フーディーニの魔法あとがき

あとがきまで目を通してくださってありがとうございます。

まずは小和オワリさんからもらったウラジーミルを…くらえっ

【挿絵表示】


【挿絵表示】

一年前、まだ序盤だった頃にもウラジーミルを描いてもらいました。(気になる人は検索してください)始めから最後まで読んでもらえて絵を描いてもらえてウラジーミルは幸せですね。


完結タグをつけるときが一番気持ちがいいので時間はかかりましたが完結できてよかったです。50話もなかなか区切りがいいですしね。供犠の時は100話ジャストにしたかったんですが微妙に失敗して…

途中、3日おきくらいで更新できてた時期は枝葉を広げてネビルの話とか学校の話とかVSマグル戦争を細かくやろうと思ってたんですが、ちょっとそこまでの余裕がなくなってしまい…

あとあまりにも魔法世界から離れすぎてアンチの域まで来てるんじゃないか…とか、現実に起きてることに全然追いつけてないな…とか、いろいろ手がつかない理由がありました。すみません
ジョ、ジョジョのアニメのせいじゃないですよ…!

結局ウラジくん個人の話に帰結させたほうがスッキリするなということでバッサリ切りました
終わりは当初の予定通りにかけてよかったです。
元ネタが『アメリカンサイコ』なので、これがトゥルーエンドです。
魔法使いは放射線をプロテゴできるんでしょうか?謎です。
ヴォルデモートはまじで死にました。
ハーマイオニーとロンは辛い人生になると思います。
ネビルはジェーン・シンガーとともにレイブンクローの髪飾りを後に見つけ、破壊するでしょう。
ハリーは結局、封鎖されたレストレンジ家の金庫にははいれなかったので、分霊箱も封印されています。(本人に宿ったかけらは言わずもがな。)
スネイプはハリーにやむなく真相を伝えました。だから私のせいといいました。
イギリス政府はマグルと和解し合同で国を運営するという建前ですが、実質魔法族が支配しています。もちろんグリンデルバルドが全権を握ってるのでしょう。ロシア、中国、ドイツと結託しています。
アメリカ、フランスはきっとまだ混沌とした内戦が続きます。
アフリカは元々魔法が受け入れられてる節があるので、むしろ今よりいい世界です。あそこは黒魔術師という職業がもともとありますし。

元ネタ列挙のコーナー
アメリカンサイコ
ファイトクラブ
ヘイトフル・エイト
冷たい熱帯魚
ポゼッション
テイク・ユア・ピル スマートドラッグな真実
世界残酷物語
続世界残酷物語
ヤコペッティの残酷大陸
ヤコペッティの大残酷
トレインスポッティング
レイプ暴姦25時


サバイバー
ジェネレーションX 加速された文化のための物語たち
ある島の可能性
慈しみの女神たち
太陽・惑星
チャイルド44

ニック・ランドと新反動主義
ダークドゥルーズ
資本主義リアリズム


他に何かあったら答えます。


以下追記

ハリーがプロップに無抵抗のまま殺害されたのは、自身に宿った分霊箱を破壊させるため?

そうです。ハリーも先生に倣って自分の命に対して投げやりな賭けに出ました。

一言評価で頂いた質問 登場人物のその後
BD ブルック・ドゥンビア
普通に今まで通り暮らしてる。金回りは圧倒的に良くなった。マグル製品の改造で特許をとる。
ウラジーミルとアレクセイの秘密を知ってるが、関わり方は変わらない。前より広くなった家のスペースを持て余している。

レオン・レナオルド
マグルと魔法使いの橋渡し役としてあくどいピンハネをやってる。ウィーズリー兄弟とは敵対関係になり決別するが、経営権を握ってるためWWW自体は継続。

ジョン・ドゥー
彼は過去に小鬼を騙したことで英国魔法界から出禁を食らっていた。その際肝臓の半分をとられたが詐欺をやめることができず、整形して名前も変えて戻ってきていた。供犠の子どもに出てきたマクリール家の男。養子に出されていた。魔法を無効化できる血を持ってるが、使いこなせてない。
その後めでたくグリンゴッツ役員になった。金の亡者。小鬼に痛い目にあわされたが、小鬼と気が合う。

ネクラース
魔法生物の棲息地を広げ、堂々と商売ができるように繁殖地を作ったり環境を整えたり、闇から足を洗った。今はたくさん動物が変えて幸せ。ハグリッドと知り合い、ドラゴンの個体数を増やすために一生懸命働いている。

