神様なんかいない世界で   作:元大盗賊

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第49話 プレゼント

「どういうことですか、先輩!」

 

 私が問いかけても先輩は答えてくれなかった。

 

「何なんですか……意味わからないっスよ!」

 

 先輩は私の問いには答えずに、背を向けて誰かと話をすすめる。

 

「はい……。はい、これから織斑一夏と接触をします」

 

 こんなの間違っていた。

 私が先輩の所に駆け寄ろうとすると、近くにいた人が私を取り押さえた。肩を掴み、手を後ろに抑え込まれる。ISを起動しようにも、ISは全く反応がしない。

 

「離してっ……。先輩! ダリル先輩。何なんですか、なんでこんな……」

 

「いいのか、ダリル。本当にこの子に教えて」

 

 私を抑えつけている金髪のチャラい男が先輩に問いかけると、先輩はこっちを初めて向いてくれた。

 

「オレの名前は()()()()()()()()()だ。易々とその名前で呼ぶんじゃねぇ」

 

「へいへい、わりぃな、レインさん」

 

 男がケタケタと笑う中、先輩はやっと私の目を見てくれた。

 いつものおちゃらけている先輩の顔じゃない。

 口をきゅっと結び、白い歯一つ見せない先輩の顔は怒っているようにも、憐れんでいるようにも見えた。いや、睨みつけているのかもしれない。

 逆光で表情が暗いから、どんな顔をしているのか見えづらい。

 

「フォルテ」

 

 唐突に先輩が私の名前を呼ぶ。

 一番近くにいるはずなのに、聞き慣れているはずなのに、私は先輩の呼びかけにびくっと身体を震わせた。

 

「急で悪いな、こんなこと言い始めて。現状を飲み込むまで時間はかかるだろうが、しっかりと理解してほしい。お前には、オレがどんなやつか知ってほしい。オレとお前の()なんだ。隠し事はしちゃいけないもんな。だから、こうしてお前にさらけ出している。この腐った世の中と呪われた運命を変えるために、オレは今こうしているんだ」

 

 先輩は、この時初めて頬を緩ませてくれたように見えた。

 少しだけ、いつものダリル先輩に戻ってくれた。私に寄り添ってくれる優しい先輩になってくれたんだ。

 でも、私は先輩の考えている事が理解出来ない。私と先輩との間に見えない壁があるように、先輩の事が私に伝わらないんだ。

 

 すぐに、先輩は観光地のお店が立ち並ぶ通りへと歩いていく。私はただ、先輩が見えなくなるまでずっと目で追っていった。私にはこうすることしかできないから。

 

 ISは使えず、先輩の仲間であり、学園の敵である()()()()の工作員に囲まれているのだから。

 

 

 

 

 

 

 

『一夏……』

 

 誰かに呼ばれた? 

 聞き慣れない声が俺の耳に響いた。

 この声は初めてじゃない。どこかで聞いたことがある声だ。

 だが、俺は何もしなかった。ふわふわとしたこの感覚が心地よく、ずっとこうしていたい位で……。

 

『……よ、一夏。だから……』

 

 まただ……。

 また呼ばれて……。

 でも、俺は答えない。今が心地よいから。

 風が優しく俺の頬を掠めていく。ひんやりとした水面の上に俺はいた。

 今度は何かに触れられる感覚があった。俺の右手に何かが触れたのだ。俺よりも小さな手。冷たく、だけども暖かい手。

 それは、俺の指と絡ませて、ギュッと握る。

 

『これからずっと、私はあなたと一緒だから』

 

 

 

 

 

 ふいに目が覚めた。

 薄暗い天井に、嗅ぎ慣れない埃っぽいにおい。

 知らない場所だ。

 

 俺は一体……。

 

 意識が覚醒し始めたとき、ふと俺の右腕が誰かに触れられている感覚があった。

 どこかデジャブを覚えつつ、右腕の方を見る。

 

「うーん、やっぱり男の子って感じだなー! いい感じに筋肉があって、これはこれで……」

 

 見知っている人物に、俺の目覚めていないところまで、意識が完全に覚醒する。

 

「何をしているんですか束さん……」

 

 なぜだか、楽しそうにベッドに寝そべっている俺をペタペタ触り続ける束さんに、困惑せざるを得なかった。

 

 

 

 

 

「えっとつまり……。束さんは俺に用があるって事ですよね?」

 

「そうそう、さすがいっくん! 理解が早いね! よしよし……」

 

 そう言うと、束さんは俺に抱きつき、くしゃくしゃと俺の頭を撫で回す。

 この人は過度なスキンシップをよくする。

 別にそれが悪いとは思わない。束さんなりのコミュニケーションのとり方だ。文句は言わない。ただ、その……。

 

「束さん……苦しいです」

 

「おっと、いっくんごめんね!」

 

 時折、息ができないほどに抱きつかれることだけは勘弁してほしい……。

 熱い抱擁から解放された俺は、ジメッとした新鮮な空気を吸い込む。

 

 そもそも、ここはどこだろう? 

