【未完・更新終了】ポケットモンスター 新たなる旅路   作:よっしい

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2章開幕〜〜〜ッ‼︎‼︎

と、いうわけで、皆さんこんにちは、よっしいです!
今回から2章がスタートです!『テラリウム事変編』開幕です‼︎
今章では、グレン団の悪行を中心に物語が展開されていく予定です!
思想の強めなグレン団、その野望の行方はいかに…。
それでは、どうぞ‼︎


第二章 テラリウム事変編
第十五話 グレン団襲撃!テラリウムポケモン大暴走‼︎


《グレン団団員A視点》

AM 6時前頃 2番道路のホテル屋上(立ち入り禁止区域)

 

『只今より作戦の再確認を行う。今回の作戦は、ホテル内のトレーナーのポケモン達を保護すること。見つけ次第、テラリウムで暴走化の上ホテル制圧後に必ず保護するように。加えて、ポケモン保護の観点から、制圧作業は迅速に完了させるように。1時間以上の時間が必要であれば、ワタシを呼びなさい。それでは、6時より制圧を開始しなさい。別れ。』

 

ピッ…。

 

…はぁ。俺が入った時には、ポケモンの為に全てを尽くす、よっしいさんも絶賛する本当にいい集団だったというのに…。一体なぜこんなことになってしまったのだろうか。本当にこんなことをしてもいいのだろうか。苦言を呈したいところだが、生憎俺にはそんなことを言える立場も権利も無い。…組織の従順な犬として働くしかないのだ。

 

「…ポケモンのために人間を滅ぼす、か…。…グレン様、本気で仰っているのですか…?昔の貴方は一体何処へ行ってしまったというのですか……。」

 


《ホムラ視点》

AM 5:53頃 2番道路のホテルの一室

 

僕は、いつも通り朝の目覚まし時計が鳴り響く少し前の時間に起床した。早起きは三文の徳だからね。健康にもつながるし。

 

「…ふぁ〜あ…。おはよう、ユウリ…。……ん?」

 

起きたところで、違和感に気づく。

 

(なんか…暑い…?)

 

ふと、正確な時間を確認する為にスマホロトムを取ろうとし、ユウリの方のベッドをチラリと確認…し………は?

 

「…んぇ?なんで…いないの…?」

 

実は、ユウリは僕より早くに起きたことがない。理由は意外と単純。朝にならないと怖いからだ。

そう、怖がりな彼女は、ゴーストポケモン関係なく、暗い時間自体がめっぽう苦手らしい。だから、明るくなる朝まで寝るのだ。…まぁ、夏でもそれを引きずって、7時ぐらいまで爆睡してしまうらしいのだが…。

 

それは置いておいて、今重要なのは、ユウリがどこにいるかだ。

ちなみにだが、僕はあらかた見当がついた。

 

「…添い寝してません?ユウリさん…?」

 

そう、僕の()()()寝ているのだ。

この部屋にベッドは二つ。ソファーは一応ひとつあるが、布団の中が妙に暑いので、違う。

普通の暑さとは違う、どこか心地良い暖かさな気がする。

 

「……うぅん…。ホム…ラ……。ホムラぁ……。うわぁぁん……。」

 

「…何故僕の名前を連呼しているのでしょう?」

 

なんか、僕の名前を連呼しながら僕の体に直接泣きついてくるが…。

 

(どんな夢見てんだよ…。…ん?直接?)

 

そう、()()だ。しかも、泣きつくというよりは抱きつくの方が正しい。

 

「……なんか力クソ強いんですけど?」

 

外そうとしても、なかなか外れない。…これは束縛の呪い*1かな?

 

「…ホムr……ごめん、今すぐ離れるね?」

 

「お、おお…。」

 

再び僕の名前を呼びかけたところでちゃんと覚醒したのか、正気に戻り、手を最後まで絡めながらゆっくりと抱擁を解除していく。

 

「…ごめんね?あたしとしたことが、どうやら寝ぼけてたみたいで…。」

 

「僕としてはあの後君が覚醒しなかったら何が起きてたか気になるなぁ…?…ってことで、おはよう、ユウリ。…昨日の夜はありがとね。途中で寝ちゃったけど…。」

 

