超次元ゲイムネプテューヌ EX-AID   作:レティス

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一ヶ月も遅れてしまい、申し訳ありませんでしたorz


ライダー二人はNo thank you?

ゲイムギョウ界に来てから数日が立った。僕はイストワールさんやネプテューヌ達のおかげで快適に暮らしている。普通の暮らしとは少し違うものの、とても快適だった。もちろん問題点もあるけどね。まずゲイムギョウ界の文字が読めないことだ。日本語でなんとか会話できるとはいえ、字が読めないのはなんか致命的だ。なのでイストワールさんに辞典やら翻訳本やらで勉強してる。僕は現在この世界の文字を勉強中です。大分覚えたとはいえ、まだまだ不安定だからね。そしてもう一つは…

 

「ユッキー!ゲームで対戦しよう!」

「えっ、今!?」

 

ネプテューヌがお構い無しに僕をゲームに誘うからだ。この勉強中にも関わらずだ。僕はネプテューヌに掴まれて強引にリビングへ移動させられた。そしてネプテューヌに急かされるままソファに座る。

「必死に勉強中なのに…終わってからじゃダメなの?」

「いいからいいから!」

 

ネプテューヌが僕の言葉を無視してゲームのコントローラーを握らせた。その瞬間、俺はゲーマーとしての人格へとシフトチェンジした。

 

「いいぜ。勉強を妨害した事を後悔させてやるぜ。」

「そうこなくっちゃ!」

 

俺はそのままネプテューヌと格闘ゲームで対戦することにした。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「いよっしゃ!」

「ねぷぅぅぅぅぅ!また負けたぁぁぁぁ!!」

 

俺はネプテューヌ相手に連勝した。見たことないゲーム機とはいえ、操作方法はすぐに理解できた。

 

「ちょっと真遊~!それはいくら何でもチートじゃないの!?」

「チートでも何でもないぜ。ただ普通にボタン押してただけだぞ?」

「嘘ぉぉ!?普通に操作してあんな難易度高いコンボ決めるなんて!」

「言っただろ?俺はゲームの説明書は読まないスタイルだって。」

 

ネプテューヌが俺のプレイスタイルに文句を言う中、俺はテーブルにコントローラーを置いた。

 

「それよりもいいの?ネプテューヌには仕事があるんじゃないの?」

 

人格を戻した僕は、ゲームばっかりしているネプテューヌに仕事はどうしたと尋ねる。するとネプテューヌが冷や汗をかいた。あ、この反応は想像ついたわ…。

 

「だ、大丈夫だy「何が大丈夫なんですかネプテューヌさん…?(怒)」い、いーすん…。」

 

ネプテューヌが言い訳する中、イストワールさんが現れた。それはそれはお怒りの形相で…。

 

「ネプテューヌさん!ゲームばかりしてないで、いい加減仕事して下さい!」

「お、落ち着いていーすn「これが落ち着いていられますか!」ひいいいいいいいい!?」

 

イストワールさんから説教を喰らうネプテューヌ。確かにネプテューヌの生活を観察してみると、女神らしい仕事をしている様子を見たことがない。某ア○シズ教の駄女神と同レベルである。

 

「ねぇネプギアちゃん、君の姉さんっていつもあんな感じなの?」

「えっ、えーっと…。」

 

ネプギアちゃんが何か誤魔化そうとしている様子が伺えた。

 

「ごめん、正直に言ってほしいな。」

「は、はい…いつもああいう感じですね。」

 

ネプギアちゃんは渋々と答えた。ああ、やっぱりかぁ…そりゃイストワールさんから説教喰らうって…そういえば僕、勉強はしているとはいえ、居候してもらっているだけじゃダメだよな……。何か仕事しないと………そうだ!

 

「あの、イストワールさん。僕にも仕事をやらせてくれませんか?」

「「「…えっ!?」」」

 

僕はネプテューヌを説教しているイストワールさんに頼む。これを聞いてイストワールさんどころか、ネプテューヌとネプギアちゃんも驚いた。

 

「ですが、こちらとしては真遊さんに迷惑をかける訳には…。」

「いえ、居候してもらっているからこそ、何かしないと駄目な気がするんです。それにこの世界の文字も粗方覚えたので、大丈夫です。」

 

僕はそう言う。この世界の文字も大体覚えたからね。

 

「分かりました。よろしくお願いします、真遊さん。」

 

僕はイストワールさんから許可をもらった…………それにしても、女神の仕事って基本的に何をするんだろう…?

