魔法少女リリカルなのはViVidー人喰らいし、古の血ー   作:ダラケー

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ガイ「であっ!!」

 

ガンマ「ガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ガイの拳とガンマの拳がぶつかり合う。

 

パワーが互角であったのか2人は互いに吹き飛ぶ。

 

【スイングベント!】

 

ライア「せあっ!!」

 

ガンマ「あぐっ!?」

 

態勢を立て直そうとしたガンマの首に専用武器―スイングベントのカードで呼び出した『エビルウィップ』を巻き付け締め上げる。

 

ストライクベント!

 

ガイ「おらっ!」

 

ガンマ「があぁぁぁぁっ!?」

 

エビルウィップに首を絞められて動けないガンマにガイがストライクベントで呼び出した専用武器『メタルホーン』で攻撃する。

 

ディエンド「僕も忘れないでくれよ?」

 

【ATTACKRIDE BLAST!】

 

さらにそこへディエンドがディエンドライバーの銃口を一時的に分身させ、一度に発射できる弾丸の量を増やして連射を浴びせる『ATTACKRIDE BLAST』を繰り出す。

 

ガンマ「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ガイ、ライア、ディエンドの3人の仮面ライダーの攻撃にガンマは膝を着いてしまった。

 

シグナム「リュイ!?」

 

ヴィータ「3人がかりで攻撃するとか卑怯な真似しやがって!」

 

レヴァンティンとグラーフアイゼンを出してガンマの加勢をしようとする。

 

ディエンド「ライダー同士の戦いに邪魔を入れないでくれるかい?」

 

【KAMENRIDE IKUSA!】

 

【KAMENRIDE ZANKI!】

 

【KAMENRIDE REI!】

 

加勢しようするシグナムたちにディエンドは新たに3人の仮面ライダーを召喚した。

 

聖職者の法衣をイメージしたような仮面ライダー『仮面ライダーイクサ』

 

緑の体色で縁取りと腕が銅色の、1本角の鬼の仮面ライダー『仮面ライダー斬鬼』。

 

イエティをモチーフとして、カラーは白の仮面ライダー『仮面ライダーレイ』の3人だ。

 

ディエンド「行けっ!」

 

ディエンドの指示でイクサたちはシグナムとヴィータに向かっていく。

 

ガンマ「ぐっ…しぐ…まま…」

 

未知の相手と戦うシグナムたちにガンマは力を奮い立たせる。

 

ライア「させるか!」

 

ガンマ「あぐっ…」

 

力を奮い立たせるガンマにライアは更に首を締め上げる。

 

それでもガンマは力を奮い立たせてエビルウィップを掴んで引き千切ろうとする。

 

ガイ「おらっ!!」

 

エビルウィップを引き千切ろうとするガンマにガイがメタルホーンで攻撃する。

 

だがガンマはガイの攻撃など意に返さず引き千切ろうとする。

 

そんな時だった。

 

ディエンド「ねぇ、取引しない?」

 

ガンマ「?」

 

ディエンド「君が僕の物になってくれたら君の大切な人たちを助けてあげるよ」

 

ガンマが描かれたカードを見せながらディエンドはガンマに言う。

 

ガンマ「……」

 

ディエンドの言葉にガンマは揺らぐ。

 

いくらシグナムとヴィータが強くても3対2…しかも仮面ライダーが相手では不利であるからだ。

 

?「そいつの話しには乗らない方がいいぞ」

 

ディエンド「この声は…」

 

揺らぐガンマに助言するように1人の男性が現れて言うとディエンドは嫌な顔をした。

 

ディエンド「また僕の邪魔をする気かい?士」

 

こちらに向かってくる男性『門矢 士』にディエンドは言う。

 

士「お前が子供相手に大人気なくしてるからだろ?」

 

ディエンド「じゃあ、どうするつもりだい?」

 

士「こうするんだよ。変身!」

 

【KAMENRIDE DECADE!】

 

腰にベルトを装着してカードを装填すると左右から閉じると仮面ライダーに変身した。

 

ディケイド「さて、少し手助けしてやるか」

 

ピンクじみたマゼンタのボディに、バーコード状の縞々フェイスであるエキセントリックな容姿を持つ仮面ライダー『仮面ライダーディケイド』は言うのだった。


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