時代はオリ主よりもエロ主だ! (ジンンラスト)
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プロローグ

メールなどでプロローグが短いとお叱り?を頂いたので大幅に改訂しました。
申し訳ありませんでした。


皆さん始めまして、どうも俺です。

 

なんか二次小説などでお馴染みの神様のミスで、心臓麻痺になり死んだらしい。

よくあるテンプレですね、わかります。

そしてこれまたテンプレ的に、チート特典を貰い転生させてくれることになった。

 

転生先は『魔法少女リリカルなのは』。

 

今から約10年くらい前に放送していたアニメの第1期。

元はとらいあんぐるハート3のFDである『リリカルおもちゃ箱』が原作になる。

 

そんな俺はもちろん、とらハシリーズ+アニメ3期全部コンプしている。俺に死角は無かった!

 

しかし第1期が10年も前とか悲しくなるね……年歳を感じるよ。

俺もおっさんになるわけだ……

 

 

さて、それにしてもリリカルなのはか……。

 

 

転生前の世界とは基本はほとんど変わらない。

だが異世界があったり、魔法があったり、魔法を使った『戦闘』があったりする。

そして地球に居ればPT事件や闇の書事件が起こり、地球が危なくなるのが大問題だ。

前の世界ではそれなりに格闘技を習っていたりスポーツは得意だったりした。

でもなのはの世界では遠距離での戦闘や殺し合いなどが多々ある。

 

この世界に転生すると言う事は十中八九、俺も魔法に関わる可能性が高い。

さすがに『俺は主人公だ!』と思えるほど自惚れてはいない。

かと言って、チート特典が貰えるのに何もせず平和に過ごすのももったいない。

それによくある『介入したくないのに頑張るけどなぜか巻き込まれて介入してしまう現象』が起こるかもしれない。

 

とりあえずチート特典を考える前に他の転生者の事を聞いてみることにした。

そしたら俺以外に転生者は3人いるらしい。

最後の転生者ってことで教えてくれた。やったね!

 

 

一人目は正統派オリ主系転生者。

二人目は踏み台系転生者。

三人目は女性の転生者。

 

 

それを聞いた時、俺って必要なのか? と思った。

 

だってオリ主くんは、正統派主人公としてなのは達に介入するだろうし。

踏み台くんも、なのは達は俺の嫁! とか言って介入するだろうし。

女性の転生者も、女版オリ主っぽいし介入するだろう。

 

 

そんな正統派、踏み台、女性オリ主の3人と言う濃い転生者が揃った中、俺は一体どんな転生者になれば良いんだ!?

正統派にしても踏み台にしてもTSしても被る。

と言うか、踏み台転生者とかいやだわ。誰が好き好んで、俺を踏み台にした! とかならないといけないんだ。

 

 

って考えてたら閃いたね!

 

正統派も踏み台も女性も居るのだったら

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は『エロ主』になる!!

 

 

やー、だって『なのは』シリーズって美女や美少女ばかりじゃん?

しかもなのはには『とらハ』シリーズのキャラも登場している。

 

忍とか那美とかノエルとか美由希とか桃子さんとか愛さんとかの『とらハメンバー』。

ファリンやリンディさんやエイミィとかレティさんなどの『なのはメンバー』。

全員が魅力的な女性。

 

なのは、フェイト、はやて、アリサ、すずかなど、将来は美人になる美少女達もいる。

 

 

本来は主人公の女の子である『高町なのは』が、PT事件や闇の書事件、JS事件などを仲間と共に解決していく物語。

 

そこでオリ主になるとしよう。

その色々な事件に頑張って介入し、なのは達を助ける。

助けることでだんだん皆と仲良くなり恋に落ち、愛を育んで行く。

時にはハーレムになったりドタバタしたりシリアスしたり。

 

 

別にそう言う熱く甘い楽しい展開も悪くないよ?

 

でも俺は、『オリ主』とは『原作の女性メンバーとエロイ事をする』ために生まれた言葉だと思うんだ!

だって皆の考えた主人公って、なんだかんだで原作メンバーと関わったら惚れられるじゃん? 恋に落ちるじゃん? ハーレムもあるじゃん? 場合によったらヤるじゃん?

 

だったらせっかく正統派オリ主くんがいるんだ。

表で頑張るのはオリ主くんに任せようじゃないか!

 

俺は武力チートではなく、最初からエロエロ系で洗脳したり調教したりできる能力の方を選ぼうと思う。

正統派オリ主くんが表でハーレムを作るが実は裏では皆俺の性奴隷。

これかなり素晴らしく熱い展開だと思う!

 

 

と言う事で俺のチート特典は『エロ主』になりたい!

 

って神様に堂々と言ったら感動されたね。

 

神様も庶民派なのか、よく二次小説とかを読んだりしているらしく、ニコポやナデポとか言う簡単に女性を落とせる能力は大嫌いらしい。

踏み台転生者はそれを選んだらしく、余計に怒っていた。

それに正統派主人公も正統派なのだがチート特典が普通すぎて物足りず、女性転生者も型に嵌った正統派らしい。

 

そんな中俺は、自分の欲望に忠実な点と本来のオリ主についてなどを熱弁し漢として評価されたのか、神様と意気投合? して色々とオマケもしてもらえた。

ヤるなら半端じゃなくて貫けよってことですね、わかります。

 

さぁ、そんなわけで俺は今日からテンプレエロ主になるぜー!!

 

目指すはハーレムハッピーエンドだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな感じで転生しました。どうも俺です。

転生先の俺の名前は工口強(こうぐち つよし)らしいです。

エロ強し! ってどれだけ狙ってるのやら……まぁ良いけれども!

 

父親は工口悟(こうぐち さとる) 28歳

母親は工口香(こうぐち かおり) 24歳

 

 

なんていうかうちの両親は美男美女でした。

この世界はイケメンや美女しかいないのか!?

 

父親は……まぁどうでも良いか。はいはい高身長でイケメンイケメン。

 

母親はKanonの秋子さんを黒髪にしたようなスタイル抜群な美人。

というか凄い好みです!

 

俺はKanonの秋子さんやCLANNADの早苗さんやToHeart2の春夏さんとか大好きなんだ!

ああ言う攻略できるようでできないけど、魅力と母性溢れるお母さんにもお姉さんにもなれる年上、良いよね!

 

これは原作メンバーや女性オリ主ちゃん以外にも、母親を墜とす候補に入れなければ!

 

使命感を抱きつつ、当初の予定と違うけど気にしないことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、そんなわけで今は自宅です。

父親はサラリーマンなため仕事。

母親は俺を抱きかかえてベッドに座り、お腹の空いた俺のために乳を与えてくれるようです。

 

 

ここで問題です。

 

転生したと言う事は、記憶を持ったまま新しく生まれたと言う事。

でも俺の記憶は大人のまま。

 

って事はこの先の答えはもう言わなくてもわかるよな?

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の目の前に広がるのは白い肌、大きな胸……そしてその胸の先端にあるのは小さなピンク色の突起。

 

その突起に、俺を抱えている母親――香が俺の顔をゆっくり近づかせる。

 

そう! これはまさしく! 授乳プレイ!

 

幼児プレイの一種で、授乳を模して乳首を吸わせてきゃっきゃする行為。

男の方は赤ん坊を演じたりするわけだけれども、今の俺は正真正銘の赤ん坊。

 

普通の転生者やオリ主くん達なら、恥ずかしがったり拒否してぱっぱと飛ばして後の黒歴史にするだろうが、エロ主である俺は違う。

 

 

「さぁ、沢山飲んでね」

 

 

まだ24歳である若い瑞々しい肌と胸。推定Fカップくらいか?

 

赤ん坊は生まれてしばらくは視力が0.01~0.02な上ぼやけているようだが、俺には関係ないのではっきり映る。

黒髪ロングの大人しそうな性格の、大和撫子に相応しそうな母親。

顔が秋子さん似だから、桃子さんやリンディさん、レティさんにも負けないくらいだ。

だがバットしかし! 生みの親とは言え、転生した俺は母親でも気にせず食べるんだぜ!

なんせ前の母親と違ってこっち母親は秋子さん似で超美人だし、さらに若いし近親相姦どんとこいだ!

 

 

お腹は空いているが、直ぐには乳首を吸わない。

 

さぁここでエロ主でお馴染みである『ゴッドハンド』の出番だ! 通称エロい手つき。

そして香の目をじっと見つめ、『軽い暗示』をかけて感度を少しあげておく。

こう言う些細な事からエロは積み上げていかねばならんのだよ。

 

 

では暗示もかかったはずだろうし、手始めにぺたぺたと左のおっぱいを触ったり乳首を擦ったりしてみる。

 

 

「あんっ……こら……」

 

 

おぉぉ……凄く……やわらかいです。

それに良い声をいただきました!

エロ主能力もニコポナデポと違いきちんと作用しているようで安心安心。

 

赤ん坊なのであまり力が強くないが、気にせず乳首を摘んででコリコリする。

あ、母乳でてきた。

 

 

「んんっ! ……もうイタズラしちゃ、めっ」

 

 

あんまりやり過ぎると怪しまれるだろうし、可愛く注意されたので、触るのは諦めて大人しく乳首を口に含む。

 

 

「ちゅっ……あむ……れりゅ……んむっ……」

 

 

「あっ……ちょっ、あぁっ……舐めたりしないでぇ……」

 

 

吸うと言うよりも、はむはむと唇で甘噛みしたり舌で乳首を舐めたりころがしたりする。

生まれて間もないので歯が生えてないのが残念だが、唇や舌で母親の乳首を愛撫していく。

 

 

「きゃっ、んんっ、やぁっ、あぁっ」

 

 

だんだん感じ始めたのか、甘い声を出し息が乱れ始める母親。

舌でころがす。優しく噛む。反対側の胸は空いてる手を使いもみもみしつつ乳首を摘み上げる。

 

 

「ああっ! か、かま、んんっ、ないでぇ……ちゃん、とっ! 吸ってくれないと、はうぅっ!」

 

 

口に含んでる左乳首を強く唇で噛み、右乳首を強く摘むと、ひときわ高い声をあげる。

こういう女性の感じてる声って本当興奮するよね……赤ん坊なのが残念だ。

下半身がまだ言うこときかない上に勃たないし、さらに授乳なので母親からは触ってもらえない。

ちくしょう……生殺しで終わるのが悔しい。

 

 

しばらくの間きちんと食事のため乳を吸いながらも、本命の愛撫は忘れない。絶対に忘れない。

母親の顔を見るときっちり感じているらしく、もはや母親が赤ん坊に乳をやっていると言うよりも一人の女が胸を弄られ喜んでるようにしか見えない。

普通ならこんな赤ん坊を怖がったりするはずだが、そんな余裕もないようだ。

むしろもっとしてほしいのか、俺の頭を自分の乳首に押し付けたりしている。

 

……もしかして、口では嫌がってるが身体は正直だぜ! って奴なのだろうか。

 

俺がもし赤ん坊じゃければ、このまま押し倒して犯せたのに!!

 

悔しさとイラつきを吐き出すために、右の乳首をぐぐっと引っ張りあげる。

 

 

「ああっ! だ、ダメ…自分の子供に……おっぱいを沢山弄られて、イキそうにぃっ!」

 

 

ほう、それは良い事を聞いた。

犯せないし精子を出せないのが残念だが、ここは男として最後まで責任を取らないと。

 

ぐへへ、父親が今の香を見たらどう思うだろうね!

 

調子に乗ってさっき以上に両方のおっぱいを弄りまくる。

こねる様に揉んだり、舌の上でころがしたり、つついたり。

どうやら母親は強く噛まれたり摘まれるのが好みのようだ。

 

ほら、さっさとイくんだ!

 

俺はこれが最後だと言わんばかりに乳首から唇から離し、両手で乳首を力の限り引っ張る!

 

 

「アアッ! もうダメッ!! イクっ、イクイクっ、イっちゃっうぅぅぅぅぅぅっ!!」

 

 

 

がくがくっと大きく身体を揺らし、乳からは母乳が噴出し、快楽に染まった顔をしている香。

いやー、エロいね。

 

 

 

「うぅぅ……自分に息子に……しかも赤ん坊に簡単にイかされるなんて……下も濡れちゃってるし……」

 

 

うぉぉぉ……触りてぇえ!!!

確かめるように自分のあそこを触ってる香を見てますます興奮する。

だが残念ながら今の年齢じゃこれ以上は無理だ。

 

しばらくの間は、授乳プレイのみで調教しつつ頑張ろう。

 




深夜のテンションって怖い・・・・・・。


使った能力。

*ゴッドハンド
神の手、またはエロい手つき。

*暗示
神様印のエロ主ためのご都合主義のエロ暗示。


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1話

そんなわけで予定と違う第1話です。


やーやー、どうも俺です。

 

 

あれから3年が経ち、俺は3歳になった。

早いと言われるかもしれないが仕方ない。

 

テンプレ的な話をしよう。

俺は3歳になったけれど、出来るだけ"天才児"にならないようにしていた。

前世の記憶があるので当然周りの子よりも頭が良いし落ち着きがある。

運動神経も悪くなく、顔も前世に比べれば遥かにイケメンだ。

 

こう書くと本当に転生者と言う感じだが、俺は一味違う。

誰にでも優しくはしていたが、女性にはエッチなイタズラを良くしていた。

年上にはパイタッチや抱きつき。ほっぺにキスなんかも日常茶飯事。

 

好意的になるように【暗示】を使っていたので、嫌われるどころか

 

 

「やん! 強くんはエッチだねー。じゃあもっと触るー?」

 

 

「可愛いなー。ねぇねぇ、もう少し大人になったらお姉さんともっと色々しちゃう?」

 

 

的な感じで、エロガキではなくちょっとエッチな可愛いショタっ子になることができた。

【暗示】は定期的にしつつ毎日色んな女性に会うのがコツだね!

こう言うマメさがエロ主には大事なのですよ、うんうん。

 

おかげで女子高生や人妻さん相手にもほっぺにキスされたりおっぱいも揉み放題だったり、毎日がウハウハ!

これで将来的にもモブ女性?ともいつでもエロエロな事もできる。

小さな事からコツコツとやってきたのがようやく実を結んだ感じだ。

唯一の不満はまだ精通してないからセックス自体出来ないことだけど……。

 

 

と言ってもこんなのはまだ序盤も序盤。チュートリアルなもんだ。

確かに俺は母親をイかせたし授乳プレイもした。

美人のお姉さん達ともキスをしたしおっぱいも沢山揉んだ。

 

 

だが、俺は当初の目的である原作メンバーとはまだ誰1人会ってすらいないのだ。

 

 

俺の目的は原作メンバーと色々とエロエロとヤリまくること。

そのためには現段階ではオリ主くん達には『転生者』と気付かれてはならない。

特に踏み台くんに気付かれたら王の財宝ですぐ殺されてしまうだろうし。

あ、でも女性オリ主ちゃんにはバレても良いかもしれない。そっちの方がやりやすそうだ。

 

かといってオリ主くん達と『転生者同士』で仲良くなったとしても、「原作よりも良い結末を目指そう!」とは思わない。

だってこれ現実だぜ? 奇跡も魔法もあるけど現実なんだよ。

 

俺は転生者とは言え一般人なので、激しいドンパチは本当お断りです。

喧嘩とか戦いとか嫌いだし、傷つくとかしたくない。

 

なので現段階では会わないようにするが……これから先を見て思うに、一番良いのは――

 

オリ主くんは親友ポジション。

女性オリ主ちゃんは俺の性奴隷。

踏み台くんはオリ主くんとライバルで俺は無視してもらう。

 

の方向で行くことだろう。

 

そうなれるために3年間準備してきたし、計画を練ってきたんだ。

 

 

そのための第一歩は『学校に行く』。

 

最終目的はエロだが、別に頭の中全部がエロエロなわけじゃない。

主人公によっては学校に通わなかったりする人も居るみたいだけど、現実はそんなわけにもいかない。

一人ならともかく父親と母親もいるんだし、息子になっている以上、真面目に通いたい。

 

あと転生前が社会人だっただけに、もう一度学生生活が出来るのが嬉しいのもあるんだよね。

 

学生時代は早く大人になりたいだの学校卒業したいだの一人暮らししだいだの色々思ってた。

でも実際に学校を卒業して働くようになって一人暮らしを始めたらその思いは逆になった。

 

学生時代に戻りたい。学校で授業を受けたり友達と遊んだりしたい。

だけどもうそんな日はやってこない……。

 

そんな気持ちで毎日働いていたのだが、それが実際にできるんだ。

 

二度目の人生を謳歌したくなるのは当然だと思うんだ!

 

だからこそ俺はエロを目指しつつ青春を謳歌する!

 

まぁ、今日から通うのは『海鳴幼稚園』だけどな。

 

 

 

 

 

*****

 

 

 

 

 

朝、母さんである香に起こされてリビングに行き、朝ご飯を家族全員で食べる。

 

今日のメニューはご飯、鮭の塩焼き、卵焼き、豆腐の味噌汁、ほうれん草のお浸し。

香は料理が得意なので、毎日美味しいご飯が食べれて幸せだ。

 

美味しいご飯を食べながら家族で仲良く話す。

これも転生してよかったなと思える出来事の1つだ。

 

転生前は安アパートで一人暮らしだったから、ご飯は毎回外食かインスタントばかり。

最初は自炊を頑張ってたけど、日に日に料理するのが面倒になってファーストフードやコンビニのお世話になっていた。

 

実家にも電話とかはしていたけどあまり帰らなかったし、あの頃は本当に寂しかった。

 

 

だから

 

 

「今日から幼稚園だけど、いっぱい友達できると良いな」

 

「うん! 頑張って沢山友達作るよ!」

 

「ふふっ、強は良い子だからきっとすぐに出来ると思うわよ」

 

 

 

こうやって何気ない家族との会話をするのが心から楽しい。

ま、香はいつか寝取るけどね!

それはそれ、これはこれなのだ。

 

 

ご飯を食べ終わったあとは会社員である父親の見送り。

前世は俺もそうだったからわかるけど、会社員って大変だよね。

 

見送った後は……日課をしなければ。

 

 

「さ、強。今日も勉強の時間よ」

 

 

そう言って香はリビングのソファーに座る。

俺は香の膝に座り、対面座位の形になる。

明らかに俺の方が身体は小さいので抱きつく形になるんだけど、香のFカップもある胸がむにょんと俺の身体に当たる。

うーん……素晴らしい。もみもみ。

 

 

「こーら、いきなり胸を揉んじゃダメでしょ」

 

 

優しく注意されたけれども揉むのはやめない。

胸を揉みつつも、まずは軽く唇同士を合わせるだけの優しいバードキスをする。

 

 

「ちゅっ……もう、本当におっぱいが好きなんだから……」

 

「えへへ、だって好きなんだから仕方ない」

 

「まったく……ちゅっ、んっ……」

 

 

ちゅっちゅっと唇を合わせては離し、合わせては離す。

香の上唇や下唇を自分の唇ではむっと優しく啄ばむ。

香も俺の上唇や下唇を同じように優しく啄ばんでくる。

 

 

「ちゅっ……んっ、強の唇、凄く柔らかくて美味しい……」

 

「母さんも凄く柔らかくて美味しいよ……」

 

 

そう、日課とは1歳になった日から続く前戯の練習。

親は子供を正しく成長させないといけない。

優しい母親である香は【子供のためなら身体を張って教育する】。

良い男になるにはエッチが上手くないといけない。

だから息子である俺がエッチが上手くために、香は俺を教育しないといけないのだ。

 

 

「さぁ……次は大人のキスの練習よ……舌を出して」

 

 

言われた通り舌を出すと、すぐに香は舌を絡めてきて情熱なキスをする。

 

 

「ちゅっ……ちゅるっ…じゅるっ」

 

「んっ……」

 

 

優しいキスから激しいキス。

舌と舌を絡ませあい、お互いの口内を弄り合う。

胸を弄るのも忘れない。

 

 

「んんっ……もっとぉ……ちゅうっ……じゅるるっ……」

 

 

香は俺に教えると言いつつも、舌を絡ませ合うキスが大好きなのですぐにこうなってしまう。

まぁ、キスすると分泌されるオキシトシンと言われるホルモンがあるらしい。

それプラス俺自身から溢れさせているエロフェロモンもあるため、香がこうなるのは仕方ないのだ。

 

もっともっと香をとろけさせるために唾液をおくる。

 

 

「あ、じゅるるるっ……んくっ……んくっ…はぁ……」

 

 

俺の唾液を送った瞬間、ものすごい勢いで俺の身体を抱きしめ唾液を吸ってきた。

 

 

「つよしぃ……唾液……もっとぉ……」

 

「はいはい……仕方ないなぁ…母さんは」

 

 

求められたのなら応えたくなるのが男だ。

さっきよりも多く唾液をためてから香に渡す。

 

 

「あんっ……じゅるっんっ……おいひぃ……」

 

 

もちろん俺の唾液には媚薬効果があるため、香はキスと唾液交換だけで顔がとろけていく。

 

 

「息子と舌を絡めるキスをして、息子の唾液を飲みまくって興奮するなんて……母さんは変態だね」

 

「ちがっ……ちがうのぉ……んくっ…これは勉強をおしえてぇ……でも……強の唾液おいしいのぉ……」

 

 

あらら、スイッチ入っちゃってるや。

そんなエロイことしてエロイ顔しておいて、息子の勉強教えてるなんておかしいよね。

 

まぁ、そんなエロイ顔が大好きなのでもっとしたくなるのが性ってものだ。

 

 

「んんっ!! らめぇっ……れろっ…きすだけで……んじゅ……きしゅだけでぇいくのぉ……」

 

「いいよっ……ちゅっ…キスだけでいっちゃえ……淫乱な母さん!!」

 

 

俺はここぞとばかりに香の顔を片手で引き寄せ、香の舌を吸い上げる。

そうすると……。

 

 

「ひゃめぇっ……んぁっ……んんんんんんんっっっ!!!!!」

 

 

舌を吸われたのが決定打になったのか、香はびくんびくんっと軽く痙攣を起こした。

うんうん、キスだけで女をイカせる。これこそがエロ主だ。

 

 

「母さん、今日も勉強を教えてくれてありがとうね……またしようね」

 

 

 

俺はそう言ってイった余韻に浸っている香に話かけ、幼稚園の服に着替えにいった。

 

 

 

 

 

*****

 

 

 

ピンポーン

 

 

幼稚園の服に着替えてしばらくすると、突然チャイムがなった。

 

 

お、このタイミングはもしかして。

 

 

「おっはよー! 強、きたよー!」

 

「やっぱり知世だったか、おはよう」

 

 

 

ドアを開けると予想していた人物がいた。

 

 

隣の家に住んでいる幼馴染"役"の木之本知世。

短い黒髪にピンク色のカチューシャが特徴のボーイッシュな女の子。

どことなーく見た目がCCな子に似ているけど、気のせいだろう。

 

彼女と初めて会ったのは1歳の時。

まぁ俺が外で女性をナンパと言う交流をしている時に出会ったのだが。

その時に俺は『エロ主たるもの幼馴染は必要だ!』と思い、それ以降彼女にそう言う行動をしてもらっている。

 

知世の方も元々俺と仲良くしたかったのか、【暗示】自体は簡単に効いた。と言うか効果が抜群?だったのが自分でもびっくりした。

そのおかげかこうやって毎日、朝になれば幼馴染である俺に会いにきてくれるのだ。

 

 

「いやー、今日からいよいよ、あたしらも幼稚園児だねー」

 

「そうだね。本当に時間が経つのは早いねー」

 

「あははっ、強ってばおっさんか!」

 

 

性格もこんな感じで、年齢の割りには大人っぽくてさらにサバサバしている。

幼馴染が面倒な性格だったら幼馴染"役"を辞めさせようと思っていただけに、知世がこういう付き合いやすい性格で本当に助かった。

 

 

「っと、そうだ、強!」

 

「ん? 何?」

 

「何? じゃないでしょ! ほらっ! あたしと会ったらどうするかって決めたでしょ!」

 

 

そういえばそうだった。

目を瞑って唇を突き出す知世に、触れるだけの優しいキス。

所謂おはようのキスだ。

 

 

「ちゅっ……えへへ、朝はこれがないと始まらないってね!」

 

 

知世の顔はわかりやすいくらい真っ赤になっている。

……うん、幼馴染"役"とは言ったけど、誰も普通の幼馴染とは言ってない。エロ主の幼馴染なのだ。

朝のキスは当たり前。さよならのキスや泊まりに来た時のおやすみのキスも当然している。

 

今はまだキスだけだが、いつかは知世の処女も貰うつもりだ。

もちろん原作メンバーの処女の奴全員貰うつもりだけどな。

 

自分の立てた計画を成功させるために闘志を燃やす。

その後、知世と余韻からすっかり立ち直った香と知世の母親と一緒に、今日から通う『海鳴幼稚園』に向かう俺達だった。




今回登場したエロ主技

*暗示
神様印のエロ主ためのご都合主義のエロ暗示

*エロ主唾液
ただの唾液だがあら不思議、エロ主の唾液はこれまたご都合主意な媚薬効果があるのだ。

*エロフェロモン
エロ主の汗や唾液や血はヤバイ。



そんなわけでどうしてこうなった・・・・・・
本来ならこの1話で幼稚園に行ってるはずだったのに・・・・・・。
書いてる最中に思い浮かんだ事を書いた結果がこれだよ!


