No.52 カブキファミリー 

☆カブキファミリー☆




九尾の狐(玉藻前)
元「大逆の四将」紅一点。
 小さい頭。長い手足。高い腰の位置、色気漂う引き締まった腰から尻、足のライン。柔らかく肉付きは良く筋肉も程よく付いている。 
印度・中国と渡り歩き王を誑かし国を滅ぼしてきた2000年以上の時を生きる大妖怪。カブキ自身も立ち寄った鬼道衆によって地獄の最下層に封印されていたが、平成から令和への改元の影響で呪術の力が不安定になったことと某妖怪の総大将の手引きでで他の四将同様復活を遂げる。
復活後は封印の報復として鬼道衆の里を軽く壊滅させ、人間世界で戦争を起こすための暗躍を始めた。
分身体を用いて各国要人を操り日本を孤立無援にし、本人は地獄に赴き閻魔大王を飲み込んで地獄を掌握し、いよいよ戦争が始まる…と言ったタイミングで鬼道衆の生き残りである「石動零」、閻魔大王に命じられた「ゲゲゲの鬼太郎」、そして日本政府の依頼で討伐に来た「カブキ」の三人によって袋叩きにされ倒されてしまう。
そうして今まで通り牢獄に収監されるはずだったのだが、カブキが「一目惚れした」と言って閻魔大王に今回の功績と引き換えにと懇願/脅迫したため、一尾分の分身体がカブキの傍を離れないことを条件に外へ出られることになった。
そうして二人は夫婦になった。
狐は初め、自分に手を出して来たら房中術で精気を吸い取って力に変え、再び現世と地獄を混乱の渦に陥れよう、と思っていたが搾精相手がとんだ乳狂いだったので その企みはアッサリ頓挫してしまった。

そうして乳間性交(パイズリセックス)されまくって乳内射精(なかだし)されまくって、理由はともかく胸が孕んだ。
夫婦になってから 年、息子:明日夢 誕生。
子どもが生まれてからの玉藻前はすっかり毒気が抜けたように、さながら絵巻で語られる葛ノ葉のように母性の妖怪になった。
それからの玉藻前はカブキと文字通り乳繰り合うようになり、72歳で夫が亡くなるまで愛し愛され寄り添いあって人の世で生きた。
カブキが息を引き取るとそのまま地獄に堕ち、先に堕ちていた夫と地獄で新生活をスタート。いつまでもいつまでも仲睦まじく幸せに暮らしましたとさ。
ちなみに、共にあった現世での50年、その後の地獄での夫婦生活、全て通して一度たりとも普通の交尾を行うことはなかった。ひたすら乳交(パイズリ)乳交(パイズリ)乳交(パイズリ)の日々。
オチてからはノリノリだったので変化の術で乳を大きくしたり感触を変えたり玉藻自身も乳交(パイズリ)を楽しんでいた。

→カブキ→最愛の夫。永遠に愛しい旦那様。自慢の美貌のうちお乳にしか興奮しない彼にはやきもきさせられた。
→明日夢→愛しい我が子。人でなしに(妖怪らしく)育ってくれてうれしい。
→セイレーン→息子の連れてきた魚。格も身分も全く釣り合っていないので正直大嫌いだし憎たらしい。それでもまぁ好きだというのなら。
→仁美→数多いる孫の中で最上の輝きを放っていた子。人と妖二つの道で揺れる彼女を愛おしく思っていた。
→名無し→はて? 一体誰の事かしら。






二代目歌舞鬼
本名:多賀明日夢。
乳から生まれた乳太郎 と名付けられようとしていたのを玉藻前が必死に止めて、乳→にゅう→NEW→新しい→+α=明日の夢⇒明日夢と決まった。
見た目は金髪赤目の人並み外れた美貌の少年(成長が13歳ぐらいで止まった)。
鬼となった人間と九尾の狐の子として生まれたが、その生まれ故か人とうまく馴染むことができず、小学3年生のある日、前々から見た目で揶揄い・暴力を受けていた鬱憤がついに爆発し同級生を一クラス皆殺しにしてしまう。
こりゃいかんと家族で山奥に引っ越した後はこのようなことがないよう心を鍛える修行を父親から施される。
明日夢21歳、衰えから鬼になれなくなったカブキから鬼の証 変身音叉と音式神等を受け継ぎ正式に二代目の歌舞鬼となった。
以降は父親のように腕試し兼人界守護の旅に出て、その旅の途中で嫁(セイレーン)を捕まえて故郷に帰った。
嫁ができて子どもができて、腰を落ち着け鬼の務めを果たし、大きな禍もなく、大きな不幸もなく、数えて100年近く鬼として戦った。
晩年は一番人らしい九百二十二女(嫁が卵生だから子沢山)の仁美に歌舞鬼を継いでもらい安心してこの世を去った。
死んだ後は地獄行きで、両親とワイワイしながら暮らしてる。
ちなみに嫁は日本の地獄にはいないので(堕ちた理由は人喰いの罪)月に一度くらいの頻度でわざわざ会いに行っている。
人間のことも妖怪のことも無自覚に見下している(同じ生き物と見ていない)が、結局勝てなかった父と自分を生んだ母、それに自分が愛する嫁は特にそういうこともなく身内として扱っている。(子どもたち…? 名前も覚えていないということから愛情その他はお察し)