 

「そうだ、いっくん! どこも怪我していない? 調子悪いところとかはない?」

 

「いえ別に何とも、どこも悪くは……」

 

 体にかけられていた粗末な毛布を剥がして全身を確認する。

 使い古されたIS学園の制服がヨレているぐらいで、特に傷もなく土埃もない。ただ、一つだけ足りないものがあった。

 

「あの束さん、俺の白式知りません?」

 

「ああ、白式はね……。はい、どうぞ♪」

 

 思い出したかのように束さんは懐から、待機状態になっているガントレットの白式を差し出した。

 

「白式は私がちょちょいと調整を加えて、完璧な状態にしたから!」

 

「そうだったのですね、ありがとうございます」

 

 受け取った白式を装備し、装着具合を確かめる。

 束さんに見てもらったんだ。調整とやらは万全だろう。

 

「いいんだよ、それくらい。いっくんが喜んでくれて何よりだよー」

 

 束さんはピコピコと頭部にあるウサ耳を動かしながら、にんまりと笑う。

 それにしても、こうして束さんと二人きりで話をするのは、いつぶりだろうか。

 いつもだったら、束さんは、箒か千冬姉と良く会っていた。

 どちらかといえば俺と会うのはそのおまけ、みたいな扱いだったからなおさらだ。

 

「あの束さん。気になっていたのですが、ここはどこなんですか?」

 

 束さんと二人きりなのもそうだが、今俺がいる場所が分からない。

 窓はなく、天井にある丸裸の電球と俺のいるベッド、そして束さんの座る椅子があるだけの質素な部屋だ。掃除が行き渡っていなく、埃っぽいことから、めったに使われない場所だということは見て取れる。

 

「ん? ……ああ、場所は別に気にしなくていいよー。私もよく知らないし」

 

「え?」

 

 いや、知らないってどういう……

 

「それよりも、元気になったいっくんには、移動してもらいまーす」

 

「移動? どこに?」

 

「ISを使える広い場所だよー♪」

 

 それだけ言うと、束さんは俺の右腕を掴み、急かすように部屋の扉へと俺を引っ張った。

 

 

 

 

 

 

 

 部屋を出てしばらく歩く間に、何となくわかったことがある。

 まず、俺がいる場所は京都で間違いない。束さんに尋ねたら、そう答えてくれた。

 

 そしてもう一つ。銃撃に襲われたところを束さんに助けられたという事。俺が……いや、俺たちが逃げている間にどこかで束さんに助けられた()()()

 なにせ俺の記憶には、ケイシーさんと一緒に逃げ回っていた記憶しかないのだ。どう助けられたのだろう? まあ、こうして銃撃に怯える必要がないのだけでも一安心だ。

 

 最後。

 束さんは俺以外の人を助けていないという事。助けたときには、俺以外には誰もいないと束さんは話したのだ。

 

 窓のない、明かりの灯された長い廊下を俺と束さんと歩いていた。

 廊下には時折埃の被った段ボールがあるくらいで、他には何もない。一体どんな場所なのか見当が付かない。

 

 鼻歌交じりに俺の先頭を歩く束さんを横目に、ISのプライベートチャンネルで千冬姉達に連絡を取ろうとしたら、見知らぬエラーに阻まれた。

 

「『通信機能は存在していません』だって? ……束さん。白式の通信機能が使えないのですが……」

 

「ん? ……ああ。()()ってチャンネルに繋げられないから、今は無理だよー」

 

「え……そんなことがあるんですか?」

 

「そうだよー」

 

 気の抜けた返事を返すと、今度はスキップを絡めて、先へと進む。束さんの気分は最高のようだ。何故だか知らないけど。

 一方俺は、わだかまりの残るなんとも言えない気分である。

 

 一体自分がこれから何をされるのか、想像がつかない。聞いても内緒だと言われる。

 ISの使える場所に行くと言うことは、何かの調整をするということだろうか? 

