オーバーロード ~四人の英雄~   作:古花めいり

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6話_創造物

 

 ナザリック地下大墳墓。2階層から3階層へ降りる為の《転移門(ゲート)》の手前は細長い通路になっており、左右には剣を天井へ向けて立正する騎士の像が並べられている。

 ただの石の像の筈だが今にも動き出しそうなほどの完成度に、モモンガは微笑しながらも歩き進む。像はゴーレムクラフターこと、るし★ふぁー作なのだからこの完成度は必然だろう。

 その奥。《転移門(ゲート)》の目の前にはバチバチと雷を帯びた──というより、雷そのもののような棒状の武器を持っているライトグリーンの全身鎧(フルプレート)が仁王立ちしていた。

 モモンガが近付けばその全身鎧(フルプレート)は左右の像と違い、武器を置いて跪く。もうその行動には慣れた。──いや、嘘だ。まだ“ちょっぴり”慣れていない。

 どうもNPC達の──というよりナザリック全体の──モモンガに対する態度は敬意のような畏怖のような、よくわからないものだ。

 支配者として振る舞うべきという判断は間違っていなかったと思う反面、やらなきゃよかったと思っている。

 

「モモンガ様。シャルティア・ブラッドフォールン様でしたら第2階層の自室かと」

 

 自分の前に社長が現れたら上司に用事かと考えるサラリーマンみたいな考えはやめてくれ。とは言えない。

 

「いや、お前に用があってきたのだ」

「はっ!申し訳ありません」

 

 打てば響くように返答は早い。

 領域守護者カルトヘルツィヒ。レベルは85で種族上位悪魔(オーデヴィル)である彼の役割はここ、3階層へ繋がる《転移門(ゲート)》前の守護。いわば門番だ。

 視線をカルトヘルツィヒが手に持つ蒼い雷の様な武器へ向ける。

 

「……インドラの槍、か」

 

 かつて、ギルド武器(スタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウン)を創る過程でレイドボスから手にいれた数あるうちの一つ、激レアドロップアイテム『剛雷の塊』。

 皆で話し合った結果、「勿体無い」の意見よりも「杖以外にも専用武器を」が大多数で造ることになった。

(ドロップしたのはハンスさんだから最初はハンスさんに合わせよう。って言って主武器の槍にしたんだっけ)

 鍛治師のあまのまひとつとエフェクト担当だったハンスとで出来た槍。それをNPCが持っているのには理由がある。

 ナザリック地下大墳墓が1500人に攻め込まれた時に、要としてNPCに持たせた。しかし、次も攻められるかもしれないと、そのまま持たせていたのだ。

 無論、その後は侵入者など誰も来ず、ハンスもユグドラシルを辞めてしまった。

 

「我が武器がなにか?」

「──っ!」

 

 その言葉に対して抱いた感情に精神が安定化される。

 

──お前の武器ではない。それ(・・)はお前の為の武器じゃない!

 

 そう、言おうとした。だが、その言葉を言わなかったのは、憤怒が安定化された後に残ったのが虚しさだったからだ。

 NPCに言ってどうする。八つ当たりしてどうする。

(あの人はどう思うかな……)

 取り上げることはできるだろうが、そんなことはしないし、できない。

 

「カルトヘルツィヒ」

「はっ」

 

 武器の事は後回しにする。ここに来たのはデミウルゴスとコキュートスに話したように、カルトヘルツィヒにもあの話をするために来たのだから。

 

「現在、ナザリック地下大墳墓が原因不明の地に転移してしまっている可能性があることは通達されて知っているだろう」

 

 カルトヘルツィヒは肯定の意味を含めて頭を下げる。

 それを確認してからモモンガは言葉を選びながら言う。

 

「この不明の地に、ハンスさんが──ハンス・ヴルストさんが居る可能性が高い」

 

 言った瞬間。正確には名を出した瞬間に空気が揺らいだ気がした。

 デミウルゴスとコキュートスに話した時は身動ぎする程度だったが、カルトヘルツィヒは頭を下げたまま動かない。

 彼ら(NPC)にとって創造主は大事であり、優先順位は最上位らしい。親が大事なのは理解できる。モモンガもこの体になる前はそうだっただろう。今となってはそれは薄れてしまったが。

 創造主──言わば親の話をすれば彼ら(NPC)がどういった行動をするかは不明だ。では、何故話したのか。

 最愛の者がこの地の何処かに居る。などと言われれば、いてもたってもいられないだろう。モモンガなら飛び出している。だがそれはできない。今のナザリックには自分しか居ないのだから、見捨てることはできないのだから。

 

(あぁ、そうか。話したのは、言ってほしかったんだ)

 

