これからもちょくちょく書いていくのでこれからも宜しくお願い致します。
それではどうぞ
「というわけでっ!織斑くんクラス代表決定おめでとう!」
「おめでと〜!」
パンッ パパンッ
現在夕食後の自由時間。場所は寮の食堂、1組のメンバーは勢揃いであった。
そこに他の教師の姿はなかったがノエルはいた。
いるにはいるがその姿は部屋の隅の椅子に座り込んで燃え尽きたと言わんばかりに疲労しているのがわかる。
何故ノエルがこんな状態なのかは少し前に遡る。
ーー授業の後ノエルは一夏とグラウンドの穴を埋めて教員室に戻りノエルは教員室で先程まで資料の整理をしていたところである。
ノエルは教師の補佐なので仕事はそれほど多くないがよく他の教師の仕事を手伝ったりしていた。
IS学園の仕事は決して楽ではないむしろそこらへんの高校よりも圧倒的に仕事の量は多いだろう。
だがノエルはまだ余裕があった、なら何故これ程までに疲労していたのだろうか?
それは千冬のせいである。
彼がいつものように他の教師を手伝おうとしている時彼の目に千冬が映った。
ノエルはよく考えないで千冬に声をかけた、だがそれが間違っていた。
ここは世界中から生徒がやってくるIS学園、それに加えて千冬は『ブリュンヒルデ』と言われるIS関係者では知らない人はいないほどの有名人、さらにクラスの担任も務めている。
そんな人が他の教師と仕事の量が一緒なはずが無い。
ノエルはこの時点で気づくべきだったのだ。
結果ノエルは予想以上の仕事をする羽目になったのだ、断ればいいものを彼の性格上断るといった選択肢はなかった。
「ノ、ノエル兄、大丈夫…か?」
「い、一夏…悪いけど…もう、限界…です、私はもう…部屋に帰って寝ますから…みんなに、よろしく…言っといてください」
「あ、ああ、わかった、おやすみノエル兄」
「おやすみ、一夏」
そしてノエルはさっさと自分の部屋におぼつかない足取りで戻って行った。
自分の部屋に戻ってきたノエルはすぐにシャワーを浴びてパジャマを着てあっという間にベッドに潜り込んだ。
ーーその晩ノエルは懐かしい夢を見た、昔の夢を…
ーー古い夢を…
ーーだがどんな夢だったかは覚えていない………
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「ふぁ」
朝からよくあくびが出る、やはり疲れは取れなかったようだ。
「随分お疲れですね」
不意に後ろから声が聞こえる、後ろを振り返るとそこにいたのは山田先生だった。
彼女の服装は大人だが顔が幼いため子供が大人の服を無理して着ているイメージがどうも取れなかった。
まあそれも彼女の魅力の1つだと思うのだが……
「ん、山田先生、なんだか古い夢を見た気がして」
「へぇー、どんな夢だったんですか?」
「それが何故か思い出せないんですよねぇ」
「そうなんですか、また思い出したら教えてくださいね」
「ええ是非」
山田先生との話に花を咲かせていると時間は既にSHRをまわっていた。
ノエルと山田先生が教室に着くと既に皆席に着いていた。何名かの頭からは煙が上がっていたが、犯人は推理するまでもなく千冬だ……これは体罰にはならないのだろうか?
ーーこうして今日も授業のチャイムがなってゆく
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今日もなんとか午前中が終わった。
現在学校での唯一の楽しみにしている人も多いと思われる昼休みである。
授業も終わり教員室に戻ろうとしていた私の所に一夏が泣きついてきた。
「ノエル兄!助けてくれ!!」
「よしよし、どうしたんですか一夏?」
一体どうしたのでしょうか?
「一夏!まだ話は終わってないぞ!!」
「一夏さん!まだお話の途中ですってよ!!」
「やれやれ、箒さんもセシリアさんも落ち着いてください、はい深呼吸」
「「すーはー、すーはー」」
「落ち着きましたか?それで何があったんですか?」
ーーふむふむ
話を聞いた所によるとどうやらこの2人授業中に山田先生に注意5回、千冬に頭を3回叩かれた怒りを先程から一夏で発散させていたということらしい、まぁ……世間一般でいう八つ当たりである。
「一夏、よく聞きなさい、男は時に理不尽なことにも耐えなくてはならないのです」
「そ、そうだったのか」
「ええ、そうです。それではこの話はここまでにして皆で一緒にこれから食堂にでも行きませんか?」
「おお、そうしようぜ! 2人も来るだろ?」
「まぁ、いいだろう」
「そ、そうですわね。行って差し上げないこともなくってよ」
それじゃあ、行きますか
ーーここ食堂は昼休みの間多くの生徒で賑わう、さらにここIS学園は世界中から生徒が来るためレストラン顔負けの味とメニューの多さが売りだ、何より安い。
この前初めてここのサンドイッチを食べた感動は忘れないだろう。
「ノエル兄そういえばさっき
「懐かしい人物?」
「ああ、ノエル兄もよく知ってるよ。お、きたきた今日も美味そうだな!」
懐かしい人物?
「待ってたわよ、一夏!」
頭の中で懐かしい人物について考えていると、元気の良い声が食堂に響く
その人物は少女だった
頭のツインテールがよく似合い、快活そうな雰囲気、トレードマークの八重歯が印象的な少女
「…鈴ちゃん?」
「何よあんた、なんであたしのな…まえ…を……ししょー?」
「久しぶり、鈴ちゃん」
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「それにしてもししょーがいるなんて」
「何年ぶりですかね」
本当に懐かしい
「鈴いつ日本に帰ってきたんだ?おばさん元気か?いつ代表候補生になったんだ?」
「質問ばっかりしないでよ。アンタこそ、なにIS使ってるのよ。ニュースで見た時びっくりしたじゃない、ししょーがいることも驚いたけど」
でもあの鈴ちゃんが代表候補生になっているとは…世界とは意外にも狭いものである。
「一夏そろそろどういう関係か説明して欲しいのだが」
「そうですわ!一夏さん!それに先生!どういう関係か説明願います!!」
2人が話題について行けずついに痺れを切らし棘のある声で聞いて来る。
よく見ると周りの生徒もこちらの話題に興味津々なのか聞き耳をたてながらこちらを見ている。
「ああ、みんなは知らないんだったな。俺の幼馴染だ」
「……」
「?どうしたんだ」
「別に…」
「幼馴染……?」
「ああ、箒が引越した後に鈴が来たんだ。たしか小5の頃だ。で、中二の終わりに国に帰ったから、会うのは1年ちょっとぶりだな」
「なるほど、鈴ちゃん1度国に帰ったんですね」
「ええ、だからまさかここでししょーに会えるなんて思わなかった」
「私もです、まぁこれからまたよろしくお願いしますね」
「うん、またよろしくね。ししょー」
その後誰が一夏にISの操縦を教えるかで何やらもめていたがまぁ結果的に鈴ちゃんは箒さんとセシリアさんともうまくやっていけそうだ。
一教師として安心した。
宜しければ感想お待ちしております。