理由は子供を産んで大人しくなっためぐみんに物足りなさとか化けの皮剥いでやるみたいな感じで
カイズは唯一母親の薫陶が行き届いていてそれなりにめぐみんに対して敬意を払ってそうだ
さよりとレイカはまあ・・・うん・・・
あるえに関してはさよりの憧れの人～やレイカがあるえの書いた本を読んでたりしてた事から基本的に子供達からは好かれていたんだろうと思った
子供達の為に本や絵本書いてくれそうだし
但し父親のカズマさんが絡まない事が前提で・・・
あとあるえの子供の記述が無かったがあの恵体で子供がいないなどありえんｗ
最低でも2人は産んでそう
あとカズマさんの子供達は全員団結力が強そうで仲が良さそう・・・
子供たちが死んだらレイカが自分の世界に連れてきそうな感じ
長々と書いたけどもっと早くこのＳＳに出会いたかったよ！新作を楽しみにしてます！

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そして、不満点も書いてある長文に対して、解説も交えて対応してくださりありがとうございます。
序盤でエリスに指摘されたメイドに収まったアクアの立ち位置のことなど、ハーレムルートに関してはやはりそういう意図の描写でしたか、と答え合わせのような感覚で拝見させて貰いました。
反面、IFルートについては、あれらの描写はそういう意味だったのか、と納得しました。読んでた当時はゆんゆんへの悲しみとエリスへの怒りで混乱してたので、深く読み込めなかったようです。
作品への意見は変わりませんが、補足説明はやはり嬉しいものでした。本当はもっと詳細に書きたいですが、禁断の長文二度打ちになるので割愛します。

前置きが長くなってしまいましたが本題です。
実は前回の感想で質問を忘れていて、それが気になり再び感想に至りました。答えて頂けるとありがたいです。

(1)「諦めの悪い女 前編」でエリスがアクアの四次元ポケットの中で追いかけ回されたゆんゆんっぽい精神体です。
読んでた当初はゆんゆんの生き霊でも出たのかなと思ってたのですが、もしかしたらあれはIFルートで浄化されたはずのゆんゆんの魂が時空を超えて現れたのかなと思うようになりました。
もしそうだとしたら、なんとも恐ろしいことですが……。

(2)「諦めの悪い女 中編」でエリスがダクネスの治療の際に天井に書いた血の魔法陣です。
まあこれはエリスのヤバさ加減が伝わる描写として単体で面白いし、純粋に治療のためのものかも知れないです。けれども本編でアクアがエリス対策に仕掛けた魔法陣の例もありますし、これも隠された意味があったのかなと。

(3)IFルートのエピローグについて
エリスはゆんゆんの魂に"追い打ち"をする気でしたが、あの状態のゆんゆんに浄化以外の何をする気だったのか………予想はできますが。
エリス様…あなたはクソだ(二回目)。忌憚のない意見てやつっス。
あとこれを書くために読み返して気づいたのですが、エリスがめぐみん達に与えるのはあくまでカズマを"共有"するチャンスなんですね。当然といえば当然ですか。
そしてアクアの「これで、私達もずっと一緒だね！」を見て、IFルートでの癒しだと思ってたアクアも実はブレてないだけでかなり狂ってたなと背筋が凍りました。やっぱ怖いスね女神は。

本当に気になっていたのは(1)だけなのですが、どうせならと思い(2)と(3)も追加しました。そのせいでまた長くなってるじゃねえかよ、えーーーっ。
今はまた最初からゆっくりと読み直していますので、また疑問点や新たに感想を書くかも知れません。
深夜のハイ・テンションで書いたせいか文章の所々がマネモブ化してるんすケド…いいんスか、これ。