 「探しに行こう」と言ってほしい。

 自分では言い出せない。だから、誰かに後押ししてほしい。

 しかし……今、背中を押してくれた仲間達は誰も居ない。

 

「モモンガ様、恐縮ですが発言よろしいでしょうか」

 

 頭を下げたまま小さな声で、震えるような声で聞くカルトヘルツィヒにモモンガは心臓が跳ねるような錯覚をする。

 そして、期待せざるを得なかった。「一言でもいい。言ってくれ」と、願わずにはいられなかった。

 

「……許す。言ってみよ」

 

「何故、自分なのでしょう?」

 

 期待と、切望と違う言葉にモモンガは脱力する。同時にカルトヘルツィヒの言う言葉の意味が理解出来なかった。

 ハンスが創ったNPCにハンスの話をしてはいけないのか?と。しかし、それもすぐに理解する。

 

「自分はハンス様が創造された中では最弱と認識しています。先程のお話は自分ではなく、クローネ殿やゼルドナ殿にすべきではないでしょうか?」

 

 第8階層にいる二人のNPC。ルベドと同等の戦闘能力を持つクローネ。その二人を越える──二人の抑止力としての戦闘能力を持たせたゼルドナ。

 確かにクローネはハンス個人が創ったNPCだが、ゼルドナは少し特別だ。戦闘能力をナザリック最強にするために、ぷにっと萌え、たっち・みー、ウルベルト・アレイン・オードル、ペロロンチーノ、ヘロヘロ、ホワイトブリムの六人の協力で間接的ではあるが作られている。そういった意味ではパンドラズ・アクターと似たようなものだ。

 そこまで考えていて、モモンガの頭に閃くものがあった。

(そうか! パンドラズ・アクターに皆の探索を──いやいやいや。それは駄目だ。宝物殿の管理や守りが薄くなるし、外の確認がまだだ。しかし、もしも──そう、もしも外の状況を確認出来たなら?)

 外の状況を確認できたなら、パンドラズ・アクターに加え、モモンガが召喚できる最高レベルのモンスターを同行させれば?

 それに、ゼルドナかクローネを加えれば……。

 

「モモンガ様?」

 

 兜で表情はわからないが見上げてくるカルトヘルツィヒに我に帰る。

 深く考えすぎたようだ。

 

「先程の話だが、確かにクローネとゼルドナの方が戦闘能力は高いだろう。しかし、戦闘能力が高いからと言って、指揮官に向いているかは別だ」

「失礼ながら、ゼルドナ殿はヴィクティム様の代理にもなられます。指揮官としては申し分ないかと」

 

 確か、ゼルドナの設定はヴィクティムが死亡スキルを使用した後の8階層の守護者代理だったか。

 それにしても、揚げ足をとられた気分だ。

 

「例えの話だ」

「は。申し訳ありません」

「よい。二人にも伝えるつもりだしな」

 

 今そう思い付いたとは言わない。

 はじめは8階層の二人(あれら)に会いたくなかった。どうにかヴィクティムのみと接触して8階層の確認をしようかと考えていたぐらいなのだから。しかし今はそうでもない。逆に早く確認しに行きたいとすら思っている。そうなれば今思い付いた案を忘れないうちに早々に行動すべきだろう。

 

「まぁ、話はそれだけだ」

 

 そう言ってカルトヘルツィヒの返答を聞かずに指輪を使って9階層の円卓に転移する。

(まずは8階層に行き、8階層の確認。その後に宝物殿に行ってパンドラズ・アクターに会う。あとは外の確認だ! 忙しくなるぞ!)

 足取りは軽い。仕事が忙しいなど御免だが、この忙しさは別だ。

 良い結果が出るかわからない筈なのに、なぜか気持ちがはやる。

 なにか忘れているような気がするが、忘れる程度の事ならいずれ思い出すだろうと頭の隅に置いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──────────  1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ナザリック地下大墳墓の第8階層は荒野で、平地だけでなく複数の山があり渓谷になっていたり、一部の山の内部は花畑であったりと“観光”には飽きないだろう。しかし、この階層を創った者達とその仲間が認めた者以外が“観光”するには護衛が必要だ。そう──()()()()1000人は。

 

 過去、不逞にもプレイヤー1500人による侵攻があり、その時には8階層への侵攻を許してしまうが、侵入した全プレイヤーを撃滅した。

 事実上、ここはナザリック地下大墳墓の最終防衛ラインである。

 

 荒野には痩せ細った木しかない8階層において、巨木があり、根は一本であるが七メートル程から上は無数に枝分かれし、枝が全て上を向いて葉を隙間なく咲かす姿は巨大なキノコを連想させる。

 その樹の根本──影が射す範囲にのみ草が生えた場所を「セフィロト」と呼称する。

 

 誰が呼称するのか?

 この地を創った者が。

 その者は何処にいるのか?