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2話

凄く・・・・・・お久しぶりです・・・・・・。
信号無視+飲酒運転の車に轢かれ生死を彷徨ったり転職したり引越ししたり多忙だったりしていましたがようやく支離滅裂な文章ながら2話を書く事ができました。

書き方が変わっているかもしれません。
私は良く真面目に細かすぎる所まで書きすぎて途中で挫折をしてしまい何度も書き直したのですが、よくよく考えるとエロなんだからエロい所だけ真面目に書いたらあとは適当で良いんじゃね? と開き直ってこうなりました。


そんなこんなで海鳴幼稚園にやってきました。

 

 

『海鳴幼稚園』

 

その名前の通り、海鳴にある幼稚園。

3歳から約7歳まで通える。

幼稚園なので学年は3つ。

赤組(3~4歳) 黄組(4~5歳) 青組(5~6歳)になっている。

1つのクラス当たり大体15~20人で、全児童を合わせても50人にも満たない小さな幼稚園。

 

まぁ、小さい方が俺の人脈も広げやすいし好都合だ。

今日は入園式なので、辺りを見回すと俺や知世と同級生になる子供とその親達がちらほら居た。

 

お、ご近所の前田さん家の奥さん(キス済)や、館林さんの家の奥さん(胸揉み済)に、相川さん家の奥さん(尻揉み済)なども発見。

自分から話しかけたりご近所だからと香に紹介されたり、買い物の時に"たまたま"知り合った色んな家族。

 

俺のメインは美人な人妻のみだけど、その子供達とは既に半分くらいは入学前に友達みたいなものだ。

女性だけに目が行くのではなく、子供や夫の方にまで気配りをしておくのが真のエロ主への一歩になる。

 

そして残りの知り合ってない半分?

決して美人な奥さんじゃなかったからじゃないよ? うん。

 

 

とりあえず受付から俺らは名札を貰い、親は入園式のプログラムなどのプリントを貰う。

その後は入場まで暇なので待機。

 

そんなわけで、香と知世の母親は他の仲の良い奥様方と話し始めた。

俺と知世もその子供達と他愛も無い会話をしつつ、俺はメインターゲットを探す。

 

ずっと前から俺お手製のエロサーチャーで盗撮……もとい調べてたから、ここに居るのはわかっているんだが……っといたいた。

 

端っこの方に目的の人物を発見。

紫の長い髪の可愛い女の子――月村すずか。

 

ついに出会えた原作キャラの1人。

まだ原作の数年前とは言え、面影がばっちりある。

傍にはメイド服を着た大人の女性であるファリンもいるし、間違いないだろう。

 

俺が最初に目を付けたのは、『高町なのは』でも『アリサ=バニングス』でもなく、『月村すずか』だ。

理由? それは単純に、アリサの方はどうやらセレブ御用達の幼稚園に通うらしく接点がない。金持ちって凄いね。

 

そしてもう一人、リリカルなのはの主人公である『高町なのは』は……周りに同じ年齢の男の子が2人ほどいたからだ。

どうみてもオリ主くんと踏み台くんです。本当にありがとうございました。

予想していたとは言え、やっぱりオリ主くん達はなのはと仲良くなろうと思ってるんだな。

 

予想通りすぎて笑えちゃうよね。

 

そんな所に俺までなのはの所に行ってしまえば、面倒な事が間違いなく起きるし巻き込まれるに決まっている。

なので俺は主人公に会いに行くのを辞めておいて、先にすずかを狙う……もとい仲良くしようと思ったわけだ。

 

まぁ、エロい事はしたいのは事実だけど、原作キャラと仲良くなるのって結構夢だったんだよね。

ってなわけで頑張って仲良くなろう!

 

 

「ねぇ、なんで端っこにいるの?」

 

「え!?」

 

 

いきなり声をかけたからか、驚いて俺の顔を見るすずか。

まぁ驚くのは当然だろうな。

普通なら友達でもないのに男が女にいきなり声をかけたら、ナンパ、もしくは声をかける事案になるかもしれないしな。

だが今の俺もすずかも子供なので関係ない。

 

子供の行動力を舐めたらいけない。

あとちゃんと目があったので、友好的になれる暗示をすずかと、ついでにファリンにもかけておく。

 

てかとらハ基準で考えるなら、すずかは『夜の一族』だし、ファリンはノエルと同じで『自動人形』なはず。

そんな特別な設定を持ってる両者に効くのかはわからない。でもやらないよりはマシかな?

もし効かなくても、俺自身『子供』って感じで話しかければ良いだろうし。

 

 

「良かったら、俺と友達になってよ。一緒に遊ぼう?」

 

 

 

出来る限り優しく笑う。

すずかは引っ込み思案(なはず)な子だが、人間嫌いではない。

吸血鬼だ夜の一族だとかはあるが、結局は身体能力が高い可愛い女の子。

 

 

「……ダメかな?」

 

 

手を差し伸べる。

 

そんな可愛い女の子が当たり前の生活が出来るようになるなら……手助けをする。

それが男の子だろ?

 

ま、エロイことはするけどな!!

 

 

「う、ううん……少し、びっくりしただけ……」

 

「じゃあ、一緒に遊ぼう! 俺は――工口強。よろしく!」

 

「えっと……月村すずかです…よろしくね工口くん!」

 

 

 

最初は驚いていたが、笑顔で手を握り返された。

良かった。暗示が効いたのもあるけど簡単に友達になれたようだ。

 

二次創作でよくあるニコポやナデポなどの魅了系のスキルは、原作キャラになぜか効かなかったりする。

それどころか、嫌われたり蔑まされたり逃げられるという、地雷スキルな可能性もあった。

 

もしかしてそれが俺のエロスキルも……なんて思ったが、どうやら杞憂に終わったようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして俺とすずかは友達になった。

そして知世にもすずかを紹介した時にわかったが、"木之本知世"は転生者で女主だった。

 

いや、まさか何も考えずに『新しい友達ができたよ!』と知世に紹介したら、

 

『なんですずかがこんなところに!?』とか大声で言うんだもん……。

 

内心ビビリまくりだったけどどうにか誤魔化せたし、向こうも向こうで、木之本知世自身がイレギュラーだからと納得してくれたようだ。

 

 

しかしまさか幼馴染が転生者だったなんて……って名前の時点で気づいておくべきだったわな。

どうみても分かりやすい名前だろ……。

これはもう少し慎重になるべきかとは考えたが、最初のキスの暗示や朝起こしに来る暗示が効いてるので、そこまで気にしなくても良いか?

 

まぁ油断はせずにじっくり暗示をかけて行けば大丈夫……だよね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やーやー、エロ主です。

あれからしばらくは正直何もありませんでした。

 

知世もすずかと仲良くなったし、俺も色んな友達や上級生の奥さん達と"仲良く"なれたよ!

 

表向きはただの一園児で先生の話も聞くし、クラスを纏めたりしてある意味リーダー的存在になってます。

もちろん裏ではエロエロとした酒池肉林の生活をしてるけど。酒は飲んでないけどな!

 

と言うか俺以外の転生者がほとんど何もしてないんだよね。

 

オリ主くんはなのはや高町一家とは仲良くなったみたい。

踏み台くんはなぜかこっちには来ないでなのはとオリ主くんにご執心。

知世は知世で、毎日俺やすずかと遊んでるし、普通に生活を楽しんでいる。

 

 

俺はサーチャーを海鳴全域に飛ばしたり、監視カメラをハッキングしたり、知人や友人を作ったり、触手やら罠を作ったり。

『天地人』を出来る限り調えておき、今後のために色々行動している。

 

将来のためもあるし、失敗をしないために。

だからこそこうして今日もエロい事ができるのである。

 

――ピンポーン。

 

とタイミングよくベルがなる。

俺ははーいと返事をしてドアを開けて、外に待っている人物に声をかける。

 

 

 

「やぁ、いらっしゃい! すずか」

 

 

そう、今日はすずかを家に誘ってみた。

 

子供同士とは言え男と女。

年齢よりも多少達観しているすずかは、普通なら男と二人きりは遠慮する可能性もあった。

 

だけどすずかの『初めての友達』は、なのはやアリサではなく『俺』なのだ。

 

 

「うん、お邪魔するね、強くん!」

 

 

と言う感じで警戒心も無く、原作同様親友に向ける可愛い笑顔で俺の家に入るすずか。

 

俺の部屋に通したあとは二人でベッドに座ってしばらくは何気ない話。

忍やノエルにファリン、飼っている猫などの家族事情の話や、知世の話、よくある世間話だ。

こうやって日常の会話をしながらも、俺とすずかはひっついているんだけどね。

 

まぁ、いつまでもこういう話もどうかと思うな。

 

 

「ねぇ、すずか」

 

「ん、なぁに……んっ!」

 

 

と言うわけでキスをする。

普通なら怒られるか泣かれるが大丈夫。

 

 

「もぉ……いきなりすぎだよ……おかえし、ちゅっ!」

 

 

抱きしめられキスを返される。

うん、なんたって俺とすずかは"友達"だからな。

キスをするのもセックスするのも友達としては普通なのだ。

 

 

ごめんごめんと謝りながら、こちらも抱き返し、キスをさらにし返す。

そしたらすずかも負けじとキスをしてくる。

 

優しくキスを交わしながらも、段々とお互い抱きしめる力も強くなる。

 

 

「ちゅっ…ちゅっ……んっ…」

 

 

いつしか舌を絡めあうようにキスを交わす。

 

 

「えへへ……なんかピリピリするね……」

 

「いやかな?」

 

「んーん……べろちゅーも好きだよ……」

 

 

キスじゃなくてちゅー、舌じゃなくてべろって言い方がエロイ。

舌と舌を絡ませ合い、唾液を交換し合う。

 

唾液なのにも関わらず、すずかのそれはジュースのように甘くて美味しく感じる。

特殊な事も何もしていないのにも関わらずそう感じるのは、すずかだからか、それとも夜の一族による魅了の一種なのか。

 

 

いつか全員自分の女にした時に唾液の美味しさを比べてみよう。唾液マイスターを目指そう。

そう、心に誓いながら――すずかの胸に手を伸ばす。

 

 

「あっ…ちゅっ……ん、もう……」

 

 

仕方ないなー、と言う感じな態度をしながらも、俺が触りやすいようにしてくれる。

と言っても、残念ながらまだすずかの胸は膨らんではいない。

年齢的なものは仕方ないが、それでも胸の部分を擦れば感じてくれる。

 

 

「あ、んっ、ちくびぃ……だめぇ……」

 

 

優しく右の掌で乳首を擦ると、嬌声が大きくなり始める。

――刺激と性欲に年齢は関係ない!

 

その証拠に、左手ですずかの下……まだ何も生えてすらいない女性器を触ると、濡れているのがわかる。

 

 

「あれ、どうしたのかな? すずかのここは? お漏らししちゃったかな?」

 

「!? ち、違うよぉ……んっ!!」

 

「じゃあなんでこんなに濡れてるのかな?」

 

「し、知らないもん!」

 

虐めるようにわざとクリトリスを擦りながら聞く。

すずかはぶんぶんと顔を振りながら否定する。

 

それがまた俺の心に火を……つけるのだが、今はまだセックスはしないのでこれくらいで我慢しておく。

調教できる時間はずっとあるので、ゆっくりゆっくり進めていこう。

 

 

「ごめんごめん、あまりにもすずかがかわいかったからさ」

 

「もう……お返しだよ!」

 

 

と、すずかが優しく怒りながら俺を押し倒す。

そしてするすると俺のズボンとパンツを脱がそうとしてくる。

 

簡単に脱ぎやすい服装をしているので、少し腰を浮かすと一気におろされた。

 

 

「わぁ……これが強くんのおちんちん……おおきいぃ……」

 

 

いただきました。

俺がセックス中に女に言われてみたい言葉NO.3、ちんこが大きい。

ちなみにNO.1は『このおちんちんじゃないとイけないの!』だ。

 

 

「ん、じゃあこのチンコをどうするかわかるよね?」

 

「うん……えっと、確か、おちんぽ様にせいいっぱいご奉仕するね…?」

 

 

事前に教えておいた言葉を一言一句(たが)わずにいってくれた。

これだけで自分のチンコが大きくなる。

 

 

「うわぁ……少し硬くなったよ……凄い……」

 

 

そう言ってチンコを優しく触り始める。

大人の女性の手も良いが、幼女の小さく柔らかい手で上下に擦られるのはなんとも言えない。

 

優しく竿を扱かれ、たまに亀頭を触られ、ちんこもほどよく大きくなった。

 

よし、すずか……次はわかるね?

 

そう思いながら頭を撫でると気持ちが伝わったのか、すずかの顔が俺のチンコに近づき、そして

 

 

「んっ……れろっ」

 

「おぉ……良い」

 

「ちゅっ…んっんっ…ぺろっぺちゃ……ちゅっ」

 

 

小さな舌を伸ばしチンコを舐めたり、亀頭にキスをする。

技術なんてものはまったくない。

だがあのすずかが……原作キャラのしかも幼女が、俺のチンコを一生懸命に咥えている。

俺の精液を欲しがり本能に従い行動している。それがまた俺の心も身体も満たしてくれる。

 

 

「んっ、じゅるっ……ずずっ……おいひぃのでてきたよ……」

 

 

俺のチンコから出てくるカウパーを迷い無くすする。

まぁ俺の力でわざと甘くしてるのもある。

 

予想以上の吸い付きと幼女が奉仕してくれる異様さに興奮してるせいか、もうイきそうになる。

 

 

「す、すずか……もう……」

 

「い、いいよ……らひてっ…ちゅっ…のむから…ずっちゅぅぅっ!!」

 

 

それだけ伝えると、さらに激しく頭を上下させて精液を出させようとする。

ああ、そんなに飲みたいなら飲ませてあげるよ。

 

じわじわとあがってくる射精感に身を任せる。

 

 

「じゅるるるる……んっんっ…はやく! らひてっ! はやくっ……ちゅぅぅぅぅ!」

 

「い、くっ……すずかっでるッ」

 

「ちゅるるるるるっっ! じゅるっじゅるるっ! ちゅううううっっっ!」

 

 

びゅるるるるるっっっ! びゅくっびゅくっびゅっー!

 

「んむむっ!? んっー!! んぐっんぐっ……んっんっ……ずずっ……ごくっごくっ……じゅるるっごくっ……ちゅううっ!」

 

 

うぅっ……やばい……今までで一番出たかもしれない。

自分でも驚くくらい精液を出したとわかる。

 

すずかはそんな大量の精液を、初めてにも関わらず飲んでいる。

 

 

「んぐっんぐっ…ぷはぁっ…はぁっ…はぁっ……精液……美味しい……」

 

 

口の中にあった精液を全て飲み干し、それでもまだ足りないのか俺のチンコを再び咥える。

精液は全部誰にも渡さない、自分の物だ。

 

そう思わせるように亀頭の中に残ってる精液を吸い取る。

俺はそれを見届けたあと、優しくすずかの頭を撫でる。

 

「ちゅるっ……えへへっ♪ 上手くできたかな?」

 

「あぁっ、凄く上手かったぞ。俺の精液は美味しかったか?」

 

「うん♪ でも……まだほしいなぁ…♪」

 

 

舌なめずりをして上目遣いで見つめるすずか。

おいおい……本当に君は幼女か? そんな艶やかな表情大人でもしないぞ。

これが夜の一族の力なのか?

 

 

その力を堪能した俺は、さらに2回ほどすずかの口内に射精するのであった。

 

 

 

ああ、早くすずか大きくならないかなぁ……。

負担がなくなりそうな小学生になるまでは我慢するが……その後は。

と、これからの事を考えてニヤニヤが止まらない俺であった。

 




病院のベッドで目が覚めた時は「知らない天井だ・・・・・・」
とか言えずに「はっ!? えっ!? うぇっ!?!?」
と焦るしかできませんでした。
頭と両足、右腕には包帯巻かれてるし全身痛いし、本当驚きました。

最初は記憶もあやふやでしたが、後遺症もなかったので良かったですがリハビリはきつかったです。

皆さんも青信号になったとしても渡る前に一度信号無視の車やバイクが来ないか確認してから動きましょう。

さて、次話以降ですが投稿する時間はかなりかかると思います。
ただもしかしたらストーリーではなく短編的な感じで短いエロになったりするかもしれません。

それでは2年近くも更新できずに本当に申し訳ありませんでした。


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幕間1・オリ主くん(エロ無し)

R-18日間ランキング(加点式)1位とR-18週間ランキング3位に自分の小説が乗っててリアルに叫びました。
そしてさらにお気に入りが1000件突破しているという。
え、これ夢ですか? いや、あの本当にありがとうございます!
こんな沢山の方に見ていただいてるのと皆さんのお気に入りの1つになれた事を凄く嬉しく思います。2年間待っていてくださった方も最新話から知った方もこれからも引き続きよろしくお願いいたします。

とかなんとか言っておきながら最新話はエロではございません。期待している方、本当に申し訳ありません。


これは1つの物語。

 

この物語は本来、彼が居なくても始まり、そして終わる。

 

日常が始まり世界が変わり強敵と出会い戦い思いを確かめ絆を深め友情を得る。

そして新たな出会い戦い迷い悲しみ笑い、かけがえのない友を得て強くなる。

 

そんな女性達の話にもし男がいたら?

 

これはそんな1つのIFストーリー。

 

 

 

――織主 耕一郎(おりぬし こういちろう)

 

彼が所謂、正統派オリジナル主人公である。

前世の彼は高校生だった。

 

彼曰く『平々凡々な生活を送るどこにでもいる普通の学生』。

 

それが例え両親が海外に行き、毎朝美人の義妹に起こされたり、

学校に行くときは美人の幼馴染と毎日3人で登校したり、

学校ではボーイッシュな幼馴染の親友でもある美女と遊んだり、

昼休みは屋上で学園のアイドルである美人生徒会長も加わりご飯を食べ、

美人の保険の先生とも交流をしたりしていても。

 

 

そしてその全員が彼に好意を持っていてたのにも関わらず、彼は気づかなかった。

義妹が幼い頃本当の両親を亡くした時も、義兄でも兄として慰め。

幼馴染に振り回されても困りつつも最後まで面倒を見。

男勝りの女の子をきっちり女性として扱い。

アイドルと言われ持て囃されて困っている生徒会長にも普通に接する。

 

 

彼にとっては『当たり前の事を当たり前』にしているだけなのだ。

彼にとっては全員好きだとハッキリと言える。だがそれは家族愛、友愛、お世話になってる人。

 

だが、ふとしたきっかけで彼が誰かを意識する。もしかすればハーレムになる。そんなこともあったかもしれない。

そんな些細なきっかけが『ある』かもしれないところまで彼らの日常は変わりそうになっていた。

 

 

――しかし、そうなる前に彼は死んでしまった。

 

 

よくある恋愛ゲームのフラグの1つである、知り合いがストーカー被害に遭う。

そのストーカーの対象は義妹だった。

運命では、義妹はそこでストーカーに刺され生涯を閉じる……はずだった。

だが彼はその運命を捻じ曲げ、義妹を庇い凶刃に倒れる。

そこで生きていれば、『もしかしたら』義妹と結ばれる日常に入れたかもしれない。

 

 

しかし彼は死んだ。

 

 

そして――彼は生前の行いや死ぬ間際の行動を気に入られたのと、神様のミスも重なり、転生者に選ばれた。

 

最初はミスで死んだ事に対し怒り元の世界に戻りたいと願ったが、本来は義妹が死ぬと聞かされ彼が生き返ると義妹が死ぬ以外は戻れないと知ると、さらっと諦めた。

義妹には死んでほしくない、義妹が傷つき死ぬくらいなら自分がそうなった方がマシだ。

自分は新しい道を行こう。

 

 

 

転生先は『魔法少女リリカルなのは』。

唯一の男友達……悪友に勧められて見た事があった。

個人的には彼は熱血アニメや少年アニメの方が好きだけれども。

 

 

さすがにあんな派手なドンパチで戦うのは嫌だ。

だがあんな少女が傷ついたり、事件のせいで無関係の人が傷ついていたのも覚えている。

そして何より、困ってる人がいるのは放っておけない……もし見つけたら彼女を助けようと心に誓う。

 

 

彼は

『前世の義妹などの家族や幼馴染と、自分と関わりが深い人物が幸せになる事』

『ドラゴンクエストの魔法と技』を願った。

 

始めは戦う力は欲しくはなかった。

だけどその世界は戦いがあった。ならば自分は守る力を手に入れよう。

 

そして彼は転生した。

新しい両親に新しい家。

ああ、本当に『前世』になってしまったんだな。両親や義妹、幼馴染達には二度と会えない。そんな悲しみが彼を襲う。

だがもう戻れないし進むと決めた。だから皆、幸せにと願い、自分もこっちで頑張るよと呟いた。

 

 

 

 

 

 

赤ん坊からの転生はさすがに予想していなかった彼だ、が思っていたよりも楽しく過ごせた。

それもこれも優しい両親のおかげだろう。

愛を笑顔を優しさを教えてくれた。愛情を与えてくれた。

前世の記憶もあるせいか周りの子供より遥かに大人びた子供を、少しも怖がらずに可愛がってくれていた。

 

 

そんな優しい両親を彼は前世の両親とどこか重ねつつも尊敬し、やはりこっちでも自分らしくあろうと決めた。

困ってる人がいれば助け、強い者が弱い者を虐めれば弱い者を助ける。

 

そのためには前世より『鍛える』事が必要だ。

いつか来る原作のために、魔法を正しく使い少女達を守るために。

 

 

――そして運命の日。

 

その日も八束神社で鍛錬をした帰りの夕方。

彼はいつもの近道である公園を突っ切ろうとしていた。

幼稚園児にも関わらず一人で出歩けるのも、大人びた性格のおかげなのもあるだろう。

約束を守る事や我侭を言わない分、信用は大きいと自信がある。

 

だが晩御飯までには帰らないとさすがに心配される。

そう思い彼は歩く速度が速くなる。

 

歩きながら公園内を見るとそこそこ大きい公園なのだが、夕方になると、当たり前だが自分と同じ年齢の子はいない。

晩御飯時なのもあるし、治安が良いとは言え子供が一人でいるのは危ないからだ。

 

いつも見回りしているので、そう言う子は居ないだろうし、今まで居なかった。

 

だけど今日初めて、一人でブランコに乗っている女の子を見つけた。

 

綺麗な茶色の髪を白いリボンで左右に結ぶ、所謂ツインテールと言う髪型。

年齢は今の自分と同じくらいかもしれない。と彼は判断した。

 

――そろそろ暗くなり始めてるのに、なんで子供が一人でいるんだ?

 

と自分を棚に上げつつ周りを見るが、両親などもいないようだ。

 

となると自分がなんとかしないといけない。

もうすぐ夜になるし、『もしかしたら』があるかもしれない。

突然誘拐犯があの子を……という可能性もあるのだ。

 

それになにより彼が気になったのは、女の子の表情だ。

前世の義妹と出会った時にも見た表情――寂しさ悲しさを抱えた顔。

 

恋愛事にはリアル恋愛原子核野郎やら超絶鈍感野郎と言われていたが、その他の事……特に誰かが困っている時は良く気がつく男だった。

 

だからこそ、そんな表情の子を見捨てるなんてできなかった。

 

 

彼はゆっくりと女の子に近づき、手を差し伸べる。

 

 

 

――ねぇ、どうして寂しい顔をしてるの?

 

――え……?

 

 

 

これが主人公と主人公の運命の出会いだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブランコに座っていた悲しみの少女、名前は『高町なのは』。

そう、この物語の原作の主人公だ。

 

彼女は泣いていた。涙は出なくても確かに泣いていた。

 

――寂しいよ。

 

数日前、父親である『高町士郎』がボディーガードの仕事中にテロに遭い、生死の境を彷徨う重傷を負った。

父親が死ぬかもしれない。それだけでも寂しかったが、それ以上に家の中が変わってしまった。

 

母親である『高町桃子』は、経営している喫茶『翠屋』を臨時休業し、士郎の病院に泊まり込みで看病。

兄である『高町恭也』は、父の仇を討つべく、父から受け継いだ『小太刀二刀御神流』と言う剣術の鍛錬を鬼気迫るように毎日行っていた。

姉である『高町美由希』は、そんな危うい兄を心配し、無茶しないように一緒に鍛錬しつつ父の回復を祈っていた。

 

 

では、一番下であるまだ小学生ですらない幼稚園児である『なのは』は?

母は父を、姉は兄を、兄は敵を見ている。

なのはは……『皆』を見ていた。

 

お父さんが怪我をして入院している。お母さんはお父さんの看病をしている。

お兄ちゃんとお姉ちゃんは修行を頑張っている。

 

――誰もなのはを見てくれていない。

 

ご飯は作ってくれる。帰ってきてくれる。でもそれだけだった。

一緒に『居る』けど『見てくれていない』。

 

でも仕方ない。皆大変なんだもん。だからなのはだけ我侭なんて言っちゃいけないんだ。

だから笑顔で居なきゃいけない。一人でやらなきゃいけない。

なのはは大丈夫……なのに泣いてしまう。

 

泣いていたら、お母さんやお父さんが来て眠るまで一緒にいてくれた。

寂しかったら、お姉ちゃんやお兄ちゃんが遊んでくれた。

……だけど今は違う。

 

自分の部屋で泣いても、誰も来てくれない。誰も遊んでくれない。

今、なのはが泣いても、誰も心配してくれない……。

 

だからなのはは外に出かけた。なのはは大丈夫だし、心配されなくても大丈夫だから。

だって出かける時も家に誰も居なかったから。

 

 

 

そしてこの公園に来るまで、家族に気づかれることなくきてしまった。

誰かが気づいて、一人で危ないと怒ってくれたり心配してくれたりするかもと言う期待をした。

 

――『やっぱり』誰も来てくれなかった。

 

仕方ない。分かってる。今は大変なんだ。

お母さんもお兄ちゃんもお姉ちゃんもお父さんも、忙しいんだもん。

 

家族の皆は『ワガママ』を言ってないんだから、なのはも言っちゃいけないんだ。

何度も何度も自分に言い聞かせた。

 

でも感情と行動は別である。

大人でも我慢できない悲しみがあるのに、子供であるなのはが我慢できるわけが無かった。

 

公園のブランコに座る。

――このまま帰らなくても、ここに居ても、誰もなのはの心配をしないのかもしれない。

 

夕方になり暗くなり始める。

それ以上に、なのはの心は暗く重く悲しみに溢れていた。

叫べない泣けない。叫びたい泣きたい。

 

もしかしたら……なのはは『いらない子』なのかもしれない。

 

だったら……だったら……。

 

 

 

――ねぇ、どうして寂しい顔をしてるの?

 

――え……?

 

 

 

 

それが、高町なのはの初恋の彼『織主 耕一郎』との出会いだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なのはは全て耕一郎に話した。

初めて会った子に話すには重い話。

でも誰かに話したかった。聞いてほしかった。見てほしかった。

 

そして、全てを聞いた耕一郎はなのはを抱きしめた。

辛かったんだね。もう大丈夫だよ。

優しく頭を撫でると……なのはは久しぶりに声を出して泣いた。

 

寂しかった。一人は嫌だ。なのはを見てほしい。一緒に居てほしい。

 

魂の叫び、悲しみの心――こんな子供がなんでこんな辛い思いをしないといけない?