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一章～最終章
名作です。
最初はギャグで話を進めてゆんゆんとカズマがくっつくのかと思いきや、次第に女性陣が狂気に呑まれていく様子に引き込まれました。
狂い方にも個性があってそれが錯綜していく様子が面白かったです。
例えば、ゆんゆんは「自分が一番愛されてると信じて疑わない。幻覚も見るし、優越感のためなら親友を追い詰めるのも厭わない」
エリスは「漁夫の利を得るため策をめぐらし他の女性陣を操る。外道にも手を汚す」
ダクネスは「誇りや倫理のお陰で一見まともだが、一度それが崩れるとどこまでも堕ちる。そしてゆんゆんを認めない」
等々。
特にカズマ監禁後のゆんゆんが話数を経るごとに壊れていく様子、および再会後、その影響で曲がりなりにもタフになる様子は見事でした。
ドロドロしてたのに、めぐみんとの決闘を経て爽やかな結末に持って行けたのは感服です。
また、色々な伏線も貼られていたのも楽しさの一つでした。IFルートで裏事情の補足がなされたのも良かったです。

不満点としては、ゆんゆんメインだったのにエピローグでダクネスが孕まされてたことくらいですね。それもギャグの一環として受け入れられる範疇です。


IFルート
BADエンドルートとして十二分に面白かったです。
最終話の後日談から始まったと思えば、息つく暇もない衝撃展開の連続で続きが気になるという意味では一番でした。
引き続き狂気の形が素晴らしく、特に狂いきったエリスと最期まで優しい心を捨てられなかったゆんゆんの対比が見事でした。
ゆんゆんルートで明かされなかったバニルの教えた内容が重要な要素になったり、エリスの異変などの伏線が存分に活かされてもう一度読み直したい一方、ゆんゆんが可哀そうだから読みたくないと良い意味で感じられる濃い作品です。

不満点としては、カズマが12年以上の歳月を共にしたゆんゆんから--言い方は悪いですが--一日ちょっとでエリスに乗り換えたことです。
エリスの策略通りかつカズマも傷心だったとはいえ、いくらなんでもゆんゆんへの想いが感じ取れず冷めた目で見てしまいました。
また、外道エリスへの報いとゆんゆんへの救いがなく、カタルシスがなかったのも不満です。
勿論このルートはBADエンドなのでどちらも不要です。しかし、てっきり最後のルートがあるのだからそこでなされるのだろうと思いきや、そんなことはなく拍子抜けしました。
このようないくつかのルートがある作品でのBADエンドは、後のHAPPYエンドのための布石というのが私の持論です。
次ルートで前者はなく、後者もハーレムという形式ではゆんゆんへの救いと言えないものでした。
両者が満たされる一番近い形がゆんゆんルートなのですが、このIFルートはそれありきのルートなので根本的に違うものでしょう。
一応、あのままでも破滅の未来を迎えることは次ルートで示唆されていたのが救いでしょうか。

あと一つ気になる点として、バニルとウィズですね。彼らが襲われた理由、そして交わした契約がいまいち分かりませんでした。
前者はカズマ達がリッチーについて頼ることを封じる意味なら分かります。しかし、後者は結局明かされず二人とも討伐されていたので不明です。
もしかしたら私が見落としているのでしょうか。


このルートを読んでエリス様……ひとつだけ貴方に言いたい事があるんです。 あなたはクソだ。


すたんどばいみー！
ゆんゆんがダクネスに長台詞を言い放ったところがピークでした。
歯に衣着せぬずに言うと、それ以降はつまらなかったです。
以下は個人的につまらないと感じた要素を分析したものです。批判が盛りだくさんなので注意して下さい。


第一にカズマです。
ダクネスに手を出して以降のカズマは、いくら理由を重ねても自己正当化をしてる性欲旺盛な猿にしか映りませんでした。
これまでのルートでのカズマはどんなに目移りしてもゆんゆんを一番に愛していることが魅力であり、軸がぶれなかったんです。
しかしこのルートではそれがなく--あったとしても感じ取れず--「愛してる」という言葉も薄っぺらいものにしか見えませんでした。
原作のカズマには近いかも知れませんが、やはり前二つのルートを読んだ後だと、魅力のあるクズマから自己正当化するクズになったと読んでて思いました。