 ──分からない。

 そう、ヴィクティムには分からなかった。

 自分を創った者が、この地を創った者が何処に行ったのかなど。

 数日前に合計八つの気配をナザリックで感じた。

 それはこの地──ナザリック地下大墳墓を作りし御方々。偉大なる四十一人の気配を。

 しかし、入れ替わるかのように、一つ現れては消え。現れては消えを三回繰り返し、それらを見送るかのように最初から残っていた気配が動くと他の気配が感じ取れたが……消えた。

 最後に残った気配は至高の四十一人がまとめ役であるかの御方。

 あの馬鹿ほどではないが日数や秒数は数えたことはないが、もう随分と至高の御方に会っていない。

 

 キノコの様な樹の穴に入っているヴィクティムは、穴から頭だけ──全長1メートルほどの胚子のような姿なので頭だけでなく体の半分程を出し、前方を見る。

 平坦な荒野には痩せ細った木や岩があるだけで他に目に引くものはない見慣れた光景。目の前の背を向ける人物も変わらずに居た。

 

チャハクジュクワゾメキミドリ(ゼルドナ)

 

 ゼルドナと呼ばれた短い黒髪に深淵を覗いたような黒い瞳の二十代の男性。

 ガントレット、グリーブと少ない防具は全て銀色で統一し、衣服は灰色に統一した者に声をかけた。用があった訳ではない。単純に、“いつものこと”であった。

 そして、“いつものように”ゼルドナは返事もなければ振り向くこともない。微動だにせずに地面に突き立てた大剣の柄に手を乗せて仁王立ちしている。

 ヴィクティムはそれを不敬とは思わないし、不快にもならない。「そうあれ」と創られたのだからその態度や対応は当然である。

 この8階層にも昼夜はあり、昼の方が長い。その内、ゼルドナは昼に四回、夜に二回と一日に六回、8階層内を巡回することになっている。時間を考えればそろそろ巡回するだろう。と、思っていた所に8階層にはない気配を感知する。ゼルドナが大剣を地面より抜き、気配のする方角へ向かって上段に構えるのを見たヴィクティムは、穴から出て隣に移動する。

 

ウスイロウスイロハイゾウゲにあおむらさき(モモンガさま)たまごたいしゃこくたん(ですよ)

 

 気配が分からない筈はないが、念のために警告しておく。しかし、ゼルドナは振り向くことも聞く様子もない。

 彼方を向いたまま、構える大剣を降り下ろした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──────────  2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 指輪を使って7階層と8階層を繋ぐ《転移門(ゲート)》前に円卓から転移する。同時にモモンガは臨戦態勢で周囲を注視する。何かしらの異常があった場合、モモンガであっても対処は不可能の階層。

 幾つかの理由でNPCは連れてきていない。連れてこれる筈がない。守護者全員連れてきたところで『あれら』には勝てないし、逃げられない。しかし、モモンガ一人であれば指輪の転移能力無しでもスキルや魔法により逃げ切れる。

 身一つで出来る事とできない事。仲間が居たからこそ気付き、居なくなってしまったからこそ気付いた。

 ナザリック地下大墳墓を、ギルド『アインズ・ウール・ゴウン』を維持させるために、ソロでこそこそ逃げ回るように金貨を集めていた経験がこんな所で役に立つとは思いもしなかったが。

(特に異常は見当たらないけど……)

 油断は禁物。少し歩けば二人ほどしか通れないような崖の(あいだ)を進み、何事もなく一本道を抜ければ荒野が広がっている。障害物がない荒野は団体戦に向いているため、かつての1500人に攻められた防衛戦でもこの荒野で殲滅した。

 その時の記憶が、つい昨日の事のように思い出せる。

 

「昔を懐かしむのは、今が寂しいから。だったかな」

 

 そう言ったのは誰だったか。

 気を取り直し、支配者の威厳ある態度──を振る舞う──をする。振り向き、通ってきた崖の壁へ声をかけた。

 

「おい」

「はっ」

 

 壁の一部が動き、人の形に成って跪く。

 モモンガが先程通り抜けた一本道は()()()()()()()何事もない道。しかし、8階層まで来たプレイヤーからしてみれば一本道には罠があると疑うだろう。そうした事を考慮してわざと通る時は罠は発動しないよう設定してある。その道の名を命名したのはタブラとハンスだ。

(行きはよいよい、帰りは命置いてけ道。か、懐かしいなぁ)

 通り抜けて気が緩んだプレイヤー達の背後から奇襲させるためのモンスター、岩壁の怪物(ウォールロック)。課金モンスター故にナザリックの維持費に負荷はかからないが、40レベルでありながら擬態ステルスはモモンガであってしても看破するのは困難なほどの奇襲向けのモンスターである。

