思いつきのネタを書いていくかもしれない集(予定)   作:カラナシ

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評価に色がついていた……だと……?
エゴサーチして自分の作品じゃないと思って2ページスルーした作者です。
とりあえず嬉しさのあまり書いちゃったてへぺろ(ぶたもおだてりゃぶひいい)

タイトルを見る度に思うのです。
あれ、コイツたしかブツ切りのネタ集作るはずだったよな、と……


あ、ところでうちの槍ニキに聖杯ぶち込み続け現在lv98。
ガッツ以外スキルカンストフォウマの槍ニキ居たら作者かもしれません。
監獄やってたら看護長欲しくなってきたけどまだストーリーが……
兄貴オルタはよ見たい……





野良さば。狂王編 〜一応野良ですこうみえて〜

「あ? そりゃ──」

「いや知ってる! 知ってるよ!? そうだな! 偵察ありがとう!」

 

 

《武力》偵察じゃなかったはずだけどな!

──心の中で、ロビンフッドは目の前の男に対する悪態を吐いた。

 

 

真名ロビンフッド、通称ロビン。

マスターとなった少女からはそう呼ばれるサーヴァント。

 

彼は現在の境遇に満足していた。……先ほどまでは、と注釈がつくが。

 

どちらかというと斥候が向いていると自覚する彼は、

部隊の中で自らのスキルを活かし敵を探る立場にあった。

(とはいえ、基本森以外では別の奴等に任せるが)

 

なるべく魔力に余裕を持たせる為と戦闘以外で部隊の幾人かは霊体化。

節約ができる“単独行動”を持っているサーヴァントは、マスターともう一人半人前である

──と言うがマスターの心理的サポートとして彼女は適任であると全員認識している──デミ・サーヴァントに同行していた。

“単独行動”をクラススキルに持つサーヴァントは、弓兵。

弓兵は二人いた。

レベルが上であったもう一人の弓兵……その名が語源になった英霊『アーラシュ』。

広い攻撃範囲を持つ彼と霊体化したサーヴァント達が護衛になれば、お手すきな自分は得意科目を担当すれば良いだろうと彼は動いていた。

 

……だからこそ、消去法で「彼」と同行するポジションになった。

 

 

「…………」

 

 

無言で先程倒した敵兵の骨をまじまじと見つめている──「彼」。

逸脱した行動をとり続ける正体不明のサーヴァント。

威容な姿。

ただの英雄ではないと(英雄に只の、とは異様に合わない言葉だが)一目でわかる姿。

神性の証たる赤い瞳。

見た瞬間うげ、と声が出かかったのは余談だ。

 

登場から派手なコトをしでかした「彼」は一時的に味方だ

──……ということになっている。

 

正直言って、サーヴァントになれば誰しもがある『属性』

それが仲間になる上で歓迎すべき属性では無い気がしてならないのだ。

(残念なことに契約を結んでいない「彼」のステータスをマスターが見られない以上、予想でしか無いが……)

 

……であるからして。

一応見張りをするつもりも込めて

休憩するマスターの護衛を別のサーヴァントに任せ、二人っきりになった。

焚き火の薪拾いと偵察、と理由をつけて。

 

……意外と協力的に薪拾いを静かにしてると思ったら、

まさか目の前で敵兵を()()()()()で屠るとは誰が予想できたか。

 

確かに、弓兵たる自分も敵の気配は察知していた。

──しかし、あえて屠る程の距離に近づいて居らず。

こちらに気づいた素振りも無いから、わざわざ罠を仕掛けることも無いかと放置を決めていたのだ。

……敵兵が人間でなく、どうやら空気中の魔力で勝手に沸いたらしいスケルトンだったのが……幸いというべきか。

 

 

それもこれも、「彼」がやらかした事が原因なのだ。

曰く、「燃やす用の枝を取ろうとした」。

そんなつもりでこのサーヴァントは木を両断した。

縦に。

 

声を上げなかった己を褒めたい。

 

生木は煙が出るから敵に見つかる危険がある。

そう言うと、すんなりと「彼」は手を離した。

──敵に見つかるという点は木を倒していたのだから最早意味は無かったが。

……森の歩き方を見るに、心得があるはずなのだ。

戦闘もそれこそ英霊に相応しい腕前だった。

なのに、何故かふとした拍子に妙な「素人」が覗く。

まるで()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()ようだと思う。

正直な話、違和感しか感じ取れない。

 

今だって倒したスケルトンの残骸から異質な骨──

サーヴァントの強化に使える素材『凶骨』を取り出して眺めている。

 