耕一郎は、なのはをここまで深く傷付けるまで放って置いた高町家を許せなかった。

 

家族は誰よりも家族を守るものだろ。

産んだ娘の心配が出来なくて、何が母だ!

妹を守れなくて、辛い思いを気づけなくて、何が兄と姉だ!!

 

他人の家庭の事情もあるだろうが、そんな事知ったこっちゃない。

今、俺の前でなのはが泣いている。助けを求めてる。

 

原作主人公だとかそんなものは関係なく、ただこの少女を救いたい。

 

それだけで耕一郎が動くのは十分だった。

 

当たり前の事を当たり前にする。

前世の皆に誇れるように行動する。

 

そう決めた耕一郎の行動は速かった。

 

 

――俺に任せろ!! 俺が絶対にお前を助けてやる!

 

――う、うん!

 

 

なのはの涙を拭き、手を取り、高町家に向かう。

 

そして高町家付近で、遅くもようやくなのはが居ない事を心配し探している恭也がいた。

なのはを見つけた恭也は、真っ先になのはを叱った。

 

なんで誰にも言わずに家を出た。みんな心配したんだぞ。

 

その言葉をなぜ、なのはがこうなる前に言えなかったのか。

それが耕一郎をより一層怒らせた。

 

なのはを叱る恭也の言葉を遮り、耕一郎は怒った。

 

まさかいきなり知らない、それもなのはと同じくらいの子に怒られるとは思わなかったのだろう。

少し驚いたが、君には関係ない、速く帰りなさいと怒った。

 

なのはと約10歳も離れてる恭也はこの時、大体中学1年生。

既に原作同様、年齢の割りにかなり落ち着いた雰囲気を持っていた。

本来は冷めた中にも熱く優しいまっすぐな心がきちんとあるのだが、それを知らない耕一郎はそれが冷めたような態度に見え、より一層怒りを増し恭也を責める事になる。

 

――自分はもう義妹と会えないのに。お前はなぜそこに見ている妹を兄として見てあげないんだ!

もう出来ない自分とまだ出来る恭也をどこか重ね合わせていたのだろう、その心の怒りが爆発していた。

 

耕一郎の年齢不相応の態度と発言。

不甲斐ない自分へのストレスや怒り。敵に対する恨みが重なった恭也は、本当に彼にしては珍しく熱くなってしまい耕一郎を殴り飛ばしてしまった。

 

中学生が幼稚園児をぶん殴る。普通ですら一撃。しかも武術を習ってる恭也の攻撃。

さすがに殴った瞬間に、なのはの悲鳴と自分の行動に冷静になった恭也だが、次の瞬間――耕一郎に殴られ吹っ飛ばされていた。

 

やるならとことんやってやる。かかってきやがれ! 目を覚まさせてやる。

そう啖呵を切って、魔法で強化した身体で耕一郎は恭也に戦いを挑んだ。

 

なのはと同じ年齢とは思えない、拳の重さ蹴りの鋭さ動きの速さ。

そのありえない強さに恭也も危険と感じて本気になるしか出来ず、その結果が幼稚園児と中学生のガチンコ真っ向勝負の殴り合い。

 

殴り殴られ、蹴り蹴られ、投げ投げられ、血を吐き傷ついても、それでもお互い止まらない。

 

その後は騒ぎに気づいた桃子と美由希によって、どうにか殴り合いは止められた。

それと同時に魔力が尽きた耕一郎は倒れつつもなのはに言いたい事は言えと伝え、なのはは自分の思いを皆に聞かせた。

なのはの全てを聞いた桃子はなのはに謝り、耕一郎にお礼を言った。

そしてそのまま、怪我をした耕一郎を連れて織主家に高町家総出で謝りにいった。

特に恭也は、初めてみる母桃子の怒りに土下座する勢いで謝り倒した。

 

それを耕一郎は、二度となのはを悲しい目に遭わせないなら許すと言った。

耕一郎の両親も、耕一郎の性格を理解していたので恭也を許した。

 

これがきっかけで織主家と高町家の交流が始まり、耕一郎となのはは幼馴染になった。

士郎が回復し退院した後は、一緒に鍛錬をするようになったりする。

 

そしてこの件でなのはが耕一郎に惚れるのだが、それに耕一郎が気づくのはいつになるやら……。

 

ちなみになぜ恭也と真正面から戦えたかは、怒りでなんとなくしか覚えてないと誤魔化したようだった。




まぁ、なのはのファーストキスも処女も後ろもエロ主くんが奪うんだけどな!
初めての相手は耕一郎ではないッ! この強だッ!

と言った感じでエロ主くんではなくオリ主くん、そしてなのはをメインに書かせていただきました。
寝取りやら寝取られに大事な事、それはただ寝取る寝取られるだけじゃ面白くない。
面白くなるには主人公とヒロインの絆の深さだと私は思っております。

まぁ私が面白く書けるかはわかりませんが・・・w

次回は女主に視点を当てたいと思います。
投稿ペースはゆっくりになりますが頑張って次も書きたいと思います


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幕間2・女主(エロなし)

今回もエロが無くて本当に申し訳ありません。
今回の話はオリ主くんに続いて、女主のお話になります。





今でも思い出す昔の夢。

 

最初の夢はパパのお嫁さんになることだった。

それを聞いたパパは凄く喜んでキスをして抱きしめてくれた。

ママは呆れてたけど笑ってくれた。

そして私はママのお嫁さんにもなると言ってママにキスをした。

3人で笑いあった。

 

 

次の夢は魔法少女になる事だった。

主人公は小学生の女の子。最初は魔法も何も知らない、変わらない日常。

しかしそんな日常はある日突然崩れる。

たまたま父の書庫で不思議な本を見つけ、その本から封印された獣が現れた。

そして世界に散りばめられた『災い』を解決するために親友や同級生と協力して奮闘する。

そんなアニメだった。

 

名前は今でもきちんと覚えている。

『カードキャプターさくら』

 

今思えばあの時から私のオタクの道が始まったのかもしれない。

にゃ~んやらほえーやら絶対だいじょうぶだよ!とか真似をしていた黒歴史でもある。

 

だけど成長する頃にはお父さんの嫁になる事はできないと知ったし魔法なんてありえない事を知った。

でもアニメは見続けた。

 

魔法使いになりたいとは関係なく『セーラームーン』やら『おジャ魔女どれみ』やら『プリキュア』『魔法少女リリカルなのは』なども嵌っていた。

 

そして段々成長するに連れてアニメは恋愛アニメも見るようになった。

ようするに小さな頃の流れでアニメを見続けて見るアニメの種類が広がっていった。

そんな流れに乗って18禁ゲームも好奇心で手を出してこれまた流れるように嵌っていった。

 

気がつけば一般的に言われるオタクになっていったのである。

腐女子じゃなくてオタク。

 

恋愛アニメも18禁の恋愛ゲームも素晴らしかった。理想の世界があった。

主人公の男の子は毎日、朝は幼馴染や妹に起こされたり、一緒に登校したり遊んだり、フラグをたてまくっていた。

義妹、義姉、同級生、先輩、後輩、先生からある日突然現れた女の子などなど。

段々主人公は行動を起こし、日常が変わり始め、恋に落ちる。

そして山あり谷あり、ギャグやらシリアスを繰り返し最後はハッピーエンド。

 

私は憧れた。特に憧れたのが義妹や義姉、そして隣に住む幼馴染だ。

私も毎朝男の子を起こしたい、一緒にご飯を食べて登校して勉強して屋上でお昼ご飯を食べて遊んで一緒に帰る。

それから行く行くは告白されて両思いになり恋人になりキスをして結婚して・・・・・・。

 

 

――だがそんな日常はありえない。ありえないんだ。

 

 

まず私には幼馴染はいない。

いや、正確には居たとは思う。だが隣の家には同じ年代の男の子は居なかった。

確かに近くには同級生の男の子は居たけど起こしには行った事はなかったし一緒に朝ご飯も無かった。

 

一緒に登校も小学校は集団登校で中学高校などはこれまた同性の子と登校していた。

男友達は居たけど友人と言うよりは挨拶と話はするクラスメイトの認識だった。あとはカッコいい子はいなかった。

たまーに男の子と一緒に登校した事もあるがそれこそ数えるくらいしかなかった。

 

一緒にご飯を食べるのもこれまた同性。男子と食べるのなんて小学校の給食で班でしか食べた記憶がなかった。

自ら進んで誘うことも無かったし誘われる事もなかった。誘うとしても誘われるとしても当たり前だが同性。

屋上なんて現実では開いてないし基本教室か食堂で食べたし。

 

一緒に遊ぶのも体育の男女合同授業とかくらいだけだった気がする。

休み時間は本を読むか同性の子と話ばかりしていたし、男子はチャイムと同時に運動場に行って遊んでる子が多かった。

 

一緒に帰るのもこれまた同性ばかりだしもしくは1人で帰っていた。

 

ようするに小・中・高の学生時代、親しい男子は0人と言って良かった。

遊ぶ時は遊ぶけどそれこそ男女数人でとかはあったが2人きりなんてなかった。

 

恋愛話は好きだったしよく友達とコイバナをしていた。

もちろん友達の恋を見守った事もあった。

成功した失敗した付き合った別れた浮気した浮気された。

彼氏は年上年下社会人、10歳上などなど色々な恋愛話を聞いた。

だけども自分自身は誰かに惚れた事もなかったし告白された事もなかった。

 

そして『いつもと変わらない日常』は過ぎていって学生から社会人になった。

 

社会人になれば自分の給料でアニメやゲームを沢山買えるようになりさらに没頭していった。

毎日毎日、朝から働いて仕事から帰ればアニメを見てゲームをする、そんな生活。

 

だが女は捨ててなかったのできちんと運動もしていたし運動神経も悪くない。

学生時代も社会人時代もスタイルは悪くなかったしオタク要素以外は良いと自負していた。

 

だけども一向に相手ができない。好きな人が出来ないし良いなと思う人もいない。

告白もされないし、正直これと言った人もいなかった。

 

そして年月が過ぎていけば行くほど親や親戚がうざくなっていく。

やれ彼氏はできないのか結婚はまだか、孫はまだか。

 

ああ本当にうっとうしいし意味が分からない。

私はずっと『いつもと変わらない平穏な毎日』を過ごしていたじゃないか。

 

そりゃあ私だって彼氏はほしいし結婚はしたい。

だけど好きでもない人間と彼氏彼女の関係にはなりたくない。

適当に男を引っ掛けるなんて事はできないしやりたくない。

 

だっていつかはもしかしたら出来るだろう。

そんな淡い期待をずっとしていた。。

社会人になればきっと、2年目になればきっと、3年目になればきっと。昇進すればきっと。

――だがそんな出来事はまるっきりなかった。

 

結局、気づけば三十路越えである。

相変わらず趣味はアニメ鑑賞とゲーム。

恋愛経験は丸でなし。

 

顔も悪くないしスタイルも悪くないし仕事も運動もできるし貯金だってある。

後輩や部下からも慕われてるし先輩や上司にも信頼信用されてる。

異性からも同性からの評価も良いと思うし性格だって悪くないはずだ。

 

なのになんで彼氏ができないんだろう。

充実した生活を送ってるはずなのに納得が行かないし満たされない。

 

ようするにだ。

私はこのまま死ぬまでもう独身なんだと思う。

 

憧れた生活も夢も求めていた事も出来ないまま

『いつもと変わらない平穏で平凡な毎日』を死ぬまで過ごすんだろう。

 

ただ出来る事なら、産まれ変わったら私も恋愛ゲームのような毎日が過ごしたい。

どうせそんなくだらない願いは叶うわけがないのもわかってる。

 

こうして私は毎日くだらない事を考えたまま生活をしていた。

 

 

 

 

――だがそんなある日、私の運命が変わった。

 

 

 

二次創作で良くある神様の失敗による事故で死ぬ。

それが私に身にも起きたのだった。

 

神様は私に謝った。

素晴らしい人生を歩んでいたお主を間違って殺してしまってすまない。

お詫びに記憶をそのままに何か能力を持たせて転生をさせてあげよう。

 

私は謝罪なんてとんでもない。

むしろ殺してくださった上にさらに転生させていただける事に感謝をした。

 

ああ、神様は本当にいるんだ。

妄想を現実に出来る出来事が今、私の目の前にある。

それだけで殺されたくらい気にしない。

 

私に言葉に神様は驚いていたがそれならと気にしないようにしてくださった。

 

しかも転生先は『魔法少女リリカルなのは』と言われて私はもう有頂天。

『カードキャプターさくら』じゃないのが少し残念だけどそんなの些細な事だ。

 

だってあのなのはの世界に私が行けるって事でしょ?

なのはやフェイトやはやてらの原作キャラに会えるなんて最高じゃん。

 

ならばと私が求めたのは『男の幼馴染のいる日常』と『テイルズの魔法と技』をほしいと願った。

神様はそれなら構わないと頷く。

 

やった! やった!

これで私の夢が両方叶う。

幼馴染の男の子も手に入れて魔法ももらえた。

しかもあのテイルズの魔法と技なんて最高だ。

 

頑張って魔法も技も練習してなのは達と切磋琢磨していつかは管理局最強を目指すのも良いかもしれない。

そして行く行くは幼馴染の男の子と結婚して地球でなのはの翠屋みたいに喫茶店を夫婦で経営するとか最高の未来かも。

 

あ、でもでもそうなると頑張って幼馴染と仲良くならなきゃ!

これでもし嫌われたら1つの夢を失ってしまうから気をつけないとね。

 

 

 

――そんな色々な妄想を抱え現実にするべく私は木之本知世(きのもと ともよ)となって転生した。

 

 

 

 

転生した最初は本当に驚いた。

まさか赤ちゃんの頃から始めるなんて……。

 

しばらくの間は魔法も技も使えないし自由が無いのが辛かった。

でもそれらをふっとばすくらい素晴らしい出会いがあった。

 

隣の家にも私と同時期に男の子の赤ちゃんが産まれた。

同じ病院で母親のベッドが隣同士だったのか交流を持つようになったのだ。

 

初めてその赤ちゃん――強くんを見た時に"私の心は急激に満たされた”。パズルのピースが埋まった様な感覚。

ああ……『理想』の幼馴染が目の前に居る。なんて最高なの。

この瞬間、逆光源氏計画を『心』に決めた。絶対私の『理想』の男の子になってもらおう。

 

その計画を実行するため歩けるようになって話せるようになった私は毎日強くんに会いに行った。

 

強くんは凄く良い子。

まるで物語の主人公みたいに明るくて優しい。

予定が無いのにいきなり遊びに来ても笑顔で遊んでくれる。

それにいつのまにか私の知らない間に色んな人と仲良くなっているしその輪の中に私も入れてくれた。

 

ただ最初は私がお姉ちゃんとして連れ回すはずが今では逆に連れまわされてたりする。

やっぱり子供パワーは凄いなぁ……と思いつつもこれはこれで楽しかった。

 

だって私は今、隣の家に住む幼馴染の女の子。

でも私はもっともっと先を目指している。

その努力のおかげか親には内緒だけど、強くんと会うたびに"キス"をする。

 

どっちから始めようと言ったのかなんて覚えていないけど。

誰にも内緒、二人だけの秘密だよって気づいたら習慣になっていた。

 

朝の挨拶のキス、バイバイの別れのキス。

いつか誰かに取られないように頑張って彼を自分の物にする。

 

だけど私の思惑以上に強くんの行動は凄かった。

まさか幼稚園に通うようになった初日に少し目を離した隙にあの『月村すずか』と友達になっていた。

 

主人公の『高町なのは』が魔法を知る前からの親友の1人。

確かなのはのお兄ちゃんがすずかのお姉ちゃんと恋人同士だったはずだ。

 

ただなのはが魔法を知って物語が進むに連れて『一般人』の彼女は影が薄くなっていってた。

私も実はあまり彼女と『アリサ』については名前となのは親友だって事くらいしか覚えてない。

印象に残ってるのは家でお茶会(笑)セレブ(笑)とか笑ってた。

なにせ第1期はフェイトや管理局と出会い。第2期は闇の書やはやてがメインだし第3期は出てない。

……あ、でも確か2期ではすずかがはやてとなのはの架け橋になったんだっけ?

 

ようするに私にとっては彼女はある意味『モブキャラ』なのである。

だけど彼女のおかげでこの世界が『魔法少女リリカルなのは』の世界と言うのを思い出した。

 

まったく魔法の練習もしてなかったしずっと強くんを追いかけてた。

 

それにしても私がどうにか覚えてる記憶ではすずかはなのはとアリサ以外友達居なかったんじゃなかったっけ?

 

ここで私はある事を思い出した。

 

え!? まさか私が幼馴染を願ったから強くん主人公フラグ立っちゃったとか!?

 

これってエロゲーでよくある『もう一人の幼馴染』とかじゃないのもしかしてー!?

うぅ……そうだとしてもまさかモブキャラがそんな風になるなんて……。

 

とは言え、ここで私もすずかと友達にならなかったら強くんとの関係が壊れてしまう。

……うん、ここは我慢しよう。それにすずかと友達になっていれば、いつかなのはとも友達になれるはずだ。

 

あれ? でもすずかとこのまま友達で行ったら強くん、小学校でなのはやアリサと仲良くなるんじゃ……。

大切な事を思い出して汗が止まらない。

 

強くん=主人公とする。

私=隣に住む幼馴染で『メインヒロイン』『メインヒロイン』

すずか=幼馴染2

なのは=幼馴染2の友達1で同級生

アリサ=幼馴染2の友達2で同級生

フェイト=なのは繋がり

はやて=すずか繋がり

 

 

ほとんどヒロイン候補じゃん!?

うぅ……まさか原作キャラがライバルになる可能性がある日が来るとは。

 

いや、でもこのまま強くんがすずかと遊ばなくなる可能性があるかもしれない。

――と言う私の淡い期待は毎日幼稚園に行くとすずかと3人で遊ぶようになった時点で諦めた私であった。

 

 

 

ああもう!

こうなったら原作キャラにも負けない!

絶対私が彼のメインヒロインで私ルートに行かせてやるんだから!!




次回はエロい話を頑張って書きます(ゲス顔)


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3話

まさかの知世の人気っぷりに驚きを隠せませんでしたw
やはり幼馴染属性って言うのは強いですねw

UAが10万越えとかなぁにこれぇ……本当に皆さんありがとうございます!
お気に入りも1700件突破とか感謝と驚きが同時にやってきました。
これからも頑張りたいと思います。


「あーん……あむ……ぺろっ……れろっ、あむっ、ちゅっ……」

 

 

うーん、最近どうも知世の付き合いが悪い。

なんか隠れて魔法の練習をしてるっぽい。

まぁ彼女がテイルズの魔法と技使えるのは知ってるんだけどね。

 

ただなんかすずかに負けないやら原作キャラには負けないとかフラグがとか練習しながら叫んでたんだよなー。

暗示のおかげか俺を転生者とも思ってないんだけど、なんか変な方向に性格が進んでるっぽい。

・・・・・・素なのか? と言うか素ならただのショタコンじゃんか。

 

まぁ、いつかはヤるからしばらくはそのままで居てくれてOKOK。

 

 

「んちゅっ、ちゅっ……ずずっ……じゅるっ、れろっ……じゅるるっ」

 

 

なでなで。

 

 

「んぅ♪ じゅるっ……ちゅっ……んぅ……ちゅぅぅっ」

 

 

オリ主くんの方は今日も今日とて高町家で士郎と恭也と美由希と一緒に鍛錬をしている。

真面目で努力家で熱血漢だしいつかオリ主くんも御神流使えるんじゃない?

 

なのはも彼に惚れたみたい?だし、良く高町家でもオリ主くんの話をしている。

高町家の人達もなのはとオリ主くんの将来を楽しみにしているようで良い関係になってるようだ。

 

俺もそろそろ翠屋へオリ主くん達に会いに行こうかな。

オリ主くんの性格上仲良くしてくれそうだし俺の掌で踊ってくれるはずだ。

 

 

「ぺちゃ、くちゅっ、じゅぷ、じゅるるっ」

 

 

そして踏み台くんは正直何してるのかが謎だったりする。

いや、なんか生活はしてるし行動はしてるんだけど、よくわからない。

もしかして『八神はやて』でも探してるのかな?

その割には一向にはやての家には行こうとしてないし……原作まで待ってるのかねぇ?

まぁ、そうだとしたらこちらも動きやすいし文句無しだ。

 

 

「じゅるっ、ずずっ、んぢゅるるるっ!」 

 

 

それにしても皆なんだかんだで楽しんでるよなー。

原作のために鍛錬したり交流したり動いたり、

俺も負けてられないよね!

 

なんか俺の方は綺堂さくらが俺の周りを監視したり調べたりしてきてる。

普通の人なら気づかないくらい上手い監視や調査だと思う。

でも残念ながらサーチャーでバレバレなんだけどね。情報戦は俺の方が有利だ。

だからこそこうしてエロい事も出来るわけで。

 

まぁ調べるのは勝手に調べてもらっても良いけど……おしおきはいつかするからな綺堂さくら。

だがその前に先にヤらねばいけない事がある。

 

 

「じゅるるるっっ、じゅぷっじゅぷっじゅぷっ……らひて……♥」

 

 

――あ、イく。

 

 

びゅくびゅくびゅくっ! びゅるるるっ! びゅるるるるっ!

 

 

「んぶむっ!? んんんっっ……んぐっんぐっ……♪」 

 

「ふぅ……ね、今度のお茶会が楽しみだね。すずか」

 

「んくっ……ごくっ……んむっ♪……はふぅっ……うんっ♪」

 

 

さぁ、覚悟しろよ――吸血鬼一家よ。俺の正義の性技とかを見せてやって魅せてやるぜ!

 

 

「あ、まだザーメン残ってた♪ ちゅぅぅっ♪」

 

「おうふっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と言うわけで俺の次の目標は月村忍だ!

だけどぶっちゃけ今回忍を狙うのは予定外だったりする。

 

当初の予定では俺達が『小学校』に入ってすずかがなのは達と友達になった後の『吸血鬼騒動後』辺りを狙っていた。

恭也と忍が結ばれて、その後に影で忍を寝取ると言うのを楽しみにしてたんだよな……。まぁ、その事件が起こるかわからないけど。

 

なんで予定外な事が起こったかと言うと『俺がすずかの親友になった』と言う事の重要さを忘れてたのと『高町恭也と月村忍がまだ恋人ではない』からだ。

『とらハ3』にせよ『リリなの』にせよ月村家は吸血鬼一族を隠していて、『吸血鬼』と言う正体を知られるのを恐れて基本的に友達を作らないのだ。

 

忍なんて本来はノリが良くてフレンドリーな性格だ。

なのに恭也と友達になるまで一人で機械弄ったりノエルを弄ったりと、クールで暗いぼっちな子だった。

 

すずかもすずかで忍以上に物静かで引っ込み思案でお淑やかなため、原作では小1の時になのはとアリサと親友になるまで友達がいなかったのだ。

ただこの世界では俺と知世が幼稚園の時に親友になっている。

 

一応俺と知世は幼稚園では男女のリーダーであり友達も多いためすずかも原作に比べてかなりの友達がいる。

ただやはりどこか大人びてるすずかは子供らしい子供が苦手なのか、きちんと心を開いているのは俺たちだけだったりする。

そのため月村家ですずかが良く話題にあげるのは1番に俺、2番に知世。

 

こうなると忍は気になってしまうのだ。

すずかに親友が出来たのは良い兆候だ。

自分よりも先に『友達』、それも『親友』が出来たのは驚いた。

 

でも『その子達は吸血鬼と言う事を受け入れてくれるんだろうか?』と。

 

忍と恭也が恋人になってない以上、まだ忍は誰にも吸血鬼である事を打ち明けていない。

恭也も忍もそれぞれに闇を抱えており、闇を抱えたもの同士が出会い惹かれ合い光を知る。

だが原作と違い、忍は未だに光を知らず他人を信じられず闇を抱えている。

 

特にすずかも俺らも年齢で言うとまだ5~6歳。かなり幼い。

もしこれで何かが原因ですずかが吸血鬼とバレた時に、俺達がすずかを怖がったらどうしようと。

……それに最近キナ臭いしな。

 

忍とすずかは『他人の心理を操作したり記憶を消したりできる』能力を持っている。

俺達に関しては記憶を消して終わりだがすずかはそうは行かない。心の傷、つまりトラウマを負う可能性が高い。

 

幼いすずかがこの件でトラウマになれば、きっと今の私や『さくら』以上に傷ついて誰とも関わらなくなる。

そう心配した忍は今回『俺と知世がすずかの親友として相応しいか』『吸血鬼の事を知られても良い相手か』。

 

それを確認するために俺達を招待したわけだ。純粋にすずかの親友を見てみたいと言う気持ちもあるみたいだけどね。

 

え? なんでそんな事を俺が知ってるかって? 俺の特殊エロサーチャーで忍がノエルとファリンに話しているのを聞いてたから。

エロ主に常識は通用しないのさ!

 

そんなわけで今回、月村家にも心にも身体にもお邪魔させてもらうわけだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんと言うか本当にでかい。

さすが名家であり資産家の家なだけあって本当に大きな屋敷だ。

前世でもこんな家に遊びに行った事なんて数えるくらいだ。

 

 

「……すごっ、本当にありえないくらい大きい……」

 

 

隣で知世も口をあけて驚く。うん、やっぱりそうなるよね。

ぶっちゃけ庶民な俺は綺麗すぎる場所や大きい場所は緊張する。

俺自身はサーチャーで見てるから知ってるけど、知ってると見るは全然違う。

 

でも今回は親友の家に呼ばれて遊びに来た。それだけなので深く考えないようにする。

よーし、パパ頑張っちゃうぞー。

 

そろそろ時間なのでチャイムを押す。

少しだけ間をおいて扉があけられる。

 

 

「知世ちゃん、強くん。二人ともようこそ!」

 

 

俺達を出迎えてくれたのは月村家のメイド――ファリン。

本名ファリン・K・エーアリヒカイト。

すずか専属のメイド。なのでいつもすずかの幼稚園の送り迎えはファリンがやっているので面識があるのだ!

