エンドレス・ストラトス 終わらない歌とお人好し   作:青の雲

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どうも皆さま初めまして青の雲でございます。
その場のノリで書いた小説で変なところも度々あると思いますが、どうか温かい目で応援をよろしくお願いします


それではお人好しの昔話にお付き合いくださいませ


序章 お人好しの昔話

この物語はとある青年の物語である

 

「どうも皆さま初めまして、私は旅する暇人&お人好しこと ノエル・ピース と申します。以後お見知り置きを」

「さて、ここに来たということは私の昔話を聞きにきたということでよろしいでしょうか?」

「それでは時間もないので早速 、ゴホン あれは今より少し前のある日のこと・・・」

 

 

 

時は遡り、織斑家・・・

 

現在私はキッチンで朝ごはんを作っている。

フライパンから出るベーコンの焼けたいい匂いが食欲をそそる

 

「一夏! お皿出してーー!」

「はーーーーい!」

 

今元気よく返事をしたのが織斑一夏今はまだ小学生であるが、元気で活発な男の子である 幼くてもわかるくらい顔は整っているので将来有望ですね

そして私は色々あり現在この織斑家で居候をさせてもらっている

そして本来この家にはもう一人住人がいるのだが今はドイツに行っているのでなかなか帰ってこないのだ

名前は 織斑千冬 最強の印(ブリュンヒルデ)の称号を持っている

この世界は女性しか反応しない最強の兵器「インフィニット・ストラトス」 通称 IS の出現後、男女のパワーバンスが一変し、女尊男卑が当たり前になってしまった時代

少し前に起きた「白騎士事件」その事件が原因でこんな世界になってしまった

事件を起こしたのは誰かは知っているんですがその話はまた後日…。

 

「・・・エル・・ノ・・兄・・・ノエル兄!!!」

「えっ 」

「もうどうしたんだよ 急にボーとするから心配したよ」

「ああ、ごめんなさい つい」

 

ついボーとしてしまいました しっかりしなくては

 

千冬が帰ってくるまで私がしっかりしなくてはね.

さて一夏が学校に行っている間私の仕事は、洗濯 掃除 買い物 etc・etc・etc といやぁ大変ですね でも一番疲れるのは、千冬の部屋の掃除ですよね・・・ハァー

最初見た時は恐ろしかったですねぇ ええそれはもうこの世のものとは思えないくらいには、今度千冬には掃除の仕方も教えなければなりませんね

 

 

「ししょー! 遊びに来たわよー!!」

「おや、鈴ちゃんいらっしゃい」

 

今しがた来た一夏と同年代の子の少女、名前は 凰 鈴音 ツインテールで八重歯が可愛らしいのですが、気性が荒いことが残念な子です

しかし性格は十人十色。鈴ちゃんはその快活な性格で周りの子を元気にしてくれます。

ちなみに鈴ちゃんが私をししょーと呼ぶのは少し前私が鈴ちゃんに料理を教えたところ何故かししょーと呼ぶようになった

ちなみに鈴ちゃんの得意な料理は中華系。まぁ鈴ちゃんの実家が中華料理屋さんだからだと思いますが。

いつもの様に一夏と鈴ちゃんはゲーム、談笑をして気がつくと辺りは暗く、カラスの声が聞こえ始め、外の電灯が目立つ様になってきました。

五時を報せる鐘が鳴った時を頃合いに一夏と私は鈴ちゃんを玄関まで見送りいつもの様に一夏は手を振りまた鈴ちゃんもその手を振り返し明日も会おうねと約束を交わす。

すっかり夕焼け空に染まりきった空の下を鈴ちゃんはニッと笑い特徴的なツインテールを大きく揺らしながら走りさってゆく。

それを見届けた私と一夏は少し遅い夕食の準備に取り掛かる。

時は季節の移り変わる途中の少し肌寒い夕刻の刻である…

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

今日は久しぶりに千冬が帰ってくるので私と一夏は千冬のためにパーティーの準備をしていた 。

千冬がこの家に帰ってくるのは本当に久しぶり。その為一夏はさっきから落ち着きが全くない、本人は全く気づいてはいない様だが…。

無理もないか、ずっと会いたがっていた姉が帰って来るのだから。

本来家族が離れる事は寂しい事だ。特にそれが唯一の家族であれば尚更だ。

千冬の代わりに私が今はいるが…正直、一夏が稀に見せる表情の裏にある陰。

あれを見ると私は本当に一夏の、千冬の代わりになる事が出来ているんだろうか?

