【のびのびTRPG リプレイ】ファントムバニーは2度笑う!   作:羽園頼也

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[巻末付録2-5]only my「のびのびTRPG」 (のびのびTRPGの遊び方5〜ソロプレイ&応用編〜)

 

 

ティム「さて、ここからは応用編だが、ここでのびのびTRPGの遊び方の流れをもう一度確認しておこうか」

バニー「了解だけど、さすがにくどくない?みんなもうだいたい分かるよね?」

アン「わかりますぅ!大丈夫ですぅ!」

レニー「………本当に覚えた………?」

アン「大丈夫ですぅ!!だから早く遊ばせてくださいっ!ハリー!ハリー!!」

バニー「アンちゃんはただ単に第二部を早く遊びたいだけでしょ!(笑)」

ティム「まぁ、応用ルールとの違いをわかりやすくするため、ここで本来の流れを再確認しておきたくてな………」

バニー「全く、皇子サマは心配症なんだから………(ため息)まー、了解了解、いいけどグダグダと説明するのはやめてね!

   パッパとお願い、パッパと!!」

ティム「了解だ、気にはかけておこう(笑)」

アン「早く遊びたいですぅ!」

レニー「………まず話を聞いたら………?」

ティム「そうだぞ、応用ルールも一旦聞いてみて、面白かったら後で第二部を遊ぶ際に取り入れたらどうかな?」

アン「面白くなるんですか?」

ティム「なるかもしれない」

バニー「ハッキリ『面白くなる!』って言えないの!?」

ティム「そこは人それぞれだからな(笑)」

レニー「………試してみてね………」

アン「早く遊びたいですぅーーー!!」

 

 

 

ティム「さて改めて、のびのびTRPGを遊ぶ際のやり方だが、

   ①PCカードで遊ぶキャラを決める

   ②初回の場面PC、GMを決める

   ③イントロダクションカードを引く

   ④場面カードを引いて判定

   ⑤判定結果により光カードか闇カードを引く

   ⑥場面PC、GMを左隣の人へ移動

   ⑦上記④〜⑥を3周繰り返す

   ⑧クライマックスカードを引いて判定

   ⑨結果から話をまとめ、ゲーム終了

   だったな」

バニー「うんうん」

ティム「複数人で遊ぶ場合は、場面カードが人数×3枚になるから、"1人3場面やったらクライマックス"、と覚えておけばいいぞ」

アン「あ、ティム様ティム様!ソロプレイはどうなるんですか?」

レニー「………知りたい………」

バニー「同じ風に遊ぶんじゃないの?」

ティム「いや、1人で遊ぶ場合………ソロプレイは、少しやり方が違ってくる。

   流れはさっきと一緒だが、

   ・PCカードは1枚のみ

   ・自分自身がGMも兼ねる

   ・判定時の目標値は-4する

   ・場面カードは5回引く

   ・クライマックスは判定せず、流れ、盛り上がりを想像する

   ………というのが、説明書にある遊び方だな」

アン「ソロプレイだと、場面カードは5枚まで引けるんですね!」

バニー「判定値が-4だから、ほとんど成功しそうな気がするけどね(笑)」

レニー「………1人だし………」

ティム「ソロプレイは、元々『カードをもとに物語を書くための遊び』を想定して作られているらしいからな。

   1場面ごとにツイート………今はポストか?したり、物語を書くといい、と、説明書では言われているぞ」

バニー「確かに、カードがランダムに出てくるから、話を作るにはいいかもしれないわね」

アン「思いもよらないストーリーになりますぅ!」

レニー「………構築力は上がるかも………」

ティム「ストーリーがランダムなのはのびのびTRPGの最大の特徴でもあるが、その分前後のストーリーをうまく繋げないといけないからな………

   完全なるTRPG初心者にはそこが難しい、との意見も多いようだ…………」

バニー「で、その辺をマシにできる方法を考えた、ってわけでしょ?」

ティム「ああ、まぁ、本来の遊び方でも十分楽しいから、マシというのは語弊があるが………

   作者が遊んでみて、追加でこれらをルール化すると初心者を含め遊ぶ人には良さそうだ、というのをこれから紹介するぞ」

アン「どんな内容なんですか!?」

ティム「6つほどあるぞ。

   a. GMの固定

   b.先にクライマックスカード引く

   c.スキル使用制限

   d.判定に乱入

   e.個別ダイス判定

   f.開始時に光闇カード

   ………こんな所かな。なお、カード構成や現行ルールなどは変えないから、すぐ採用することも可能だ」

レニー「………いっぱいある………」

アン「………おっぱいある………」

バニー「おっぱいじゃないっ!」

アン「えっ、まな板ってことですか!?」

バニー「えっ、まな板、えっ!?」

ティム「そこは何をやっているんだ………(ため息)」

レニー「………………………(胸を気にしているそぶり)」

 