ドジッ子なのがたまに傷だがそこが良い!

 

一応ノエルと同じで自動人形だが、暗示も聞いたし俺にとっては無問題。

 

 

「ファリンさん、こんにちは!」

 

「こんにちは、ファリンさん! 今日も綺麗ですね!」

 

「ふふっ、ありがとー♪ ちゅっ」

 

 

綺麗と言われてキスをしてくれるファリン。

こうやってきちんと褒める。暗示もかけるけど、きちんと当たり前の事も本心も言う。

 

挨拶もそこそこに屋敷の中に入れてもらい案内をされる。

屋敷の外も十分豪華だったけど、マジで中も広い。

広い、凄い、あれ高そうこれ高そう。

 

所々に猫が沢山。さすが猫屋敷。

 

俺も知世も田舎から都会に来たばかりの人間みたく、リビングに着くまでキョロキョロしっぱなしだった。

 

 

リビングの扉をファリンに開いてもらい中に入ると。

 

 

「始めまして。二人ともよく来たわ……ね」

 

 

と挨拶代わりに忍に暗示をかける。

さて、効果だが……うん、成功してる。良し良し。

 

忍は少し怪訝な顔をしたが、気のせいかと思ったようだ。

だが一瞬俺を見る眼が獲物を狩る眼に見えたのは間違いじゃないはずだ。

 

その後は何事も無く、俺、知世、すずか、忍、ノエル、ファリンの月村家のお茶会が始まる。

 

幼稚園の事、友達の事、家族の事、すずかの幼稚園での過ごし方、休日についてなどなど色々聞かれたり聞いたりする。

と言っても話してるのは俺達ばかりだったけれど。

そして話すときはきちんと忍やノエル、ファリンの目を見ながら話す。

 

俺"お手製"のお菓子も気に入ってもらえたし……うん、本当に良いことだ。

 

今日は顔見せと初のお茶会って言う事もあり比較的に早く終わった。

終始忍がこちらをちらちら見てたから中々良い効き目のようだ。

 

お茶会のあとはすずかの部屋で3人で遊ぶ。

 

すずかの部屋にはTVゲームや漫画から工学、技術の本など色々あった。

いや……うん、俺と知世は転生者だからあれだけど、この世界の子供は頭良すぎないか?

 

 

しばらく3人で遊んでいる――がそろそろ動こう。

 

 

「んー、ちょっとトイレ行ってくる」

 

 

そうゲームに噛り付いてる2人に伝えて、部屋から出て廊下を歩く。

正直、本当にトイレに行くつもりはない。

だけどこう広いとなんとなく探検はしたくなるよね。

どこかにお宝とか落ちてないかねー。

 

 

「あら? どうしたの強くん?」

 

 

お宝発見! 目の前に忍が現れた!

強はどうする?

コマンド→強力な暗示をかける。

 

 

「あ、忍さん。えへへ、ちょっと探検しようかと思って」

 

「っ! も、もうダメじゃない。人の家を勝手に歩くなんて」

 

 

効果は抜群だ!

 

今、忍にかけた暗示は『発情』。

俺のフェロモンで発情ゲージが出る。

暗示をかけて発情しやすくする。

お手製の発情クッキーを食べて発情ゲージが上がる。

そして今、また暗示をかけた結果……忍はほとんど発情している。

 

 

「はーい、ごめんなさい。すぐにすずかの部屋に戻ります」

 

 

さー、ちゃっちゃと戻りましょう。

 

 

「……ねぇ、強くん」

 

「ん? なんですか、忍さん」

 

 

――かかった。

 

 

「――良かったら少しお姉さんの部屋でお話しない?」

 

 

――振り向くと瞳が赤く染まった彼女がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さ、ここが私の部屋よ。入ってちょうだい」

 

「はーい」

 

 

と言うわけで手を引かれてノコノコ部屋にやってきました。

え? 夜の一族の魔眼? 聞くわけないじゃん。

眼が変わらなくても暗示ができる俺と赤い眼にならないと使えない暗示、どちらが上なのか一目瞭然だ。

ふははは、エロ主に負けはない!

 

 

――ガチャリ。

 

 

部屋の中に入ると鍵を閉める音が聞こえた。

 

 

「――やぁっと2人になれたぁ……」

 

「え?」

 

 

振り向こうとしたが一瞬で後ろから抱きしめられた。

 

 

「ふ、ふふふ……もう……我慢しないわ……」

 

「え、し、忍さん!?」

 

「はぁー……はぁー……すんすん……良い匂い……」

 

「ふわっ!? ちょ、くすぐったいよ!」

 

「はぁー……ごめんね……ごめんね……でもね。ダメなの。もう止めれないの……」

 

 

物凄く息が荒い。

俺の首元に顔を近づけてずっと匂いを嗅いでいる。

どうやら最後の葛藤をしているようだが、抱きしめてる時点でダメだし匂いを嗅いでるから無駄な抵抗だな。

 

 

「な、なにするの忍さん……」

 

「それはね……すっっっごく楽しくて気持ちいいことよ――ちゅっ」

 

「――んむっ!?」

 

 

首を横に向けられキスをされた。

 

 

「ふふっ、お姉さんのファーストキス。強くんにあげちゃった」

 

「え、ええっとあのその……」

 

「かわいいわぁ……ね。もっとキスしましょう……」

 

 

そう言って後頭部を抑えられ、唇と唇を合わせるキスから急に舌を入れられる。

 

 

「ちゅっ…れる。ほら……強くんもお姉さんの真似をして」

 

「は、はい……ちゅっ」

 

 

わざとらしくリードされながらおずおずと俺も舌を絡ませはじめる。

 

 

「そう……ちゅっ……上手いわ……れるっちゅるっ……良い子ね……ちゅるっ」

 

 

 

舌と舌を絡ませながら唾液も交換し、段々とキスが激しくる。

 

 

 

「ちゅっ……美味しい……強くんの唾液……なんでこんなに良い匂いで美味しいの……」

 

「忍さんの唾液もその……甘くて……美味しいよ?」

 

「ふふっ……ありがとう……。……唾液も美味しいのなら肌も汗も美味しいのかしら?」

 

 

そう言うと忍はキスを止め、俺の首筋に舌を這わせてきた。

 

 

「ぺろっ……はぁー……やっぱり美味しい……良い匂いで美味しいなんて……あむっ」

 

 

 

ちょっ!? 噛まれた!?

……と思ったけど普通に甘噛みされただけだったようだ。

いや、別に血を吸われても良いんだけど、エロと吸血行動は別と言うかなんと言うか。

 

 

「はむっ……あむっ……ああっ…もっと……もぉっと強い匂いを……」

 

 

ペロペロと舌で舐めたり歯を立てずに甘噛みをし、俺の汗の味と匂いを味わっている。

匂いを嗅げば嗅ぐほど、舌で舐めれば舐めるほど、忍の息は色っぽく荒くなる。

 

そして忍の目線が下がってくる。

 

 

「あはっ……1番良い匂いと美味しそうな味の所……みぃつけた……」

 

 

そう言って俺のズボンに手を入れ一気にパンツ諸共下ろされ、チンコを出され忍の白くて細く柔らかい手が触れる。

 

 

「すっごく大きくて熱くてかたぁい……子供なのに……大人みたいにすごぉい……」

 

 

そのまま俺のチンコを握り、そのまま上下に優しく擦り始める。

 

 

「あ、あっ、だ、ダメだよ……忍さん……!」

 

「ダメじゃないわ……これはね……二人にとっても良い事なのよ……私に任せて……はむっ」

 

 

後ろから抱きしめられ、チンコを擦られる。

しかもあの月村忍にだ。

高校生になったばかりの女の子が幼稚園児の男の子にエッチなイタズラをする。

なんて良いんだ……。

 

耳や首筋を舐められ、チンコを優しく時に激しく擦られる。

 

 

「どう……? 気持ち良い……?」

 

「……(コクッ)」

 

「……ふふっ……良かった。もっと気持ちよくなってね……あ、えっちなお汁が出てきた……」

 

 

少し擦られると亀頭の先から我慢汁が出始める。

俺の我慢汁が忍の白くて細く柔らかい手を汚す。

――ああ、最高だ。なんて最高の日なんだ。

 

 

ぬちゃぬちゃっと忍の手と俺のチンコから音が鳴る。

忍の右手は亀頭の先端を撫で、左手は上下に擦る。

 

 

「ふふっ……えっちなお汁が沢山出てきた……それに良い匂いが強くなってきた……」

 

「うぅぅ……忍さぁん……なんかキちゃうよぉ……」

 

 

美女に弄られたおかげかそろそろ射精感がこみ上げてくる。

 

 

「良いわ……そのまま力を抜いてね……そうすれば1番気持ちよくなるわ……」

 

 

 

ごしごしごしごし。

 

 

擦る力が今まで1番強くなる。

 

 

「さぁ……出して……早く……美味しい素出してちょうだい……」

 

「うぅぅ……イくよ! 出るよっ! 忍っ!」

 

 

びゅびゅびゅびゅっっ! びゅるるるるるっっっ!

 

 

「――アハァッ♪ でたぁ……強くんの1番美味しい素が出た……」

 

 

びゅくびゅくと俺のチンコから出る精液。

それを忍はきちんと両手で受け止めていく。

……ああ、忍の手が俺の精液で汚れている。

 

 

「うぅぅ……! まだでるぅ……」

 

「うわぁ……すっごい……熱くてプリプリしてるぅ」

 

 

段々と射精が弱まり、出し終わる。

はぁ……気持ちよかった。

 

心地よい射精感と共にそこそこの脱力感。

忍の拘束も解けたので地面に座る。

 

 

「ああっ……すっごく濃いオスの匂いだぁ……いただきまーす……あむっ♪」

 

 

後ろを振り向くと、忍はべっとり付いた手から垂れる精液を口に流し込んでいた。

顔を上に向け、大きく口を開ける。

そして手を口の上に止めると、ドロリドロリと忍の口に精液が垂れていく。

 

 

「ちゅむっ……はぁ……あむっ……美味しいっ……美味しいっ……ちゅぷっ」

 

 

俺に見せびらかすためか、それともただ味わっているだけなのかわからない。

わからないがただの一滴の精液すら逃さないように、腕にまで垂れている精液や指の1本1本まで必死に舐めている。

――その姿が扇情的過ぎてたまらない。

 

そして忍が精液を全部舐め取るのと俺のチンコが再び固くなるのはほぼ同時だった。

 

 

「ぷはぁ…ふぅ……ごちそうさま……って、あら♪ ふふっ、また大きくなってる」

 

「あうぅぅ……ごめんなさい……」

 

「良いのよ……だって――宴はまだこれからだもの」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

淫らな宴は終わらない。

 

 

「ちゅっ……ちゅっ、れろっちゅっ……!」

 

「んむっ、ちゅ、ちゅるっ……ちゅるるる……!」

 

 

お互い裸になりベッドで抱きしめ合いながら激しく口付けを交わす。

俺が激しく抱きしめれば忍も強く抱き返し、忍が激しく舌を絡めば俺も負けずに絡める。

 

 

「ちゅるっ……ずずずっ……強くんの唾凄く美味しい……」

 

「忍さんの唾も甘くて美味しいよ」

 

「ふふっ、ありがとう♪」

 

 

キスをしながらも俺は忍の胸に手を伸ばす。

それと同時に忍は俺のチンコに手を伸ばす。

 

 

「ちゅっ……さっきより凄く熱い……はぁぁっ……もう我慢できない……」

 

 

仰向けになった俺を忍は上から見下ろす。

 

 

「ねぇ……強くん。もっとさいっこーに気持ちいい事したくない……?」

 

「…うん、したい……どうすれば良いの?」

 

「そ~れ~は~ねぇ♪」

 

 

片足だけ跨いで俺にオマンコを見せる。

処女ではないが男で初めて見たのは俺だろうな。

忍のあそこは綺麗なピンク色をしている。

しかも触ってすらないのに凄く濡れている。

 

 

「私のここでぇ……」

 

 

ゆっくりと腰を下ろし俺のチンコに宛がう。

 

 

「強くんのオチンポをぉ……」

 

 

そして……

 

 

「ぱっくんってぇ……た、べ、ちゃぅの♪」

 

 

一気に腰を下ろし……じゅぶじゅぶっと俺のチンコは忍のマンコに犯された。

 

 

「――あぁぁぁっっ、すっごい、きもちいぃぃ……!!」

 

「うわっっ……これ……やべぇ……!」

 

「んあああっ! これ、チンポすごいぃ!」

 

 

ずんずんずんといきなりハイペースで上下に動かれる。

そのたびにパンパンと肌と肌が当たる音と、ずちゅずちゅと卑猥な音が繋がっている部分から聞こえる。

 

ど、どんだけ溜まってたんだよおい……。

 

予想以上の腰の動きに持っていかれそうになる。

 

 

「あああっ! いいっ! いいよぉっ! すっごいっ!! あああんっ!」

 

 

髪を振り乱しながら一心不乱に動く姿がとてもエロくて、神秘的でもある。

今、俺は月村忍に犯されている。あの月村忍の初めての男になったんだ。

って……負けてられないっ!

 

快感に震えながら俺も忍の動きに合わせるように動く。

 

 

「んはぁぁぁぁぁぁっ! す、すごいっ! それしゅごいのぉ!!」

 

「はぁっ、忍さんのオマンコもすごい……!」

 

 

ぱんぱんぱんぱんぱんっ!

 

 

段々とお互いの動きがさらに激しくなっていく。

上下に動き前後に揺られ、胸を揉み尻を揉む。

 

 

「はうぅん! あ、あ、あ、もう……ダメっ! イくっ! すごいのキちゃうの!!」

 

「し、忍さんっ俺ももうっ!」

 

「ああぁっ……うん! このままだしてっ! なかでだしてぇぇぇぇぇっ!」

 

 

じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶじゅぶっ!

許可ももらえた事だし、食らえっ!!

 

 

「ああああぁぁぁぁぁぁっ! いっっくううぅぅぅぅぅっ!!」

 

「うぅぅぁぁっ!」

 

 

どびゅびゅびゅびゅびゅるるるるる――――っっ!!

 

 

 

「んはあああぁぁぁぁぁんっっ! きたぁぁぁぁっ!!」

 

 

 

射精する瞬間にがっちりと尻を掴んで一番奥に注いでやった。

同時にイった忍は予想以上にキたのか、びくんびくんっと痙攣して倒れてきた。

さすがに体格さがあって支えきれないがしっかりと抱きしめる。

どうやら失神したようだ。

 

 

「ふぅ……気持ちよかった……」

 

「あぅ……はぅ……」

 

 

あの忍が涎を垂らてだらしない顔を晒している……これを俺のチンポがさせたのだ。

さすがに時間的にもうセックスは出来ないが、忍の初めての男になれた。今回はそれだけで満足しておこう。

俺は倒れてる忍の頭を撫でる。

 

 

 

 

 

 

――その後、目を覚ました忍は冷静に戻ったらしく慌てながらも俺に再び力を使った。

俺に襲い掛かった事やセックスした事を忘れさせられ、俺は迷って忍の部屋に入ってきた事にされた。

さすがに幼稚園児に夜の一族の掟やらなんやらは早すぎると思ったんだろう。

血も吸われていないし、こうなるのは仕方ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ、そんなの効くわけがないんだけどね!

逆に俺に対してスキンシップしたくなるような暗示とか色々してやったわ!!




これが私の全力全開!(白目)

なんというか知世ファンの方には申し訳ないと思いつつも突っ走りましたw
子供同士のセックスかおねショタかを悩みつつプロットのままのエロにさせていただきました。

最初はもうちょっとソフトに行くはずがどうしてこうなったやら。
まぁこれもソフトやろ(適当)

そしてすずかの使い勝手の良さ(ぉ)

あと今更ながらこの世界はとらハワールドとリリなのワールドがごっちゃまぜになっています。

例えば忍の両親はリリなのでは生きてるけどこの世界では亡くなってます。
あとは士郎の大怪我の時期やら夜の一族、自動人形系統なども変えております。



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幕間3(忍)

この物語は『魔法少女リリカルなのは』と元となった『とらいあんぐるハートシリーズ』がクロスしております。時系列なども結構変更しております。

リリなのはしか知らない。とらハをやってない人は申し訳ありません。
申し訳ありませんが。
とらいあんぐるハート123 DVD EDITION と検索していただき購入していただき全部プレイしていただきましたらより一層お楽しみできます(ゲス顔)
DL版も出ていますのでそれぞれ買えますぜ(ダイマ)

あと申し訳ありませんが、○○の攻略はまだですか? などのご質問の応えは今後控えさせていただきます。
さらに重要な事件をさらりと数文で終わらせる時もあるのでご了承ください。

それからお気に入り2000件突破、本当にありがとうございます。
皆様のご声援と言う名のメテオが私のパワーになります。これからも頑張ります。


 

「それじゃあ忍さんまたねー!」

 

「…………ええ、またね」

 

 

 

無邪気な笑顔で手を振り部屋を出て行く彼を見送る。

 

――バタン

 

扉が閉まったと同時に涙と後悔の念が押し寄せてくる。

先ほどまで交わっていた自分の部屋。

乱れた枕やベッドシーツには自身の愛液や彼の精液、二人の唾や汗によるシミも残っている。

 

やってしまったやってしまったやってしまった。

わ、私ったらなんてことをしてしまったの……っ!

ありえない。どうかしてた思うと言えばそれまでかもしれないが、それでは済ませられない。

 

 

「まさか発情期……? いえ、でも……」

 

 

確かに発情期の時期は近かった。

数日もしたら発情期になり、学校も休む予定だった。

だけどこんなにいきなり発情するなんて――Hな本を初めて読んだ時以来だ。

 

夜の一族の発情期は一週間ほど続く。

イってもイっても落ち着くまで朝昼晩関係なく、絶え間なく発情する嫌で面倒な体質。

『女』になってから急激に強くなり、子を身篭り『母』になれば段々発情は弱くなり、最後は発情しなくなる。

 

確かに高校生になったので、身体もより大人に成長した。

だから発情のレベルが上がったのかもしれない。

だが今は――すごくスッキリしている。それこそ人生で初めてと言って良いくらい、身も心もスッキリしている。

 

……と言う事は発情期ではない?

いや、でもあれは完全に発情していた……しかも今までで一番。

 

何せすずかと同じ年齢の……幼稚園児を『犯して』しまったのだ。

 

 

「……工口、強」

 

 

口に出して名前を呟く。

 

妹、すずかの初めての友達で『親友』の男の子。

 

父親の名前は工口悟、母親の名前は工口香の3人暮らし。家は2階建ての一軒家。

父親は会社員で母親は専業主婦、どこにでも居る普通の一般家庭。

 

性格は『純粋無垢』で友達も沢山居て、交友関係も老若男女関係なくかなり広く、年上でも強面の人相手にも物怖じしない子。

幼稚園では先生や同じ歳の子や年下にも好かれていて、実質彼が幼稚園のリーダーになっているらしい。

 

そして何より、『人間』に怯えていたすずかと初日で仲良くなって『心』を救ってくれた恩人。

彼のおかげですずかは『私と違って』真っ当な道を歩めるかもしれない。

ファリンやノエルも彼の事を褒めていたし、彼や彼の周りの事を色々調べてくれたあの『さくら』ですら彼の行動や言動を手放しで褒めていたくらいだ。

 

だからこそ私も、聞いてるだけでは無く自分の目で見極めたかった。

まだ幼いとは言え、『夜の一族の人間』と付き合うと言う事は一般人と付き合うとは違うと言う事。

それに最近――またあの親族の連中が月村家の遺産を求めてきはじめた。もちろんあげる気は無いが。

今はまだ電話などの催促だけだが、絶対に数年後にはもっと酷い嫌がらせをしてくるだろう。

 

そうなると私本人が狙われる事もあれば、すずかを人質になんて事だってありえる。

すずかには真っ当な道を歩んでほしいが、今だって幼稚園を休園させたい。

 

だが、何かしてくるかもしれないと言う可能性だけで動くわけにはいかない。

 

だからこそ、今の間に工口強と木之本知世の2人を見極めたかった。

幼いながらも優しい2人は、果たして一族の秘密を知ってもすずかと……そして私達と一生一緒に居てくれるだろうか?

そのために今日2人を呼んだわけだが……。

 

彼を見た瞬間に私の本能が反応した。

この子は――凄く美味しそうな匂いのする子だと。

 

見た目はどこにでも居る普通の男の子。

だけどあの匂いは……今まで会った人間の中でも比べものにならないほど、一番好きな匂いだった。

 

恋……とはまったく違うが、話をしてる時も目が離せなかった。

彼が話すたび彼が動くたび彼が笑うたびに、良い匂いが漂う。

話している最中に何度抱きしめようかと思ったくらいだ。

 

あれはヤバイ。ヤバすぎる。

すずかが彼に初対面で懐いた理由、あの『さくら』ですら彼を認めていた理由がわかった。

 

肉体を殺すんじゃなく心を犯す。

そんな恐ろしく甘美で刺激的な匂いが、彼からずっと漂ってくる。

彼のあの匂いは――私達、吸血鬼が大好きな匂いなんだ。

 

 

すずかはまだ幼いからあれだけで済んでいる。

さくらは直接会ってないからあれだけで済んでいる。

そして私は女の子から女になり始めた身体と心。発情期が本格的になってきた結果が『あれ』だ。

 

 

多分……私自身ストレスも溜まっていたと思う。

私は両親が事故死してしまい、若くして月村家の当主になってしまった。

両親の事故死、そして親族の嫌がらせや遺産の催促。

さくらやノエル達には色々と助けられたが、それでも怒り、悲しみ、虚しさは無くならない。

その上、当主として言う立場でも生きなければいけない運命。

 

お茶会の前日にもかかってきた遺産の催促の電話にイライラしていた。

それが積み重なったのもあるのかもしれない。

 

 

あの時、廊下で彼と会い目が合った瞬間に、どうしようもなく彼の身体が血が……『精液』が欲しくなった。

むしゃくしゃが発散できると思ったのもあると、今ならわかる。

自分が彼を呼んでおいてなんだが……それもこれも彼の匂いのせいだ。

 

……いや、そんな言い訳なんてしちゃいけない。

どんな理由にせよ私は彼を襲い、犯してしまったんだ。

 

『私』から去ろうとしていた彼を無理に引きとめ、自分の部屋に招きいれた。

何も疑わず可愛い笑顔で付いてきた彼を裏切り、その身体を後ろから抱きしめた。

彼の身体はとても小さく、後ろから簡単に包み込む事ができた。

私は高校生で彼は幼稚園児、それでも女と男には違わない。

 

抱きしめて彼の首筋を嗅いだ時のあの匂い、舐めた時のあの味……凄く美味しくて興奮した。

これがほしかったんだ。

 

 

「――っ!」

 

 

それにファーストキスをあげた。

好きな人にあげたいと思ったが、彼にあげてもかまわないし今もそれはなぜか後悔していない。

 

小さな口、柔らかい唇、まるで女の子のようにぷにぷにした肌……愛おしい。

 

驚く彼に何度もキスをし、舌を入れた。彼の唾はやはり汗と同じで美味しく、沢山飲んだ。

彼の身体をほぐすように優しく抱きしめ、舌を絡めるように言うと彼も従って舌を絡めあった。

 

征服欲と言うのだろうか?

あんな小さな子が自分の言う事に従い、思うままに動くのが堪らなかった。

 

そして可愛い声をあげる彼の声や匂いがもっと欲しくなり、彼のペニスを出した。

彼のペニスは凄く大きかった。……少なくとも

 

 

「……小さい頃、お風呂で見たパパのより大きかったわよ、ね……」

 

 

とても大きくて熱くて硬くて……触るたび擦るたびに濃いオスの匂いを感じた。

声変わりのしてない彼の喘ぎ声が大きくなるたび、耳に聞こえるたびに心が温かくなり、彼のためにもっと色々してあげたくなった。

 

そして最後……彼をイかせ、ペニスから射精された熱々の精液を手で受け止めた。

火傷するんじゃないかと思えるくらい熱くて濃くて大量にプリプリしていた精液。

ゼリー状になっていた精液の塊はほとんど垂れないまま私の手を汚した。

私の手でこんなに出してくれたんだ。私がこれだけ射精させたんだと誇らしくなった。

 

手についた精液を舐める。初めての精液の味。

精液は凄く不味く苦いと聞いていたが、彼の精液は甘くて濃くて……高級なワインにも負けないほど美味しく、何度でも飲みたい味だった。

喉にベッタリと絡みつき、唾を混ぜながらじゃないと飲めないほど濃かったが……あれをいつか口に直接射精されたい。

……びゅーびゅーと私の口に出される精液を想像してしまった。

 

 

「……んっ」

 

 

左手で舌を触り、右手で胸を揉んでみるが――さっきに比べ全然物足りない。

彼が私に触れていた時の方が何倍も気持ちよかった。

 

それからあんな濃い精液を大量に出したのにも関わらず、彼のペニスは萎えるどころか最初より大きくなっていた。

……男は一度出せば勃起が終わるって聞いていたけども、彼のペニスはそんな事はなかった。

 

 

「絶倫って言うのかしら……」

 

 

そして……彼の小さな身体を押し倒して私は……。

 

 

「……さっきまでここに、入っていたのよね……」

 

 

自分の大切な部分を触れる。

年齢よりもかなり大きい彼のペニス、それが私のオマンコに……。

 

初めて発情期が来た時点で処女じゃなくなった。処女膜なんて自分でバイブを使い破った。

発情期が来るたび一週間ずっと自室に篭って自慰をして、ノエルにもしてもらっていた。

快感だって得たし、喘ぎ声だって何度もあげた事もある。

だけど……だけど……あの愛しさを覚えた快感は初めてだ。

 

 

――あの快感が本当に『女』にされたと言う事なんだろうか?