 実際に動かして最終チェックだろうか。そんなことを思うたびに、束さんが何をしようとしているのか、答えにたどり着かない。束さんの真意を確かめようとしたとき、ふと彼女はこちらを振り向いた。

 

「いっくんってさー、もっと強くなりたい?」

 

「強く……? どうしたんですか急に……」

 

「ふと思ったんだよ。もし強くなったら、誰にも負けない強靭な力を持って圧倒的にねじ伏せられるんだよ! 私はカッコいいと思うなー」

 

 強くなる。

 束さんの言った強くなるとは、ISの操縦技術のことだろうか。それとも、肉体的な意味なのだろうか。曖昧すぎて何を指しているのかよく分からない。

 ……多分束さんのことだから、前者のことだろう。

 確かに、俺は強くなりたいと思っている。いつか、千冬姉と渡り合えるような、そんなIS操縦者になりたいと思っている。

 

 それは俺の望んでいる事ではあるが、俺の求めている強さではない。その力は利己的でワガママなもの。単なる暴力だ。

 

「確かに、強くなりたいです。でも、きっと束さんの思っている強さとは違います。俺は、大切な人達を守れるように強くなりたいです」

 

 例えばどんな事かな、と束さんはこちらを振り向き、目を細めて優しく問いかける。気づけば、歩むのを止めていた。

 

「今の俺は弱いです。常に誰かに守られて、自分一人では何も出来ていない。俺は昔からずっと。俺がモンド・グロッソで誘拐された時から変わっていないんだ。もし俺が、強かったら、あんな事にはならなかった。千冬姉が連覇出来たし、単身ドイツに行くこともなかった。何一つ連絡を寄こさない千冬姉を待つこともなかった。俺が弱いから狙われて、そして誰かに迷惑をかけている」

 

 それは、俺が強くない事が原因だと思っている。

 自分で自分を守れないから。

 力がないから、強くないから、今の俺はこうして何者かに襲われ、束さんに救われた。

 

「だから、俺はみんなに迷惑をかける存在から、みんなを守れるように変わりたいんです。箒も千冬姉も、IS学園のみんなも、そして束さんも。みんな大事で、大切だから。……もうみんなの悲しむ姿なんて見たくないから、だから強くなりたいんです」

 

「……そっか。いっくんは優しいんだね」

 

 束さんは、俺の方を見ずに答えた。表情の見えない束さんは前を向き、いつの間にか現れていた扉のドアノブに手にする。

 

「じゃあ私から、いっくんへ最高のプレゼントを贈れるね♪」

 

 

 

 束さんに連れられた場所は、だだっ広い土のグラウンドだった。

 サッカー場のような長方形型で、建物全体は白い壁で覆われている。

 

「それじゃあちょっとここで待っていてね!」

 

 束さんはそう告げると、そそくさと入ってきた廊下へと戻っていく。

 俺は唯一人ぽつんと取り残されてしまった。傷一つない壁に触れてみると、金属のように硬い材質であった。これには見覚えがある。

 

 IS学園にあるISの試合に使われるアリーナ。最新鋭の技術が盛り込まれた材質がアリーナの壁に使われていると授業で耳にしたことがあるし、実際にアリーナで触ったこともある。それと同じなのだ。

 

 ここは、ただの広いグラウンドではないのだ。

 ISが使われる……どんな攻撃をされてもいいような、前提をした場所。

 京都にそんな場所があるなんて聞いたことがない。臨海学校のように、京都のどこかを貸し切って訓練をするなんて話もない。一体俺はどこに連れて行かれたのだろうか。

 

「いっくーん! 聞こえる?」

 

 ふと俺の耳元に、束さんの声が聞こえてきた。近くで囁かれたような声。

 俺はとっさに白式を見つめる。

 

「もしかして、プライベートチャンネルで?」

 

「そうだよー、よかったぁ。これで、通信機能は戻ったみたいだね! んじゃ、早速だけど説明するよ!」

 

 聞こえてくる束さんの声を無視し、ハイパーセンサーを起動させ、現在地の特定を行う。

 場所は……周りになんにも無い所だ。山の中ってことか? 

 写真を撮っていた場所から、だいぶ遠い場所にいることは確かだ。

 

「これからいっくんには、私お手製の特別トレーニングを受けてもらうよー! トレーニングの内容は簡単! いっくんのために、用意した素晴らしい相手と戦って、レッツ強い男になろう!」

 

 弾んだ調子のいい声が俺の脳内に響き渡る。

 くそっ、なんで束さんの通信は受け取れるのに、俺から誰かへ通信を送れないんだ!? 

 

 

「茶番は終わりか、篠ノ之束」

 

 束さんとは違う、聞き覚えのある声がオープンチャンネルから聞こえてきた。

 千冬姉の顔が浮かぶが、それはすぐに消え失せた。

 次に思い出されるのは、千冬姉に似た顔の少女。

 

『私が私たるために、お前の命をもらう……!』

 

 俺の前に現れ、殺そうとしたやつの声だった。

 グラウンドの正面に視線を送ると、そいつはいた。

 いつの間にか開かれていた、俺のいる場所と対になる反対側の方の扉の前に立っていた。

 

 以前見たときと同じ黒装束の姿。間違いない、あいつだ。

 

「んもう、まどっちったら! まどっちの紹介するから待っていてよぉ」

 

「ふん、そんなことなど知らん。必要ない」

 

 えんえんと泣くオノマトペを口にする束さんを、少女は鼻で笑う。

 

 ……は? 