 

 

ティム「そしたら、一つずつ説明していこうか」

バニー「まず一つ目は………『GMの固定』だったっけ」

ティム「ああ。これは、『GMの役割を持ち回り性にせず、経験者1人に固定してしまおう』という追加ルールだ。

   『初めてのびのびTRPGを遊ぶ人と経験者が一緒に遊ぶ場合、経験者がGMを連続してやるとスムーズ』、というものだぞ」

バニー「えっ、それは普通そうなんじゃ?」

アン「当たり前のことですぅ!面白くはならないと思うですぅ!」

ティム「まぁ、これに関してはそうだな………それ以上のことはない(笑)」

レニー「………慣れないなら無理に持ち回りルールを守らなくてもいいよ、ってだけ………」

ティム「ああ。後は、GMが場面の流れをコントロールできるため、ストーリーも繋げやすくなるというメリットもあるぞ」

バニー「まぁ、それは確かにそうね」

アン「リプレイ本編もGMさんが固定だったので、ストーリーが割と一貫してました!」

ティム「だな。そして、ストーリーに関してさらに効果的なのは、次の『先にクライマックスカード引く』だ」

バニー「それは?」

ティム「その名の通り、"イントロダクションカードを引いたら、その直後にクライマックスカードを引く"というやり方だぞ」

バニー「えっ、先に引いちゃうの!?」

ティム「だから先に引くと言ってるだろう(笑)」

アン「最初にラストの展開がわかっちゃうんですか!?」

バニー「面白くなるの?それで」

レニー「………メリットがあるんだよね………?」

ティム「ああ、GMを持ち回り制にする場合は皆でストーリーを決めていくんだが、のびのびTRPGで一番よく聞くのは

   『出るイベントがバラバラすぎて、シナリオがまとまらない』という意見だ。

   それに対する対策が、クライマックスカードを先に引いてしまう、という方法だな」

バニー「どういうこと?よくわかんないんだけど………」

ティム「そしたら、ロボアン達の冒険を例にとろうか。ロボアン達は、イントロダクションが世界一周レースで、クライマックスが黒幕逃亡だろう?」

バニー「そうだったわね」

アン「くろーまく ニ ニゲラレテ ワイ ハ カナシイ ネン!」

レニー「………あ、ロボアン………」

バニー「あー………………御主人様、油の涙を拭いてくださいませ、汚れてしまいますよ」

アン「ナミダ ヲ フク!?ヨッシャ マカシトキ!ブシューー!!」

バニー「それは拭くじゃなくて、噴く!!(笑)………………でございます御主人様!」

レニー「………キッドはそれを見て元気に笑っている………」

ティム「さてさて、話を戻すぞ(笑)最初の場面カードは"雷の多いチェックポイントを通る"だったな」

アン「そうですぅ!バニーさんがロボアンのかっこいいロールプレイを失敗判定にしたシーンですぅ!」

バニー「いやあれは仕方ないでしょ!」

レニー「………うん、仕方ない………」

ティム「まぁ、そこは置いておいてだな………遊んだ時は、"なぜこんな雷だらけの場所を通らないといけないか?"を"チェックポイントだから"としたが、

   ではなぜ"なぜそんな場所をチェックポイントにしたのか?"についてはどうだろう?」

バニー「えっ?えー………雷がいっぱいなんでしょ?だから………」

アン「レース参加者への試練とかじゃないですか!?」

レニー「………脱落させようと………?」

ティム「そうだな。そこで、黒幕逃亡のクライマックスカードが出ることがわかっていれば………?」

バニー「そっか、つまり、レースを牛耳る黒幕は、わざとそこをチェックポイントにした!」

アン「クロマークはレーサーたちに試練を与え、それを乗り越える者に宝を探させようとしたのですぅ!」

レニー「………もしくは、宝の一つがそこにあった、とか………?」

バニー「すごいわね!一気に深みが増したじゃん!」

ティム「このように、先にラストがわかっていると、ラストに向かってストーリーを調整したり、伏線を張ることができるんだ。

   ラストが決まっているから、どれだけ場面カードがランダムに出て拡散した取り留めないストーリーになっても、

   最後は一つのラストへ収縮させることができるというメリットがあるぞ」

バニー「これいいわね!楽かも!」

アン「ぜひロボアン第二部では採用したいですぅ!」

レニー「………ラストがわかっちゃうのが玉に瑕………」

ティム「そうだな、このルールはラストが最初からわかってしまうため、意外性は無くなってしまうな。

   "ラストどうなるかは秘密!派"は従来ルールを、"ストーリーは1本で繋げたい!派"はこのルールを使う、など、好みで使い分ければいいと思うぞ」

バニー「なるほどね」

アン「早く第二部遊びたいですぅ!」

レニー「………もう少し待ってて………」

ティム「さて、アン君も我慢できそうにないし、早く次の説明をしようか(笑)」

 

