憑依するということは、元いた人格を殺すということ
ーー叶わない夢を見るのは良い。ただ、本当に夢のようになれるのは選ばれた奴だけ。
それでも、憧れることをやめられなかった主人公の物語
▼序盤のあらすじ
(13行省略されています)
リアス・グレモリーに憑依した主人公は一切の魔力を持たなかった。
主人公は原作のような“強く美しいリアス・グレモリー”を殺してしまったことを自覚する。
罪の意識に苛まれ、自身の存在意義を否定する主人公の“夢”は“悪夢”に変わっていく。
▼作品に対する評価
ストーリー、設定、キャラクター、どれも素晴らしいがこの作品の一番の良さは“描写”にあると思う。
この作品はハイスクールD×Dのssにしては珍しく、バトルよりも人間関係を描くシーンが多い。喜び、笑い、怒り、悲しみ、苦しみ、そして希望と絶望。丁寧に描かれた感情描写はそのシーンを鮮明に思い浮かばせる。
またこの作品の題材である"夢"について、神秘的かつ儚げな丁寧な表現から、作者の“夢”に対する特別な意識が強く感じられた。
▼最後に
推薦する作品の雰囲気に合わせて、文学的知識など一切ないが格好つくように試行錯誤させてもらった。
最後に私の言いたいことを堅苦しく装飾せずに言って終わりとしたいと思う。
面っっ白いから読んで!!!!
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夜が降りてくる/2016年05月22日(日) 17:09/★ (参考になった:71/ならなかった:12)