僕が考えていた時、入り口のドアが開き、そこからアイエフとコンパがやってきた。

 

「イストワール様、お邪魔します…ってユッキー、どうしたの?」

「ああ、ネプテューヌ達の仕事を手伝おうと……というかユッキーという呼び名はやっぱりヤバい気がする…。」

 

僕は未だに付けられた呼び名のことを引きずっていた。

 

「ま、まぁ気を取り直して…イストワール様、モンスター討伐の依頼が来たのでねぷ子達をお借りしたいのですが。」

「ええ、大丈夫ですよ。」

 

アイエフはネプテューヌ達を借りに来たらしい。どうやらモンスター討伐らしい。この世界にはモンスターもいるのか。それで困ってる人がいるなら、僕もいかないと。

 

「僕も行くよ。」

「真遊さん!?駄目です! 貴方を危険な目に合わせる訳にはいきません!」

 

イストワールさんが血相を変えて止めに入った。

 

「そのモンスターって、イストワールさんが止めに入るくらい強敵なの?」

「いいえ、“スライヌ”といってそんなに強くないわ。」

 

アイエフは討伐するモンスターの名前を教えてくれた。“スライヌ”…?スライムと犬を足して二で割ったような名前は…?でもスライムとかだったら、RPGゲームの序盤でよく見るから弱そうだな。

 

「そんなに強くないなら、僕も行くよ。この前の戦いでも謎のウイルスを倒せたんですから。」

「いくらあの時ああするしかなかったとはいえ、貴方には……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「務まる訳がない。」

 

イストワールの言葉を遮って、突然入り口から謎の青年がそう言いながら入ってきた。

 

「え……誰?」

「御剣勇介さん。数週間前にゲイムギョウ界へ迷い込んだ人です。」

 

イストワールさんが勇介という青年について説明した。数週間前ってことは、まだ友好条約が成立する前だよね?

 

「イストワール、ゲイムギョウ界にライダーは二人もいらない。」

「えっ…ライダーってまさか…?」

「はい、彼も仮面ライダーです。」

 

どうやら勇介もライダーらしい。勇介はソファに座ると

 

「漂流者。お前の存在は、No thank youだ。」

 

と言いながらゲーマドライバーを取り出した。ドライバー持ってる辺り、ライダーということは本当らしい。何だろうあの…エリート感満載な性格は…それに漂流者はあんたも一緒でしょ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

?side

 

 

 

 

 

 

グラファイトがガシャコンバグヴァイザーでウイルスを散布している中、俺はマイティアクションXをプレイしていた。

 

「運命っていうのは、パズルゲームみたいだね。」

「このままでいいのか?パラド。」

 

グラファイトに言われ、俺は立ち上がる。

 

「そうだな……こっちも挨拶ぐらいしておくかな。」

 

俺はグラファイトの肩をポンと叩くと、“挨拶”しに行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真遊side

 

 

 

 

 

 

 

 

僕達はスライヌというモンスターを討伐するためにプラネテューヌの街から外れた森へやって来た。

 

「この森にそのスライヌってモンスターが生息しているんだね?」

「そうよ。この辺の森でスライヌが大量発生して、近くの村の人達が困っているそうなのよ。だから一刻も早くスライヌを討伐して、その村の人達を安心させればシェアも増えるわ。」

 

アイエフはそう説明した。なるほど、近くの村の人達がそのスライヌの大量発生で困っているんだ……それよりも、“シェア”って何だろう?この世界でいう景気みたいなものなのかな?

 

「それよりも真遊さん、さっきから足取りが重いですけど、どうしたんです?」

 

コンパに足取りが重いことを心配された。それもそのはず、勇介に言われたことが妙に引っ掛かる。

 

「大丈夫だよ。それによりも、早くスライヌを倒して帰ろう。」

 

僕はそう言った。すると

 

「ん?……あれって…?」

 

僕は犬の顔があるスライムを見つけた。それに結構な数だ。

 

「あれがスライヌ?」

「そうだよ!さぁ~て、さくっと終わらそう!」

 

ネプテューヌはそう言いながら日本刀をコールした。

 

「はい、お姉ちゃん!」

「そうね。」

「はいです~。」

 

ネプテューヌに続いてネプギア、アイエフ、コンパも武器をコールした。ネプギアはビームソードという、いかにもありふれた武装だ。アイエフは二本のカタール。そしてコンパは……えっ!?

 

「あの、コンパ………その注射器が君の武器?」

「はいです。どうかしましたか?」

 

Oh……コンパが看護学校の学生というのは聞いたけど、まさかのでっかい注射器とは……コンパ意外とエグいな。

 

「じゃ、じゃあ…僕もいくよ。」

 

そう言いながら僕はゲーマドライバーを装着し、ガシャットを取り出して起動する。

 

『マイティアクションX!』

 

ゲームエリア展開と共にあちこちにチョコ型のブロックが設置された。僕……いや、俺はガシャットを構える。

 

「変身!」

 

俺はそのままドライバーにガシャットを挿入した。

 

『ガシャット!レッツゲーム!メッチャゲーム!ムッチャゲーム!ワッチャゲーム!?』

 

俺の周りにキャラクターセレクトが展開され、俺はエグゼイドのパネルを選択する。

 

『アイム ア カメンライダー!』

 

パネルは俺の体に吸収され、俺はエグゼイドへ変身した。

 

「大変身!」

 

俺は続けてドライバーのハンドルを握り、カバーを開いた。

 

『ガッチャーン!レベルアップ!マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクションX!』

 

