魔法少女リリカルなのはViVidー人喰らいし、古の血ー 作:ダラケー
やっべ…早く本編ネタださねば…
時空管理局本部内機動特務六課部隊長室。
その日、機動特務六課にある部隊長室は地獄絵図になっていた。
はやて「あーーー、疲れたわ~…」
机にうつ伏せになって、はやては愚痴る。
リイン「サボってないで、早く終わらせてください。はやてちゃん」
愚痴るはやてに、リインは言う。
はやて「そうは言うても…」
リインに言われて、はやては机や応接用のテーブルにまで高くそびえている書類の山を見る。
はやて「この書類の量絶対に終わらんて…」
リイン「ずっとサボってたツケです!」
この書類の山もとい、山脈ははやてが今の今までサボり続けていた結果なのである。
はやて「はあ…似たような立場のシグナムはリュイを言い訳に定時退社する日が増えとるって言うんに…」
武装隊隊長という近しい立場のシグナムはリュイが心配らしく定時退社していることに文句を言う。
リイン「いや、シグナムはしっかり仕事を終わらせてますけど、はやてちゃんの場合はサボりにサボったことで、
はやて「……」
リインに正論を言われたはやては押し黙ってしまう。
リイン「ほらほら、愚痴をこぼすくらいなら早く手を動かすです」
はやて「うぅ、リインの意地悪悪魔」
リイン「だから、全部はやてちゃんの自業自得です」
涙目になりながらはやては書類の山脈を片付けようとする。
するとドアがノックされた。
はやて「開いてるから入ってええよー」
リュイ「はやぱぱ…!」
ノックされてはやてが言うと、部隊長室に入ってきたのはリックサックを背負ったリュイだった。
はやて「リュイ!?どう入ってきたんや?」
シャマル「はやてちゃん」
本部の部隊長室まで来たリュイに、はやてが驚いているとシャマルが後ろから来た。
はやて「ははーん。シャマルに入れてもらったんやね」
シャマルに入れてもらったことを察して言う。
はやて「んで、今日はどないしたんや?」
どう言う理由で本部の部隊長室まで来たのかとはやては聞く。
リュイ「きょうね…はやぱぱのたんじょうびってきいたから…」
理由を聞かれてリュイはリュックサックを降ろしてチャックを開けて中身を探る。
リュイ「これつくったの」
そう言って風呂敷のような布に包まれた小さな箱を渡してきた。
はやて「お、開けてええんか?」
聞くとリュイは頷いた。
布を外すと二段になっている箱があり、上の箱を開けるとおにぎりが入っていた。
はやて「これ、リュイが作ったんか?」
おにぎりを見てはやては聞く。
リュイ「ほんとうは…けーきに…したかったけど…はやぱぱ…おしごといそがしいから…おにぎりにしたの…」
シャマル「一生懸命作ってたのよ」
はやて「ほんまか。ありがとな、お腹空いたら食べるからな」
小さな手で頑張って自分の誕生日のために作ってくれたことに、はやては嬉しくなってお礼を言う。
リュイ「うん…あ、りーんねえねのぶんも…あるよ」
リイン「ありがとうですー!」
自分の分もあると聞いてリインも嬉しくなって言う。
シャマル「さ、リュイくん。帰りましょ。シグナムたちが待ってるわ」
シャマルに言われてリュイは手を繋ぐと、はやての方を向いた。
リュイ「はやぱぱ…おしごと…がんばって」
はやて「うん、頑張るで!」
リュイに応援されてはやては言う。
言われたリュイは嬉しそうにシャマルと共に部屋を出ていった。
はやて「さて、リュイに応援されてもうたし、頑張りますか!」
リイン「その息ですよ、はやてちゃん!」
やる気を出したはやてにリインもやる気をだすのだった。