ちなみに、ユウリには絶対に言うつもりはないが、実は、昨日の夜のユウリの言葉(というより願望)は、最後の最後までバッチリ聞こえていた*2

…正直非常に恥ずかしかった。誰も聞いてないのに。

 

(反則だろ…。あの甘い声とあの本心のコンボは……。)

 

無論、超大ダメージである。具体的に言えば、特攻に極振りした()()()()()()(これ重要)メガミュウツーYの『サイコブレイク』を急所プラス抜群で受けたようなダメージだ。非常にとてもかなり痛い。

 

「うん。……まぁ、あたしも恥ずかしいこと言わせてもらったし…。」

 

「……。」

 

ごめん、それ全部聞こえてたんだよなぁ……。なんて、そんなこと言えるわけないけど…。

 

(というか、そんな思わせぶりなことばっかしないで!マジで死ぬ(尊死)‼︎)

 

ドッカァァン…

 

突然、小さな爆発音が廊下方面から聴こえた。

 

「…なんだ?今の音は…?」

 

「…バトルかな?いや、でもホテルの中だからありえな      

 

ビービービービー!ビービービービー!

 

『グレン団、襲撃!グレン団、襲撃!グレン団が暴走ポケモンを連れて攻めてきました!狙いは皆さんのポケモンのようです!このホテルは安全ではありません!一刻も早く脱出と、現状の打破への協力をお願いします!繰り返します………!』

 

サイレンが鳴り響き、ホテル内が異常事態であることを知らせる。…これはマズいな。

 

「ユウリ、準備はオッケー?」

 

「うん、当然!これ系はあたし全然怖くないからね!」

 

何故夜は怖くて、異常事態には立ち向かえるのか…。正直わからないが…

 

(妙だね、僕もわかるよ、その気持ち。)

 

異常事態は別に怖くない。だって、協力してくれる人が必ずいるはずだから。ひとりじゃないから。でも、夜はひとりぼっちなのだ。だれも手を差し伸べてはくれない。だれも振り向いてはくれない。だからこそ、僕にはユウリの気持ちがわかるのだ。…まぁ最近はユウリのおかげであまり寂しくないが。

 

置いておいて、本題に移る。グレン団の襲撃だ。そう、あのグレン団…。

 

「…危険じゃないんじゃなかったのかよ……。」

 

「組織の方針が変わったのかも。例えば、リーダーの交代とか、ポケモンの力とかで。」

 

「…あり得る話なのが怖いな…。まぁでもともかく、僕たちに害を成すなら容赦はしない。」

 

これは自分の身を守るためでもある。害を成すなら、さっさと倒さなければならない。容赦をしてしまえば、僕らの足元が掬われる危険性だってあるのだ。

 

(…まぁ薄々こうなる気はしてたけどね!)

 

「さぁ、じゃあ開けるぞ?…出てきてくれ、ほげた。」

 

「ほっげぇ!」

 

「お願い、エースバーン。」

 

「エバァス!」

 

「…相手は何をしてくるかわからない。何が目的かわからないからね。でも、ここを襲ってくる時点で、只事でないのは確かだと思う。…絶対に防衛しよう。」

 

「うん!」

 

そうして、扉を開ける。辺りに誰もいないことを確認しようとすると…

 

「…ターゲットのガラルチャンプ及びパルデアチャンプ発見!捕えます‼︎」

 

 

「…いい度胸だなァ?」

 

 

「…っ‼︎」

 

「オメェら、オレらを確保するって…マジで言ってるのか?チャンプ2人を敵に回すということだぞ?捕えてから仲間にするのか知らんけど…オレらは絶対に捕まらない。むしろ、お前らがポリスに捕まりそうだな。」

 

「なんだと…!大人しくこっちに来れば穏便に済ませてやろうと思ったのに    

 

 

「チャンピオンに向かっていい度胸してるじゃねぇか。ほげた、『ばくえんほう』。」

 

「ちょっ、まっ     !」

「ほっげええええええええええ‼︎」

 

「うわあああああああああ‼︎」

 

…と言っても、周りの床や壁なんかに火を吹いただけだが。何故かそれだけで退散してしまった。一方でユウリは後ろから見ていたようで…

 

「…かっこよすぎるでしょ……。」

 

などと小声で言っていた。可愛い。

…ってか、よくよく考えたらさっきまでもセリフ全部『イケメンに限る』ムーブじゃないか?…あれ、そう考えると途端に恥ずかしさというか後悔が……

 


《ユウリ視点》

AM 6:18 2番道路のホテルの廊下

 

「エースバーン、『かえんボール』!」

 

「エバァス‼︎」

 

「カバルドン、避け…」

 

ズゴォン!

