超次元ゲイムネプテューヌ EX-AID   作:レティス

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新年あめおめです(遅)。
新年最初の投稿はVRオペレーションズ最終回です。ようやく最初のオリライダーを出せました。変身者は多分……ゲンム以上にお察しの通りだと思います(笑)。
では、どうぞ。



ケイオス編

ヴィジオンside

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はパソコンで戦闘データの集積を行っている。その横にはゲームをしているパラド、不満げに座っているグラファイトがいる。

 

「おい、プレイヤーを増やして大丈夫なのか?」

「何が起こるか分からないのがゲームだよ。新たな適合者が現れることも不思議じゃない。」

 

グラファイトとパラドがそんな会話をしていた。それは、昨日の事だった。

 

 

 

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ヴィジオンside ~昨日~

 

 

 

 

 

 

社長室にやってきた女性。その女性は新たな適合者だった。魔女のような容姿からはミステリアスなオーラが漂っていた。

 

「久しぶりだな、ヴィジオン。」

「貴女が来るのは分かってましたよ。“例の物”を受け取りに来たんですよね?」

「ふん、話が早くて助かる。」

 

私はその女性に言われ、デスクの上に置いてあるアタッシュケースを開き、女性の方に向ける。その中にはゲーマドライバーと藤色のライダーガシャットが入っている。

 

「12個目のライダーガシャット…!?」

「へぇ…徹夜で製作してたのはこれだったのか。」

 

新たなガシャットを見て、グラファイトが驚きの表情を浮かべた。私が徹夜で作っていたこのガシャットは“ストレンジホラー”。グロテスクな怪物達や様々なトラップが待ち受けているダンジョンに挑むゴシックホラーゲームだ。

女性はドライバーとガシャットを手に取るなり不気味な笑みを浮かべた。

 

「シミュレートの方は?」

「もちろんしておくぞ。こいつの力に慣れておかないとな…。」

 

意外に慎重な思考だ…。女性はVRシミュレートもしていくと言った。

私はデスクにVRシミュレーション用の機器をセットし、女性にゴーグルを着けさせる。そして機器にストレンジホラーを挿入し、タブレットでVRシミュレーションを開始する。

 

 

 

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?side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ゲームスタート!』

 

私の視界には何処かの灰暗い洞窟のようなVR空間が広がっていた。

 

「よし、始めようか。」

『OK。ターゲットを転送。』

 

ヴィジオンはタブレット操作でターゲットをフィールドに転送した。そのターゲットは

 

『グオオオオオオオオオオ!!』

 

エンシェントドラゴン感染体だ。なるほど、試すにはちょうどいい相手だ。

 

『ガシャットのボタンを起動。』

 

私はヴィジオンに言われてガシャットのモタンを押す。

 

『ストレンジホラー!』

 

私の背後にストレンジホラーのスタート画面が表示され、ゲームエリアが展開された。

 

『ゲーマドライバーを装着。』

 

私はドライバーを腰に装着した。

 

『ガシャットを構え、戦闘態勢へ。』

 

私はトンガリ帽子のつばを左手で触れながらガシャットを読み込み端子が下に来るように回す。

 

「変身。」

『ガシャットをドライバーに挿入。』

 

私はドライバーにガシャットを挿入した。

 

『ガシャット!レッツゲーム!メッチャゲーム!ムッチャゲーム!ワッチャネーム!?』

 

私の周りにキャラクターセレクトが展開された。その中から、私はストレンジホラーの主人公に似たパネルを選択する。選択されたパネルが私の体に取り込まれ、アーマーになって装着された。

『アイム ア カメンライダー!』

 

私は仮面ライダーに変身した。ゆるキャラのような白いボディに、頭部はストレンジホラーの主人公である魔術師を模しており、とんがり帽子が装備されている。胸部には十字キー、ライダーゲージとA、Bボタンが表示されている。A、Bにはそれぞれ杖とモンスターが表示されている辺り、どうやらこのゲームは魔法とモンスター召喚を駆使して敵を倒していくゲームらしい。

 

『仮面ライダー“ケイオス”・レベル1。ゴシックホラーゲームのライダー。』

 

ケイオス…言い換えれば混沌か…悪くはない名前だ。

 

『レバーを引いて、レベル2へ。』

 

私はヴィジオンの指示を聞き、ドライバーのカバーを開く。

 

『ガッチャーン!レベルアップ!ストレンジ…デモンアンドトラップ!ストレンジホラー…!』

 