 

 

自分の手でもノエルの手でもローターでもバイブでも味わえない極上の快感。

あの熱くて硬いペニスは冷たいバイブらと違って、私のオマンコは奥を突かれるたびに快感と幸せを感じた。

犯してるのは私のはずなのにまるで犯されてる、征服されてると感じるほどのペニスの恐ろしさと嬉しさ。

そしてイった時……本当に天まで昇るんじゃないかと思った。

 

 

「あっ…んっ…ふぅ……ふぅ……」

 

 

ゆっくりとクリトリスをなぞる。

ああ……気持ち良いけど、切ない。

 

彼の甘い声……力強いストローク……。

汗の匂い……口の中に残る精液の匂い。

さっきまで彼と交わっていた出来事を1つ1つ思い出していく。

 

 

「ん、あ……んんっ……くっ、うぅ……」

 

 

膣内に指を入れ、出し入れする。

くちゅくちゅと膣内は既に濡れていた。

それにこれは……。

 

 

「あぁ……全部拭いたと思ったのにぃ……んんっ」

 

 

彼に膣内射精された精液……。

そう……初めての男とのセックスで膣内射精された。

あの……あの熱くて濃いのを私の膣内に……。

 

 

「ぺちゃ……やっぱり美味しい……れろっ」

 

 

指についた精液を舐める。

もったいない……なんでさっきは舐めずに拭きとってしまったんだろう。

 

 

「あっ! ん、ん……ふぅ……あんっ」

 

 

夜の一族は妊娠しにくい。

ただ発情期になると、反対にとても妊娠しやすくなる。

……今はきっと発情期じゃないから妊娠はしない……はずだ。

 

 

「でも……あんっ……あっ……でもっ♥」

 

 

――彼の精液でなら妊娠したいと、セックスして射精された時に思ってしまった。

 

 

 

「んんっ!! ……ふぅ……」

 

 

軽くイッた……でも物足りない。

……っていやいや、そうじゃなくて!!

 

 

うぅ……すずかと同じ年齢の子をオカズに……しかもさっきレイプした子をオカズにオナニーするなんて……。

……罪悪感が半端なく襲い掛かってくる。

 

でも……その罪悪感がまた気持ちよかった。

いや、ダメだってば。

 

 

彼はまだ幼稚園児……すずかと同じ年齢……でも……でも……。

 

 

「また……味わいたい……じゅるっ……」

 

 

手に残っていた最後の精液を舐める。

やっぱり美味しい。

 

 

「もっと……味わいたい……」

 

 

あの大きくて太くて硬い物を口の中に……膣内に……。

この残った精液の味と……部屋に充満した匂い。

 

 

果たして私はこれから先、あの快感以上のものを味わえるんだろうか……。

 

 

……ってだからダメだってば。

 

彼とは今日でおしまい。そもそも始まってすらない。

それに彼はすずかの『男』になってくれるかもしれない人間だ。

 

すずかが彼に夜の一族の事を話し、彼が受け入れる。

それが一番良い。だから今回は眼を使って彼の記憶を操作した。

 

さすがに妹相手に恋人の取り合いは勘弁したいし、寝取るとか以っての外だ。

喧嘩をするのは当然だし、さくらにまで迷惑がかかるし、親族に弱みを見せる事にもなってしまう。

……それだけは絶対にしたくない。

 

 

 

 

 

 

……ただ、もし。もしもの話だが、すずかに彼以外の『男』が出来たら。

もしもすずかが彼以外に『好きな人』が出来たら。

 

その時は……つまみ食いしても良いかも知れない。

まぁ、さすがに恋人にはまだ早いし……そうだ、割り切った関係と言うのも面白いかもしれない。

 

 

「セックスフレンド……とか?」

 

 

うん…うん。口に出してみると『なぜか』それでも悪くないんじゃないかと思える。

恋人にとしても、彼は私と違って『闇』が無い。どう考えても私の方が相応しくない。

夜の一族の盟約だって、一生一緒にいると言うのを守ってさえいればなんでも良い。

だからこそ身体だけの関係と言う方がしっくり来る。

 

 

 

だって。

 

 

 

 

 

――だってそうしたらあの快感と精液を何度でも味わえるかもしれないんだから♥

 

 

 

「……ああもう! さっきから変な事にばかり頭が行くわね!」

 

 

声に出して気持ちを落ち着けようとするけど、やっぱり収まらない。

 

 

はぁ……仕方ない。彼らが帰ったらノエルを呼んで面倒見てもらおうかしら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だがその日以降、何度オナニーでイっても発情期に入ってノエルやさくらにしてもらっても、あの日の快感を越えられないでいた。

するたびにちらつく彼の顔が身体が声が精液が、浮かんでは消えて浮かんでは消えて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後日。

さくらとノエルにだけ彼を襲った事と力を使った事を伝えた。

……さくらに物凄く怒られた。




発情期ってなると匂いで発情は外せないと思いましたマル。
初の原作キャラ視点で書いてみましたが上手く書けてると良いなと思っております。

ぶっちゃけ忍とかさくらもそうなんですがアニメとは違ってとらハでは凄くクールなんですよね。

忍「…………え、そう、かな?」

ってな感じで根暗さがアニメの3割増です。
でも心を開いたらすっごく甘えてきて、性格が180度近く変わります。エロにも鷹揚ですし(ゲス顔)
今回は変わるような変わらないようなでも変わりt(ryと言う心情ですね。


さて、次回更新なのですが少しバタバタし始めており来月くらいになりそうです。
外でもネタを考えたいなと思うのですが家以外でネタを考えると勃起しそうなので更新もゆっくりなのです(白目)



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4話

お待たせしました!
頑張った結果14000文字を越えました(白目)

そして今回は若干?ご都合主義があります。
エ、エロメインだし……目を瞑っていただけると嬉しいです。




やーやー、時が経つのは早いと思うのは前世では大人だったからなんだろうか、どうも脱童貞した俺です。

気がつけば来年には『聖祥大学付属小学校』に通う事になる。

ようするに今年で生まれて6歳になるわけだ。

 

『もう6年』も経つと言うべきか『まだ6年』しか経ってないと言うべきか難しいところだけども。

この6年の間、俺は他の転生者達が修行などの努力をしている間、エロい事を沢山してきた。

キスもしたしフェラもされたしクンニもしたしセックスもした!

 

他の誰にも負けないくらいエロい事をしてきたと自負している!!

 

もちろん、それと同じくらいに人と交流や探索、盗撮、盗聴などを使って情報も入手した。

今の世の中は情報が命だ。特にこの世界は"魔法"が存在しない。

まぁ、俺の場合はなのはや他の転生者と違って特殊なエロ主だし、ある意味魔法だけど『魔法』と違うしね。

 

ようするに何しようがバレる心配はないわけだ。

と言っても無理な事も無茶な冒険もしないけど。

 

この情報で分かった事は、この世界は『歴代のとらいあんぐるハート』と多少クロスオーバーしていると言う事だ。

まぁ、綺堂さくらが居る時点でそんなのは分かっていた。

 

 

でもここで大事なのが『多少』と言うところなのだ。

 

 

例えば、俺達転生者の存在。

これ自体が既に魔法少女リリカルなのはとしてもとらいあんぐるハートとしてもイレギュラーなのだ。

 

さらに現在高町家には、とらハ3のヒロイン達『フィアッセ・クリステラ』『城島晶(じょうしま あきら)』『鳳蓮飛(ふぉう れんふぇい)』が居候していると言う面倒くささ。

フィアッセ自体は別の所で暮らしながら翠屋で働いてるっぽいけど。

 

別に存在してるのは良いんだよね。いつか全員俺の物にするから。

 

問題は……魔法少女リリカルなのはの1年前がとらいあんぐるハート3の舞台と言う事。

舞台と言う事は確実に久遠事件やら夜の一族事件、美沙斗さん襲撃事件が迫ってきている。

……何が問題ってぶっちゃけこの事件が3つ同時に来る可能性があるかもしれないんだよね。

 

もちろんこれは仮説に近い。

いくら美沙斗さんが日本で情報収集しているとか久遠の封印がどうたらとか会話していたりとか忍の親族の動きが悪化してきたとかを知ってしまったとしても仮説だと思うし思いたい。

もしこれが現実になれば、戦闘民族TAKAMATI家やオリ主くんや知世の力があっても、3つ同時事件とかきついとしか言い様がない。

 

何がって高町家の人らってリリなのじゃ知られてないけど10mくらいなら一瞬で詰めれるんだぜ? 模擬刀でドラム缶を斬るんだぜ?

で、それと敵対する奴らもそれなりに同じレベルと言う事。

 

あとはオリ主くんと知世はとらハを知らないっぽい。時代を感じる……とか思いたくない。

魔法使えるからと調子のっていて初見で死なない事を祈りたい。

 

んで俺は残念な事に主人公じゃないし熱血系主人公のような性格じゃない。

だから何度も何度も念を押して調べる。前日調べても当日も調べる。

当然だ。数時間で何かが起こる可能性もあるんだから。

 

だからこそ色々と熱血や事件などはオリ主くんや知世、あとは恭也とかに任せたい。

 

 

 

 

そして情報の次に大事なのは行動だ。

情報って言うのは持っているだけでも意味があるが、行動しない事には何も解決しない。

 

 

俺は死んでこの漫画やアニメ、ゲームの二次元の世界に来た転生者だ。この通り、前世の記憶もある。

だけどこの世界は俺が存在し生きている時点で二次元では無く三次元のリアルの世界なんだ。

 

ようするに俺は生きているんだ。

それは俺だけじゃなくてなのはもすずかも香もこの世界の人間もアニメのキャラの住人ではなく命ある人間としてだ。

 

だからこそ俺は、なのは達を原作キャラとは言う物の、他の人間――所謂『名前が無いその他のモブ』とも仲良くしている。

 

例えば奥様方。美人の人妻には手を出してる。

他にはキャバ嬢や美人社長などにも手を出しているしお金の援助も貰っている。

 

 

何をするにもナニをするにも大事だしね。

 

いやー、ちょっとお願いするだけで高級マンション買ってくれたり、小切手に好きなだけ書いても良いよとか言ってくれた。

中にはポンっとプレゼントとか言って現金を8桁の金額渡すキャバ嬢とか女社長とかいた。その人達は裏で俺の女になってもらった。

 

おかげでお金の余裕もありまくりだし『隠れ家』もいくつも用意できた。

エロイ道具とかも沢山買ってもらったし。

 

特に隠れ家なんて言うが実際はヤり部屋だ。

なんでって? 家のベッドでヤるのとラブホのベッドでヤるのは違うんだよ! 雰囲気的にもプレイ的にも!!

 

こう実家でヤる時の親がいつ帰ってくるかもと言う中でヤるドキドキ感。

ラブホに行って今から俺達セックスします的な感じで入ってヤるドキドキ感。

 

ベッドでセックスって言う意味は同じだけど、違うんだよ!! と何度でも言いたい!

 

そんな感じで高級マンションの一室を豪華なヤり部屋にしてしまったのだ。

ぶっちゃけ実家より豪華。でも実家は実家で安心感があって好き。

 

 

それもこれも、さくらの監視が無くなって大々的に動けるようになったからだ。

監視とか意味はないけど、監視されてると言う事実を知ってるだけに良い気はしない。

まぁ、俺もしてるから何も言わないし何もしないけども。どうせいつか会うんだし、ヤるのはいつでも良いや。

 

 

いくら他の人とも仲良くしてるとか言いつつも、やっぱり原作キャラとも仲良くしたいしヤりたいよね。

 

すずかは1番調教が進んでるし、ほとんど俺の肉便器と言ってもおかしくない。ただ吸血鬼関連は放置中。

忍とはセックスはあの1回のみ。でも種は蒔いた。子種じゃないよ? 次の布石の種だよ?

ノエルとファリンはキスと軽いおさわりのみ。先に主人から攻略する。まぁファリンはそろそろだな。

 

翠屋勢はなんか知らんが香が翠屋に1人で行ったらしくて、その時に桃子と会って、実は中学時代の同級生と言うのが発覚。

ああ、うん。確かに2人とも同じ約30歳だったわ。

 

そんなわけで今度、翠屋に『俺と同じ年齢の女の子』がいるらしくて紹介しあう事になったとかなんとか。

どんだけミラクルなんだよ。さすがに驚きを通り越した。

 

 

あと俺の父親の悟が転勤で単身赴任していった。

これは本当に予想外の幸運だった。

 

 

まぁ、こんな感じで俺だって間違いはするし、まったくの予定外な事が起こる。

人間だしなんでも完璧には行かないし予想もできない。しても外れる事だってある。

 

 

そしてそんな俺の予想外な事件がもう一件起こった。

ある日の夕方、隠れ家の漫画部屋で漫画を読んでいる時に1つのサーチャーが発見してしまった。

 

 

 

 

それはとらいあんぐるハート3の『2年前』、とある無残で残酷な事件があった。

本編とはまったく関係のない事件だが、この事件はとらハシリーズ屈指の悲惨な救われない話だったりする。

何せ本編では彼女は既にレイプされ死んで地縛霊となっているのだから。

 

『少女誘拐陵辱殺人事件』

そしてそれは本編のオマケで、恭也ではなく『なのは』が動いて解決する話だったりする。まぁこの辺は良いか。

 

そう、俺は今その少女誘拐陵辱殺人事件の誘拐の部分を見つけてしまったのだ。

誘拐された少女。

 

 

――アリサ・ローウェル。

 

 

アリサ・バニングスの元となった人物。

IQ200の天才児でイギリスの帰国子女で孤児。

性格はバニングスと正反対のクール系。

 

彼女の存在は以前から知っていた。

知っていたけど放置していた。

だって彼女は本来は聖祥大学付属小学校4年生。でもこの世界ではなぜか2年生。しかも名前が『アリサ・ローウェル』じゃなくて『アリス・ローウェル』とかちょっと意味が分からない。

アリサ・バニングスと被らないようにか? ご都合主義ェ……。

 

まだ事件までに時間はあると思ってたんだけどなぁ……。

忍とセックスして、やったー! とかすずかや香を調教とかしてる場合……だったけどさぁ。

 

個人的には俺が高町家やオリ主くんと交流してからにしてほしかった。

そうすればこの事件もオリ主くんに任せられたのに。

 

 

さて、正直どうしよう。マジでどうしよう。

 

 

助けるか? 見捨てるか?

原作ブレイクする=場合によっては気づかれる。

しかもどうやって? 犯人らは暗示で殺すか眠らせるとして、アリサの保護はどうする?

 

アリサも眠らせてどこか安全な所? いや、起きた時に安全な場所が俺の自宅か『隠れ家』くらいしかない。

でも目覚めた場合、アリサにどう言う? 相手は正真正銘の天才。付きまとわれる可能性がある。

そこから他の転生者にバレる可能性もある。

かと言ってその場に放置すると犯人らが先に目覚めた時が危ない。

 

……マジで見捨てるか? いや、それはさすがに無いよな。

いくら俺がエロくて寝取り好きだからって見捨てるって無理だわ。

自分自身、自分勝手な人間だと思ってる。だけどさすがに人が殺されるのを見捨てるほど良心は捨ててないはず。

 

まだこの誘拐やその後の殺人を『見てなかったら』少ししか気にしなかったと思う。ああ、あったなくらいで気持ちの整理もできただろう。

でも『見てしまった』。

見た以上行動しないと絶対後悔するし、ぶっちゃけ夢に見そうだわ。

 

 

――あー、うん。これがよくある関わりたくないけど結局関わってしまう二次創作の主人公達の心境なんかね?

 

 

これがオリ主くんや正統派主人公達なら、こんなに考えずに動くんだろうな。ははっ笑えない。

ただ俺は無理だ。この行動の結果を考えて、そしてその後の結果も考える。

 

とは言え時間は無い。今も犯人は車で移動している。きっと場所は例の廃ビルだろうな。

今から移動すれば多分レイプされる寸前には間に合うはずだ。

 

警察? は無理だな。ぶっちゃけ信用できんし来るまで時間かかる上に子供のイタズラだと思われるのがオチだ。

 

オリ主くんは……翠屋で恭也、美由希、なのはらと一緒に話したりしてる。

知世は……幼稚園の友達と公園で遊んでる。

踏み台くんは……おい、家でエロゲすんなよ幼稚園児。

 

 

思わず頭を抱える。

君ら主人公だよね? オリジナル男&女主人公にとらハ3主人公にアニメ主人公が揃いも揃ってなんで気づかないんだよ。

こう言う時は第六感とかの『今、変な感じが……』とかなんとかのご都合主義で気づいてくれよ!

今、1人の女の子がありえない目に遭ってるんだぞ!

 

俺、主人公じゃないぞ……いや、俺も一応エロ主だからカテゴリ的には主人公なのか?

いやいや、俺戦えないからね。戦闘力0だぞ? "力"なんて普通の幼稚園児並だぞ? 

まぁ、確かに戦うにも色々な方法あるけどさー。

 

かと言ってこのまま考えてても結局は動かないと誘拐事件に陵辱と殺人も追加されてしまう可能性もあるわけで……。

 

 

「……さすがに殺人を見捨てるほど人間辞めてないわな」

 

 

しゃーない。今回限りだぞ、主人公っぽく動くのは。多分。

バッグを持つ。よし、道具もきちんと入ってるな。

 

 

……まぁ、面倒だけど『覚悟』を決めてアリサ――じゃなくてアリスを救いに逝くかじゃなくて行くか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

廃ビルに到着した。

市街地の外れとは言え、近い隠れ家に居て助かった。

 

とは言え、全力で走ったので汗だくだ……。

いくら覚悟を決めたとしても、今度からは車を出してもらうか悩む。

 

セックスの体力と精力は無尽蔵の自信があるけど、それ以外は基本的には凡人だしな。

 

とりあえず廃ビルに入る前に、念のためにエロ用の結界をビル周辺に張る。

本来は青姦した時の人払い用なんだけどなー。まぁ、しゃーない。

 

ゆっくりと足音を立てずに廃ビルに入る。

原作では、人が来たせいで殺されただけに慎重に歩く。

 

夕方から夜になりかけて、日が落ち始めている。

そのためビルの中は薄暗くカビ臭い。

 

だけどこのくらいなら十分に周りを見れる暗さだ。

それにアリスの叫び声と男達の話し声が聞こえていたため、すぐにアリスと誘拐犯達を発見できた。

……1階で犯そうとしてたのかよ。

 

隣の部屋から様子を窺う。

 

アリスは無残にも服を破られ、裸同然になっていた。

小さな胸とオマンコもしっかり確認できた。

 

辺りには破られた服や、何かの薬を飲まされたのか打たれたのか、錠剤や注射器が落ちてある。

 

誘拐犯は……全部で3人か。

全員、既にズボンとパンツを下ろして、チンコを出している……がどうやらまだギリギリで犯されてはいないようだ。

と言うかアリスの裸なら見たいが、野郎のチンコなんて見たくないのに見てしまって気分が最悪だ。

 

 

「さーて、それじゃあそろそろアリスちゃんの処女もらっちゃおうかな!」

 

「いやあああああああああ!! やだやだやだ!! やめてぇぇぇぇ!!」

 

 

今から処女を奪うと宣言し汚い笑みを浮かべるリーダーっぽい男。

涙を浮かべながら首を振り叫ぶアリス。

 

周りの2人はアリスの腕や足を押さえている。

 

ああ、うん。もう良いよ。

君たちはちょっと眠っておくと良い。

 

そんなわけでクジラでも2秒で効く『超強力睡眠麻痺薬』を塗った針を男たちの手に向かって投げつける。

 

本当は『睡眠姦』する時とか『おしおき』に使うはずの道具だったのに……。

なんで初使用をこんな奴らにしないといけないんだ!

 

だけど、効果は抜群だったらしく、男達は声を上げる間もなく倒れてくれた。

あともう少し遅れたらアリスの処女は散らされていただけに本当に良かった。

その女は俺のだぞ! その処女は俺のだぞ!

 

 

さて、馬鹿共は倒したしアリスの救助救助っと。

 

 

アリスの顔は涙や汗、鼻水でぐちゃぐちゃになっている。

それに殴られたのか顔が赤く、手や足にも小さな擦り傷ができている。

 

正直こう言う場面を見るのは良い気分じゃない。むしろ争い事は嫌いだ。

 

と言うか、愛は無くてもセックスは合意でするべきだ。

陵辱なんて絶対に許されない。プレイなら良いけども。プレイならしたいけども!

眠っている男達には後々おしおきするために針を刺しておく。

 

あー、頑張った。

とりあえずはミッション完了って感じだな。

 

 

アリスの方を見るとこちらをじっと見つめていた。

どうやら展開の速さに状況判断ができてないのかもしれない。

 

誘拐されて襲われて、処女を失いそうになった瞬間、幼稚園児が大の大人3人を瞬殺しただけなのに。

うん、これは混乱してもおかしくはないな。

 

しゃーない。

 

 

「大丈夫か? 助けに来たよ」

 

 

目を見て暗示をかけつつ緊張をほぐす。

できる限り優しく微笑んで話しかける。

 

 

「……あ、ありがとう……あの、あなたは……?」

 

「まぁ……うん、正義の味方って事で」

 

「正義の味方って……」

 

 

ふむ、話しかければ応えてくれる。

だがやっぱり声も身体も震えているのがわかる。

どうみても強がりだな。と言うかこの状況で強がれるだけ凄いと思うわ。

 

 

「とりあえずこの服を着ると良いよ」

 

「……あっ!? み、みないで!!」

 

 

着ていた上着を脱いで渡す。

さすがにこの状況でおっぱいもオマンコも全部見えたままなのは気が引ける。

 

俺だってエロ主とは言え空気は読むのである。

 

アリスは俺の上着をきちんと着た……うん、この下が全裸ってのはそそるけど今は我慢だな。

 

「……服、ありがとう……本当に助かったわ」

 

「どういたしまして。っと、詳しい話はここから出てからにしようか。……立てる?」

 

「…………えっと、ごめんなさい。その、安心して腰が抜けて立てないみたい」

 

「そっか、じゃあ少しだけ、じっとしててね」

 

「え……!? ちょっ!?」

 

 

仕方なくアリスを抱え、お姫様だっこをする。

あれ? 俺、今物凄く主人公っぽくない?

ヒロインをかっこよく助けたとか輝いてるよね?

 

 

それにしてもアリスは強い子だ。

お姫様抱っこをしてわかったが、彼女は小さく震えている。

さっきまで物凄く怖い思いをして泣き叫んでいたのにも関わらず、今は泣いていない。

 

きっと天才児だからこそ今は我慢できているんだろう。

 

 

「…………驚いた。あなた、あたしより小さいのにとても力持ちなのね」

 

「ま、男だからね。……それより、もう大丈夫だよ。」

 

「……え?」

 

「怖かっただろ?」

 

「え……?」

 

「……もう君を犯す奴は居ない。俺が助けたから安心してくれ」

 

「っ……な、何言ってるの……あたしはべ、つに……こわく……なん……か……うぅぅ……う、ん……!」

 

 

俺の言葉にようやく安心して実感が湧いてきたのかアリスの声が震え始める。

……強がらなくても良いのにな。

いくら天才児で聡明な頭脳を持っていたとしても怖いものは怖いはずだ。

 

なにせ俺が助ける寸前ですら泣き叫んでいたんだ。

俺が来るまでにされた事を考えると、やるせないな。

 

だからこそ俺は安心させてあげたかった。

 

 

「……こ、こわかった……! 凄く怖かった! もうダメかと思った! うぅぅぅ……ひっくっ……」

 

「……うん、もう大丈夫だよ」

 

「誘拐されて服も破られて裸にさせられて薬を打たれて殴られて……!! もう犯されると思ったっ」

 

「よしよし……もう安心していいよ」

 

「ひっくっ……殺されると思った……本当に……ほんとに……こわかったよぉぉぉぉ……!!」

 

 

俺の胸に顔を埋めてアリスは泣いた。

先までの悲しくて怖くて恐ろしくて痛くて涙したのではなく、助かって安心した喜びの涙。

彼女を怖がらせる奴はもう居ない。今はただ泣いて良いんだ。

天才児だとか関係なくただの少女として、君は泣いていい。

 

 

俺にできる事は彼女を抱きかかえたまま、彼女の言葉に頷き、相槌を打ちながら静かに隠れ家に連れて行くだけだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

廃ビルから脱出し、隠れ家に向かう。

元々市街地の外れなため人通りは少ない。

その上、夕方から夜になりかけているため、ほとんど無人なのが助かった。

 

泣いている小2をお姫様抱っこしながら歩く幼稚園児とか見られたくないからな。

見られても暗示をかけるけど、かけずに越したことは無い。

 

 

しばらく歩いているとようやくアリスは泣き止んだ。

ここでようやくお互いに自己紹介をすませた。

 

色々と助けた理由とか助けにこれた理由とかなんで大人を倒せたのか色々聞かれたが、暗示をかけて誤魔化した。

世の中には10mを一瞬で詰める人間や羽の生える病気もあるし、魔法もあるし、幽霊なんかも居るからね。

そんな摩訶不思議な中に俺もいるんだよと言ったら信じてくれた。

 

そしてこの話は誰にも言わず2人だけの秘密にすることになった。

アリスとしても広めてほしくないだろう。

俺も広める気は無いし広めてほしくないしな。

 

 

なんて事を考えてたんだが。

 

「ふぅ……はぁ……」

 

「ん? どうしたんだアリス?」

 

「な、なんでもない……」

 

 

先ほどからアリスの息が荒くなっていた。

疲れたのか、それとも実はまだ怖いのだろうか?

 

 

「もしかしてまだ怖いのか?」

 

「違うわ……いえ、怖いと言えば…怖いんだけど…」

 

 

そう言って首を振るアリス。

ふむ、どう言うこっちゃ?

 

 

「なんじゃそら? ここまで来たんだしなんでも聞いてやるぞ?」

 

「ほ、ほんと……?」

 

 

アリスの顔を見ると少し顔が赤くて息も荒い。

そしてなぜか身体をモゾモゾと動かし居る。

 

はっ! まさか俺に惚れたか!!

まだ暗示で好意持たせたりしてないのに自然に惚れたのか!?

 

 

「……本当になんでも良いのよね……?」

 

「え、お、おう――」

 

 

ん? 俺さっき、なんでも良いって……。

なんて事を考えていると突然アリスが俺の頭を引き寄せ――キスをしてきた。

 

は!? な、なぜに!?