俺はゲートを通過してジャンプし、レベル1の体をパージしてレベル2へレベルアップした。俺は着地して右手拳を高らかに挙げた…………とその時、何故かネプテューヌが近づいてきて、“展開したカバーを閉じた”。

 

『ガッチャーン。』

「えっ?……おわわわわわわわわ!?」

 

カバーを閉じたからには当然レベル1へダウンしてしまった。

 

「ネプテューヌ、お前何すんだよ?」

「レベルアップしちゃだめだよユッキ~。」

「おいおい、あの時の状況とは違うからいいだろ?さっさと終わらせようぜ。 大変身!」

『ガッty『ガッチャーン。』』

 

俺は再びレベルアップしようとしたが、またネプテューヌに妨害された。

 

「ゆるキャラ姿で戦った方がかわいいって!」

「早く終わらせようと言ったのお前だろ!?」

 

俺はかわいさを求めたネプテューヌと口論してしまう。この姿パワーはあるけど動きづらいんだよ!

 

「あぁもう、仕方ねえな!いくぞぉ!」

『ガシャコンブレイカー!』

 

俺は仕方なくゆるキャラ姿のレベル1で戦うことにすると、ガシャコンブレイカーをコールしてスライヌの群れに突撃する。

 

「はあっ!てやっ!」

 

俺はハンマーによる一撃でスライヌに攻撃していく。

 

「てりゃあ!」

 

ネプテューヌもスライヌの体当たりを避けながら日本刀で斬撃を放ち、次々と倒していく。

 

「えいっ! はっ!」

 

ネプギアもビームソードを振るってスライヌを攻撃する。戦闘経験が浅い故か動きがぎこちない。

 

「はああああああっ!」

 

アイエフは忍者やアサシンの如く、素早く動きながら二本のカタールで次々とスライヌ達を斬り裂いていく。

「えいっ!」

 

コンパはスライヌに注射器を突き刺すと、プランジャーを押して注射器内の液体を流し込んだ。うわぁ………コンパの戦い方が見て分かるぐらい痛々しい…。注射がトラウマになったらどうしよう…。

俺は一気にスライヌを蹴散らそうとするためにブロックを壊してエナジーアイテムを探る。すると、あの時と同じくスピードアップのアイテムが出てきた。

 

「アイテムゲットだ! はああああああああ!!」

『『『『ヌラ~~~~!?』』』』

 

俺はエナジーアイテムをゲットすると、俊敏な動きでスライヌ達に突進し、スライヌの群れを蹴散らしていく。だがいっこうに数が減らず、むしろどんどん増えてきている。

 

「あーもう、数が多すぎるよ!」

「どんだけいるんだよこれ!?」

 

倒しても倒してもキリがない。スライヌが大量発生してるというのはアイエフから聞いてるが、こんな大量とは聞いてないぞ!?

俺たちがスライヌ達の群れに苦戦していたその時

 

『『『『『『ヌラ~!?』』』』』』

 

突然、何処からともなく放たれた多数の矢の雨がスライヌ達に降り注ぎ、あっという間に一掃した。

 

『ギィィ!ギィィイイ!!』

「「「「「「!?」」」」」」

 

そして今度はファージと城の塔を出して2で割ったかのような巨大ウイルスが現れた。

 

「こ、これって第二ラウンドってやつー!?」

「言ってる場合じゃないわ!」

 

ネプテューヌとアイエフがそうやり取りしている中、俺は巨大ウイルスの様子を伺う。あれは…またあのウイルスか…ってことは中に人が…!

 

「皆下がれ!こいつは俺がやる!」

 

俺はネプテューヌ達にそう言うと、俺はウイルスに取り込まれた人を救うために突撃しようとする。その時

 

「ん?」

 

向こうから青年が馬に乗ってやってきた。勇介だ。勇介は馬から降りる。その腰には既にゲーマドライバーを装着済みだ。

 

「始めるか。」

 

勇介はそう言いながらポケットから青いガシャットを取り出して起動ボタンを押した。

 

『タドルクエスト!』

 

勇介の背後にタドルクエストのスタート画面が表示され、ゲームエリア展開と共に宝箱があちこちに配置された。

 

「おお~!これってまさか!」

「ああ、剣と魔法のRPG・タドルクエストだ。」

 

ネプテューヌが、配置された宝箱に目を光らせていた。

 

「変身。」

 

勇介はガシャットを前へ持ってくると、そのままドライバーに差し込んだ。

 

『ガシャット!レッツゲーム!メッチャゲーム!ムッチャゲーム!ワッチャネーム!?』

 

勇介の周りにキャラクターセレクトが展開された。勇介は左手を横に突き出してタドルクエストの主人公に似たパネルを選択した。勇介の体にパネルが取り込まれ、勇介の体にアーマーが装着された。

『アイム ア カメンライダー!』

 

仮面ライダーに変身した勇介。ゆるキャラ姿は俺と変わらないが、頭部はタドルクエストの主人公を模しており、左手には盾が握られていた。胸部の表示には十字キー、HPゲージに炎と氷のマークがあった。

 

「あれは…。」

「仮面ライダーブレイブ。イストワール様がそう呟いていたわ。」

 