私はレベル1の体をパージし、等大身のレベル2にレベルアップした。紫紺色がメインカラーで、黒いラインが走っている。ローブ、そしてとんがり帽子と、その姿は魔女そのものだった。

 

『レベル2にレベルアップ完了。』

 

レベルアップした私は右手を構える。すると私の周りにサークルが出現。それと同時に杖が写ったパネルが現れ、実体化して私の右手に装備された。

 

『ガシャコンスタッフ!』

「絶望の唄を聴くがいい…!」

『グオオオオオッ!』

 

私がガシャコンスタッフを構えると、エンシェントドラゴンは突進してきた。

 

「はっ!」

 

私は杖を掲げる。すると杖から魔力弾がエンシェントドラゴンに向かって放たれた。だがこの程度では怯まない。

 

「ふっ!」

 

私は突進を回避すると、杖のBボタンを連打する。杖の先端に大きめの魔力弾が形成される。

 

「はあっ!」

『グオッ!?』

 

私は再び魔力弾を放った。エンシェントドラゴンはこれを受けて怯んだ。なるほど、Bボタン連打で強力な攻撃を放てるのか…。

私は続いてAボタンを押す。

 

『ショ・カーン!』

 

すると、杖の先端が狼の頭部みたいに変形した。これは…召喚モードか?

私はBボタンを押す。すると、呻き声のような待機音声が流れる。

 

「ふっ!」

 

私は地面に杖を突き立てる。すると

 

『『『ガアァ!!』』』

『グオッ!?』

 

地面から魔力で構成されたドス黒い獣の頭部が三体出現し、エンシェントドラゴンに噛み付いた。

 

『ドライバーのガシャットをキメワザスロットホルダーに挿入。』

『ガシューン』

 

黒い獣達がエンシェントドラゴンを足止めしている間に、私はヴィジオンの指示を聞き、エンシェントドラゴンに背中を向ける。続いてドライバーからガシャットを抜き取る。

 

『ガシャット!』

 

そして左腰のホルダーにガシャットを挿入した。

 

『ホルダースイッチオン。』

 

私はホルダーのボタンを押す。

 

『キメワザ!』

 

右足にエネルギーがチャージされる。

 

『グオオオオオッ!』

 

エンシェントドラゴンが黒い獣を振り払うと、再び私に向かって突撃してきた。

 

『もう一度。』

 

私はもう一度ホルダーのボタンを押す。

 

『STRANGE CRITICAL STRIKE!』

「和が聖域(サンクチュアリ)へと堕ちるがいい! はあっ!」

 

私はタイミングを見計らい、エンシェントドラゴンに回し蹴りを繰り出した。

 

 

『会心の一発!』

 

 

 

 

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ヴィジオンside ~現在~

 

 

 

 

 

 

 

「まぁ、戦闘データに関しては悪くはなかった。」

「それにしてもあの女、仮面ライダーになって“女神を潰す”とか豪語してたな…。」

 

グラファイトは昨日のことを思い出していた。確かにあの女性は「女神を潰すにはそれなりの力だな。後は“あれ”が揃えば…。」と呟いていた辺り、目的は既に理解できた。女神を必要としない世界…あの女性はそれを本気でやるつもりなのだろう。

 

「さて、私もそろそろ出掛けるとするか。」

 

私は腕時計で時間を確認すると、デスクの上に置いてある灰色のガシャットを手に取ると、スイッチを押す。すると私の目の前にワープゲートが出現した。私はそれを潜っていく。

 

 

 

 

 

 

 

パラドside

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴィジオンは灰色のガシャットを手に取ると、スイッチを押してワープゲートを出現を出現させ、それを潜っていった。読み込み端子には亀裂が入っていたものの、ゲイムギョウ界内での移動は出来るらしい。そのガシャットのラベルにはこう描かれていた。『“アチコチポータル”』と。

 




オリジナルガシャット紹介


・ストレンジホラー
ゴシックホラーゲームをモチーフとしたガシャットで、ゲーマドライバーに挿入することで、装着者を仮面ライダーケイオスに変身させる。ベースカラーは藤色。ラベルには主人公と思われる魔術師が描かれている。


・アチコチポータル
ガシャットのボタンを押すことで、ワープゲートを出現させる。ヴィジオンが語っていたポータルガシャットの正体であり、これでゲイムギョウ界と地球の行き来ができたが、現在は損傷しており地球へのワープ移動は出来ないが、ゲイムギョウ界内のワープ移動は可能になっている。ゲームモチーフはアクションパズルゲーム[PORTAL]。ベースカラーは灰色。ラベルには主人公と思われるロボットが描かれている。
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