 訳がわからない。

 

 あの女は、亡国機業。

 学園を襲撃してきた連中。楯無さんを傷つけたやつら。

 そして俺たちが京都へやってきた理由。倒さなければならない組織。

 それと束さんは気軽に話をしているのだ。しかも、極度の人見知りの束さんが身内以外に心を開いているなんて、見たこともない。

 

 頭の中で整理がつかなかった。様々な情報や思考が氾濫し、何一つ掴み取れない。

 なぜ? どうして? 

 

「これで、ようやくお前を殺せる……織斑一夏」

 

 遠くに立つ少女はこちらへ指を指し、白い歯を見せて笑う。

 

「こら、まどっち! 物騒なこと言うじゃないよ! ちゃんと約束したでしょ?」

 

「ああ、そうだったな篠ノ之博士。くくくっ、とんだ冗談だ……!」

 

 少女は唇をかみしめて、こちらを睨みつける。

 彼女からは俺に対する殺意が見えた。

 

 その時俺は、一つの確信を持つことが出来た。

 あいつは……なぜだか知らないが俺に対して強い殺意がある。だが、それは今はできない。

 

 落ち着け。落ち着くんだ。俺が冷静にならなくてどうする。

 

 あの束さんだ。

 テロ組織に加担するようなことはしないし、何より服従されることなんてまず起こらない。

 ……となると亡国機業のあの女は、束さんが何らかの手によって手中に収めるということだ。

 

「いい、いっくん。まどっちが私が用意した特別トレーニングにふさわしい、スペシャルな相手だよ! あの子とISで戦って、強くなろうね♪」

 

 束さんが嬉しそうに俺にささやく。

 そんな楽しそうに話す束さんとは真逆に、まどっち、と呼ばれたやつは怒りを抑えきれずにいるようだった。

 振り上げた拳を下げられずにいる、と言ったほうがいいのかもしれない。

 

 束さんの言葉に従っているのであれば、こちらへ危害は加えられない。そうなると、俺のほうが立場としては有利だ。

 だったら相手の戦闘データを集められるし、束さんと話をつければ、捕まえることだってできるかもしれない。そして亡国機業の情報を得られるかもしれない。

 訳がわからないが、これは好機だ。今このチャンスを逃すわけにはいかない。俺にできる最大限のことをしよう。足掻くんだ、弱い俺なりにできることを。

 

「よう、誰だか知らないが、今日はよろしくな」

 

 軽い挨拶。

 そんな簡単な言葉にも、そいつは反応した。

 

「っ……! 貴様……その身の振り方を後悔させてやる。こいっ黒騎士!」

 

 少女の両手が白く光り、あたりに風が生まれた。全身を包み込むように風は少女を中心に創り出され、土埃を周囲に撒き散らした。

 

 見るからにあいつは冷静さを失っている。

 感情に任せた動きには、隙きが生まれる。そんなことを特訓していたときに教えられた。

 今は、とにかくあいつと戦って勝てばいいんだ。後のことはそれから考えればいい。

 

「……白式!」

 

 白式を展開し終えたときには、あいつにも黒いISが装着されていた。

 

 顔を覆うバイザーに、背中に生える蝶の羽のようなスラスター。

 以前見かけたISが黒くなったのだろうか、そんな印象を受けた。

 

「剣を抜け、織斑一夏。どちらが〈〈あの人〉〉の隣にふさわしいか、ここではっきりとさせてやる」

 

 そう言い放つと少女は笑みを浮かべた。

 

 

 

 

 篠ノ之束は、眼下で二人がISを展開する姿を見るなり、管制室の扉へと歩いてゆく。

 

「ここでご覧になられないのですが、束さま」

 

 扉の近くにいた銀髪の少女は、束へ問いかける。

 

「ちっちっちっ、甘いよクーちゃん。こんな小さな場所が、二人の攻撃に耐えられるわけがないから場所を移すんだよ。それに争うには狭すぎるからねー」

 

「……そうですか。では、亡国機業の方々へ次のフェーズへと移るようにお伝えします」

 

「うん、お願いするよ☆」

 

 クーちゃんと呼んだ少女の頭を撫でると、管制室にある画面に映された白いISへと視線を送る。

 

「いっくん、ここが頑張りどころだよ。ここで頑張れば、君はちーちゃんの隣に並んで立つことができるからね」

 

 


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