ブレイブ……“勇者”を意味しているのか。

すると勇介の周りにサークルが出現し、剣が写ったパネルが現れ、実体化して勇介の右手に装備された。その剣はRPGゲームでよく見るシンプルな長剣だ。

 

「まずは感染者からウイルスを分離だ。」

 

勇介は剣と盾を構えながらウイルスに突撃する。

 

『ギィィ!ギィィ!』

「はっ! たぁっ!」

 

勇介は盾を構えてウイルスが放つ矢の雨を防ぎながら剣で攻撃していく。攻守一体で無駄のない戦法はまさしくRPGらしい戦い方だ。

 

「ほら、真遊もいかないと!」

「あ、ああ…!」

 

俺もネプテューヌに言われてウイルスに向かって突撃する。

 

「はああああああ!」

『ギィィ!』

「っ!? うわっ!?」

 

俺は高くジャンプしてハンマーを振り下ろそうとするが、ウイルスは再び矢の雨を放ってきた。ジャンプしたために無防備だった俺はそのまま弾き飛ばされた。ちなみに勇介はまた盾で防いでいた。

 

「戦い方に慣れてないとは、所詮は“素人”か。」

 

俺は勇介の言葉にカチンときた。それにしてもあいつ、宝箱が近くにあるのに取ってないな。勇介がウイルスを剣で攻撃している中、俺はブロックを出現させて上へ登っていき、ジャンプしてウイルスを蹴り飛ばした。

 

「お前こそ!宝箱あるのに取らないなんてゲーム初心者かよ?」

「これはゲームじゃない。」

 

俺は宝箱に指差しながら、エナジーアイテムを取らないことを指摘するが、勇介に冷たく一蹴された。

 

『ギィィ!ギィィ!』

 

口論にしている間にもウイルスは高くジャンプすると、数本の足をドリル状に束ねた後、そのまま俺たちに向かって落下してきた。

「うわあっ!?」

「ふっ…!」

 

俺はそのまま吹き飛ばされたが、勇介は軽々と避けた。

 

「俺に斬れないものは…ない。」

 

勇介は剣を構えながらそう言った。ウイルスは勇介に向かって突撃してきた。

 

「ふっ! はあっ!」

 

勇介は突撃してきたウイルスをすれ違い様に難なく斬りつけ、さらに斬り上げた。ウイルスは斬り上げられて真っ二つになると、そのまま爆散。ウイルスが散っていく中、感染者と思われる女性が落下してきた……ってこのままじゃ危ない!

 

「ほっ! とおっ!」

 

俺は出現したブロックに次々と飛び移り、空中で女性をキャッチすると、そのまま着地する。

 

「ふぅ…ギリギリセーフ…。」

 

女性の体は既に透明化が始まっていた。俺はキャッチした女性を安全な場所で下ろす。

女性から分離したウイルス達は人型へと変化した。ほとんどは戦闘員だ。以前見たパティシエ姿の他、魔法使い姿の戦闘員もいた。そして残る一体はタドルクエストに登場した悪の大魔法使い・アランブラを模したキャラだった。あいつがボスか。

 

「おのれ…。」

 

アランブラはそう呟くと、杖を構える。

 

「モエール!」

「うおっ!?」

「っ!」

 

アランブラは俺と勇介の足元に火柱を立てた。今度は辛うじて避けた。勇介もこれを察知して火柱の直撃を避けた。しかし

「剣が…!」

 

避ける際、剣の刀身が高温の火柱に炙られたために溶けてしまった。勇介は溶けた剣を捨てた。

 

「二人とも~~!」

 

ここでネプテューヌ達も合流した。

 

「あのウイルスは…記念パーティーの時にも現れた…!?」

「けど前回のとは別のやつね。」

「早く倒さないとこの人が消えてしまいます!」

 

ネプギア、アイエフ、コンパがそれぞれ言った。コンパの言う通り、親玉であるアランブラを倒さないと感染者が消えてしまう。分離した状態なら、レベル2になれる!

 

「よし、そろそろなっていいよなネプテューヌ?」

「おっけー真遊!私も本気出しちゃうよ! 刮目せよ!」

「大変身!」

 

ネプテューヌは女神化、俺はレベルアップをしようとしたその時

 

「ふんっ! トラエール!」

「「「!?」」」

 

アランブラが再び杖を構えた。するとネプギア、アイエフ、コンパの三人を突然、四角い結界が拘束した。さらに赤い魔法陣が出現した。

 

「女神化やレベルアップをすれば、そこの女達が死ぬぞ?」

「ずっ、ずるい!ネプギア達を拘束するなんて!」

「人質なんて卑怯な真似はよせ!」

「っ!何これ…!?ビクともしない…!」

 

アイエフは結界を攻撃するも、弾かれてしまう。くそ、レベルアップしたらネプギア達に危険が…!でも急がないとあの女性が消滅する…!どうすればいいんだ…!?俺とネプテューヌが悩む中、勇介はドライバーのハンドルに手をかけようとする。

 