 

衝撃波が走り、カバルドンが地面に倒れ込む。

 

「…畜生!チャンピオン強すぎるだろ‼︎」

 

「…今回の作戦の目的を教えて。」

 

「…ホテル内のトレーナーのポケモンを保護するって名目でポケモンを奪うんだそうだ。」

 

あたしは純粋に驚いた。保護の名目でポケモンを奪うなんて、やってることはただの泥棒だ。人として最低な行為である。

 

「それは本当?どうしてそんなことを…。」

 

「んなもん俺たちだって知りたいよ…。なんでボスはこんな残酷な命令を……。やっぱりメガカラマネロか…?」

 

メガカラマネロ…?あ、カラマネロのメガシンカか。

 

「…さぁ、どうなんだろうね。」

 

あたしは、敢えて冷たく吐き捨てるように言う。…まぁ本当は『敢えて』じゃなくて本心でこう言ってるだけだけど。

 

「…頼む、ボスを…詳しく言えばボスの相棒を止めてくれ…!このままじゃあ、俺たち…!」

 

 

「何をしているのですか?」

 

 

「…!」

 

白衣を着た、高身長でメガネをかけた謎の年老いた男が、ポケットに手を突っ込みながらゆったりとした歩幅で歩いてくる。

 

加えて、この強大な威圧感。間違いない、この人が今回の事件の指示者及び司令塔だ。組織内でもかなり上の立場の人間だろう。それこそ幹部レベルの。

 

「…使えと言ったはずです。結構な人数が使っていますよ。」

 

「しかし…ポケモンを少しでも傷つけるのは……。」

 

「…ならば、いいです。自分の善意がやるなと言うなら、無理はしなくていいですからね。」

 

「…貴方、誰?」

 

すると、視線をあたしに向けてくる。…強者の目線だった。かなりバトルスキルが高いと、戦わずとも肌で感じた。

 

「…こんにちは、ガラルチャンピオンのユウリさん。まずは君からちゃちゃっと確保しちゃいましょうかね。」

 

「…質問に答えて?」

 

「おっと、すみませんね。ワタシはコウメイという者です。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()、グレン団幹部の科学者ですよ。」

 

「…。」

 

男……コウメイの言った、『人とポケモンの共存のために日夜研究に励んでいる』のワード…。これはウソには聴こえなかった。それは、本人の雰囲気で分かる。怪しいが、相手に平気でウソを吐くような人のオーラじゃない。この人は、そんな()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。人間としても、トレーナーとしても強い人だ。間違いない…。

 

「…そうですか。あたしを連れて行くなら、バトルに勝ってください。話はそれからです。」

 

「…フフ、話が早くて助かりますよ。それでは、行きなさい、グソクムシャ。」

 

「ムシャシャァ‼︎」

 

すると、ネットボールからグソクムシャを取り出す。

 

そして、あたしの、絶対に負けてはいけない勝負が始まった。

 

 

グレン団幹部のコウメイが勝負をしかけてきた!

 

 

「グソクムシャ、『であいがしら』で攻撃しなさい。」

「エースバーン、『エレキボール』で攻撃して!」

 

「ムシャシャァ‼︎」

「エバァス‼︎」

 

エレキボールが蹴られ、高速で突っ込んできたグソクムシャの鳩尾(みぞおち)に命中した。

 

「グシャァァ……‼︎」

 

悲痛な悲鳴をあげるグソクムシャ。すると、コウメイは、ポッケから球体を取り出す。

 

「…少しの間我慢願いますよ、グソクムシャ。…それっ!」

 

カチッ、と音がすると球体の蓋が開き、キラキラ輝く霧のようなモヤが発生する。そしてソレは、グソクムシャをあっという間に呑み込んでしまう。

 

「ムシャ…ムシャ…ムシャ…!」

 

モヤの中で、苦しそうな声をあげるグソクムシャ。…我慢というのは、このことだったのか…。

そして、霧は少しづつ晴れ、グソクムシャが雄叫びをあげる。

 