 

 

バニー「えーと、次は、『スキル使用制限』かな?」

ティム「ああ、それは"同じスキルは1プレイ2回まで、など制限をつける"、ということだ」

アン「リプレイ本編がそうですよね!」

ティム「だな。スキルは一応『1判定1人1つまで』にはなっているが、連続使用できないなど制限が記載されていないスキルは

   ルール上では、プレイ中使い放題となる(読み間違えていたら指摘してほしい)」

レニー「………それはかなり有利………」

ティム「スキル使うと基本PLに有利になるから、スキル連発は緊張感をなくし、面白さを減らしてしまう可能性があるぞ。

   回数制限をかけることによって、いつスキルを発動するかの戦略や、判定失敗するかもという緊張感を生み出せるはずだ」

バニー「なるほどね。確かに、そっちの方が面白いかも!」

アン「必殺技はここぞ!という時に使わないとですぅ!いつも使えたらそれは必殺技じゃないんですぅ!」

ティム「制限はスキルとその内容によるが、"同じスキルは1プレイ中2回まで使用可"くらいが妥当だと思うぞ」

レニー「………1回だと少ないしね………」

ティム「まぁ、光闇カードでもスキルは増えるから、制限つけても実質毎回何らかのスキルが発動していることがあるかもしれないが(笑)」

バニー「で、えーと、お次は『判定に乱入』………ん?どゆこと?」

ティム「基本場面カードは1枚で1PCのみが判定だが、これを"希望者がいれば同じ場面で複数人判定してもよい"と変えるルールだ」

バニー「ん?それ大丈夫?めちゃくちゃにならない?」

レニー「………リプレイ本編でもやってるよ………」

アン「そうですぅ!多脚機械に、バニーさん、レニーさん、ティム様の3人が判定に参加してますぅ!」

レニー「………アイドルコンテストも、2人………」

バニー「………………あ、そっか!あのことなんだ!」

ティム「ああ、リプレイ本編でもやっているが、1判定に他の人も参加することでストーリーに動きが出たり、判定失敗のフォローができたりするぞ。

   ただ毎シーン全員判定参加とかはめちゃくちゃになりかねないので、そこは要注意だな」

バニー「もともと基本は1場面1PCだしね」

ティム「ああ。あとは、判定が多くなる分光闇カードが増えるから、そこの調整も注意だな。

   クライマックス時は基本1人3枚なので『3枚入手したらそれ以上は飛び入り判定できない』とか、

   光闇カードが増えた分場面カードを減らすとかするといいと思うぞ」

アン「えー!増えたら増えたでいいじゃないですかぁ!ボーナスもいっぱいつきますぅ!」

ティム「いや、光闇カードの数でクライマックスの判定が変化する場合があってな………あまり増やすとそれはそれで良く無いと思うぞ」

レニー「………追加ルールは、従来ルールには大きく影響しない方がいいしね………」

バニー「まぁ、そっか。なら、3周を2周にして、1人3枚を目処に1〜2回飛び入り判定ができる、ってくらいがいいのかもね」

ティム「それが妥当かもしれないな。リプレイ本編も実際その形だぞ」

レニー「………その辺は調整すればいい………」

バニー「じゃあ、次はなんだっけ?」

ティム「次は………えー、ああ、『個別ダイス判定』か。これもリプレイ本編でやっているが、"判定以外で状況を判定したい場合、ダイスを振る"だな」

アン「アンのスーパードリフトの判定でやりました!6出てめちゃくちゃ成功しました!!」

バニー「エッ、ドリフト?ドリフト?ナンノコトデスカ?(カクカク)」

ティム「まだトラウマは治らないのか(笑)」

バニー「あ………まぁ、そうね………癖で(笑)」

レニー「………実は治ってるタイプ………」

ティム「まぁ、あんな感じで、状況がどちらに転ぶかわからない場合は判定以外でもダイスを振るといい、というものだな。

   リプレイ本編では1つのダイスを振っているが、もちろん2つダイス使ってもいいぞ」

バニー「1ダイスで、4以上が成功、3以下が失敗、だっけ?」

アン「アンのスーパードリフトは、GMさんの陰謀により5以上で成功となってました!」

レニー「………GMの陰謀だっけ………?」

バニー「あれは単に成功する難易度が高かっただけじゃないの?」

ティム「ああ。判定については普通なら4以上で成功、難しそうなら5以上、簡単なら3以上………など、調整できるからな」

アン「GMさんの陰謀なのですぅ!!」

バニー「ま、まぁ、一応成功してたし、その辺は気にしないで!」