「やめろ勇介!ネプギア達が人質になってるんだぞ!?」

「そうだよ!今レベルアップしたらネプギア達が…!」

「情が移って決断が鈍るなど、言語道断だ。」

 

俺達の説得に勇介は冷たく一蹴した。

 

「術式レベル2。」

 

そして勇介はそのままドライバーのカバーを開いた。

 

『ガッチャーン! レベルアップ!』

 

勇介は目の前に出現したゲートを通過した。

 

『タドルメグル!タドルメグル!タドルクエスト!』

 

勇介はレベル1の体をパージすると、目の前に出現した城の扉を開いた。

人らしいデザインをベースに、シアンブルーがメインカラー、頭部、胸部、両腕は騎士が纏うプレートアーマーを模したデザインになっており、左手で持っていた盾は左腕に固定されている。

勇介の野郎…制止も聞かずにレベルアップしやがった…!

勇介がレベル2になった際、さらに宝箱が配置され、そしてアランブラの背後に“錆びた剣が刺さったオブジェクト”が配置された。ちなみにアランブラはそれに気づいていない。

 

「ふっ! はっ!」

 

勇介は戦闘員達を軽く退けながらアランブラの方へ近づいていく。

 

「それが“答え”か!」

 

アランブラは勇介がレベルアップしたのを確認すると、赤い魔法陣を起動させようとした。その光はだんだん眩さを増していく。

 

「お姉ちゃん! 真遊さん!」

「ネプギア!」

「くっ…!ああっ…もうっ!」

 

俺は憤慨しながら宝箱に近づき、宝箱を開いた。すると中から攻撃力アップのエナジーアイテムが出てきた。

 

「アイテムゲット!」

 

俺はエナジーアイテムを獲得すると、すぐにネプギア達のもとへ走る。数体の戦闘員が妨害してくるが

 

「せいっ!」

『『ピピッ!?』』

 

ネプテューヌがこれを阻止。俺はネプギア達を拘束している結界に近づく。

 

「下がってろ!」

 

俺はネプギア達に指示して下がらせると、俺はガシャコンブレイカーを振り下ろす。すると結界にヒビが入り始めた。けど時間がない…!俺はハンマーを振るい続ける。と、その時だった。

 

「あ、あれ…?」

「魔法陣と結界が…。」

「消えた…。」

 

突然、ネプギア達を拘束していた結界が消滅。それと同時に魔法陣も消えた。一体どういう…。

 

「真遊!あれ!」

「えっ…?」

 

俺はネプテューヌに言われてアランブラがいる方へ振り返る。

 

「ぐっ、あ………ばかな…!?」

 

そこにはアランブラが大ダメージで怯んでいた。勇介だ。勇介はアランブラの背後に配置された錆びた剣を引き抜いて、アランブラを攻撃して結界と魔法陣を解除したのだ。錆びた剣から炎が吹き出た次の瞬間、剣の錆が炎で吹き飛び、剣は別の姿へ変化した。

 

『ガシャコンソード!』

 

A、Bボタンがついた青い柄、炎の刀身のガシャコンソードへと変化した。

あれは確か…タドルクエストに出てくる伝説の剣…!

 

「ふっ! はっ!」

 

勇介は剣を構えると、再びアランブラ達に攻撃を仕掛ける。斬撃に炎が加わったことで、ウイルスを文字通り消毒できる威力になった。

 

「よし、俺達もいくぞ! 大変身!」

「刮目せよ!」

 

俺はドライバーのカバーを開く。

 

『ガッチャーン!レベルアップ!マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクションX!』

 

俺はレベル1の体をパージし、レベル2の体を広げてレベルアップした。ネプテューヌも姿を変化させ、プロセッサユニットを装着して女神化が完了した。

 

「変身完了…。ネプギア達を拘束したことを後悔させてあげるわ!」

「宣言してやるぜ、ノーコンティニュークリアを!」

 

俺達はそれぞれ武器を構えると、ウイルス達に突撃する。

 

「はあっ! てりゃ! オラァ!」

 

俺はジャンプしながら戦闘員達にハンマーを叩きつける。

 

「はああああっ! せやっ!」

 

ネプテューヌも低空飛行で野太刀を振るい、戦闘員達をあっという間に一掃する。

 

「はあっ!」

「てりゃああああああ!!」

「えいっ!」

 

解放されたネプギア、アイエフ、コンパも負けじと戦闘員達を攻撃していく。なんだろう…いくらウイルスとはいえ、コンパの注射器に刺された戦闘員には合掌したくなってきた。

 

「ふっ!はっ!」

「ぐっ…! うわっ…!?」

 

そして勇介は見事な剣術でアランブラを攻撃し、怯ませた。

 

「ぐっ…無駄だ…! イエール!」

 

しかし、アランブラは魔法を唱えると、魔法陣を出現させ、そこから放出された光で傷を癒した。

 

「回復まで使えるのか…。」

「なら、凍らせるまでだ。」

 

勇介は冷静に判断し、ガシャコンソードのAボタンを押す。

 

『コ・チーン!』

 

