作品:燃え残った男は澄み渡る青空の下で何を成す 原作:ブルーアーカイブ
▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など
この話はAC6のハンドラー・ウォルターが解放者ルートの結果をたどり何故かブルーアーカイブのアリウスにたどり着き、成り行きでアリスクのメンバーに生きる意味を見つけさせる話です。
言葉にするとそれだけですが、両作品への作者の愛を感じられる作品です。
▼読む際の注意事項など
AC6を知らない人はとりあえず雰囲気で読んで気になったら調べてみるのが良いでしょう。
バトクロス/2023年09月14日(木) 19:26/★ (参考になった:10/ならなかった:0)