 

「何か異常はないか?」

「はっ、異常……でございますか?」

「ないならばよい」

 

 話を早々に打ち切る。

 詳しい情報を得れないことへの不安はあるが、今は時間が惜しかった。ゼルドナの巡回時間が迫っているので異常が目に見えてないのであればすぐにでもヴィクティムの元へ行くべきだろう。同じ巡回時間を持つクローネは居ないことを願いながら歩を進めようとした時、遠くから接近する物体が見えた。見えてしまった。

 位置で言うならばモモンガの横、崖の壁沿いから飛行してくる物体──黄金に輝く八枚の翼を拡げた少女。

 

「クローネか!」

 

 ハンスが熾天使の種族を修得させたくて、その修得情報を求めて半年かけて探し、その過程で入手した世界級(ワールド)アイテム『永劫の蛇の指輪(ウロボロス)』を使用して種族熾天使(セラフ)を修得させたた存在、クローネ。

 モモンガでは種族相性が悪く、更にはカルマ値がマイナスに傾いているほど倍率ダメージを得られる常時発動型特殊技術(パッシブスキル)を所有する。

(ホント、ただのチートですよハンスさん!)

 密かにぷにっと萌えから「ナザリック殺し」等と呼ばれていたり、その容姿からペロロンチーノとフラットフットには愛でられたり。と、懐かしんでいる場合ではない。

 戦闘になったら勝てない。事前に強化魔法をありったけ使用して来てはいるものの、この場の不利はそう簡単には覆らない。

 

「う、骸骨壁(ウォール・オブ・スケルトン)!」

 

 敵対しているか不明ではある。しかし、クローネの設定を思い出して敵対の可能性が高いと判断して様子見の魔法を発動する。地面から骨の壁が突き出てクローネの行く手を遮る。が──無惨に破壊されて突破される。

 破壊してまで接近するのは敵意があるのは確実と判断し、接近戦に身構えようとしてクローネが手に持つ武器にモモンガは戦慄を覚えた。正確には思い出した。

(こんなところにあったのか! るし★ふぁーさん製ぺこぺこハンマー!)

 他にもぺろぺろハンマーや、ぱらぱらハンマー等があるが省略しよう。馬鹿みたいな名前だが、その能力は恐ろしいものだ。なんたって稀少鉱石が使われているのだから!

 その能力故に宝物殿に厳重に保管──もとい封印されている筈だった。そんなハンマーを持ち出されては勝率どうこうの話ではない。

(鬼に棍棒……いや警棒だっけ? まぁいい)

 ユグドラシルでいうなれば全身世界級(ワールド)アイテム装備のプレイヤーと戦うようなものだ。

 

「《深闇の(ダーク・オブ)──」

 

 身構え、次の一手。スキルで強化させた魔法を放とうとして、突如クローネが吹き飛ばされて崖の壁へ叩きつけられる。吹き飛ばしたであろう衝撃がモモンガのもとまで感じられた。

 

「これは……《断空》か?」

 

 ゼルドナが持つスキルの一つ。《次元断切(ワールドブレイク)》の元となった等のテキストで書かれているスキル《断空》。威力は弱いが攻撃範囲が広く、特殊職業「古の戦士」を上限レベルまで上げた状態である装備を持つことで習得できる面倒なものだ。

 モモンガからはゼルドナの位置は把握できないが、ゼルドナからは視認できているのだろう。スキルが飛んでくるのだら。ユグドラシルではこれほどの範囲はなかった。仕様その物が変化したのか、この世界に適応されたのか……。いずれにせよ、攻撃対象がクローネであればゼルドナは敵対していないのだろう。

(あれもかなり特殊だからなぁ)

 《飛行(フライ)》を発動してセフィロトへと向かった。

 移動する前にも《断空》が放たれ、クローネを壁へ釘付けにしていた。

 

 

 

 




ウルベルト「モモンガさんの頭にきらめくもの……あっ」
モモンガ「やめて!」



遅れながら。時系列のお話です。
モモンガさんは“まだ”原作と同じ道を辿ります(予定)


【一日目】

モモンガ
0時で転移→守護者と面会


ハンス
 →竜王国とビーストマン国の間に転移(昼)→ニグンと別れ(3章)

ウルベルト&武人建御雷
 →トブの大森林に転移(夕方)→焚き火(2章)



【二日目】

モモンガ
セバスから仲間の情報→デミ&コキュ&カルに話す→第8階層

ハンス
竜王国→???

ウルベルト&建御雷
森散策→ネルカ村→ガゼフ(5章



【三日目】

モモンガ
???→自室→夜空で世界征服宣言?

ハンス
???→???

ウルベルト&建御雷
???→???



【四日目】

モモンガ
→カルネ村
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