すると剣の刀身が回転し、炎の刃から一転、氷の刃に変化した。勇介は剣を逆手持ちにすると、そのままアランブラに斬りかかる。アランブラが先程回復したにも関わらず、氷の斬撃で大ダメージを負った。

勇介はガシャコンソードのBボタンを二回連打すると、アランブラを深く斬りつけた。するとアランブラの体と杖が氷漬けになった。

 

「ぐっ……魔法が…使えん…!?」

 

アランブラは呟いた。どうやら杖が凍ると魔法が使えなくなるらしい。勇介はチャンスにBボタンを五回連打する。

 

「はあっ!」

「ぐうっ…!」

 

 

 

勇介は剣を地面に突き刺すと、アランブラの足元に強力な冷気が放たれた。

 

「そいやっ!」

「ぐっ…!?」

 

戦闘員達を倒し終えた俺はアランブラの尻にハンマーを叩き込んだ。その際、アランブラに付着した氷が砕けた。

「フィニッシュを決めるのは俺だ!」

『ガシューン』

 

俺はドライバーからマイティアクションXを抜くと、そのままガシャコンブレイカーのガシャット挿入口に差し込む。

 

『ガシャット! キメワザ!』

 

俺はハンマーを持った右腕を振り回し、エネルギーを溜める。ライダーキックを放った時と同じく、そのカラフルなエネルギーがハンマーに収束された。

 

『MIGHTY CRITICAL FINISH!』

「うおおおおおおおおっ!」

 

俺はハンマーを構えて高くジャンプする。

 

『カ・チーン!』

「そいつを倒すのは俺だ!」

『ガシューン ガシャット! キメワザ!』

 

一方勇介も、ガシャコンソードの属性を炎に戻すと、タドルクエストを挿入。すると剣に炎と冷気が同時に纏われた。

 

『TADDLE CRITICAL FINISH!』

「はぁぁぁぁぁ……!」

 

勇介はガシャコンソードを構えた。先にフィニッシュを決める気だ。だけどこっちにも手は打ってある。

 

「ネプテューヌ!」

「分かったわ。 クロスコンビネーション!」

 

ネプテューヌがアランブラに急接近し、野太刀で斬り上げてアランブラを打ち上げる。

 

「おりゃあああああ!!」

「ぐわあっ…!?」

 

俺は落下と同時に打ち上げられたアランブラを地面に叩きつけた。バウンドしたアランブラにとどめを刺そうと、俺とネプテューヌは武器を構える…が

 

「はっ!!」

 

ここで勇介がガシャコンソードを振るって熾凍の剣圧を飛ばし、アランブラを斬り裂いた………ってこっちに飛んできてる!?

 

「避けろぉぉぉ!!」

「ちょっ…真遊っ!?」

 

俺はネプテューヌの頭を無理矢理下げ、俺も頭を下げた。すると俺とネプテューヌの上を勇介が放った剣圧が通過していった。お辞儀回避が遅れてたら俺達もたまったもんじゃなかったろう。

 

「ぐわああああああああ!」

 

これを受けたアランブラはついに爆散した。その際、爆風で俺とネプテューヌはバランスを崩して転倒した。

 

「ふん。」

『ゲームクリア!』

 

この光景を鼻で笑った勇介に10種類のゲームタイトルが現れ、その中からタドルクエストに【GAME CLEAR!】のマークが押された。

 

「うっ……何すんだよ!?下手したらこっちも巻き込まれてたぞ!」

 

俺は起き上がると、勇介のもとへ近づく。

 

「そんなもの知ったことか。近くにいたお前らに責任がある。」

「っ…!」

 

俺は勇介の冷徹な態度にイライラしている。あいつはさっきから感染者や人質のことを第二に考えている。ウイルスから感染者を分離させた時もそうだ。ネプギア達が人質になった時もそうだ…!

 

「…ちょっと一戦交えろ…!」

『ジャ・キーン!』

 

腹を立てた俺はガシャコンブレイカーのAボタンを押して剣に変形させる。

 

「いいだろう。お前の存在がno thank youなことを、今に教えてやる。」

 

勇介はそう言ってガシャコンソードを構えた。ネプテューヌ達はただ黙ってこの状況を見ていた。お互いただにらみ合い、突撃するタイミングを伺っている。

 

「いくぜ…!」

「勝負だ。」

 

そして俺と勇介は走り出す。そしてお互いの剣を振り下ろそうとした、その時

 

「!?」

「ん…?」

「「「「?」」」」

 

突然、別のゲームエリアが展開された。誰かがガシャットを起動したらしい。俺たちはある方向へ振り向くと、そこには…

 

「…。」

「えっ…?」

「?」

「黒い…エグゼイド…?」

「ま、真遊さんが二人も…!?」

「それはないわ。だって真遊はあそこにいるじゃない。」

 

そこにいたのは紛れもなく俺と同じエグゼイドだった。メインカラーこそ黒で、瞳は赤いが、レベル1の姿は俺と完全に一致していた。黒いエグゼイドは無言のままドライバーのカバーを開いた。