……いや、きっと代わりになどなれないだろう。

千冬、私には…この任務は荷が重すぎる。

 

 

 

そしてついに旅先から千冬が帰ってきた

 

 

 

「おかえり、千冬」

 

私は微笑みながら言う

 

「千冬姉おかえり!!!」

 

一夏はとても嬉しそうに満面の笑みで言ったあと若干戸惑ったものの千冬に抱きつく。

千冬は一夏を優しく受け止め優しい声色で。

 

「ああ、ただいま 一夏 そしてノエル」

 

と言った。

その後千冬が帰ってきたことのお祝いパーティーが織斑家行われた

千冬にドイツはどうだったやこの一年での生活のことなどを聞いたりと話題には全く困らなかった。

一夏はずっと千冬にベッタリとくっ付き、久しぶりの姉の温もりを堪能していた。

楽しい時間はあっという間に過ぎていき外から鈴虫の声しか聞こえなくなった時、いつもより一夏は遅い時間まで起きていたがそれでも草木も眠る丑三つ時になると疲れたようでぐっすり眠ってしまった、今日一夏が起きる事は無さそうだ。

 

一夏が眠って暫く経った頃

 

私達は一夏の眠る部屋の隣へ移動し縁側へ座り外の景色を見る。近所の家の電気もポツポツと消え住民の多いこの地区でも今は大きな音は聞こえない。

 

「千冬、この一年での生活はどうでしたか? 何か素敵な出会いでもありましたか?フフ」

 

私達は酒が入った缶を片手に他愛ない話をしていた。

私は冗談めかしに千冬にドイツでの出会いを聞いた。しかし少し酒に酔っているのだろう 普段より頭がふわついている。

…飲みすぎましたかねぇ あ、千冬の顔がどんどん赤くなっていきます あはは、面白い

 

ドゴッ!!!

 

…痛い

 

本気で殴らなくてもいいのに。

 

「っ! きゅ 、急に何を言い出すかと思えば!! そんな者いる訳がないだろうにーー」

 

千冬が何か言っていたが殴られた頭が痛すぎてそれどころではなかった。

 

あー、まだ痛い 人間やめてますねほんと

 

「ん、何か言ったか?」ニコリ

「な、なんでもないですよ…ハハハ」

 

私はヒヤヒヤしながら、必死に苦笑いを作り出していた

心が読めるなんてほんと人間? おっとこれ以上はやめておきましょう二発目が飛んできそうなんで

それからも千冬と楽しく飲んだり、談笑したりしていたのですが、ふと時計を入るともうこんな時間、楽しい時間が経つのは早いですね…

私と千冬の約束、それは千冬がいない間、一夏の面倒を見る事だった。

千冬が帰って来た今、その約束は果たされた。

つまり私はお払い箱という事だ。

今日私は一夏の前から姿を消すと決めていた。

 

「…私はそろそろ行きますかね 」

 

そう言って私は立ち上がる

 

「もう行くのか、もう少しここにいてもいいのだぞ。なんならずっといても構わない」

「それは魅力的な提案ですがこれ以上名残惜しくなったら辛いのでね…」

「…そうか、分かった」

 

千冬は短くそれだけ言った、そして私と千冬は家の外に出る。

外はまだ暗いが徐々に辺りが明るくなって来ている。もう少しすれば朝のニュースも始まり、みんなの1日が始まるのだろう。

 

あ、結構名残惜しいですねぇ しばらく過ごした家なのでどうしてもそう思ってしまう そして1番の心残り一夏の事…怒るだろうなぁ一夏 勝手に出て行ったりして

でも千冬が居るから大丈夫だろう。これから私と過ごした時間は薄れ、新たに千冬と過ごした思い出が私との時間を上書きされて行くのだろう。

大丈夫、何時ものことだ。

存在を消すのは、消えるのは、慣れている。

 

「千冬、一夏のことよろしくお願いしますね」

「当然だ」

「うん、 あっ 千冬部屋はちゃんと綺麗にしていていてくださいね、あと下着はしっかりと部屋で干してください。たまーにウサギが来るので」

「…そのウサギとはまさかーー」

「うん、天災です」

「分かった。…今度仕留めておこう」

 

……まぁあの天災は殺しても死なないでしょうけど。

 

「じゃあ、そろそろ行きますか。…じゃあさよなら千冬」

 

私は片手で軽く持てるくらいの自分の空っぽの荷物を持ち軽く千冬に向かって手を振る。

 

「…さよならじゃないだろ、昔から何度言わせるつもりだ。またなノエル」

「…うん…また会いましょう、千冬」

 

そう言って私は織斑家を後にした

 

 

 

 

千冬サイド

 

「…うん…また会いましょう、千冬」

 

そう言ってあいつは朝日が昇る前の街中に向かって歩き出した。

 

歩き出したノエルの背中を見て私は咄嗟に声をかけた。

 

「ノエル! …家族は、一夏はお前の癒しになったか?」

 

ノエルは此方に振り返り口を開くが、私には何を言っているのか分からなかった。

しかし、振り向いた時に見せたノエルの表情は…哀愁を含んでいるように見えた。

私は昔からの幼馴染であるノエルに私がドイツに行っている間一夏の世話を頼んでいた。

そして今日私は帰ってきた、今思えばあいつに頼んだのはあいつが一番信用できるという他に私の我儘も入っていたのかもしれない。

そうか………一夏でも救えなかったか。

 

「またね、か…私も優しくなったものだ」

 

そう言った彼女の顔には世界最強の面影はなく唯の年相応の少し遅れた青春を匂わせる女性の顔であり同時に悔しさを滲ませる表情だったがまだ朝日が昇る前のこの街で世界最強である彼女の人間らしい一面を見たものはいない。

まだ誰もが眠り人が起きる気配はなく代わりに鳥たちが鳴き朝の訪れを伝える。

夜が明けるまでもう少し。

 

 




どうだったでしょうか?
超駄文ですが読んでくれる人がいるなら超嬉しいです
これからもよろしくお願いします
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