→カブキ→強くてかっこいいお父さん!「いつか父さんを斬り殺すのが僕の夢です! 」
→玉藻前→綺麗で優しいお母さん! 「本体は大したことなかったですね! 」
→セイレーン→「たくさん子ども生んでくれた僕のエッチなお嫁さん! 」
→仁美→合格点。人畏一体・清妖合一修得、鬼刃/魔刃一刀流免許皆伝。
→名無し→だれ?






セイレーン
個体名特になし。分類上は西洋妖怪。背丈も胸も尻も絶対的にデカイ。夫(明日夢)と並ぶと子どもと大人なんてレベルじゃないサイズ差。
(イメージ→https://book.dmm.co.jp/detail/b611asija00178/
ウェーブがかかった煌めく金の髪に青い瞳の人魚。元は西の海で美しい歌声で人を呼び寄せ何人もの罪のない人々を魅了し、食らっていた(がつがつと。もぐもぐと。むしゃむしゃと。食事的な意味で)がたまたま旅の途中で立ち寄った明日夢に見つかり討伐されそうになったが、命乞いで発した声に彼が一‘耳’惚れしたことで生き延びることができた。
(なお、「ご両親への挨拶」と言って彼女の一族の棲家へ向かった際、色々あって彼女の一族は皆殺しにされた。 ヒント:人間=エサ)
嫁にされて以降、夫と義理の父・母にビクビクしながら彼の寵愛を失わないように(=殺されないように)必死になって媚びを売って、卵もたくさん産んだ。
人を食うことは万が一を恐れて嫁になって以降したことはなかったが、たまにどうしようもなく我慢できなくなった時は自分の子どもを食べていた。(夫も義父母も数百いて毎年増える子どもたちを一人一人覚えてはいなかったので気づかなかった)
ビクビクはしていたが、元々特に狡猾でもずる賢くもなく、どちらかというとポヤポヤした性格だったので、なんだかんだ夫婦生活はうまくいって彼女自身 そんな夫との暮らしが嫌いではなかった。純妖怪で、人の感性からは外れているところがあるが、夫はどちらかというと妖怪寄りで、義母は改心したとは言え大妖怪で、義父はそんな二人を家族にした鬼なので特に問題はなかった。
晩年、急に衰えた明日夢のそばに居ながら、さて旦那様が亡くなられたらどうしようかな と考えていたところ、息を引き取る10秒前の明日夢に心中させられ死後は地獄に落ちた。
地獄に落ちた後は若返った明日夢とイチャラブしながら死後活(シゴカツ)してる。唯一の不満は死んでるから子供ができるようなことをしても子どもが作れないこと

→カブキ→強い。怖い。きゅんきゅん。食べたい。
→玉藻前→怖い。びくびく。おいしそう。
→明日夢→怖い。怖い。怖い。
→仁美→だれだっけ? おいしそう。
→名無し→だれ?