 

「ムシャムシャァァァ‼︎」

 

 

先程までよりも雰囲気が怖くなっており、恐怖心を引き立たせる。

全身がキラキラと輝き、少し濃いピンクのオーラも纏っていた。…これが噂のテラリウム…。

 

「…実験台にしてすみませんね。さっさと終わらせましょう。『アクアブレイク』!」

「『ブレイズキック』で応戦して!」

 

炎の蹴りワザと、水を圧縮した刀がぶつかり合い、衝突が発生するたびに、火花と水があちこちに飛び散る。

 

「バァッス…!」

「ムシャシャァムシャムシャァァ‼︎」

 

エースバーンは、グソクムシャの刀捌きに翻弄されかけているようで、それをなんとかギリギリで耐えていた。

 

「エースバーン、『流星のでんこうせっか』をグソクムシャの鳩尾に叩き込んで、そこに『ブレイズキック』乱打!攻撃の隙を与えないで!」

 

「バァッス!」

 

一方で、コウメイは、グソクムシャの動きを観察しながらメモを取っていた。

 

「グソクムシャ、『アクアブレイク・水銀』です。」

 

「ムシャシャァ!」

 

再び踏み込み、周囲の水を吸収するグソクムシャ。水圧の上がった水刀を構え、鳩尾を隠した前傾姿勢になり、攻撃を外したエースバーンに突撃。エースバーンは大きく吹き飛ばされてしまう。

 

「バァス⁉︎」

「エースバーン⁉︎…やっぱり強くなってる…!」

 

普通のグソクムシャは、こんな素早い行動は基本的に不可能だ。掟破りな個体もいたりするが、基本は常識の範囲内の動きのはず。

 

「グソクムシャ、『アクアブレイク』連打です。」

 

「ムシャシャァ‼︎」

「エバァス‼︎」

 

「くぅっ…!このままじゃマズい…。」

 

『アクアブレイク』と、『ブレイズキック』が、それぞれ青と赤の光を放ちながら、衝突する。このままこの威力の『アクアブレイク』に抗い続けていれば、いずれタイプ相性で押し負けて、やられてしまう可能性が高いだろう。

 

「エースバーン、ここで『かえんボール』!」

 

「バァス!……エバァス⁉︎」

 

「石が濡れて、着火できないようですね。…チャンピオンも、ここで終わりですか。非常にくだらないですね。」

 

「大丈夫、まだチャンスはある!エースバーン、『エレキボール』で反撃!」

 

「バァス!……バス…ッ⁉︎」

 

「うぐぐ、また失敗か…。」

 

そう言い、エースバーンが懐から小石を取り出し、静電気と電気エネルギーで着火しようとするが…こちらも失敗に終わってしまう。

恐らく、摩擦力で静電気を生成して着火するエースバーンの『エレキボール』は、体毛が濡れていれば着火できないのだろう。…これは厄介なことになったな。

 

「エースバーン、『ブレイズキック』を使いながら動き回って、体の水を乾かして!」

 

「バァッス!バスバスバスバス…!」

 

「…グソクムシャ、『アクアブレイク・水銀』で始末なさい。」

 

「ムッシャアア…アアッ…。」

 

「体力の限界ですか?…いえ、これは……やけどですか。10%を引くとは…。」

 

『アクアブレイク・水銀』を構えようとして、深く踏み込んだ瞬間に膝をつくグソクムシャ。どうやら、先ほどのワザの撃ち合いで『やけど状態』になっていたようだ*3

そして、そろそろエースバーンの体毛が乾ききる頃合いのはず!

 

「エースバーン、『エレキボール』連打ァ‼︎」

 

「エェェェッ…バスバスバスバスバスバスバスバスゥ‼︎」

 

「ムシャァァァッ…!」

 

小石を付近にばら撒き、『エレキボール』を生成しまくるエースバーン。流石にこれには耐えられなくなったのか、グソクムシャはボールに戻って行く*4

 

「…実験は終了ですね。降参します。ご協力ありがとうございました、ガラルチャンピオンさん。…我々の真の目的は、パルデアチャンピオンの方にございますので。それでは、失礼します。…あなたの相方、無事に戻ってこれるといいですね。フフフ…!」

 

そう言い残し、フーディンをボールから放ち、『テレポート』を指示する。

 

