ただの旅人と愉快な仲間達が異世界から来るそうですよ 作:神崎優
「それはつまり?」
「別に強くなっても構わんのだろう?」
「「ハイハイワロス」」
「(´・ω・`)」
「というわけで日々の疲れを癒すためなのか知らんが、このオーシャンパークに貸し切りで来たぞ」
ラタトスク機関マジで凄いな。
もはや国家レベルだろこれ。
このオーシャンパークに遊びに行くのにこの人数じゃ流石に迷子が出てきてしまうので、貸し切りにしたのだ。
まぁ仕方ないな。
なんせ、
「シドー!ここには私達しかいないのだな?」
「し、士道さん。水が温かいです」
『ウーン。快適だね~』
「というかなんであなたもいるのよ折紙」
「士道がいるなら私はどこにだっている」
「なかなか我に合ったところではないか!ねぇ?夕弦」
「首肯。夕弦に合っていますね」
「今日は招待してくださってありがとうございます~」
「だから私に引っ付くな!というかなんであんたは本なんか持って来てんのよ!」
「読むために決まってるだろ?人がいないから気楽で楽だ」
「お前ら~あんまりはしゃぎすぎて怪我するなよ~」
「久しぶりだなプールなんて」
「滅多に行かないよな」
「ペストは平気なのか?」
「流石に水には触れられるわよ」
「死神なのに川じゃなくてプールか」
「別に良くね?」
「遊ぼー!」
「フフフ♪みなさん楽しそうですね」
二十くらいか?
めちゃめちゃ多いな。
なら、迷子になりそうだわ。
それにヴィテもあの夜から立ち直ったようだ。
あのあとどうなったのかか?
膝枕したまんま寝ましたが何か?
だってどかせられないじゃん?
んまぁ、立ち直ってくれたら俺も皆も心配しなくていいから良かった良かった。
「ユウ様?」
「いや、何でもねぇ」
さて、俺も遊ぶか!!
「「「うわあぁぁぁ!!!」」」
あっちで士道・十香・琴理がウォータースライダーに乗ってるな~。
三人乗りって大丈夫か?あれ。
「うわぁぁぁーん!」
「四糸乃落ち着いて!よしのんならすぐ取ってくるから!」
「おぉー?スッゴい氷山~」
あっちでは四糸乃の手についてたよしのんが外れて不味いことになってるな。
人いなくてほんとに良かったわ。
「負けないからね夕弦!!」
「同意。負けませんよ耶倶矢!!」
「お二人とも頑張ってくださーい」
あっちでは夕弦と耶倶矢の水上レースを美九が応援しているところだな。
あの二人はえぇな。
なんか諸事情で来られない精霊とラタトスクで自身の武装を点検している真那がいないが仕方ないな。
それはそうと俺らサイドはどうしてる?
「くらえロウウィ!水鉄砲ならぬ水大砲!」
「わぶっ!?・・・くらえや!」
「なっ!?槍投げてくんじゃねぇ!」
「
「そんなのこっちも出来るさ!!」
「「オラオラオラオラオラオラァ!!!」」
「・・・馬鹿ばっかり」
「そんなペストのパシリにされる俺ら」
「なんか損してるな」
「日焼けしないようにしませんと」
「私半分霊体だから日焼けしないな~」
なんで水鉄砲合戦やってんだよ。
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・ウズウズ。
・・・・・・ワクワクワクワク。
「俺も混ぜろやおめぇらー!!」
「「「「なんかやってきたー!!!?」」」」
「ユウ様楽しんでましたね」
「あー、はしゃいだはしゃいだ」
「それよりもユウ様」
「ん?」
「ありがとうございました」
「またか。もう何年の付き合いだと思うんだよ」
「ざっと二百年くらいですね」
「馬鹿かもっとだろ」
「サバを読んでみました」
「・・・なぁヴィテ」
「はい?」
「・・・今幸せか?」
「幸せじゃないです」
「ふぇぇ!?」
「幸せにしたいなら・・・理想に向かって頑張ってください」
「!」
「それなら、許してあげます」
「・・・約束するさ」
「なら・・・」
「
その言葉のすぐ後にオーシャンパークの壁にヒビが入り、倒壊していった。
その中心部に、いたのは黒い症気を纏った四糸乃・琴理・狂三の姿をした三人の闇精霊が飛んでいた。
「やっぱ来たか」
「見た通りですね」
「それじゃあ!」
「「「俺達に任せろユウ」」」
「ロウウィ!?零!?ヤマト!?」
「お前だけ戦うのはズルい」
「たまには戦わせろ」
「そういうこった」
「いやでもな?」
「お前は
「・・・そうだな」
そのユウ達の後ろで、また壁が壊れる。
そこから全身鋼鉄の機械人間のようなロボット達がワラワラと出てきた。
「あれが《バンダースナッチ》か」
「ASTが作った戦闘マシーンか」
「じゃあヴィテを殺しかけた奴も・・・」
「はい・・・」
「・・・なら全部ぶっ壊すか」
「「「ならこっちは任せろ」」」
「任せたぜ」
「・・・レオン、ミーレス、隼」
「ん?」
「何だ?」
「どした?」
「やるぞ!!」
「「「あぁ!!」」」
「リアルだと梅雨だけどこっちではプールってな」
「寒いな」