三代目歌舞鬼
本名:多賀仁美
多賀明日夢とセイレーンの間に生まれた娘、九百二十二女。
他の兄弟姉妹と違って姿形も魂もほぼ人間で人外らしさのかけらもない。
類い稀なる剣の才能と、強靭な精神を持ち 並み居る競争相手を押しのけて三代目歌舞鬼を襲名した。
歌舞鬼としてまず初めに行ったことは数多いる自分の兄弟姉妹、そしてその彼らの子を根こそぎ斬り捨て殺すこと。父親という絶対者を失い、枷をなくした怪物たちが人の世を乱す前に、彼ら彼女らを根絶やしにするということ。父と母は「剣術を教えてくれた恩」「生んでくれた恩」があり、また放っておいても もうすぐ死ぬだろうという見立てから 手を下すことはなかった。
そうして自分以外の一族郎党皆殺しにした後は人間世界の各地を放浪し、人に仇なす妖怪を、人に仇なす人を千切っては燃やし千切っては燃やし した。
そんな生活が6年ほど続いたある日、彼女は恋に落ちた。父親・祖父と同じく相手のことを一目で好きになった。
相手は66歳の紳士とまぁ、年の差がアレだが恋に落ちた彼女にそんなのは何の障害にもならず、猛烈にアタックを繰り返して旦那様GET!
出会ってから一年と経たずに妊娠して、愛しい人との子が生まれるのを待ち遠しく思って居たその時。あの歌舞鬼が身籠って弱っていると聞いた 人間や妖怪が 歌舞鬼包囲網を形成。そうしてジワジワと追い詰められ、夫とも分断され、頼りになる者もいないなか逃げて逃げて逃げ続け、全身傷だらけボロ雑巾状態で死ぬ寸前、未成熟な息子を胎から引きずり出して、彼を交番に預けて命を使い切って死んだ。
(→産み落とした我が子、未成熟で生きられなさそうだったので『魔王の小槌』を心臓に戻し細切れにして その言うなれば魔王の生き肝を突っ込んだ)
死後は地獄行き。兄弟殺しの件でお祖父ちゃんに万回殺された。その後は家族三代で和気藹々。地獄での趣味は死合稽古。

→カブキ→清く正しいお祖父様。「申し訳ありませんでした」
→玉藻前→駄狐。自分の闇の大元。「なんですかその肉塊、ふざけてるんですか」
→明日夢→人でなし親父。父親らしいことをされた覚えは一度もない。「父さん、もう少し大人になってはいかがですか? いつまでも強さがどうこうと」
→セイレーン→色ボケ魚。自分の綺麗な声は母親からの遺伝なのでそこだけは感謝している。「(ある一点に恨み骨髄の視線)………なんでそこが遺伝しなかったの」ペタペタ ストン
→名無し→「………? あ、どうも大きくなりましたね。………あまり“あの人”に似ませんでしたね」






四代目歌舞鬼
本名:なし
 お母さん大好きメンヘラ傾国ショタ。
交番の前に音叉と一緒に血で汚れた布に包まれ置かれていた。その後児童養護施設で成人まで。
→隔世遺伝により金髪碧眼の美少年で肉体はショタで成長停止。
→まともな職には就けず、水商売に。人気ナンバーワン!
稼いだ金で父親探し。

 やっと見つけた父親(認知症)。老人ホームで家族の初対面。
→彼を一目見て、「父さん」と呼ばれて、
父親「ひっ…! ヒィィィィィッ! あ、あああ、やめろ! やめろやめろ! やめくれ! 言うとおりにする! なんでも言うことを聞く! だからだから、ああ! いやだいやだいやだ! 家族にだけは、家族にだけは! やめろォォあああああ!! 」
錯乱。
 担当者から彼は20数年前に妻と息子夫婦と孫娘、親友などを何者かに殺害され彼自身も酷い傷を負って発見されたことを聞かされる。
 自分の中の母親のイメージと実際の母親の所業のギャップから心が軋み、善性と鬱屈した母への愛情が歪んで捩って、その歪みを『魔王の小槌』に付け込まれ、暴走。
 狂った思考で暴れまわり、父親を殺した後は胸に積もり積もっていたマイナスな感情のまま職場に行って皆殺し。古巣に帰って皆殺し。同級生を皆殺し。殺せば殺すほどに収まりがつかなくなって――。
 最期は、巨大増殖した心臓が彼を取り込んだ偽りの山ン本、偽りの魔王、「無名巨大魔鬼戒仏神(むみょうきょだいまきかいぶっしん)」に成り果て人も妖もなく畏をすすり大暴れ、地獄から騒動の収束を命じられた初代歌舞鬼に叩きのめされ引きずり出され、地獄に連れていかれた。

→カブキ→すごくつよいやつ。つよくてでっかい。
→玉藻前→冷たい人。
→明日夢→最初に会ったときに2,3回殺されて「もういい」と言われた。
→セイレーン→なんとなく近い感じがする。呼吸が合う。
→仁美→お母さん。強くてきれいで優しい大好きな人。なだらかでスレンダーな体つき、ドキドキする。









玉藻前の房中術については原作準拠。水木先生や鬼太郎が逆レ?されてました。
乳狂い云々は饗庭淵先生の『じゃあくな妖狐と乳愛(パイズリ)結婚式に至るまで』(https://www.pixiv.net/artworks/77454988)の影響を受けています(FANZAで買った)


日時:2020年01月19日(日) 10:29

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浅漬けの素

カブキさん身内がヤベェ奴しかいねェ………。


日時:2020年01月01日(水) 17:58



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