レニー「………注意点とかはあるの………?」

ティム「そうだな………気をつけるべきは"この個別判定をやっても光闇カードを引かない"くらいか。

   これで光闇カードを引いてしまうと、大量に増えてしまうしな(笑)」

バニー「まー、確かに(笑)」

ティム「光闇カードは、ボーナスなどもそうだが、キャラ設定を付与する、という側面もあるからな。

  設定が多すぎるとなかなかコントロールするのが大変だぞ」

バニー「矛盾する設定のカードとか出ちゃうかもしれないしね」

ティム「まぁ、さっき言ったように、光闇カードは1人3枚が目処だな。これならとんでもないことにはならないだろうが(笑)」

アン「ティム様ティム様!そしたら最後の『開始時に光闇カード』ってのは何ですか?」

ティム「これは、先程言った光闇カードの設定付与を逆手に取り、"カード選択と同時に光か闇カードを1枚引いてキャラの設定をつけてしまう"というものだ」

バニー「えっ、じゃあ、始めっから"都会っ子"の設定があるとか、そんな感じ?」

ティム「ああ。キャラを選んだ時は何も設定がない状態だから、どうロールプレイしたらいいかわからない場合は

   光闇カードで設定をつけてあげるとやりやすい、という理由からだぞ」

レニー「………とっかかりは大事………」

ティム「なお光カードは"いいかんじの特徴"、闇カードは"おもしろい特徴"をつけられるらしいから、どちらを選ぶかはお任せだ」

バニー「吸血鬼は"おもしろい特徴"なんだ!(笑)」

アン「ティム様ティム様!もしも"新聞記者(NPC)"とかのカードが出たらどうすればいいんですか!?」

ティム「NPCだったら"こんな友人がいる"、"昔の仕事のツテで協力関係"などか。

   アイテムなら形見や大事なもの、関係性なら"冒険開始前から知ってて………"みたいなのはどうだろう」

バニー「それなら大丈夫そうね!」

ティム「なお、そのカードは想定の1人3枚より増える事になるから注意だな。設定だけもらって使わないカードにするか、使うカードとして組み込むかはお任せだ」

 

 

 

ティム「さて、作者の考える追加ルールはこんな感じだな。

   もし、これ以外にも面白いものがあればぜひ教えてほしいぞ」

バニー「お疲れ!やっっっぱり、長かったね!!(皮肉)」

ティム「いや、すまん、ついな………;一応これで、のびのびTRPGのやり方、遊び方の説明も一旦終わりになるぞ」

アン「実際に遊びながらの説明だったから面白かったですぅ!」

レニー「………いろいろ紹介できたと思う………」

ティム「ああ、最後に。

   のびのびTRPGシリーズは、のびのびTRPG ポータルサイトに詳しく紹介されており、

   その中の『のびのびTRPG スチームパンク』はArclightGames Officialが公式ページだぞ。

   そちらも確認してもらえると嬉しいかな」

バニー「オンラインマニュアルもあるのよね」

ティム「ああ、遊び方の流れを忘れてしまったら、上記のオンラインマニュアルなどを見て再度確認してくれればいいぞ」

レニー「………よろしくお願いします………」

バニー「そしたら、今日はこれで解散?」

ティム「ああ。長々とすまなかったな」

アン「アークライトゲームズさん!今野隼史さん!

  これらのルールを加味して、アンたちの冒険を場面カードにした『のびのびTRPG スチームパンク ver.ばにわら!』はいかがですかっ!」

バニー「いや作らないから!(笑)」

アン「メールかDM待ってます!Xは@udegoboulまで!!」

バニー「いやだから来ないって!(笑)」

ティム「これで連絡が来たら逆にびっくりするぞ(笑)」

レニー「………もしもの場合は、カード原案とフレーバーは全力で協力します………」

バニー「よし!それじゃあお金の精算も終わったし………ん!また今度ね!」

ティム「ああ、またな」

アン「バイバイですぅー!」

レニー「………また………」

 

 

 

 

 

アン「(帰宅後)今日は楽しかったですぅ!あれ、でも、何か忘れてるような気がするですぅ………

 

  ………………………あっ!第二部!!!」

 

 

 

 

             終

           制作・著作

           ━━━━━

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