 

『ガッチャーン!レベルアップ!マイティジャンプ!マイティキック!マイティーアクショーンX!』

 

黒いエグゼイドは出現したゲートを通過すると、後ろ向きの姿でレベル2の姿へレベルアップした。黒いエグゼイドはレベルアップすると、前へ振り返った。メインカラーは黒と紫だが、それ以外はやはり俺と同じ姿だ。そして右腕にはグリップパーツに取り付けられた黒い携帯ゲーム機型の武装だ。ディスプレイを中央に、Aボタン側には二つの銃口、Bボタン側には小型のチェーンソーが備わっていた。

 

「うわっ!」

 

突然、黒いエグゼイドは俺に向かってビームガンを連射してきた。素早く精密な射撃に俺は動けず全弾喰らってしまった。その際、胸部のHPゲージが4割減った。

 

『ギュ・イーン!』

 

黒いエグゼイドは携帯機を一旦グリップパーツから外すと、チェーンソーがある部分を前にして再度取り付けた。その際の音声は、他のと違ってかなりドスが効いている。黒いエグゼイドは勇介に向かって突撃する。

 

「誰だお前は?俺の邪魔をするな!」

 

勇介は黒いエグゼイドに向かって言ったが、そんなことを相手が聞くはずもなく

 

「ぐあっ!?」

 

チェーンソーの一撃を喰らってしまう。

 

『チュ・ドーン!』

「ぐっ…!」

 

そして黒いエグゼイドは再びビームガンにして勇介を吹き飛ばす。

 

「うおおおおお!」

「…。」

「うわっ!?」

 

俺は背後から接近するが、黒いエグゼイドは右腕だけを動かして正確に射撃した。

 

「…。」

「うわっ!?」

「ぐわっ!?」

 

そして黒いエグゼイドは俺達に向かってビームガンを連射してきた。これを受けて俺達は怯んだ。

 

「っ…あれ?」

 

俺は気づくと、そこにはもう黒いエグゼイドの姿はなかった。あいつ……何が目的なんだ…?

 

 

 

 

 

 

?side

 

 

 

 

 

 

 

俺は木に隠れて戦闘している光景を終始監察していた。

 

「どいつもこいつもノッてるねぇ…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真遊side

 

 

 

 

 

 

 

クエストを終え、僕と勇介は教会に戻ってきた。ネプテューヌ達は遅れてくるらしい。リビングにはイストワールさんと、謎の女性がいた。

 

「あ、おかえりなさい。ネプテューヌさん達は?」

「ネプテューヌ達なら、少し遅れるらしいです………って、そちらの方は?」

僕はイストワールさんの隣にいる女性について尋ねた。

 

「初めまして。私は仮村亜由美よ。」

「ああ、どうも。」

「それで、俺達に何の用だ?」

 

勇介は亜由美さんに何の用件か尋ねる。

 

「一言で言うわ。このゲイムギョウ界が、“新型ウイルス”に脅かされようとしているの。」

「えっ…!?」

「新型ウイルス…?」

「貴方達が戦ったあのウイルスのことよ。元々はゲームの中に存在するコンピューターウイルスが、人体へ直接影響するよう突然変異したもの…それこそ、“バグスターウイルス”よ。」

 

あのウイルスはバグスターっていうのか……バグにバクテリア…そしてモンスターといった語呂が合わさってるな…。

 

「そのために、貴方達二人のライダーの噂を聞き付けて、ここにやってきたのよ。だから、力を貸してほしいの。」

「そうだったんですか…。」

 

ゲイムギョウ界に現れたバグスターに対抗するためには仮面ライダーが必要だったんだ…。それなら尚更、この頼みを断る訳にはいかない。

 

「真遊さん、勇介さん、私からもお願いです。バクスターの脅威からゲイムギョウ界を守って下さい。」

 

イストワールさんからもこれをお願いされた。

 

「分かりました。ゲイムギョウ界は、僕が守ります。」

 

僕は快く引き受けた。だが勇介の方は

 

「…“条件”がある。」

 

勇介は何か条件を付けようとした。なんだ…?

 

「?」

「“条件”とは…?」

「俺達がいた世界へ行ける手段を探せ。バグスターがゲイムギョウ界の侵食が目的なら、俺達がいた世界にも侵攻する可能性がある。」

 

どうやら地球へ戻れる手段を探ってほしいという条件らしい。そうか、確かにバグスターならそれをやりかねないかもしれない。

 

「分かりました。こちらで何とかしてみます。」

 

イストワールさんはこの条件に乗った。

 

「…ん…?」

 

僕はある方向を向くと、そこには何故か音楽ゲームのアーケード筐体が置かれていた。あれは確か…リズムに合わせてボタンを押していく音楽ゲーム・ドレミファビートだよね?幻夢から発売され、さらにゲームセンターでもアーケード化されている。僕も何回かこれはプレイした経験がある。

 

「ドレミファビート…何でこんなところに…?」

 

僕はドレミファビートの筐体に近づく。こんなところに設置したらネプテューヌが余計ぐうたらしそう予感が…

 

「…。」

「うおっ!?」

 

突然、亜由美さんが俺の前へ回り込んできた。えっ、何だろう…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「コスチュームチェンジ~!」

「…はい?」

 

亜由美は突然笑顔になると、光りを放ちながら回り始めた。眩さのあまり目を塞いでしまう。僕は再び前を向くと、そこに亜由美さんの姿はなかった。しかし

 

『ポッ!』

「えっ……えええええええええええええええ!?」

 

ドレミファビートのゲーム画面には亜由美さんらしき人物がドレミファビートのキャラクター・ポッピーピポパポのコスプレをして立っていた。あれ!?どうなってるの!?