俺達ならば、戦いが終わってスケルトンが消えてからの採取、が定番。

何故なら一々敵がいる側で倒して拾う暇が無いというのもあるが

……砕けた骨の中から色が違うとはいえ、目当ての一本を探すのがこう言ってはなんだが「非常に面倒」だからだ。

 

人間の骨の数は大小合わせて200を越えるらしい。

人の形をした敵。

ならばその数は推して知るべし。

その上、実はというか……

スケルトンから出る『凶骨』とは、倒した時に残った魔力が復活を遂げようと一点に集束した物だ。

一点に集中した結果形を保てず大多数消滅したり、あるいは魔力が減りすぎて『凶骨』が完成されずに消滅したりもするわけだが……

魔力が集中していく途中で、変色が進んでいくとはいえ『凶骨に成っていく物』をピンポイントで探し当てたのだ。

それこそキャスターなんかのサーヴァントであれば、それも可能だとは思う。

──しかし「彼」は明らかに、違う。

その事実に、無意識に利き手が武器の弦を張り直す。

 

 

「…………おたく、色々規格外だな」

 

 

聞こえてもいいつもりの呟きに、反応は無い。

変わらず、手に取った『素材』を眺めている。

人の枠をはずれた英霊なら、聞こえていないはずが無いのだが。

……自分の強くなってしまった視線に気づいてもいるはずだが。

 

──あくまで一時的に、味方なのだ。

ならば、その考えを理解するとはいかずとも『なんのつもりなのか』は探らなければ。

……敵兵に見つかることが前提なのではないかという行動の数々。

一体、何を考えているのか。

 

 

と、そう勝手ながら決意を新たにした弓兵。

弓兵であるが故なのか、目の端に何か()()()を感じた。

何故なのか、と「彼」が動いていないのを確認してそちらに目をこらす。

「彼」の足元。

よく見なければ気づかない程に小さくぼんやりと光る物。

先程敵を屠った木片。

──よくよく見ると、それに魔力で描かれた棒線。と、

 

 

「…………『コレ』が気になるか?」

 

「……っ、」

 

 

気を緩めていたのか、首を少しこちらに動かしていた「彼」の赤い眼光。

内心しくった、と舌打ちをするが表面は反射で口が緩む。

この際だ、それとなく雑談するふりで手札を明かしてもらえるなら儲けものだ──。

相手は明らかに自分よりも格上の英霊、英雄なのだろう。

それなら多少は口が緩む可能性も……

 

 

「あー、まあ気にならないと言ったら嘘になりますかねぇ」

 

「……さっき盾の嬢ちゃんが言ってたが、『凶骨』とか言うらしい」

 

 

そっちじゃねえよちくしょうそうだった骨見てたわコイツ!!!

 

 

 

 

 

 

 

凄いため息をついてきた。

なんだか疲れた様子で辺りを見回す弓兵、ロビンフッド。

ふと、視線を落とし──僅かに足先を動かして木片の魔力を散らす。

 

…………自分でも、何故なのか

──()()()()()()()()()()()()()()()()

視線が向いた方向を、この身はしっかりと感じ取った。

前ならばわかるはずもないが、やはり『彼』は歴戦の英雄なのだと実感する。

ならば、()()は『彼』の経験からくる勘、なのだろうか。

 

 

「……あー、とりあえず戻るとしますかねえ」

 

 

見回していたのを止め、こちらにかかる声。

どうやらもう近くに敵兵はいないと判断したらしい。

こちらを見てついてこいとも言わずに背を向ける弓兵。

まあついてく気はあるから逃げもしないが……

──今がチャンスだろうか。

 

ほんの少し、気配を薄める。

足音は既に消しているから、周囲の木の葉や枝を踏まないようぶつからないように……それだけで、この色々付属した体は自然と薄まる。

しかし、気配を消しきっては逆にこの前を歩く弓兵が警戒を強めるだけだろう。

あくまで敵に警戒していると思わせなければ、と()()()警戒している相手を見ながら思う。

 

眼の端にちょうどよく自身の武器と、その先にちょうど良い言い訳を見つける。

歩く方向を変える。

──背中に感じる視線。

人間だったはずの魂は盛大に挙動不審だ。しかしやはり英雄の器は汗ひとつかかず、平然と槍を拾い上げた。

……槍と木の枝を抱え直す。もう数歩歩く。視線は前に。

──視線が背中から、俺の視線の先の物に移った。

狙い通り、数歩歩いた先の()()()()()を見た視線。

 

瞬間、指のみを動かして槍にルーンを刻んだ。

『彼』の体はこんな所も素早いことこの上ない。

 

──体が脈打つ。

 

 

「何──っ!?」

 

 

跳躍。

素早く弓を構える姿を置いて、()()()()()()()()()へ跳んだ。

 

 

 

 

 

──おかしいとは思っていた。

何気なく歩いていた途中、「彼」は進路を変えた。

ちらりとこちらを見た顔は変わらずの仏頂面。

 

見れば「彼」自身の宝具であろう槍を拾い上げる姿。

いや、それ以外に意識が向いている?