慌ててしまいこけそうになるが、どうにかふんばり立ち止まる。

 

その間もアリスはおかまいなしに俺の唇を離さない。

なんか知らんが役得なのでで存分に味わわせてもらおう。

 

と言うわけで舌を入れてみる。

 

 

「ちゅっ……んっ! ……ちゅっ、れるっ……」

 

 

アリスは少し驚いたものの俺の舌を受け入れ、自分の舌も絡ませてくれた。

激しく俺の口内に侵入してくる。俺も負けじとアリスの口内を犯していく。

 

アリスの唇はとてもプルプルしているな。

唇を甘噛しあい、お互いの歯茎をなぞりあい、唾液を交換しあう。

 

お姫様抱っこをしながらの熱く火花が散るようなディープキス。

まるで映画のワンシーンを自分が演じているようで燃える。

 

 

「ちゅっ……ひふ……ひもち良い……」

 

 

ちゅっちゅっと唇が触れ合うだけの優しいキス。

貪るように舌と舌を絡めあう激しいキス。

 

どちらもアリスは好きなようだ。

俺の頭に回されたアリスの両手がぐぐっと力を混めて引き寄せようとしてくる。

その力に対応しつつ、俺も情熱的にキスをする。

 

愛し合うが、しばらくしてアリスから唇を離した。

唇が離れた時に唾液の糸がお互いの舌を結んでいるが、やがて重力に引かれ、ぷつりと途切れた。

 

 

「はふぅ……キスって凄いのね……知識としては知っていたけど、実践して初めて凄さがわかったわ」

 

「……小2でその知識がある事に俺は驚きを隠せないんだが、なんでいきなりこんな事をしたんだよ?」

 

 

さすがに何もしてないのに、ここまでされる覚えはないし、アリスのクールな性格からしてこう言う事をするタイプじゃない。

考えてみたが理由が本当に思いつかない。

 

 

「…………媚薬よ」

 

「え?」

 

「……あいつらに媚薬を打たれたのよ……非合法で強力な媚薬を注射器で打たれたの。さっきまでどうにか気合で我慢してたんだけど……」

 

 

ああー!

そう言えば打たれてたな!!

救出を優先してたからかすっかり忘れていた。

 

てか媚薬を我慢するって相当に我慢強いんだな。

でも……。

 

 

「良かったのか、キス。さっきまであいつらに犯されそうになってたんだぞ?」

 

 

いくら今のが媚薬のせいとは言え、あんな出来事、トラウマになっていてもおかしくない。

さすがに俺も本気で心配している。

こうして俺が触れる事自体、身体が強張っているのかもしれないしな。

 

だが……。

 

 

「……確かに犯されそうになったし、怖かったわ……でもあなたはあいつらと違う。あのまま誰も助けてくれずに犯される運命だったあたしを救ってくれたわ」

 

 

ぎゅっとアリスの手が俺のシャツの胸元を掴む。

 

 

「…………そのお礼、って言うわけじゃないけれども。あなただったら……ううん、強だからこそしても良かったと思うわ。ファーストキスだったし」

 

「それはどうもありがとう。って言っておくよ」

 

 

ファーストキスを貰えるのはやっぱり嬉しいしな。

キスも処女もそうだけど、その女の子の初めてを貰えるのは男として光栄でもあるし、自慢でもある。

 

 

「そ、それでね……その……強は知ってるかもわからないけど……」

 

「もしかしてセックスか?」

 

「知ってるの!? あなた、本当に幼稚園児なの? 年齢詐称してるんじゃないのかしら」

 

 

うん、正解。

さすがIQ200の天才児ですわ。

 

 

「そうかな? と言うかアリスも十分に小2に見えないんだけどね」

 

「あら、あたしはこの英知と美貌を持ってるただのレディよ。ただ人よりかなり頭が良いだけ」

 

「はいはい。……でその美貌を持つアリスは俺とセックスしたいで良いのかな?」

 

 

ここで暗示をかけておく。

面倒だけど、常識的に考えてできるわけないからな。

 

逆に考えるんだ。

幼稚園児と小学生がセックスをしても『普通』なんだと!

 

 

「……ええ、そうよ……このまま放置されてたらそれこそどうにかなっちゃいそうなのよ……それにあなたになら……処女をあげても良いくらいよ」

 

 

そうアリスは微笑むが、その微笑は優しくもあり、媚薬のせいか顔が赤く、それがまたエロくもある。

 

 

「そっか、なら部屋についたら覚悟しとけ。さっきまでの事、全部忘れさせてやるから」

 

「……やっぱり強って大人よね?」

 

 

それにあたしより、大人みたいに思えるわ……と言い、俺の唇にキスをしてきた。

俺は、君も大人のように綺麗だよ、と言い返し、アリスの唇にキスをした。

 

夕日が消えるのを背に俺達は子供から大人になるキスをした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて言ってたのだが……。

少し前まで普通に話していたが、マンションの下に着くころにはアリスはずっと俺の首元に吸い付いてきて大変だった。

やっぱりいくら天才児で頭の回転が速いとは言え、ずっと媚薬に耐える事はできなかったらしい。

……これ絶対キスマークの痕が出来てるだろうなぁ。本当、この状態を人に見られなかっただけ良かったと思う。

 

 

「ねぇ……はやく……はやくぅ……♥」

 

 

そして既にアリスはこんな風に発情状態である。

こんな状態のアリスにずっとキスをされたり、首元を舐められたり、吸い付かれたりしながらお姫様抱っこで帰ってきた俺を褒めてほしい。

汗が出れば舐められるし、マジで途中で犯そうかと思ったしずっとムラムラしっぱなしだったわ。

 

でももう部屋に着いたので我慢をしない。

 

部屋に入り、ベッドにアリスを優しく投げる。

 

 

「きゃっ♪」

 

 

ごろんと仰向けになりながら喜びの声をあげるアリスを見る。

おかしい。本当にこの子はさっきまでレイプされそうになっていたのだろうか。

実はさっきまでのは夢で、少し前にアリスを適当にナンパして連れ込んだんじゃね、俺?

 

いや、まぁ発情してるし俺が暗示で恐怖を薄めて、俺とヤる好意を高めておいたのもあるか。

レイプされかけた事は『消せない』が恐怖を薄める事は出来る。少しずつ別の事で上書きをしていけば大丈夫だ。

俺の女にすればあんな思いは思い出さなくていいだろう。

 

 

「アリス。今からお前を俺の女にするぞ」

 

「……うん、この英知と美貌を持つあたしの初めてをあげるんだから……その、優しくしてね……?」

 

 

その言葉に頷き、優しくキスをする。

何度もキスをし、キスをされる。

 

アリスは既に濡れているだろう。犯してほしいんだろう。

だけど、俺はすぐには犯さない。

 

 

キスを楽しみながら片手でアリスの服を脱がす。

俺の上着だけしか着ていなかったためにアリスの綺麗な肌はすぐに見れた。

 

 

「凄く綺麗だ」

 

「……本当? あたしの身体、汚れてない? 穢れてない?」

 

 

やはり男達に裸を見られていたから自分の身体に対しての自信を失っているようだ。

 

 

「大丈夫だよ……。それにもし穢れたり汚れたりしていても、俺ので上書きするよ」

 

 

あいつらがつけたであろうアリスの身体と心の傷を消すために優しく全身にキスをし、舐めていく。

 

髪に、額に、瞼に、鼻に、耳に、唇に、頬に、喉に、首筋に、胸に、腰に、太ももに。

何度も何度も何度もキスをしていく。特に太ももにはキスマークをつける。

 

 

「んんっ……あんっ……太ももにキスマークつけるなんてぇ……」

 

 

どうやら本当にアリスは知識は豊富らしい。

 

 

「言っただろ? 俺の女にするって」

 

「……言ったけどぉ……あうんっ!」

 

 

話ながらも小ぶりの胸を弄る。

成長に期待したいなと思いつつも揉んでいき、両方の乳首を優しく摘む。

 

 

「っ!! ~~っ!!」

 

 

摘んだ途端、アリスの身体がビクビクと跳ねる。

 

 

「……え、アリス……イった?」

 

「っ……イ、たぁ……らって……もう……ずっと……身体が気持ちいいのぉ……」

 

「そうか……思っている以上にあの媚薬の効果が凄いのか」

 

 

まだ軽くしか愛撫していないのにも関わらずこの乱れ様。

どうやら相当強力な媚薬だったらしい。本当に良くアリスは耐えていたんだな。

強靭な理性に関心する。

 

が、その理性は崩壊しかけている。

 

試しにびしょびしょのオマンコを触ってみる。

 

 

「あぁぁぁぁ~っ!!」

 

 

イった。

 

 

優しくクリトリスをなぞる。

 

 

「~~~~っっ!!」

 

 

またイッた。

ピュッと潮もふいたようだ

 

 

「もっひょ……もっひょぉ……」

 

 

イってはいるがまだまだ満足はしてないようだ。

これは……もう良いかもな。と言うか。

 

 

「アリス……ごめん、もう我慢できないけど良いかな?」

 

「うん……! うん! きて……いいよ……」

 

 

素早く服を脱ぎ、チンコを出す。

今回はアリスの身体を考えて、忍とした時よりも少し小さめになっている。

 

 

「……あっ……これが強のオチンポ……」

 

「ああ、これが今からここに入るんだよ」

 

 

亀頭をオマンコにつける。

びしょびしょに濡れているオマンコをなぞりながらアリスの愛液をチンコに塗りたくる。

 

 

「~~っ! は、はやく……入れて……さっきから膣内が……オマンコがせつないの……」

 

「あぁ……いくよ」

 

「うん……繋がろ……?」

 

 

キスをしながら正常位で挿入していく。

 

 

「あぅ……んぅぅあぁぁぁっ!!」

 

 

アリスのオマンコはかなり小さい。

年齢的にも肉体的にもまだ子供だけに締め付けがとんでもなくきつい。

だが、媚薬と暗示の効果なのかゆっくりとだが俺のチンコが入っていく。

奥にゆっくりゆっくり押し入る度に膣壁が震えている。

 

俺のチンコを1番奥に来させるために、来たら離さないと誘っているように思えた。

……離さないのはこっちも同じだけどな。

 

そのまま肉棒を進ませていくと亀頭を阻む様な感覚があった。

ん、処女膜だな。

 

 

「アリス……もう少しだから頑張って力を抜いてくれ」

 

「んっ、あぅ、ぁ、う、うん……」

 

 

頷くのを確認する。

アリスには悪いがと思いつつ……一気に腰を突き入れる。

 

ぶちっとした感覚と感触と共にチンコが全てアリスの奥に沈んでいった。

 

 

「ぁああぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

 

いくら媚薬の効果でオマンコが濡れていて発情していても痛みはあったんだろう。

若干、処女を奪うのは早過ぎたか?と後悔しそうになったがすぐに忘れる。

 

もう繋がったんだ。

俺の身体とアリスの身体が繋がった今、そんな思考はアリスに失礼だ。

 

 

「はひゅ……はひゅ……しゅごい……しゅごいの……♥」

 

「全部入ったよ……これでアリスは俺の女だ」

 

「うん、うん……あんっ♥……これであたしは強の女になったのね……」

 

 

言葉を交わしながら、アリスを抱きしめ頭を撫でたりキスをして緊張をといていく。

さすがに小2相手にいきなり激しくはできないし、俺の物なんだから優しくしたい。

 

次にするまでにもじっくりと俺のチンコの形を覚えさせたいしな。

 

流れ出たアリスの涙を指で拭う。

その後はキスをし、舌を絡めあう。

唾液を溜めてアリスの口内に流し込むとアリスは喉をこくこくっと鳴らしながら飲んでくれた。

 

そしてすぐさまお返しとばかりにアリスの唾液が流し込まれ、それを俺は味わいながら飲み込む。

……美味しい。

 

しばらくそうやって抱き合う。

 

 

「……それにしても、本当に串刺しにされた感じなのね……でもこの感覚、悪くないかも……」

 

「もしかして媚薬の効果かもしれないな。でも次にする時は効果も切れてるだろうし、痛いかもしれないぞ?」

 

「その時までに一人でしておくわよ……それより動かないの……?」

 

「良いのか? まだ痛いんじゃないのか?」

 

「……ええ、不思議な事に段々と気持ちいい方が強くなってきてるみたい……だから良いわよ。一緒に気持ちよくなりましょ……?」

 

 

その言葉に嘘はないのか、ちょこんと首を傾げ笑顔を見せる。

なんていじらしくて可愛いんだ。最高の女だ、アリス。

 

 

そう言われたら動かないのは失礼だな。それに止まらないぞ。

奥まで入っていたのをチンコをゆっくり引き抜いていく。

 

 

「ひゃっ……あっ……んっ……あぁっ!」

 

 

ギリギリまで引き抜いたチンコを、もう一度、彼女の中に埋めていく。

 

 

「んんっ……んぁ……すごぃ……♪」

 

 

どうやら気持ちいいのは嘘ではないらしく、動くたびに甘い声が聞こえてくる。

そして突くたびにイってるのかきゅっきゅっと締め付けが強くなる。

初めてで挿入した時は痛くても、もう馴染んだのだろうか?

 

なら遠慮する事もないのかもしれない。

 

少しずつだが前後運動を早めていく。

 

 

「きゃんっ♥、あんっ、あっ……良いっ……んんっ」

 

 

アリス自身が小さいためオマンコもかなり小さい。

そのため俺のチンコはかなり締め付けられている。

 

だが不思議と痛くないのは、媚薬によるオマンコから溢れ出る愛液と、膜が破れた事による軽い出血が滑りを良くしてくれているんだろう。

 

押せばぐちゅぐちゅとなり引いてもぐちゅぐちゅと結合部分からいやらしい音が部屋に響く。

 

 

「やぁぁ……ん、あっ、あっ、もっとぉ……もっとぉ……」

 

 

俺は身体を倒し、抱きしめるように覆いかぶさる。

抱きしめるとアリスも俺の背中に両手を回し抱きしめ返してくれる。

 

初めてとは言え、ここまで愛液を垂らし甘い声を出すならもう大丈夫だろう。

腰の動きを徐々に早くしていく。俺ももっとアリスを感じたい。

 

 

「つよしぃ……つよしぃ……ひゅごいのぉ……」

 

「アリス……アリス、可愛いよ……」

 

 

お互いの名前を呼びながら、俺達は快楽の波におぼれて行く。

 

パンッ、パンッ、と腰を打ち合わせる音。

じゅぶじゅぶと結合部分から出る愛液とカウパーの音。

 

アリスの甘い吐息と喘ぐ声、締め付けてくるオマンコを楽しむ。

だが、いつまでもそれは続かない。

 

俺自身も興奮していたらしく、すぐに限界が訪れた。

 

 

「あーっ!♥ あーっ!♥」

 

「アリス! 俺、もうイく!」

 

「いいわ! 出して……あたしのオマンコの奥にだしてぇぇぇぇぇぇ!」

 

 

俺の腰に脚を絡め付ける。

離さない、というように密着し、アリスのオマンコがより激しく俺のチンコを締め付ける。

 

そのまま何度も何度もラストスパートをかけ腰を打ち付けていく。

そして、最後に1番奥に届くように打ちつけた時。

 

 

 

「ああっ……ああああ……イッくぅぅぅぅぅぅぅっ~~!!」

 

 

 

びゅくびゅくびゅく! びゅり、びゅくりぃぃ……。

 

 

うぅぅぅ……JSオマンコ恐るべし……かなり大量に射精した……。

アリスはアリスで俺の精液を少しでも多く搾りたいのか、腰をくねらせオマンコを締め付けて精液の残りを出そうとしている。

……IQ200の天才児は性技の方もオマンコの方も天才じゃったか……。

 

 

「……沢山出たのね……あたしの身体、気持ちよかった……?」

 

「ああ、最高に気持ちよかったよ……」

 

「そう……なら良かった。……あたしも凄く気持ちよかったわ……」

 

 

最後にもう一度抱きしめあい、触れ合うだけのキスをした。

 

 

 

 

 

 

 

セックスが終わったあとは一緒にお風呂に入る事にした。

アリスは立ち上がる時にオマンコから精液が垂れたのが不満だったらしい。

が、また今度注ぐと言うと喜んでくれた。

 

本当は全然ヤりたりないが、さすがに初めてだったし無理はさせたくない。

今はアリスとセックスができた事で幸せだし、たまにはこれで良い。

 

とは言え、離れたくはなかったので、少し遅くなったが自分の家とアリスの孤児院に電話をして今日はこの隠れ家に2人で泊まる事にした。

その時にアリスは、孤児院の人が友達が出来たのを喜んだらしくそこそこ長い時間話をしていた。

 

そして現在、二人でお風呂に入っている。

俺は湯船の壁に背を預け、両膝を立てている。

アリスは俺のその足の間に割りこむように座り、俺の右肩に後頭部を置いてリラックスしている。

 

あー、極楽極楽。

 

 

「ねぇ……強。あたし、今……凄く幸せよ」

 

「俺もだ、俺も今アリスとこうして一緒に入れて幸せだ」

 

「……強はこれからもあたしと一緒にいてくれるよね?」

 

「ああ、もちろんだ。アリスに嫌だって言われたって離れないさ」

 

 

後ろから抱きしめる。

アリスは俺の両手に手を重ねる。

 

 

「大好きだ、アリス」

 

「あたしも……大好きだよ♥」

 

 

そしてまた二人でキスを交わした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにだが、後日、色々としたおかげでアリスはハーレムを容認してくれた。

自分が本妻なら構わないとかなんとか……アリスさんやばいっす。

ただ、自分にもっと構ってね。なんて上目遣いで言われたのでそこは全力で頷いておいた。……アリスさん、やばいっす。

 

そして後日、知世とすずかにアリスを紹介したら、知世は『またライバルが増えたぁぁぁぁ!!』とか頭を抱えていて面白かった。




と言うわけで、アリサことアリスの話でした。

名前の変更した理由は、バニングスさん家の娘と3P予定(未定)する時に分かりやすくするためです。
ちなみにアリサ=ツンデレ アリス=クーデレ。これ鉄板。

そして今回の話はエロもそうなのですが、エロ主も決して完璧じゃないと言うのをお見せしたかったのです。
まぁ、ご都合主義もありましたが奇襲じゃないと負けてましたしあれくらいしか出来ないという。

最初のプロットではアリスを救うのはエロ主では無く、オリ主くんの予定でした。
ただ、そうするとオリ主くんサイドに人材が偏りすぎているのとエロ主サイドにもいい加減、女作らにゃなと言うのと完璧じゃないというのを見せるためとバランスを整えるためにこうなりました。

ちなみにオリ主くんだとあの場面、アリスが服を脱がされる前に一瞬で犯人をボコって颯爽と救ってました。そして惚れるアリス。



まぁ、色々言いたかったのですが、纏めるならば
『ローウェル』を幸せにしてあげたかった。
これに尽きます。

その結果がこの文字数なんですが……w

次回更新はいつになるかはわかりません。

ただ三人称やら日記風になるかもしれません。
それでは次回までお楽しみに!



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幕間4(アリス)

息抜きのはずがなぜか12000文字超え(白目)

お気に入り2500件突破、UA約18万、本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。

今回はアリスサイドです。
三人称やら一人称がごちゃごちゃしてます。
深くしようとした結果がこれです。



――『アリス・ローウェル』にとってその日は最悪の日だった

 

アリス・ローウェルは聖祥大学付属小学校に通う2年生。

茶色に近い金色の長い美しい髪、宝石のような綺麗な蒼い瞳、人目を引くほど愛らしいほど整った顔、イギリスからの帰国子女。そしてIQ200と言う天才児である。

そんな美貌と英知が凄い彼女であるが親しい友人は誰一人いなかった。

孤児だったこともあり優しくしてくれたのは4つの塾の先生と知育研究開発の人だけ。

 

そんな頭の良い大人ですら彼女の知識、話し方、行動には驚かされる事が多い。

何せ中辻陶夜、藤原陽道と言った難しい本を理解して読んでいるのだ

 

そうなると当然、アリスの同級生どころか上級生の『子供達』は馬鹿で誰一人としてまったくついてこれなかった。

 

だからと言って、アリスは気にしていなかった。

確かに、友達はほしかった。だが同年代の子達は仲良くする事も『自分の為に何かをしてくれる』人もいなかったのだ。

寂しいと思うものの仕方ないと諦めていたのである。

 

残念ながらそれもそのはず。

アリスに対する周りの評価は最悪に等しかった。

 

 

容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群。性格はクールで大人びている。テストはいつも満点。

完璧超人。その一言に尽きた。

 

 

アリスにとっては当たり前にしか行動していない。それが日常。

だが周りの人間からすればまったくもって面白くない話だ。

 

ちょっと頭が良いくらいで、ちょっと顔が良いくらいで、話し方が変、生意気、名前も見た目も日本人じゃない。

そんなくだらない理由と嫉妬から同級生からも上級生からも嫌われていた。

 

告白された事だって何度だってあった。

でも同学年の男も少し年上の男も6年生でさえアリスにして見れば変わらず『馬鹿な子供』にしか見えなかった。

 

出る杭は打たれる。

と言うわけじゃないが1つの事は小さくても積み重ねれば怒りなり殺意になる。

 

 

ある日、6年生の足が速くサッカーも上手く、俗に言うイケメンの『星川勇人』がアリスに大々的に告白したのだ。

放課後、生徒が帰る校門の近くでの告白。下校する大勢の生徒がその告白の場を目撃した。

 

6年生と2年生、端から見れば勇人自身ロリコンと呼ばれてもおかしくない。

 

だが、その4年の差すら気にならないほどアリスは美人であり頭が良かった。

周りからすれば勇人と付き合うならば、あの2人は『釣り合う2人』と認められるほどにお似合いだと納得できた。

 

しかしアリスからすれば彼もまた他の人と同じく『馬鹿な子供』にしか過ぎないため振ってしまった。

ただ勇人軽い性格だったのとこんな場所で告白すると言う常識の無さがアリスとしては好きになれなかった。

 

そしてその告白の一件のせいで勇人に惚れていた6年生の女子のリーダーである『桜井百合子』がキレてしまった。

私の好きな人が『あんな不細工に取られた』『彼はあの女に騙されている』『私の方が人気者なのに』

 

 

私だって頭も良いし顔も良いし運動もできるしそれにクラスでも人気者だしお金持ちだし両親だっているのに。

彼女にない、人望も親もお金も沢山持っているのに。

 

なのになんで私じゃなくてあんな女に惚れるのか意味がわからない。

 

あの女が許せない。あんな奴、死ねば良いのに。殺されれば良いのに。

あんな奴、死んだって誰も気にしないしむしろ喜ばれるに決まっている。

クラスのみんなだってそう言っていた。だからそうに決まっている。

 

 

百合子は考えた。どうやってアリスを陥れるか。いじめられるか。

 

考えて考えて考えた結果。

年の離れた大学1年生の兄に頼る事にした。

 

髪の毛を銀色に染め、両耳にピアスを開け、深夜まで遊び、朝方に帰る兄とその兄と同じような格好をしている兄の友達数人。

不良やワルと呼ばれる兄だが百合子にとっては優しくて格好良いワイルドなお兄ちゃんであった。

 

そんな兄にアリスの容姿や性格、行動など全て話し、どうにかしてほしいと頼むと兄は『俺達に任せろ』ととても良い笑顔で言ってくれた。

 

 

――あはははははははは!!! これであいつを痛い目にあわせられる。ざまぁみろ!!! 死んでしまえ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして計画は行われた。

 

アリスは休日になると『風芽丘図書館』に行く。しかもわざわざ人通りの少ない道を歩いてだ。

そして夕方まで色んな本を読んで孤児院にゆっくり帰る。友達も知人も居ないため当然1人。

 

これはもはや誘拐してくれと言ってるとしか思えない。

 

アリスを浚い、犯すために3人集まった、足が付かないように盗難車も用意した。

ワルの先輩に頼んで非合法の媚薬も貰った。

犯すための場所も見つけた。犯したところを撮るためビデオカメラも用意した。

 

 

あとはターゲットを浚うだけ。

男達はアリスが図書館に入るのを見届け、浚う場所に車を止め、待った。酒を飲みつまみを食べタバコを吸い、時間が来るまでひたすら待った。

――そして時は来た。

 

 

止まっている車を気にも留めずご機嫌で前から歩いてくる美少女。

 

 

「やっべぇ、写真よりも超可愛いじゃん」

「あんな可愛い幼女を今から犯せるのか……楽しみだわ」

「だな! 俺らのコレで、ひぃひぃ言わせてー!」

 

 

気持ち悪い笑みを浮かべ、アリスが車のドア付近に来た瞬間、ドアを開け一気に彼女の腕をひっぱり車の中に連れ込む。

 

 

「――っ!?」

 

 

叫けばれる前に猿轡をし、アイマスクを付ける。

暴れないように手錠と足錠をかける。

大成功だ。

 

あとは廃ビルに連れ込み犯すだけ。

 

車を走らせた途端に車内は笑いに包まれる。

 

 

「んーっ!! ん~っ!!!」

「誰にも見られずに浚うとか俺らマジやばくね?」

「完全犯罪しちゃったぜ!」

「手錠も足錠も完璧にできたし、やべぇわ。ラッキーだわ」

「つーか、叫ぶ幼女もそそるわ」

「それな!」

 

 

――そんな馬鹿な事を語り合ってる彼らの常識では考えれない方法で彼らの犯罪行動は全部見られていたとは知るよしもなかった。

 

 

 

 

 

 

市街地の外れにある廃ビル。

数年後取り壊されるらしいが今現在何もする様子は無く男達の良いたまり場になっている。

そのため自分達以外は使う事もないし人も来ないのは把握済み。

 

適当にビルの敷地内に車を止める。念のため辺りを確認する。

誰も居ない事。中に入る。

未だに暴れるアリスだがを動きを封じられている上に大人2人に抱えられると抵抗らしい抵抗もできない。

 

 

「(いやぁあああああ!! 誰か! 誰か助けて!!)」

 

 

叫ぶ声も虚しく彼女は冷たい地面に投げ捨てられた。

 

 

「……いくら叫んでも、誰も来ねぇよ」

 

「やだぁぁあああああ!! いやぁああああ!!!」

 

 

猿轡も手錠と足錠全て外され動けるようになったが3人に力ずくで取り押さえられ動けない。

 

 

「脱がせ、脱がせ」

 

「っ!? やだ!!! やめて!!」

 

 

服を脱がされそうになるが、さすがに脱がされてたまるかと身体全体を動かし逃げようとする。

 

 

「……っち……暴れんじゃねぇ!」

 

「あ………っぐ……!」

 

 

バシンと右頬を殴られる。物凄く痛い。

 

 

「次、動いたらもっと痛くするぜ、アリスちゃーん」

 

 

なんで……あたしの名前を……!?