 

『亜由美は私の仮の姿!私はポッピーピポパポ!よろしくね♪』

「何で!?……ええっ!?……ってか、勇介は驚かないの!?」

「ゲイムギョウ界なら、これが日常茶飯事だ。」

 

勇介はソファに腰かけてそう言った。あーそうかー勇介は数週間前に来てるからこれに慣れてるのかーじゃあ仕方ないねー…………ってそんな訳あるかぁぁぁぁぁぁ!

 

「彼女はギルドから派遣されたナビゲーターなんです。」

「な、なるほど…。」

「そうだよ!」

「うわぁ!?」

 

イストワールがポッピー(亜由美さん)が所属しているところを説明した途端、ポッピーがゲーム画面から出てきた。僕は突然の出来事に驚き、

 

 

 

 

 

ガンッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

「いっだぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

テーブルに足をぶつけて跳び跳ねる。いきなりゲーム画面から出てこないで下さいよ!どこのホラー映画ですか!

 

「い~すん~!ただいm…。」

 

ここで入り口からネプテューヌ達が帰ってきた。ネプテューヌはポッピーピポパポを見て途中で言葉を失った。そして

 

 

「誰だお前はっ!?」

「地獄からの使者、ス○イd「「違う違う違う!!」」…ポッ?」

 

ネプテューヌに対して答えようとしたポッピーに突っ込む僕とイストワールさん。何でよりによって地獄からの使者なの!?

 

「あれ、貴女ってもしかして…ポッピーピポパポさん?」

「せいかーい!」

 

ネプギアがポッピーの名前を当てた。

 

「ええっ!?ポッピーってゲームの人物だよね!?コスプレしてる人かと思っちゃった!」

「正真正銘の本人だよ♪」

「最近のゲームは登場人物が実体化するんですね~。」

「そんなに珍しいことではないと思うわ。」

 

大リアクションのネプテューヌに反して、コンパとアイエフはリアクションが薄かった。

 

「あ、そうだ!あの女性の人からお礼としてアップルパイを貰ったから皆で食べよう!」

 

ネプテューヌはそう言ってテーブルにそこそこ大きめの箱を置き、蓋を空けた。そこには大きめのアップルパイが。おお、なかなか美味しそうだな。

 

「私切りたーい!」

 

ポッピーは早速ナイフとフォークを準備。アップルパイを切ろうとした。

 

 

 

「待て。」

 

しかし、ここで勇介がストップをかけた。勇介はソファから立ち上がると、俺のもとへ近づく。あの時の件もあってか、一転して一触即発の空気に…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺に切れないものは無い。」

 

ならなかった。勇介はそういってアップルパイの方を向いた……あの~、ちょっと“ヨダレ出てる”よ…?

 

「ナイフを。」

「……はい。」

 

ポッピーは勇介にナイフを渡した。すると勇介は見事な手さばきでアップルパイを8等分に切り分けた。そしてそのまま着席。

 

「ただ……甘いものが好きなだけだよね…。」

「「「「「「うん…。」」」」」」

 

僕達は勇介が甘党という予想外なギャップに苦笑い。勇介は確かに嫌味を持った人物である。だけど、悪い人ではなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?side

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幻夢コーポレーションの社長室で、俺はクエストで稼いだ大金を机に置いていた。

 

「狙山さんも奇特な方ですね。」

「おたくだって、新作ゲームの開発費がいるんだろ?お互い似た者同士だ。」

 

俺はそう言いながら札束を机に置いた。すると社長はアタッシュケースからゲーマドライバーとライダーガシャットを取り出して、俺のもとへ歩いてきた。

 

「貴方の目的は、ライダーとして人を救うことですか?それとも…」

 

社長はそう尋ねながら俺にゲーマドライバー、そしてライダーガシャット・バンバンシューティングを渡した。久々だな、こいつを手にしたのは…。

 




NEXT GAME…


プラネテューヌのシェア低下に、ネプテューヌはノワールに女神の心得を教わろうとする。一方、真遊はノワールに褒められずに落ち込んでいるユニに近づくが、ユニがバグスターに感染していることに気づく。そこへ謎の青年・狙山銃斗が仮面ライダースナイプへと変身。それと同時にユニがゲイム病を発症してしまう。
亜由美は銃斗に関して何か知ってるようだが…?


次回[女神の心得とBANしたアイツ]


銃斗「ミッションスタート!」
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