「ま…ッ!…逃げられた…。……ホムラ…無事で居て…!」

 

あたしがそう言ったタイミングで、あたしの進路を塞ぐ、したっぱの集団が。

 

「…悪いですが、計画の邪魔はさせません。あなたが負けようが、あなたを連れ去ることはありませんが…この先だけは絶対に死守します。」

 

絶対に死守する、そんな言葉が耳に入った時、あたしの中でカチリとスイッチが入った音がした。

 

「…へぇ、そう。いい度胸だね?あたしに対して…この人数で死守する、ね。じゃああたしは…絶対にここを突破する。そして、ホムラを助ける…!」

 

冷たい感情が心を覆うのが感じられる。今なら、何人潰しても罪悪感は湧かない気がする。これなら心置きなくボッコボコにできるね。

 

「…みんな、でてきて。」

 

あたしは5つのボールから一斉にポケモンを出し、相手側もポケモンをボールから何十匹か出す。…絶対に負けるわけにはいかない。さっさと勝利して、ここを通してもらう。

 

「テラリウムコア、作動!」

 

廊下中にカシュー、と音が響き、相手のポケモン達がテラリウムコアの影響を受ける。

 

「始めるよ。エースバーン、『かえんボール』!ザシアン、『つるぎのまい』!ウーラオス、『ビルドアップ』!ストリンダー、『オーバードライブ』!インテレオン、『れいとうビーム』を広範囲に!バドレックス、『アストラルビット』!」

 

「バァァァンス‼︎」

「ウオールド‼︎」

「ウラァス‼︎」

「リッダアアア‼︎」

「レオッ‼︎」

「バクロォォス‼︎」

 

「「「「「全員、自由に攻撃!」」」」」

 

こうして、あたし対多人数の、大規模な消耗戦が始まった…。

 


《ホムラ視点》

AM 6:38 2番道路のホテルの屋内バトルコート

 

「ほげた、『ばくえんほう』!」

 

「ほげええええ!」

「りみゃあっ‼︎」

 

「ペロリーヌ!…くっそぉ…!」

 

「…さっきから妙に襲ってくる数が多い気がするね。もしかして、今回の襲撃は僕狙いかい?答えて?」

 

「………。」

 

「…黙秘か。まぁいいや。…ホント、幹部1人でくる時点で舐めてるよね、僕の実力を。もしくは自分たちの実力を過信しているか…。」

 

…僕を狙っておいて、本人に詰め寄られると黙秘か。…本気で酷い奴らだよ。

 

なんて考えている間に、『テレポート』で誰かきたようだ。

 

「…で、貴方がその、幹部の1人ですよね?」

 

「…おお、先に気づくとは。『さいみんじゅつ』を指示しようとしたタイミングで…。ワタシはコウメイという者だ。グレン団の幹部の者だよ。」

 

…やはりだったか。『テレポート』を使われて、やってきた瞬間に察した。強いトレーナーがやってきた、と。

この男は何となくマズい気がする。この人関わってはいけない人な気がするのだ。

 

「なるほど、僕を誘拐しようという魂胆ですか。」

 

「…まぁ、そういうことになるね。我々はキミに協力して欲しいだけだけど。」

 

協力、か…。内容は知らないが、絶対ロクなものではないのは確かだろう。

 

「…いや、怪しいので断りますよ?」

 

「…やはり、そう言うと思っていましたよ…。」

 

そう言うと、コウメイはハイパーボールと、メガシンカのマークにカーソルが合わさっている、ゼンブイリングを取り出す。

 

「ジジーロン、お行きなさい。」

 

「ジロォン!」

 

ジジーロンか…。つまり…メガシンカか。たしか、近日になってメガジジーロンが発見されたんだったよね。発見者は…たしか、プラターヌ博士だっけ。っとと、いまはそんなこと考えている場合じゃない。

 

 

「進化の極地(きょくち)でキズナを示せ!メガシンカ‼︎」

 

 

「ジロォォォッ‼︎」

 

 

やはり、メガシンカ!メガジジーロンだ……!

 

「ほげた、そのまま頼む!」

 

「ほんげぇ!」

 

「貴方が勝てば、今回はここで手を引きます。ワタシが勝てば、貴方はワタシ達に協力していただきます。バトルはシングルの2対2です。それでは、始めましょう。」

 

グレン団幹部のコウメイが勝負をしかけてきた!