殴られたのと知らないはずの自分の名前を呼ばれ、思わず固まってしまう。

 

その間を狙われ、ナイフで自分の服を切られ、ビリビリっと服を破り捨てられてしまった。

 

 

「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」

 

「へっへっへ、幼女の素っ裸のできあがりだ!」

 

「うおぉぉっ! やっべぇ! マジでオマンコまで丸見えじゃん!」

 

「お、おい! 早速やろうぜ!!」

 

「――まぁ、待てよ」

 

 

 

他の2人はすぐに犯したがるが、それを桜井止める。

 

桜井としても犯したいが、可愛い妹のためにすぐに犯さず痛めつける必要があるのだ。

もちろん痛めつけると言っても色々な方法があるわけだが。

 

 

「ヤるのはいつでも出来る……だからまずは先にこれを使おうぜ」

 

 

そう言って取り出したのは錠剤タイプの媚薬と注射タイプの液体媚薬の2つ。

 

 

「えー、幼女のキツキツマンコを味わいたいのにそれ使うのかよー」

 

「それ使うと大分、とんじゃうんじゃね……この子」

 

「ばーか、それを見るのが良いんだろ」

 

 

犯されるのに感じてしまう。

怖がっているのによがってしまう。

泣いているのに悦んでしまう。

叫んでいるのに嬌声をあげてしまう。

 

小学生が感じ、よがり、悦び、喘ぐ。

それがたまらないんじゃないか。

 

考えるだけで涎が出る。

 

 

「ほら、お前ら押さえとけ」

 

「へいへい、それなら先に手錠とか外さなかったら良かったな」

 

「あほか。どうせ手も使わせるんだから最後には一緒だろ」

 

「へいへい、ちげーねな」

 

 

1人の男が両手を押さえ、もう1人が両足を押さえる。

 

 

「さて、抵抗すんなよ」

 

「ひっ!?」

 

「だから大人しくしてな!!」

 

「あぐぅ!?」

 

 

念のため1発ほど同じように右頬を叩く。

動いてはいなかったが、これから逆らわないように調教をするためだ。

 

もし抵抗すればするだけ殴る。

抵抗しなければ殴らない。

 

殴られたくなければ抵抗するな。従え。そう言う事だ。

 

言う事を聞いたのか身体をひねらせたりしなくなったアリスの右腕に特製媚薬を注射する。

 

 

「いっ! う、あっ……うぅぅ……」

 

「ほれ、次はこれだ」

 

「それ俺らが良く女とヤる時に女に飲ませる奴じゃん」

 

「お、飲ませろ飲ませろ」

 

「――んぐぅぅぅ!!」

 

 

アリスは歯を食いしばっていたが注射の痛みと無理矢理口を開けたのを狙われ、錠剤の媚薬まで飲まされる。

 

 

「いゃ……ああ、ぶ……」

 

 

しばらく押さえつけていると効果が出てきたのかうめき声を上げだした。

 

 

「かなり、効いてきたんじゃねえか……?」

 

「大分、とんじゃってるぜ……この子」

 

「……あ……はぁ、あああ……」

 

 

 

何もしていないのに、甘い声を出す。

足も何やらモジモジしだす。

そして小さな乳首がぷっくりとたった。

 

試しに左頬を叩く。

 

 

「んあぁぁっ!?」

 

「おいおい、叩かれてるのに感じちゃってるじゃんか」

 

「だな。もうそろそろ犯しても良いんじゃね?」

 

「確かにな……。しかし聞いたか? こいつ、天才なんだってよ」

 

「あー、IQがいくつだったか、200超えてるんだかなんだか」

 

「マジかよ……おーい、アリスちゃーん……この話、本当?」

 

「やぁぁぁああ……」

 

「聞いてないみたいだなー」

 

 

媚薬が完全に効いてるからな。

聞いてないのに、効いているとか言ってつまらない事で3人は笑った。

 

ひとしきり笑ったあとは、そろそろ犯す事にした。

 

いつまでもこんなところに居ても意味がないからだ。

 

さっさと犯す……1人当たり4発くらい犯して写真を撮って解放しよう。

そしてまた呼び出して犯そう。

人数を増やしたり売ったりして俺達が飽きるまで犯しまくろう。

 

そのために……まずは最初に1発だ。

 

男達は全員、ズボンとパンツを下ろし、チンコをだす。

 

 

「ひっ!? いやぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

「おいおい、チンコ見せたら正気に戻ったぞ、こいつ」

 

「はー、さすが天才様って奴なんかね? 理性の方も一般人と違うってか!」

 

「なら、きっとオマンコの具合も天才なんだろうな! へへっ」

 

「ま、ヤってみたらそれもわかるだろ……んじゃ、まずは俺からヤるから押さえてろよ」

 

「あいよ!」

 

 

計画を立てたのも盗難車と媚薬を用意したのも、この廃ビルを最初に見つけたのも桜井。

だからリーダーである桜井が最初にアリスをヤるのに反対の声はない。

 

 

 

 

「さーて、それじゃあそろそろアリスちゃんの処女もらっちゃおうかな!」

 

「いやあああああああああ!! やだやだやだ!! やめてぇぇぇぇ!!」

 

 

 

 

もうすぐ自分は犯される。

処女を奪われ、こいつらに好き勝手される。

もしかしたら――最後には殺されるかもしれない。

 

確かにアリスは友達は居ないし、気を許せる人もほとんどいないし、恋もしたことはない。

知識としては知っているが、それと同時に自分自身の英知と美貌も理解している。

 

客観的に見ても自分は良い物件だと言える。

自分は天才少女なんだから。

 

でも自分だって女だ。そこに天才も凡才も関係ない、女だ。

いつか男の人を好きになって恋人になってキスをして結ばれる。

 

セックスの意味だって知っている。

 

だからいつか自分もそんな当たり前の恋をして結婚するものだと思っていた。

そんな当たり前の夢を見る少女だ。

 

 

そんな当たり前の事が出来ると思っていたのに――こんな結末は嫌すぎるっ!

 

 

「(こいつら絶対殺してやる! 殺してやる!!)」

 

 

自分に出来ることはもうほとんど無い。

なにせ全裸にされ、媚薬を打たれ、飲まされ、動くと殴られた。

 

唯一できるのは恨むことと抵抗することだ。

絶対に許さない。

 

いつか絶対にこいつらには復讐してやる。

この媚薬のせいで死んだら祟ってやる!

こいつらには思いっきりブッ祟って、考えうる限り、最高の死をプレゼントしてやる!

 

 

涙を流し、声をあげ、どこか諦めながらも最後の抵抗をする。

 

男の身体が近づき、自分の覆いかぶさろうとする。

 

 

――あーあ、始めては好きな人にあげたかったな……。

 

 

 

そんな事を思いながら自分を犯そうとする男達を涙を流し睨(にら)みつけた瞬間、

 

 

「――え?」

 

 

男達の身体がふらつき、倒れたのだ。

 

 

 

 

ど、どういう事……!?

 

さすがに天才児であるアリスもこの出来事には混乱した。

 

何せ、自分を犯そうとした男達3人が同時に倒れたのだ。

 

わけがわからない。

 

 

「(あたし……呪いの力に目覚めたとか?)

 

 

突然の出来事に普段では想像すらしない事を思い浮かべる。

 

何せ、ブッ祟る、殺すまで考えていた相手達が今まさに倒れたのだ。

混乱するのも仕方ない。

 

が、すぐにその考えは否定される。

 

ふと、右を向くとそこには子供がいつの間にかいた。

 

 

身長はあたしより小さい。年下かもしくは身長のとても低い年上かわからない。

黒髪黒目で低身長。

特徴と言う特徴が見当たらない普通の子供にしか見えない。

 

なんでこんなところに子供が?

もしかしてこの子が助けてくれたの?

でもこんな子供が大人達をどうやって?

 

そんな思考がグルグルと回る。

 

だがそんな思考は直ぐに飛んでしまった。

 

 

「大丈夫か? 助けに来たよ」

 

 

自分に近づき、笑顔で話しかけてくれた彼に見惚れてしまったから。

ドキッと高鳴る心臓。頬が熱くなってくるのがわかる。

 

――あ、へ、返事をしないと……!

 

 

「……あ、ありがとう……あの、あなたは……?」

 

「まぁ……うん、正義の味方って事で」

 

 

 

正義の味方……確かにその通りだ。

事実、この子があたしを救ってくれた。

正義の味方――王子様には違いない。

 

あたしを救ってくれた正義の味方……。

自分で考えて嬉しくなってしまう。

 

じっと彼を見つめると彼は少し頬を染めて上着を脱いだ。

 

 

「とりあえずこの服を着ると良いよ」

 

 

そう言われて、自分の今置かれてる状況を思い出す。

あ、あたし……はだ、はだかっ!?

 

 

「み、みないで!!」

 

 

貰った服をすぐに着る。

……あ、彼の匂い……じゃなくてだ。

そもそも匂いなんて言うのは人それぞれあるわけ。

体臭から免疫情報や遺伝子情報を受信していると考えられている。

 

この良い匂いと言うのは別に彼が良い匂いを出してるだけで、自分が嗅いだわけじゃない。

ただ醸し出されてる体臭がたまたまあたしが嗅いでそれが自分の好みだっただけ。

うん、それだけだ。

 

いや、だからそうじゃなくてだ。

頭を振り、思考を遮断。

 

 

「……服、ありがとう……本当に助かったわ」

 

「どういたしまして。っと、詳しい話はここから出てからにしようか、……立てる?」

 

 

言われて見て、立とうとするが力がまったく入らない。

 

 

「…………えっと、ごめんなさい。その、安心して腰が抜けて立てないみたい」

 

「そっか、じゃあ少しだけ、じっとしててね」

 

「え……!? ちょっ!?」

 

 

うそ!? お、お姫様抱っこ!?

あ、あたし今、お姫様抱っこされてるっ!?

 

しかもさっきより彼の匂いが近い……っ!

うぅぅ……顔が熱い……。

 

 

「…………驚いた。あなた、あたしより小さいのにとても力持ちなのね」

 

 

なんとか噛まずにいつものように話せた。

……恥ずかしいし……良い匂いだし……凄く安心できた。

さっきまで……あんなに怖いことがあったの……に……。

 

――思い出してしまった。

 

途端に怖さが戻り震えてしまう。

 

 

「ま、男だからね。……それより、もう大丈夫だよ」

 

 

まるで自分の事を全てわかっているかのようなタイミングで言われる。

 

そしてあたしは彼の胸で、泣いてしまった。

 

あの時の怖くて泣くんじゃなく、嬉しくて泣く。

こんなに安心して泣けるなんて思わなかった。

 

怖かった、もうダメかと思った。

誘拐されて服も破かれて裸にさせられて薬を打たれて殴られて、犯されると思った。

そして最後には殺されるかもしれなかった。

 

よかった……よかったよぉ……。

 

 

あたしが泣いている間、彼――工口強はずっと頷き、相槌を打ち、胸を貸してくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

は、はずかしいぃぃ……。

 

彼の胸で泣いたあと、冷静になる。

 

誰かに抱きついて泣くなんて……。

 

しかも助けてくれたしカッコイイとは言え自分より小さな男の胸で泣くとは思わなかった。

 

でも……凄く安心できた。

 

 

あたしが泣き終わったあと彼、強の事を色々教えてもらった。

 

理由は全部言えないけど、助けに来れたり、助けられたのは高機能性遺伝子障害病、通称HGS。

それと似たような病気の力だと言われた。

 

強は嘘をついてる。

そんな病気は聞いた事が無い。

それに針を使っていた。

 

話すたびに……カ、カッコよくて、優しく笑ってるけど、何かを隠している。

 

ま、まぁ……別に良いけど。

助けてくれた事には間違いない。

 

男は良い所を見せる時や見栄を張るために隠し事をしたり嘘を付く。

女は秘密を着飾って美しくなる。

 

いつかきっと話してくれるだろうし――話してくれたら全部、受け入れれば良い。

 

だから今は彼に抱きしめられ……抱かれていたい。

 

 

「(あ……)」

 

 

じわじわと心が温かくなり……身体が熱くなり始める。

そう、だ……あたし、媚薬……を。

 

 

さっきまでなぜか耐えれていた、と言うよりも忘れていた。

媚薬を使われ、頭が壊れそうになり、それでも最後の最後に耐えた。

強に救われ、驚き、泣いて、忘れられていたのに……。

 

このまま思い出さずに自覚せずに、心も身体も媚薬を忘れていたらよかったのに……。

 

でも、意識をしてしまったらもうダメだ。

知らない間に出来た傷は痛くないが自覚した瞬間に気になり痛くなる。

 

それと同じだ。

 

 

「ふぅ……はぁ……」

 

 

それに、カッコイイ彼に抱かれ、彼の匂いが伝わってきている……これはヤバイ。

 

鼻で息を吸えば吸うほど、彼の男の良い匂いが体中に染み渡る。

 

そういえば嗅覚は視覚や聴覚に比べると、記憶を呼び起こす作用が強い。

イメージや色などの記憶と調和している香りを知覚することによってその香りは強く作用すると本で読んだ。

 

ようするにこの好きな匂いはあたしにとって凄くたまらない。

 

 

正義の味方であるカッコ良くて良くて好きな匂いを漂わせている彼が悪人から救ってくれて、お姫様抱っこをしてくれる。

 

そんな女の子の憧れを強が、全部してくれたのだ。

……もしかしてこれが恋なんだろうか? 恋なのかもしれない。恋。

つり橋効果なのかもしれない。

 

でも現にあたしは今物凄くドキドキしているし、強に恋をしてるのかもしれない。

なにせ、彼があたしにしてくれたのは全部事実、好きになって当たり前なんだから。

 

じゃあ、このまま彼に告白して付き合って、キスをして……結ばれるのも……。

キス……セックス……気持ちいい事……。

 

段々と飛躍している思考……それがまた心が温かくなり顔が熱くなり……乳首が立ち、下が濡れる。

 

っ!? 

 

 

「ん? どうしたんだアリス?」

 

「な、なんでもない……」

 

 

突然、彼に話しかけられる――その声がまた可愛い。

はぁ……好き。キスしたい。

 

 

「もしかしてまだ怖いのか?」

 

 

その言葉にビクッとなる。

確かに怖いと言えば怖い。

 

ただその怖さはこのまま行動を起こしていいのかと言う怖さだ。

彼の顔を見る。

 

信じられないが自分よりも2歳下で幼稚園児。

容姿は世間一般で言えば普通だと思う。

 

自分の学校でも彼より容姿が良い人間、それこそこの前告白してきた星川勇人の方が顔は良い。

 

でも強は、アリス・ローウェルの為に何かをしてくれた。

 

あの場面、簡単に救われたけれど、一歩間違えたら強も殺されていたかもしれない。

 

それなのに颯爽と命を懸けて助けてくれたのだ。

そして今、優しく笑って、心配してくれて、お姫様抱っこしてくれている。

 

今まであたしのためにこんなにしてくれる人は居なかった。

それだけで強の事を愛しく思うのは当たり前だ。

 

 

だけど、果たしてこの思い……いや、想いを行動にしていいのだろうか?

 

 

「なんじゃそら? ここまで来たんだしなんでも聞いてやるぞ?」

 

 

 

今なんでもって!

なんでも聞くって言った!

 

 

だ、だったら行動に移って良いのかもしれない。

このまま彼の頭を引き寄せてキスをしていいのかもしれない。

いや、キスをしたい。

 

キス……。

少し前に読んだ事がある。

 

キスには唇と唇が触れるだけのソフトキス。

し、舌を絡め合うディープキス。

 

自分が強とソフトキスをしてディープキスをするのを想像する。

……いいかも。

 

正直、もうずっと身体が熱い、エッチな事ばかり考えてしまう。

 

 

そう考えてしまったら――もう止まれなかった。

 

 

本当になんでも良いのよね……?

最後の確認をし、彼が頷いた瞬間、彼の頭を引き寄せ、強引にキスをした。

 

強は驚いたが受け入れてくれた。

 

ちゅっちゅっと唇同士を合わせるキス。

これ……凄い……。

唇を合わせるだけなのに合わせるたびに心がポカポカしてオマンコがきゅんきゅんする。

 

もっと、もっと……したい。

舌も絡める大人のキスもしたい……。

 

そう考えてると彼の方から舌を入れてきてくれた。

 

 

「ちゅっ……んっ! ……ちゅっ、れるっ……」

 

 

あ、強……幼稚園児なのに、大人のキスしってるんだ……。

もしかしてしたことがあるんだろうか……?

 

でも……今は、良いや……だってこのディープキス、すごいんだもん……。

 

舌と舌が触れ合う度に、ビリビリと身体が震える。

これ、気持ちいい……凄く幸せ……。

 

まるで恋人みたいな情熱的な口付け……映画のワンシーンみたい。

 

唇を甘噛しあい、お互いの歯茎をなぞりあい、唾液を交換しあう。

すごい、しゅごい……他人の唾液がこんなに美味しいなんて……。

 

 

「ちゅっ……ひふ……ひもち良い……」

 

 

ソフトキスもディープキスもどっちも好き。

キス、凄い……何も考えられなくなる……。

キス、好き……強、好き……。

 

でも終わりは来る……。

いつまでもキスはしたいけど、少し舌と顎が疲れてしまった。

 

自分から唇を離す。

唇が離れた時に唾液の糸がお互いの舌を結んでいるが、やがて重力に引かれ、ぷつりと途切れた。

 

あ……少し悲しくなった。

 

 

「はふぅ……キスって凄いのね……知識としては知っていたけど、実践して始めて凄さがわかったわ」

 

「……小2でその知識がある事に俺は驚きを隠せないんだが、なんでいきなりこんな事をしたんだよ?」

 

 

 

いきなりキスされて受け入れてくれたとは言え、その行動には驚いたらしく強が聞いてくる。

 

媚薬のせいよ、と答えたが半分は嘘だ。

お礼、好きだから、したかったから、しても良いと思ったから。

 

だって。

 

 

「良かったのか、キス。さっきまであいつらに犯されそうになってたんだぞ?」

 

 

こんな優しい言葉を言ってくれる彼なんだから。

 

だからこそ自分も素直になる。

 

このまま……彼ともっとキスをしたい。触れ合いたい……そして……セックスがしたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼の隠れ家についた。

彼の隠れ家に着くまで、彼にキスをした。

彼の首をぺろぺろ舐めた、美味しい。

 

ベッドに連れて行かれて、優しく下ろされる。

 

きゃ♪

自分でも出したことのない声がでた。

ベッドにごろんと寝かされた。

 

 

「アリス。今からお前を俺の女にするぞ」

 

「……うん、この英知と美貌を持つあたしの始めてをあげるんだから……その、優しくしてね……?」

 

 

今からするんだ……。

セックスするんだ……。

 

ゆっくりと彼が覆いかぶさってくるが……怖さはない。

むしろ凄く嬉しい。

 

ちゅっちゅっと優しくキスを沢山される。

 

やっぱり、あたし、キスが好き。

もっとしてほしい。

 

もっと触れてほしい。

キスだけじゃなく、下も触ってほしい。

 

でも強は触ってくれない。なんで?

 

いじわるしてるのかしら?

 

そう考えていると着ていた服を脱がされた。

 

彼の匂いのついた服にもっと包まれていたかったから少し残念。

 

でも、これで彼に全てを見られてしまった。

汚いあたしの身体を……。

 

 

「凄く綺麗だ」

 

「……本当? あたしの身体、汚れてない? 穢れてない?」

 

 

あんな最悪な奴らに触られて穢れたあたしの身体。

でも強はそんな事ないと否定してくれた。嬉しい。

……最初に彼に見てほしかったな。

 

 

「大丈夫だよ……。それにもし穢れたり汚れたりしていても、俺ので上書きするよ」

 

 

そう言って、強はあたしの身体中にキスをしたり舐めたりしてくれた。

あたしの身体は自分の物だと行動で示してくれる。

 

あたしの傷を流してくれるように、上書きしてくれる。

髪に、額に、瞼に、鼻に、耳に、唇に、頬に、喉に、首筋に、胸に、腰に、太ももに。

何度も何度も何度もキスをされる。

 

そして太ももには吸い付かれて……キスマークを残された。

 

 

「んんっ……あんっ……太ももにキスマークつけるなんてぇ……」

 

 

確か、太ももにキスは……支配……。

あたしを支配したいんだ……。

 

してほしい……あたしを支配してほしい……。

 

支配してぇ♥

 

「言っただろ? 俺の女にするって」

 

 

あたしの思考は全てお見通しとばかりに言葉にされる。

女にされる……女にしてくれる、強の女に♥。

 

じっと彼を見る。

胸を触られ……両方の乳首を優しく摘まれた瞬間。

 

 

「っ!! ~~っ!!」

 

 

とんでもない快感に襲われた。

身体がビクビクッとなった。

 

イっひゃった……強に乳首抓られて……イっちゃった♥。

 

オナニーと全然違う。

1人でする時の何倍も気持ちいい。

 

強に触れるたび、イってしまう。

 

胸もオマンコも……支配されてしまった。

 

あと支配されてないのはお尻と……オマンコの中だけ。

 

セックスしちゃうんだろうか?

セックスしちゃうんだよね?

セックスしたいな……。

 

 

あの時は絶対に嫌だと思ったし怖いと思った。

でも今は絶対にしたい……。

 

もうずっと強のをほしい、ほしいって頭も身体も叫んでる。

 

強のチンポ……凄く、愛しい……。

服を脱いだ、強は、身体は子供だけど、チンポは大きい気がする……。

 

あいつらのチンコは気持ち悪くて嫌で、触りたくなかった。

でも強のはそう思わないのは……愛してるからなんだろう。

 

 

「……あっ……これが強のオチンポ……」

 

「ああ、これが今からここに入るんだよ」

 

 

あたしってこんなに単純だったっけ……。

それとも恋は人を変えると言う話が本当だったんだろうか。

……あたしも恋をしたからこうなったのかな?

 

強のチンポがあたしの濡れているオマンコをこする。

それだけで、ほしくなってしまう。

 

 

「~~っ! は、はやく……入れて……さっきから膣内が……オマンコがせつないの……」

 

 

だからこんな恥ずかしい事を言ってしまう。

うぅぅ……強ってSなのかしら……。

 

今からチンポを入れられちゃうんだ……。

確か、初めては痛いって聞いたけど、どうなんだろう。

 

優しくしてね……。

 

キスをされて、ゆっくりと挿入される。

 

い、たい……でも……おもってたよりかは……いたくないかも……。

 

 

少しずつ少しずつオマンコに入ってくる感覚がわかる。

あたしのオマンコいっぱいに強のチンポが埋まってきてる。

 

唇と唇が触れ合って、チンポとオマンコが繋がって、あたしと強も抱き合ってる。

 

なんか……1つに混ざり合ってるみたい。

 

これ、すごい……すごい……。

 

あたしの上に強が覆いかぶさっていて、強のチンポがあたしのオマンコに入っていて、全部支配されてる。

 

ぶちっと身体から音がして、そこからずんってきた。

 

処女……強に貰われちゃったぁ♥。

 

 

「はひゅ……はひゅ……しゅごい……しゅごいの……」

 

「全部入ったよ……これでアリスは俺の女だ」

 

「うん、うん……あんっ……これであたしは強の女になったのね……」

 

 

強の女……本当になっちゃった……。

始めて会ったばかりの男の子なのに……嬉しいな……。

 

痛いけど、幸せで、嬉しくて、良かったって思える。

 

痛くて泣いちゃった、あたしを撫でてくれたりキスをしたり抱きしめたりしてくれる。

それだけで痛さもなくなって幸せになってくる。

あたしも強を幸せにしてあげたい、気持ちよくなってほしい。

 

 

だから、強……動いていいよ?

 

 

強は心配してくれたけど、本当にもう大丈夫。

強の唾液も飲んだし、強にキスされて痛みも段々無くなってきた。

 

 

ゆっくりゆっくり強が動きはじめる。

あっ、やっぱり気持ちいい……。

 

 

「んんっ……んぁ……すごぃ……!」

 

 

強のチンポが動くたびに勝手に声が出る。

あたし、こんなに高い声だせたっけ……。

 

強の顔を見る……凄く気持ちよさそうな顔をしてる……。

えへへ♪ あたしで気持ちよくなってくれてるんだぁ……。

 

それが何より1番嬉しくて、あたしの心を満たしてくれる。

 

それにあたしも凄く気持ちいい。

強のチンポ、気持ちいい……凄い……。

 

 

「つよしぃ……つよしぃ……ひゅごいのぉ♥……」

 

「アリス……アリス、可愛いよ……」

 

 

大好きな人の名前をいっぱい呼ぶ。

大好きな人があたしの名前を呼んでくれる。

 

 

だんだん、強の動きが速くなってくる。

パンパンって音が部屋に響いてる。

 

しゅごい♥ しゅごいよぉ♥。

 

なにかチカチカしてきた……。

 

これ、イきそうなんだ……あたし、イきそうなんだ……。

 

 

「アリス! 俺、もうイく!」

 

 

つよし、イきそうなんだ……せーえきでそうなんだ……。

ほしい、つよしのせーえき……あたしのオマンコに……。

せーえき、ほしいぃ♥

 

 

「いいわ! 出して……あたしのオマンコの奥にだしてぇぇぇぇぇぇ!」

 

 

強の腰に両足を絡める。

全部、ほしい。

 

あたしももうダメ……イく……イく……。

 

 

「ああっ……ああああ……イッくぅぅぅぅぅぅぅ!!」

 

 

あたまが……まっしろに……。

 

せー、えき……いっぱい……きた……。

 

すごかった……これが……セックス。

 

 

「……沢山出たのね……あたしの身体、気持ちよかった……?」

 

「ああ、最高に気持ちよかったよ……」

 

「そう……なら良かったわ……あたしも凄く気持ちよかったわ……」

 

 

えへへ……強も気持ちよくなってくれてよかった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからあたしと強は沢山話した。

 

強はハーレムを作りたいらしい。

ハーレム、1人の男が沢山の女の子を侍らせる。

一夫多妻制とも言う。

 

あたしとしては別にハーレムは構わない。

強はお金も沢山持っているし、赤の他人に命をかけられる人。

 

それに男はハーレムが好きだと聞く。

女を養うお金と度量と行動がいるけど強は満たしてる。

 

あたしとしては本妻になれるなら別に良い。

IQ200の天才児はそこまで度量は狭くないのよ。

 

でも……構ってくれないと嫌なんだからね……。

 

 

それからいつでも来て好きにしていいと隠れ家の鍵を貰った。

強の携帯番号や自宅も教えてもらった。

今度、友達も紹介しれくれるらしい

 

もうあたしは1人じゃない。

 

 

 

 

 

 

――『アリス・ローウェル』にとってその日は最高の日だった




強サイドからは見れなかった、アリスの行動や誘拐事件までの発展や誘拐事件、誘拐犯の会話。
強との性描写などなど頑張って書かせていただきました。

実は原作のとらハ3の誘拐犯ってアリサ・ローウェルの名前とIQ200の事をなぜか知ってるんですよね。

あれ? これって突発的な誘拐犯じゃないよな?
計画実行して誘拐相手を調べてなきゃ名前はともかくIQ200なんてわからんだろ?