その視線を追って……乾いた枝が転がっている。

薪拾いをご丁寧にもやり遂げてくれるつもりなのか?

 

瞬間だった。

 

 

「っ──!」

 

 

──やられた。

あのド派手な登場をした時から気づくべきだった。

最初に、「彼」は()()()()()()()()ではないか。

魔力を流動させての高い跳躍。あれがその正体だとようやく気づく。

しかも普段は味方の森の木々が、今回ばかりは敵に回る。

青い空に、黒い影は既に消えていた。

思わず舌を打ちながらも、地面に手を当てる。

──葉ですぐに見えなくなってしまったが、跳んだ方角は確認出来た。

 

……少し遠くで、何かの重い物が地面に衝突する振動を感じる。

二度目は……無い。

マスターに報告は、姿を確認してからでも良いはずだ。

地面から手を離し──駆け出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

ふきつける風の音。脈打つ体に連動する槍。

──着地の先を見る。

目当てのモノは、居た。

 

 

着地。同時に腕が無意識に槍を振りかぶり、()()()()()()()()()()を薙ぐ。

 

片手に伝わる衝撃から、三体のうち二体の首は折っただろうと予測し──転がっていた棍棒と腕を踏み砕く。

悲鳴。

ついでに、と着地の際に放した木片を一つ蹴り上げる。

手に取り手早くルーンを刻む。

弱った相手ならコレでいいか、と投げ──声が止む。

どうやら当たったか。

 

一つ、息を吐く。

 

今度は、と自身の宝具たる槍に魔力を込め──足元に突き立てる。

……微かに視界のピントがずれた。

 

狼人間の体を貫通して地面に突き立つ槍に片手を添える。

──あの主人公が人間だから、夜には何処かで休むだろう。ならそれまで持てば良い。

前よりは薄く赤に染まった槍を地面から抜いて、

手早く()()()()()していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「………ったく、たった一回跳んでどんくらい行ってんだ……!」

 

 

マスター達から離れているこの状況は正直歓迎できない。

味方サーヴァントが多数いるから大丈夫だとわかっていても、敵がそこかしこに居る事は感じている。

この状況下で()()味方が一人行方不明とか、笑えない──

 

 

「…………ん?」

 

 

色々な音が聞こえる。

木々の騒めき、鳥の羽ばたき、遥か遠くの微かな喧騒、地面からの振動、重い物がぶつかる衝突音………?

 

 

「………移動したか!?」

 

 

いや、いや……距離はそう遠くない。

予測した場所近くだ。一体何の音だ?

剣戟の音に近い。

しかし「彼」がそんな苦戦をする想像が正直つかない。

 

 

『顔のない王』の発動を確認してから、近づいた。

 

 

 

 

 

 

 

「………ぐ、」

 

 

槍を抜き、治癒のルーンを体に施した瞬間だった。

──明らかに、()()()()()が近づいている。

抜いた穴が塞がるのを横目に、気配の方向を探り──

 

 

 

 

 

 

 

 

「■■■■■ーーーー!!!!!」

 

 

ソレは、圧倒的な迄の暴風だった。

 

 

 

 

 

 




最後に登場したのはどなたでしょうね(棒)
日を開けて書くとつぎはぎがまるわかりですねやだー。文才くれ!
実はセプテムストーリーやっと見直しました。
空のアレのかんちがいとかネタバレ不可避とか色々判明した。
直すか直さないか悩んでる。ネタバレどうしよう……
次回、バーサクキャンセル! デュエルスタンバイ!!

うそです。

今回は人理復元陣営目線を考えようとしてわけわからぬってなりました。

文章のはじまりに空白やると見やすいんじゃと思ったけど当方スマホメモでぽちぽちしてるから空白上手く打てないィ!!
半角2個でできるのか?! みんなどうしてんだろうね文才くださいな!
……見やすい文章の打ち方がそもそもわかってないから今更感!!

誤字脱字は毎回確認しますがあったらそっと教えていただけたらなーなんて願望を読者様という聖杯に託しますそぉい!!



深夜テンションってこわいよね。
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