 

「ジジーロン、『ドわすれ』を積みなさい。」

「ほげた、『くさわけ』ですばやさを上げて!」

 

「ジロオ?」

「ほげほげほげほげ…。」

 

ジジーロンの特防がぐーんと上がった!

ほげたの素早さが上がった!

ほげたの素早さが上がった!

ほげたの素早さが上がった!

ジジーロンの特防がぐーんと上がった!

ほげたの素早さが上がった!

ほげたの素早さが上がった!

ジジーロンの特防がぐーんと上がった!

ほげたの素早さが上がった!

 

「ジジーロン、『はかいこうせん』です。」

「ほげた、攻撃を回避しながら『かえんほうしゃ』で攻撃!」

 

「ジィィロロロロロロロッ‼︎」

「ほげぇ!ほおおっげええええええ‼︎」

 

ノーマルタイプの光線を躱しつつ、『かえんほうしゃ』をジジーロンに当てるほげた。

…そして、僕の狙いは当たったようだ。

 

「ジロッ⁉︎」

 

「やけどですか。10%をまたも引くとは、運が悪いですね。」

 

またも…ということは、先程誰かと戦ったということだろう。恐らくユウリだ。他の人の可能性もあるが、僕が狙われているなら、ユウリも狙われていてもおかしくないだろう。

 

「…なにが目的かは分かったものじゃないけど、勝たせてもらうよ?」

 

「…フフフ…!いいでしょう、かかってきなさい。」

 

怪しい笑みを浮かべるコウメイに気をつけながら、僕は、ほげたに次の指示を出す。

自分の命運を分ける勝負は、まだ始まったばかりだ。

 

To be continued…

*1
マイクラのエンチャントのアレ。ちなみにですが、ポケモン界にもマイクラある設定です。この世界でも某ノッチさん開発です

*2
閑話のお話のラストのアレ

*3
ゲーム本編におけるブレイズキックの効果は、10%の確率で相手をやけど状態にするという効果

*4
今回は、特性の『ききかいひ』の効果による戦闘終了。手持ちが1匹ならこの効果は発動しませんが、コウメイはまだポケモンを持っているので、条件に当てはまります




注釈

今回から、注釈を加えさせていただきます!注釈には、ワザや、物語の雑学的なものの簡単な説明を行っていますので、是非是非みてくださいね!

ワザ表記

ワザの『』の前に応用ワザ〜などと書くのをやめました。わかりにくかったら申し訳ないですが、今章はこのスタイルで行きます。…途中から戻したりするかもしれませんけどね。

アクアブレイク・水銀

『アクアブレイク』の強化版。物凄い水の量を圧縮し、攻撃する。一定時間(5〜20秒の中でランダム)だけ『アクアブレイク』が使用不可になるが、フィールドが雨だと、もう一度使える。晴れの場合は、そもそもこのワザが使えない。

特性

ZA、やっぱり特性ね〜じゃん‼︎ってコトで、特性が存在しないポケモンについては、公式情報が出るまでメガシンカ前と同じ特性として書かせていただきます。

あとがき

ZA、皆さんはどこまで進みましたか?僕は……そもそも持っていないので0です⭐︎
と、いうわけで、次回予告のお時間です!(今話からはこのスタイルでいくので、よろしくお願いします)

ホムラ「なんかよく分かんないおっさんと戦うことになったけど…この人クソつえぇな⁉︎」

コウメイ「ワタシの力を舐めてもらっては困りますよ。絶対にあなたは我々に協力してもらいます。」

ホムラ「これは絶対に負けられないな…。ということで次回、ポケットモンスター新たなる旅路!十六話『ギリギリ!グレン団幹部との死闘‼︎』次回も見てくれよな!」

ということで、来週の金曜日も、見にきてくださいね!それでは、また次回にてお会いしましょう‼︎




次回 十六話 ギリギリ!グレン団幹部との死闘‼︎

ホムラの最初の1匹は誰だと思う?

  • 伝説のポケモン
  • 御三家(最初の3匹)
  • 色違いの伝説のポケモン
  • 幻のポケモン
  • 色違い御三家
  • 色違い幻のポケモン
  • それ以外(コメント欄に記入を!)
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