って言う感じに思って、自分なりに掘り下げた結果、こう言うことがあって誘拐された事になりました。

えー、改めて女性側のエロ視点って難しいですね。
今回のコンセプトは出来るだけ原作に忠実にしつつオリジナルを混ぜて、バッドエンドからハッピーエンドにさせたかったのですが描写が難しい事難しい事……。

アリス視点が気に入っていただけると嬉しい限りです。


あと、次誰か書くときは女性視点から強に落とされるように書くかもしれません(未定)


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5話

投稿が遅れてしまって本当にすみません。

ちょっと久しぶりに風邪引いたりして数日寝込んだりしてました。
歳を取ると38度台の熱でも死にそうになりますね。
子供の頃は「やった! 休んでゲームできるぞ!」とか思って実際にゲームをしてましたが、社会人になってから風邪をひくと「ゲームとかマヂ無理……もう寝よ」とかでずっと寝てました。
皆様も風邪に気をつけてくださいな。

それからお気に入り2800件超え、UA21万突破、本当にありがとうございます。
いつの間にかR-18累計ランキング13位になっていて物凄く驚きました。
これも皆様のおかげです。本当にありがとうございます。

今回の5話で投稿話数10話と2桁に乗りましたし、目指せ、リリなの小説の中で1位!

そして今回は前半アリスメイン、後半はエロ主になります。



朝。

目が覚めた時、最初に映ったのは愛しい人の寝顔。

 

彼の可愛い寝顔を見れた。

それだけで普通の1日が幸せな1日に変わってしまう。

 

 

「(あぁ……これが幸せなのね……)」

 

 

アリスが強に命を救われてから、1週間が経った。

あれからまったくと言っていいほど平和で幸せな日常。

 

最初の1日は、自分の事を知っていた男達が、自分を再び誘拐するのではないかと怯えていた。

でも強が

 

 

『大丈夫。あいつらが襲うことはもう2度と無いよ』

 

 

と笑顔で言うのを見て、心から安心できた。

今では、強と出会って結ばれた事で逆に感謝したいくらいだ。

もちろん、2度とあいつらとは出会いたくはないし、存在してほしくない。

 

 

「(それにしても……ここまで変わるものなのね)」

 

 

たった1週間。

それだけでアリスの日常は信じれないほど変わった。

 

恋。

それを知っただけでここまで幸せな毎日になるとは思わなかった。

 

今までのアリスの人生は幸せかどうかと言われると難しい。

生まれた時から両親の存在は知らない。

物心ついた頃から孤児院で過ごしてきた。

 

仲のいい友達もおらず、ずっと本を読んだり勉強ばかりしていた。

4つの塾に通い、知育研究開発にも通い、いつしか天才児と呼ばれるようになった。

 

顔も良い。頭も良い。運動もできた。努力もしてきた。

 

同年代の人間に比べたら何倍も先に進んでいると自信を持って言える。

それだけの物が自分にはあるんだから。

 

確かに友達は居なかったが、それでも充実した人生を歩んでいた。

……はずだった。

 

それが強に出会い恋を知り、愛し愛され、心も身体も結ばれた。

 

1人の男を好きになった。

それだけで世界が変わった。

 

色が無かった世界に色が灯った。

 

空は青く、雲は白く、太陽は眩しい。

風は心地よく、空気は澄んでいる。

夜は月が綺麗で、星が煌いている。

 

 

「(なんて思うのは、ちょっと詩人っぽいかな?)」

 

 

だが、そう思うくらいアリスの人生はたった1週間で変わった。

今ならはっきり言える。これが『幸せ』なんだって。

 

強に救われてから1週間。

1週間の間に強の実家に行き、おばさん……ではなく、香さんと仲良くなった。

そのおかげで、こうして強の実家に寝泊りする事ができた。

 

香さんは強とアリスが何をしてもナニをしていても怒らない素晴らしい人だ。

スタイルも良く顔も良い。料理も美味しくて、とても優しい。

 

アリスから見ても将来、あんな女性になりたいと思えるほどだ。

 

 

そして同性の友達も出来た。

 

1人は木之本知世。

 

強の幼馴染で家が隣。

幼稚園がある日は毎日、強を起こしに来ているらしい。

知世の部屋の窓と強の部屋の窓はほとんど密着しているため、窓から部屋に行き来してるらしい。

……正直、物凄く羨ましい。

 

休日やアリスやすずかが部屋に居る時は今見たいに窓を閉めてカーテンをしてる。

さすがにセックスは見られたくない。

 

性格は大人っぽいけど、明るすぎると言うか楽観的と言うかなんと言うか。

それになぜか、アリスをライバル視している。

まぁ、100%強関連の話なのだろう。

強が言うにはキスはしてるけど『今は』それだけの関係らしい。

 

それに『アリサ・バニングス』を知世は知っているのか、アリスは初対面でアリサと間違えられた。

一応、アリサとは、知育研究開発で会ったことがある。

その時は容姿が少々似ているからか、一方的に喧嘩を吹っかけられたが、ズタボロに言い負かしてやったのを覚えている。

 

そんな自信家でワガママで強がりなアリサと一緒にされただけに、どちらかと言うとアリスは、少し知世が苦手だったりする。

強の幼馴染だから表には出さないが。

 

 

次に月村すずか。

強の幼馴染2。

お嬢様らしく家にメイドが2人いるらしい。

 

知世に比べれば凄く大人しく優しい声の女の子。

アリスと同じで頭も良く性格も良く、本が好きで運動もできる。

 

意外に似ているところが沢山あり、知世と違いすぐに仲良くなる事ができた。

 

何より自分と同じで『強と肉体関係』があるのだ。

それだけで仲良くなれる。

強が言うにはまだセックスはしていないらしい。

 

いつかすずかが強とセックスをしたら、3Pも良いかもしれない。

 

 

そんな友達も出来た。

 

 

それもこれも全て、彼のおかげ。

 

 

隣で自分と同じく裸で寝ている強を見つめる。

昨日も沢山、彼に愛してもらった。

彼は沢山、愛してくれた。

 

出会って1週間だけど、会う度に何度も何度も肌を重ねた。

会話をしてキスをしてセックスをする。

 

何度も何度も彼の手や舌やチンポに気持ちよくしてもらった。

 

 

「ふふっ、可愛い寝顔だなぁ……」

 

 

普段の彼とセックスの時の彼は少し違う。

 

普段の彼はとても優しく、どこか可愛い。

自分の全てを優しく包んでくれる。

それがたまらなく嬉しい。

 

セックスをしている時の彼は、自分を組み伏せ、正常位で突きながら見下ろしてくる。その表情が男らしくてカッコイイ。

自分の全てを支配してくる。

それがたまらなく嬉しい。

 

 

だけど、こうして寝顔を見ているとまた違う彼が見える。

今の寝ている彼は、年相応の幼い子供でその寝顔はとても数時間前までセックスをしていたとは思えない。

それがまた愛しい。

 

……こんな可愛い寝顔を知っている人は私以外に何人いるのだろう。

 

彼を独り占めしたいと思う自分。

彼のハーレムを認めた自分。

 

どちらも自分の意思だ。

 

彼はこれからもあたし以外とセックスをしてハーレムを増やす。

あたしはそれを認めた。私が正妻なら良いよと。

 

英雄好色とも言う。

彼ほど良い男は女性も放っておかないだろう。

これから先、きっと沢山の女性に惚れられるんだろう。

 

 

でも。

 

 

「今だけは……あたしのもので居てね。私の旦那様」

 

 

と寝ている彼の唇にキスをした。

そしてこのままもう少し彼の隣で寝ようかなと思い、ふと視線を動かすと。

 

 

「……あ♪」

 

 

気づいてしまった。

彼の下半身辺りが盛り上がっていて布団を押し上げていた。

 

 

「……寝る前にあんなに沢山、射精したのに勃起してる……」

 

 

強自身、俺はヤろうと思えば何十回でも出来る体質なんだ。と言っていたのを思い出す。

その言葉は本当で、昨日も何度も何度もセックスをした。

それこそアリスは呂律が回らなくなるまで犯されイかされ、膣内に注がれたわけだが……。

 

 

「……っ」

 

 

布団をゆっくりとはがすと一段と強の勃起がはっきりとわかり、ごくりと喉が鳴る。

顔が熱くなり、胸が高鳴り、少し息が荒くなる。

 

 

――ああ、あたし……強のチンポが勃起してるのを見るだけで……。

 

自分のスイッチが入ってしまった。

これも強に調教されたからだろう。

 

 

そして、彼の言葉を同時に思い出す。

……そう言えば、彼がしてほしい事の1つがあった。

 

 

『アリスにフェラされながら目覚めたら、最高だろうな』

 

 

今それをするのが、正妻として性奴隷としての使命なはずだ。

 

 

「あっ♪」

 

 

自分をいつも気持ちよくしてくれる、チンポ。

たくましくて大きくて硬い……ガチガチのチンポ。

 

昨日もこのチンポで何回も何十回もイかされた。

何度も子宮にチンポでキスをされた。

 

だから……もうそれを見るだけでダメだった。

目がとろんとなる。

 

 

「すんすん……はぁ♥……すっごい匂い……」

 

 

鼻を近づけてチンポの匂いを嗅ぐ。

クラクラしそうになるほど強烈な性の匂いに自分の身体と心が発情する。

 

 

「もうこれが無いと生きられない身体になっちゃったわ」

 

 

とても子供とは思えない言葉だが、頭脳は並の大人以上のアリスだ。

今の自分の状況とこれまでの事を振り返って、そう思ってしまうのは当然だった。

 

それくらい、このチンポは凄い。

だからいつも気持ちよくしてくれる強のチンポに『お礼』をしないといけない。

 

 

「ちゅっ♥」

 

 

亀頭にキスをする。

それがご奉仕をする最初の挨拶。

 

フェラチオは知識では知っていたけど、したことはなかった。

それを強に教えこまれた。

 

 

「ちゅっ、ちゅっ……ちゅっ」

 

 

亀頭にキスを繰り返しながら段々キスを裏筋やカリの部分、根元と下に降りていく。

キスの雨を降らしたあとは、舌も使う。

 

 

「ちゅっ……ぺろっ、れろっ……」

 

 

小さな舌で懸命に大きなチンポを舐めあげ、キスをする。

ちろちろと上下左右に舌を動かし、裏筋を舐める。

根元から亀頭まで一気に舌をれろーっと舐めあげる。

 

 

しばらく舐め続けていると鈴口からぷくっと我慢汁が出てきた。

 

 

「(あ、美味しい汁が出てきた♪」

 

 

白い精液と違う。ぬるぬる透明なお汁。

舐めるとしょっぱい、美味しいお汁。

 

んぁ、と舌先で我慢汁に触れる。

少しだけ離すと舌とチンポを我慢汁の糸が繋ぐ。

 

なんて遊びをして少しだけ楽しんでみる。

でも早く我慢汁を飲みたかったので、すぐに遊ぶのをやめた。

 

 

「あむっ、ちゅっ♪ ずずず……♥」

 

 

亀頭の先を咥えて、我慢汁を吸い取る。おいしい。

ただチンポを舐めるのも好き。

でも我慢汁や精液を飲むのも大好き。

 

もっと、ほしいな。

我慢汁も……精液もほしいな。

 

 

「ちゅるるっ……ずずっ……あむっ」

 

 

凄く濃い。

匂いも味も。

舐めれば舐めるほど、匂いも味も感じる。

吸えば吸うほど、溢れてくる。

 

自分の唾液と我慢汁でぬるぬるのテカテカになったチンポ。

舐め始めた時よりも堅く大きくなったチンポ

 

そのチンポをあむっと咥え、ゆっくりと歯に当たらないように飲み込んでいく。

 

 

「あむっ……ずちゅっ、んっ、んちゅっ、んぅ……」

 

 

唾液を口に溜めて、口を窄める。

そのまま前後に頭を動かす。

 

 

「じゅるるっ……ずずずっ……じゅずずっ……」

 

 

口の内側でしごくように吸い付き、動かす。

 

もっと。もっと。

沢山、我慢汁を飲みたい。

 

 

「じゅるるるるっ! ずずずずっ! ちゅぅぅぅっ」

 

 

舌先で鈴口をほじくったり、咥えて自分の唾液ごと啜りあげる。

喉奥までチンポを入れて、出して、入れて、出してを繰り返す。

 

自分の涎が垂れるのすら気にせずにしゃぶる。

 

部屋中にチンポを吸う音が聞こえる。

自分がチンポを吸っている。それがより一層に興奮する。

 

 

「おはよう、アリス。美味しそうにしゃぶってるね」

 

 

ふいに声をかけられ上目遣いで強を見ると、目が合った。

どうやらようやく起きたらしい。

 

 

「ずずっ……ぷはぁ、おはよう……あむっ……ちゅるるるっ」

 

 

愛しい人と朝の挨拶を交わし、もう一つの朝の挨拶を再開する。

 

 

「れるれりゅっ……ちゅるるっ……れろっちゅっ」

 

「気持ち良いよ……そのまましててくれ」

 

「ん♪」

 

 

上目遣いをしたまま、赤い舌をちろちろと見せつけながら舐める。

 

これが強は好きらしく、フェラチオを教えてもらった時から、やるようにしている。

あたし自身、強が気持ちよさそうな顔と声を出してくれるから、こうやって見つめながらフェラをするのも好きだったりする。

 

何度も何度も強に教え込まれた。だからわかる。

 

 

「んふふっ、強。もうイきそうでしょ? チンポ、ビクビクしてるわよ」

 

「……そりゃあ、誰かさんが俺の寝ている間にずっと舐めてたからだろ」

 

「あたし、しーらなーい♥ ちゅっ、ちゅっ、じゅるるっ」

 

 

 

わざとらしく音を今まで以上に出しながら激しく頭を動かす。

そうすると強は優しく頭や耳を撫でてくれる。

優しくいやらしい手つきであたしの身体を心を支配する。

 

それがたまらなく嬉しくて、早く強に精液を出してほしいと行動する。

 

 

「いいよ♥ じゅるるっ、らひて♥ 飲むから、ちゅるっ、せーえき、出して♥」

 

「っ、アリスは本当、俺の言ってほしい言葉を言ってくれるな」

 

 

 

――あんたがそういう風にあたしを調教したんでしょっ♪

 

 

と言う風に口を窄め、全部吸い取るように強く強くチンポに吸いつく」

 

 

 

「ずちゅっ、ぢゅる、ちゅぱっ、ちゅるるるるっ!!」

 

「くっ! イくぞ、アリス!」

 

「んっ! じゅるじゅるっ、じゅるるるるっ!」

 

 

頭を両手で押さえられ、無理矢理動かされる。

その動きに逆らわずに吸い付き、強の行動を助ける。

 

 

ほしい。ほしい。ほしい!

きて。きて。来て!!

 

 

あたしの口の中にびゅって精液だして!

 

 

その瞬間。

 

 

びゅるるるるるっ! どぷっ、どぷっ、びゅくっ!

 

 

口の中に濃くてぷりぷりして美味しい精液が飛び跳ねるように入ってきた。

 

 

「んぅぅ! んっ! んっむむっ!」

 

 

口の中で離れる精液をこぼさない様に、チンポを深く咥え込む。

全部っ、絶対に一滴もこぼさないっ。

 

 

量が多くて濃くて、びゅくびゅくっと出てくる精液を口の中に溜める。

 

――ああっ、この匂い、この舌触り……すぐに飲みたい……。

 

だけど、少しだけ我慢をする。

 

出てくる精液を全部口の中で受け止める。

飲み込まないように気をつけながら、受け止める。

 

全部受け止めたあとは、残っている精液を全部吸い出す。

 

 

「ふぅ……ありがとう。凄く気持ちよかったよ、アリス。……さぁ、見せて」

 

「ん……んぁー♥」

 

 

命令どおりに口を開けて、強に見せ付ける。

 

はやく♥ はやく♥

早く飲ませて♥

 

 

だけど、強はあたしの気持ちを分かっているのかすぐにOKをしてくれない。

 

あたしの口いっぱいに精液がある。

ほら、あなたはあたしの口にこんなに沢山、出したのよ?

 

こんな美味しそうなのを沢山、あたしの小さな口にそのチンポで最後は犯して出したのよ?

 

だから、ね? ね?

 

強はじっとあたしの目と口を見つめる。

あたしも強の顔をじっと見つめる。

 

 

「……うん、良くできました。飲んで良いよ」

 

「♪ んくっ、ごくっ、んくっ……ごくんっ、はふぅ……あーん♥」

 

 

飲み終わったあと、最後にもう一度だけ口を開けて見せる。

ちゃんと全部飲んだよ♥

 

 

「全部飲んでくれたんだね。美味しかった?」

 

「ええ、とっても。だってあなたの精液だから美味しいに決まってるわ」

 

 

そういうと優しく頭を撫でてくれた。

最後に念のためにお掃除フェラをする。

 

 

「……お掃除するわ。ちゅっ、ちゅぱっ、ちゅるっ」

 

 

美味しい精液をありがとう。と言う気持ちを込めて入念にお掃除をする。

お掃除フェラをしていると足音が聞こえて、部屋の扉が開いた。

 

 

「おはよう、2人とも。ご飯できたわよー」

 

「おはよう、母さん」

 

「ちゅぅぅ……香さん、おはようございます」

 

「ふふっ、朝の挨拶をしてたのね」

 

「うん、もうちょっとだけ待ってね」

 

「……れるっ、ぺろっ……はい、終わったわ」

 

 

香さんに見られながらも、お掃除フェラを終わらせる。

その後は服を来て、下に降りて朝ご飯をご馳走になった。

 

やっぱり、香さんのご飯は美味しかった。

あたしももっと強のために、料理を練習しないいけないわね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やーやー、朝フェラ最高! 気分も最高な俺です。

フェラをされながら目が覚めるって男のロマンの1つだと思う。

それをアリスみたいな美少女にしてもらえるんだから、男冥利に尽きるってもんだ。

朝から晩まで調教しまくったかいがあった。

 

暗示の方も絶好調で、香とアリスはもう家で全裸で過ごそうがセックスしてようが3人の時はまったく気にしなくなった。

おかげでこうして朝フェラされてても『朝の挨拶』の1つで済むんだから良い事だ。

 

 

アリスを助けた日から1週間が経った。

あの日以降、時間があればアリスを抱きまくっていた。

幼稚園が終わったあとは自宅や隠れ家に呼んで、会話をしてセックスをしていた。

 

いくら天才児と言っても、暴行とレイプ未遂をされて傷付かない人はいない。

だから。トラウマにならないように暗示と行動でケアをしていた。

まぁ、俺も気持ちいいし、調教できるのもあったが、俺の女は幸せで居てほしいからと言う理由もある。

 

その結果、今ではアリスは俺とのセックスが大好きになっていた。

天才児に相応しくセックスの勉強もしているのか、小学生にしてかなりのフェラテクと腰の使い方がヤバイ。

どうすれば俺が気持ちよくなるか、どうすれば俺が興奮するかをわかっている。

 

俺が出した精液を口いっぱいに溜めて、見せ付けてくるのなんか、本当に最高すぎる。

あと、アリスは後背位が好きとの事。

普段、上に立つ側の人間だからこそ、攻められる自分に興奮しているのだろうか?

 

なんにせよ、アリスは最高すぎる。

早くすずかや香とも3Pをしたいものである。

 

 

さて、そんなこんなでセックス三昧の1週間過ぎたわけだが。

いよいよ今日、この日がやってきた。

 

喫茶『翠屋』

とらハ3主人公、高町恭也とリリなの主人公、高町なのはの両親、高町士郎と高町桃子が経営している洋風の喫茶店。

お勧めはシュークリームとミルクティー。

 

そう、ついに6年間の沈黙を破り、主人公達がいる場所に行く事になったわけだ。

行く面子は俺、香、アリス、知世の4人。

 

アリスは、泊まっていたから流れで誘った。友達が増えてほしいというのもある。

知世は、ついでに誘った。なんか誘わなかったらうるさそうだし、主人公勢ぞろいさせておいた方が良いだろう。

 

個人的にはVS踏み台くん用に知世とオリ主くんは協力関係になってほしいと言うのが1番。

俺は戦いたくないし、踏み台くんがよくある踏み台転生者の能力なら2人で相手してもらわないとヤバイだろうしな。

 

3人がどんぱちしてる間に俺は裏でエロい事をしまくりたい。

と言っても今回の目的はエロよりもオリ主くんや高町家の人達と仲良くなる事が目的だ。

 

やっぱり原作好きとしては普通に仲良くもなりたいわけだ。

まぁ、エロいことをするための下準備とも言う。

 

と言うわけで、朝ごはんを食べて、アリスとセックスをして、翠屋にレッツゴーだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

昼過ぎに翠屋に行くとちょうど翠屋は空いていた。

おかげで全員と自己紹介が簡単にできた。

 

いやいや、それにしてもみんな容姿のレベル高すぎでしょ。

士郎も恭也もオリ主くんは全員カッコイイ。

美由希もフィアッセもなのはも美人だし可愛い。

晶とレンは居なかったので会えなかったけど、早く会いたいね。

いつか晶とスバルで3P&レンとはやてで3Pとかしたいな。うん。

 

 

高町士郎。

高町家の大黒柱で、御神流の最強の師範。

物凄く優しかった。ゴツゴツした手で頭を撫でられたけど、悟とは別の強い父親だと思った。

いや、正直尊敬できる人だ。まぁ、桃子はいつか寝取るがな!

 

高町桃子。

本当に人妻で30歳? どう見ても香と良い桃子と良い、20代前半でも通じる若さだ。

人妻と言うエロさもきちんと醸し出しているから素晴らしい。

俺を見て、士郎と弟作る?とか言ってたくらいラブラブしていた。

いつか絶対に寝取る。

 

高町恭也。

高町家長男で、御神流の師範代。

めっちゃイケメンで無口。趣味は盆栽と釣りとか本当に高校生?

正直、憧れてたので会えて凄く嬉しい。

あと、忍を先にいただいておいたぜ、ごちそうさま。

 

高町美由希。

高町家長女の眼鏡で三つ編みの文学少女。でも御神流を習っていて強い。

お姉ちゃんって呼んだら喜んでくれた。良い意味で扱いやすいかもしれない。

 

フィアッセ・クリステラ。

日本語が堪能なイギリス人女性。翠屋チーフウェイトレスで恭也と美由希の幼馴染。

美人で胸が大きくて性格も素晴らしいとか結婚してほしい。

 

高町なのは。

高町家次女で、アニメ主人公。ようやく会えたね!

まぁ、オリ主くんにべったりだったけど、名前で呼んでもらえたし、OK。

俺はなのちゃんって呼ぶ事にした。

 

オリ主くん。

織主耕一郎だっけ?

なんだ、この子、すっごく良い子。これは主人公だわ。

やっぱりだけど、俺と知世とアリスを見て驚いてた。

まぁ、知世も驚いてたからドッキリ?は成功したわけだ。

2人を合わせたら勝手に念話とかでお互い情報交換するだろうし、頑張ってほしい。

 

 

こんな感じだったけど、やっぱり原作キャラと仲良くなるのは純粋に嬉しい。

原作キャラばかりに構うのもどうかと思うけど、やっぱり原作の人達とは仲良くなりたい。

とは言え、翠屋の店員は女性ウェイトレスも可愛い子がいるし、そっちも狙いたい。

 

全員と一通り会話したあとは翠屋の料理をごちそうになった。

いや、シュークリームが物凄く美味しかった。

さすが海外仕込のパティシエなだけはあるな、桃子さん。

これはやはり贔屓にするべきだな。

 

香もこれからは翠屋にもっと行くからって桃子に言ってたし、俺も空いてる日は一緒に行こう。

高町家の人達とも仲良くなれたし、アリスもなのはと友達になれたみたいだし、本当に今日は良い日になったな。

 

ああ、早く桃子や美由希やなのはやフィアッセとセックスがしたいな。

 

もうすぐ小学校だし、さらに人脈と女の輪を広げたりしておかないといけないし、色々準備も必要だな。

本当に楽しみだ。




皆さん、朝フェラ!(挨拶)

前半のエロがメインで後半は物凄く駆け足、どころかダッシュになりました(汗)
最初は後半もしっかり書こうと思っていたんです。
ですが、まったく書けずに書いては消してを繰り返して、挫折しました。
その結果、投稿がかなり遅れてしまい、最終的にはさらっと流す感じにしましたorz

エ、エロがメインですし、良いですよね?(白目)
後日、幕間でその辺をオリ主くんやら知世やらで書こうと思います。

次回はちょっといつ更新ができるかはわかりませんが、キャラ紹介だけは書こうと思っております。



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