クリスティン・エンマーク
グリンデルバルドにいいように操られている。彼らの犯罪の証拠を破棄したり、囚人を解放したり、悪事に加担させられている。

ジェーン・シンガー
まともに魔法は使えないながらも、ネビルとともに地下活動に身を投じる。ブルックとも親戚だが、実はジョン・ドゥーとも遠い親戚

セネガルのカーマ青年
ファンタビに出てたカーマの子孫だが過去の過ちはスルーしてる。アフリカは独立自治と言わんばかりの魔法の帝国になったので満足。

プロップ家の人々
グリンデルバルドへの貢献が認められるも、未だに見下されているし、ウラジーミルの嫌がらせにより緩やかに政界から閉め出されつつある。

アメリカ魔法界
未だマグルの内戦が続く。


日時:2019年08月16日(金) 20:28

<< ABOUT THE BLANKのあとがき 2019年もお世話になりました >>

▼コメントを書く

返信コメント

ようぐそうとほうとふ

レオンの墓場さん
そうだ!虐殺器官とハーモニーもめちゃくちゃ影響を受けていたのを忘れてました…!
初期の初期はもっと細かくホグワーツでのワチャワチャを書こうと思ってたんですが、気づいたらどんどん世界進出をしてしまい、書ききれてない部分もでてきてしまいました。次はもっとうまくやりたいです。
こちらこそ読んでいただいてありがとうございました!


日時:2019年08月29日(木) 14:15

レオンの墓場

ずっと楽しみに読ませてもらいました。逆転に逆転を重ねる感じが面白かったです。昔読んだ虐殺器官を彷彿とさせる作品でした。魔法省官僚である人間がイギリスやホグワーツを外から見るというのは新鮮で、物語の設定も緻密で素晴らしかったです。またあれば、新しい話が読めることをきたいしています。とてもいい作品でした。ありがとうございました。


日時:2019年08月17日(土) 22:35

ようぐそうとほうとふ

ウィショーさん
ありがとうございます。私もこのよくわからん新聞記事とか広告とかを書けなくなるのは悲しいようなホットするような…楽しかったです
ウラジーミルは私も好きです。もし彼が気に入ったのなら、元ネタのファイトクラブとかも是非観てください(すきあらば

河豚は自分で捌くなさん
なんか私の書くもの全部鬱々としがちですが、今回は結構明るい…明るい?楽しめにできたのかなと思います。
今描いているジョジョがひと段落ついたらまたハリーポッターで書くと思います。その時また読んでいただけると嬉しいです。


日時:2019年08月09日(金) 20:38

河豚は自分で捌くな

鬱々としているのに何処か楽しい作品で大好きです。
きっと何度も読み返すと思います。
ようぐそうとほうとふさんの作品が本当に大好きなので、叶うならば自作もそのまた自作も更新される限り読み続けたいです。お疲れ様でした。
もしもの話ですが、出版などなされたら安定の3冊購入します(観賞、保存、布教)


日時:2019年08月09日(金) 15:47

ウィショー

完結おめでとうございます!
月並みな言葉のようですが、フーディーニの魔法最高でした!大好きです。もう更新されないのがとても悲しい…。

プロップ先生のキャラクターが私の好みドストライクで、読んですぐにハマりました。脱獄したグリンデルバルドがちゃんとお爺ちゃんしてるようなところが好きです笑
本当に素敵な作品をありがとうございました。
次回作(?)も心からお待ちしております!ようぐそうとほうとふさんのお話、どれも大好きです

長文失礼しました!


日時:2019年08月09日(金) 00:41

ようぐそうとほうとふ

apoptosisさん
ありがとうございます。簡潔でも伝えてもらったこと自体がとても嬉しいです。またお会いしましょう。

LFO13さん
こちらこそ時間をかけて読んでくださってありがとうございます。

niiさん
大好きですと言ってもらえるだけで次話3万字は書けそうです。次話はもうないんですが…
ありがとうございました。


日時:2019年08月05日(月) 02:11

ようぐそうとほうとふ

ハリーがプロップに無抵抗のまま殺害されたのは、自身に宿った分霊箱を破壊させるため?

そうです。ハリーも先生に倣って自分の命に対して投げやりな賭けに出ました。


日時:2019年08月05日(月) 02:08

新居

完結おめでとうございます、貴方の作品が大好きです!
この満足感をありがとうございます。


日時:2019年08月05日(月) 01:56

平 屋八

質問と言いますか確認なんですが、
ハリーがプロップに無抵抗のまま殺害されたのは、自身に宿った分霊箱を破壊させるため…という解釈でよろしいですか?

もし他の理由もあればお教え願いたいです。読解力不足で読み取れていないだけかもしれませんがご容赦下さい。


日時:2019年08月04日(日) 22:56

LDO13

素晴らしい読書の時間を提供してくれた事と、その作品の完結を見届ける事が出来たという2つの喜びに感謝します。ありがとうございました。


日時:2019年08月04日(日) 17:48

apoptosis

補足ありがとうございました分かり易かったです。長々など複数回感想を書くのは性に合わない為簡潔に。ノーマジ主人公は過去になく斬新で物語も一話一話最高でした。また次の作品で出会えるのを祈っています。


日時:2019年08月04日(日) 17:19



返信

    現在:0文字 10~1000文字