第二に女性陣の陳腐化です。
上にもある通りこれまでの話での女性陣は狂い方にも個性があってその錯綜する様子が面白かったです。

このルートでは狂ってると言っても、途中からは程度の差こそあれどみんなして「誘惑したりしてカズマの家族の一員になろう」という狂い方しかなく、それも以前のような貶め合いもなく順番に加わっていく見ててつまらないものでした。
今の家族をつぶしてでも独占しようとしたり、自分が一番になろうとする人がいたらまた違った感想になったと思います。めぐみんが一番近かったのですが場を少し乱しただけで懐柔されてしまいましたし。
ゆんゆんの一番も以前のような確固たる状況ではなくアイデンティティの優越感が感じ取れませんでしたし、腹黒エリスも特に策略をめぐらすこともなく終わってしまい肩透かしです。
何より以前はひしひしと感じられたゆんゆんを殺してでも一番になろうとするレベルの狂気がなくなっていたのは残念です。


第一と第二を要約すると、一章～最終章とIFルートでは「キャラが動いて物語を作っている」という印象だったのに対し、このルートでは「ハーレムルートという脚本のためにキャラが動かされる」という印象を強く受けたということです。
最後までキャラがぶれなかったと感じたのは、このルートがメインのあるえを除けばアクアだけですね。


第三に展開の緩急とパンチ力です。
これが一番の原因かも知れません。
一章～最終章では前半はバレないように育まれる愛情を描写して、後半からは監禁、狂気に走るめぐみん達、暗躍するエリス、壊れるゆんゆん、と衝撃の展開の数々。
IFルートではほのぼの展開からのリッチー化、ゆんゆんの嘘、駆け落ち、さよりとレイカなどの波乱万丈な展開。
前者は全体が長くとも章ごとに山場があり、後者は太く短くまとめられていて読んでて飽きませんでした。
展開自体もいわゆる「予想を裏切り期待を裏切らず」のワクワクが止まらない展開です。特にリッチー化はその最たるものです。

このルートはハーレムが解禁されてからアイリスが出るまでは、文章量が多いわりに同じような展開（女性がカズマに迫る・濡れ場・家族の団欒）が繰り返される、つまり展開に緩急がなく体感で余計に長く感じるものでした。
カズマ監禁辺りも同じことが言えるかも知れませんが、あれはカズマが脱出の糸口をつかもうとしたり、裏のゆんゆんが壊れていく描写やダクネスとクリスの暗躍でマンネリ化を防いでいました。

アイリスも最初は衝撃でしたが正直なところ、いきなり出てきた敵を女神の何でもありの力とカズマの運で処理した印象しか残りませんでした。
例えばカズマの監禁はそれまでの狂気描写の積み重ねがありましたし、リッチー化も伏線は貼っていたのでどちらも衝撃でこそあれ唐突ではないです。
しかしアイリスに関してはいきなり手紙が出てきて誘拐が起こる唐突な展開でした。手紙を書いてたはずのあるえとの会話でもそんな話題出てきませんでしたし（見逃してたらすいません）。


第四にハーレムの不気味さです。
正確な年数は覚えていないのですが、ゆんゆんと結婚して3,4年たって娘もいるのにハーレムを作り出したのは正直なところ不快感しかありませんでした。
カズマもダクネスにレイプされたときは分別がついてたはずなのに、ゆんゆんの合意かつタガが外れたとはいえダクネスとエリスを襲ったのは呆れました。
ゆんゆんの"家族"ならセーフ理論も理解できませんでしたし、百歩譲ってカズマのことを想って提案したのは納得したとしても、自分の娘のことを考慮したらそんな結論に至らんだろうと。
女性陣が幾年重ねても妻子もちのカズマを諦めなかった異常性は作中で何度も指摘されてましたが、見ていて不気味でした。
ハーレムルートなのでそこらには目を瞑るのが筋なのでしょうけど、やはり読んでいて羨ましいとは全く思わず不気味だと感じるハーレムでした。

今までラブコメ漫画を読んでて個別エンドじゃなくてハーレムエンドでもいいんじゃないかなと思っていましたが、この作品を読んでその認識は変わりました。


長々と不満点を書いて申し訳ありません。不快にさせたであろうことをもう一度お詫びします。
ブレないアクアと晩年の描写は良かったです。

楽しませてもらった作品を不満点で終わらせるのは忍びないので最後はこう締めます、
「てぃーちんぐゆんゆん、一章～最終章とIFルートは間違いなく名作でした。この素晴らしい作品に祝福を」

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