速瀬乗治に仕打ちを与えた夜、私は社長室に戻り、デスクに機器をセットした。そして私はゴーグルを着けると、プロトマイティアクションXを機器にセットした。
『ゲームスタート!』
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私はビルの屋上を模したVR空間にやってきた。その端っこでグラファイトが座っていた。
「やはりここにいたか、グラファイト。何故ゲンムの正体がお前でない事をばらした?」
私はグラファイトに作戦を台無しにした理由を問い詰める。救道真遊達と対峙した際、私はゲンムの正体をグラファイトだと騙そうとしていた。だがあの時、グラファイトは勝手に現場に現れたせいでその作戦が破綻してしまった。
「“そんな事”、どうだっていいだろ…。」
一方、独断行動を取ったグラファイトは無責任な発言をした。
「気に入らないなぁ…。」
グラファイトの無責任さに憤りを感じた私はドライバーとガシャットを構える。
「何の真似だ…?」
グラファイトは警戒しながら、私が何をしようとしてるのか尋ねてきた。
『ガシャットのボタンを起動。』
私はアナウンスの指示でプロトマイティアクションXのボタンを押す。
『マイティアクションX!』
ガシャット起動と共にゲームエリアが展開された。
『ゲーマドライバーを装着。』
私はドライバーを腰に装着する。
「変身。」
『変身シークエンス起動。ガシャットをドライバーに挿入。』
私はドライバーにガシャットを挿入した。
『ガシャット!レッツゲーム!メッチャゲーム!ムッチャゲーム!ワッチャネーム!?』
私の周りにキャラクターセレクトが展開され、その中からゲンムのパネルを選択する。他のパネルが弾かれ、選択されたパネルが私の体に取り込まれ、アーマーになって装着された。
『アイム ア カメンライダー!』
『ゲンムレベル1。ゲームタイプ・アクション。』
私はゲンムに変身した。
『レバーを解放。』
私はさらにドライバーのカバーを開いた。
『ガッチャーン!レベルアップ!マイティジャンプ!マイティキック!マーイティーアクショーンX!』
私はレベル1の体をパージをしてレベル2になると、前の方へ振り返る。
『ドライバーのガシャットをキメワザスロットホルダーに挿入。』
『ガシューン』
私はドライバーからガシャットを抜き取る。
「本気なのか…?」
グラファイトが焦った表情をする中、私はホルダーにガシャットを挿入する。
『ガシャット!』
『ホルダースイッチ起動。』
私はホルダーのボタンを押す。
『キメワザ!』
『もう一度、ホルダースイッチ起動。』
私はもう一度ボタンを押した。
『MIGHTY CRITICAL STRIKE!』
「当然、本気だ。」
「ちっ…!」
私がライダーキックの構えを取りながらそう答えると、グラファイトは双刃刀を取り出して迎撃の構えを取った。私は高くジャンプすると、グラファイトに向かって飛び蹴りを放った。
「はあっ!」
『会心の一発!』
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『ゲームクリア!』
私はグラファイトに蹴りを喰らわせて現実世界に戻ってくると、ゴーグルを外して機器に挿入されたプロトマイティアクションXに触れる。
「……クククク……ハハハハハッ…!誰にも邪魔はさせない…!私は“最高のゲーム”を作る…!」
私はプロトマイティアクションXを抜き取ると、不気味に笑いながら決意を固めた。
SEE YOU NEXT GAME…