思いつきのネタを書いていくかもしれない集(予定) 作:カラナシ
FGO第2章のネタバレが逃れられない。
私の描写でネタバレではなく、ガッツリ名称入ったり流れが出たりキャラ出ちゃうっていうネタバレです。
しかも隠してるつもりで無意識に入ってる可能性あり。
つまりまだやってない人本当に注意。
疾る、突く、反らす、突く、跳ぶ、弾く──。
突く、突く、突きと見せかけ跳び……体を捻る。
空中で捻った胸の横を過ぎる大槍。
挟み止めるにはデカすぎる、相手の柄を蹴り飛ばし距離を
──とる前にこちらの槍を打ち当てる。
こちらの筋力はA。
──相手は確かA+。
槍をたわませ衝撃を無くし足を払う、
と見せかけ腹を突く。逸らされた。
薙いで迫る相手の刃。槍をかえして反らす。
ギャリリ、と顔の横に逸れていく音。
力押しでは不利、離れた方が良いか?
いや、体格を見る限り近場の方が有利か──
大振りにした途端に伸ばした先を斬り飛ばされるだろう。
相手もそれを知っている。
相手の頭の装飾をかすめる。
引き戻し突き、回し、払い。
頭を反らす。フードを掠める風。
でけえ刃だというのに軽く振るいやがる。
片手を離し裏拳で迫った手を打ち払う。
掴まれかけた、槍で突く。かわされる。
フェイントは無意味。
心を読む騙すでなく
迎撃は苛烈。手や鎧で攻撃するには隙が無さ過ぎる。
足で槍の横っ腹を蹴ろうとすれば即座に回転、刃を向けてきた。
足を狙う払いを片足を上げて避け、踏もうと──
ズレた。
戻ってきた刃先を間に槍を挟み防御。
降ろした足で蹴りを繰り出す。
一歩離れた。槍を回転、相手の柄に突きを叩き込む。
これで理性が多少吹っ飛んでるレベルだというのが、
狂戦士たる所以なのか。
意思疎通も出来ないから相手の心理なんて論外。
此方はほぼ『彼』の知識による勘で対応せざるを得ない。
やはり言葉が通じない部類は厄介だ、と頭の隅にすぎた。
どこを見ているかわからない双眸。
ならば目に映る全方位を認識しているだろうと想定する。
頭、足、胴を狙ってくる突き。
手首をかえして迎撃。
出ないはずの火花が見えそうな程の衝撃が伝う。
肌を覆い隠す布地と鎧。
まるで厚手の其れ等が、唯の布とでもいうかのように素早い剣速に踏み込み……しかもその威力は何処でもまともに当たれば両断とくる。
同じ条件だと思いたいが、いかんせん
「■■!!」
「フンッ!」
短い気合いと共に離れ──振り上げた脚に衝撃。
……相手は拳か。
ギリ、と相手の拳と自分の足の鎧が軋む音。
攻撃力は期待出来る。
が、踵じゃピンポイント過ぎて防がれるか。
お互いの追撃でバックステップの形。
同時に踏み込んだが速度はコッチが──
「■■■■■■!!!!!」
至近距離での咆哮。
咄嗟に足を地面に振り下ろし制動をかける。
一瞬で耳が使えなくなり、視界が激しく瞬いて──
無意識に膝を曲げ体を後ろに倒す。
鼻先を刃が通り過ぎる。片足を跳ね上げ蹴りを放つ。
──手応えは無し。槍と片足で棒高跳びの要領で下がる。
気配が膨らむ、いや近づいている。
槍を勘で振るう。──避けたか。
ルーンは、否間に合わない
「■■■■■■■■!!!!!!」
咆哮に合わせて胸の前に腕と槍が跳ね上がり、後ろに跳ね
──直後に首の前の槍と、胸に衝撃が奔った。
「ぐっ───」
強制的に息が漏れる。
衝撃も利用した跳躍で大きく距離をとる事に成功。
槍は宝具だ、しなるが折れてはいない。
しかし──流石は英霊、腕の隙間を縫いやがる。
出した腕ではなく、胸にビリビリと表面と奥に響く熱。
塞がりきっていなかったか、と加速した思考の中で思う。
──ゲームの世界ではそんなに希少なサーヴァントでなかったと思ったが、やはり英霊は英霊なのか。
いや、そうじゃない。
自身は『彼』の形を借りただけだ。
ならば十全の彼方とを比べたら劣るのやもしれない。
未だ万全とはいえないのだし、
──否。
─………………否。
─何を言い訳している
─この身は狂王。
─ならばこの程度を斃せずして、何が王だ。
─戦い、勝利しないで、何が王か。
─狂王ならば、狂王ならば狂王ならば。
──────否。
…………いや、何を考えている。
なんだ今の思考は。
どんなずれ方をすればそんな思考になる。
いくらこんな戦いの最中で考えるにしても
息を意識して吐く。
──うだうだ考える前にまずはコチラだ。
目を前に向ければ、数歩で間合いに入る所まで迫る相手。
いや、あの体躯なら既に奴の範囲内だろう。
体が脈打ち鼓動を打つ槍。
腕を腰を捻り熱を持った胸も構わず捻り、槍を投げ──
「ちょおおおーーーっとタンマァーーーーーッッッ!!!」
──ようとした所で滑り込んだ緑色が一騎。
──槍が当たる位置にいない、相手が止まっていない。
距離が思ったより近い、投げは止めだ。
「さあ、愛を受け取りたまえ!」
横の茂みからなんか灰色のデカブツが一騎。
距離は緑よりは遠い。先に槍は届くから除外。
「マスターっ!!」
その後から盾の少女一騎。こちらも距離は遠い、除外──
────マスター?
眉を潜める前に視界に映り込む赤髪。
腕の筋が幾筋か切れる──構わずに槍の方向を変える。
赤髪を数本持っていく穂先。
振り切った槍に血は付いていない。
目の前で尻餅をついている少女……そういえば灰色のデカブツに何かがひっかかっていたような、と思考が過ぎ。
「■■■■■!!!」
その背後から此方に迫る相手の獲物。
槍を戻すより先に緑の外套が翻り、薄紫の髪が広がり──
その間に走り込んだ灰色のデカブツが両手を広げt
「もっとだ!!」
──その男は、筋肉(マッスル)だった。
──曰く、俺の死んだ目が更に死んだらしい。
一応真正面から見ていた唯一ただの人間からの証言だ、
信憑性はある気がする。
……その時の思考は覚えていない、とだけ言っておく。
思いつきで始めたこのお話。
脳内で考えて自分得で第1話しか書いていなかったというのに、
気づけば評価も感想もしていただける状態になろうとは。
とりあえず最近はニヤニヤする自分の顔をひったたく毎日。
……そもそも連載するつもり無かった……はず……
戦闘シーンというかもはや主人公の実況について。
絶対想像してはいけません。作者参考にしたりしたもの無いです。頼む……槍とか扱った人、見ないでくれ……!!
殺陣組めたり描写上手い人代筆してくんねえかな(しろめ)
あと、UBWアニメの兄貴戦闘シーンを見直して、これが★3かよ……と震えています。
戦闘シーン参考にしようと思ってたけど無理や……
ところでにーこにこの解説コメントは何者ですか(戦慄)
★5の戦闘どうすりゃいいんだ……