エンドレス・ストラトス 終わらない歌とお人好し   作:青の雲

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フランスと言えばもうお分かりですよね?
それではどうぞ〜


フランスでの出会い

どうも皆さまお元気ですか? ノエル・ピースです

織斑家を出てからしばらく経ち私は今現在ふらふらとあっちこっちを見て回っています

…別に迷ってませんからね

さて何はともあれ私はフランスのある街にやってきています いやぁ、一度来て見たかったんですよねぇ♪

え、フランス語は話せるのかって? 私はこう見えても結構頭いいんですよ いや本当に、それに昔色々ありましてねぇ …この話はまた今度

ではフランス内を観光しましょう♪

 

青年ふらふらとフランス内を観光中…

 

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時は進み日も傾いてきた頃

あらかたフランス内を見て回った後私はフランスの街から少し離れた小さい森の中でこれからの生活のことを考えていました

 

「ふむ、お金はあるとして泊まる場所がないのは大問題ですねぇ…どうしましょうか…」

 

しばらく私は丁度そこにあった木の切り株に腰掛け、あの有名な石像のように左腕を左膝に置き、右腕の手の甲に顎を置きしばらく考えることにしました

 

10分経過

 

20分経過

 

30分経過

 

と、30分経っても、全くいい考えが思い浮かびません

 

「うーん、ほんとにどうしましょこれ 。…またしばらくホームレス生活ですかねぇ」

 

はぁ、と大きな溜息をつき1人でうんうん言っていると、 ガサッ ! と後ろの草むらで大きな音が

時刻は夕暮れ、街から離れたここはお世辞にでも治安がいいとは言えないでしょう 観光客ならなおさら窃盗や犯罪に巻き込まれてもおかしくありません

そう思い私は音がした方にゆっくりと立ち上がり体を向け警戒を強めます

両腕の拳を握りしめいつでも振り抜ける状態に

辺りを照らすのは太陽が沈み夕暮れから夜になるにつれて怪しく光る、月光の光と辺りを吹く夜の少し肌寒い風。

 

ガサッ!ガサガサ!

 

すぐ側の草むらは不自然な動きをみせ、私に警戒心を強くさせる。

私は音の元凶に向かって。

 

「そこにいるのは誰ですか?」

 

相手を刺激しないようにゆっくりと言った。

しかし音の元凶はまだ出てこない。

しばらく待つとゆっくり草むらから出てきたのは夜の薄暗い中でもはっきりとわかるほど綺麗な金髪と紫色の瞳をした歳は一夏と同じくらいの少女でした。

私は警戒を解き優しい声色でその少女に話しかけた

 

「えーっと、すみません 何かご用ですか?」ニコッ

 

私は微笑みながらブロンド少女に尋ねる。

 

「あっ! いえ別にこちらこそ驚かせてしまって ごめんなさい…ここに人が来るのは珍しくて、つい」

 

まぁ確かにこの森は小さいとはいえ街灯は一切ないので街に比べるとかなり暗い。

お陰で街のならず者達が住処にしているとも街を観光している時に噂で聞いた。

この子はこの森の中に1人で住んでいるのでしょうか?

 

「あのー、あなたはこの森の中に住んでいるんですか?」

「は、はい」

「あっ、そうなんですかもしかしてお邪魔でした? 申し訳ありません、即刻移動します」

「そういうわけじゃないんですが、この辺りは夜になったら危ないので、そのぉ、ここにいない方が…」

 

どうやらこの少女は私が何時迄もここに居るから心配してくれていたようだ。

見ず知らずの人に危険を教えてくれるなんて…有難いですね。

もしこの子が教えてくれなかったら…どうなっていたことやら。

 

青年&少女談笑中ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

その後その子としばらくの間私のこれまでの生活の話や少女と同じくらいの歳の一夏と言う弟のような子が私にはいるなど色々お話ししました

もうすっかり仲良くなりました

そしてこの子もゆっくりと自分のことを話してくれました 森の中でお母さんと二人で住んでいることそして二人でお父さんを待っているとも…健気ですねぇ、感動します。

うぅ、目から涙が…

この少女の話を聞いて1人で勝手にうんうん感動していると不意に ぐー っと腹の虫が、そういえば晩御飯食べてませんでしたから

それにしてもお腹の音を聞かれるのは は、恥ずかしいですね///

今私の顔は、きっと真っ赤になっているのでしょう 。目の前の少女がまじまじと見てきます あーー、恥ずかしい///

 

「あのー、もしかしてお腹減ってるんですか?」

「え、ええ 観光に夢中で」

「もしよければ家でご飯食べますか?」

 

なんと! まさかの展開に! これは役得ですね♪ でも・・・流石に見ず知らずの自分が言うのもおかしいですがこんな怪しい男を家の中に連れて行くのは…ねぇ

 

「嬉しいお誘いですが、こんな怪しい男を家の中に連れて行くのは危ないですよ?」

「お母さんが こ、困っている人には優しくしなさいって・・・言ってたから」

 

優しい子ですねぇ でも、もう辺りは暗いのでこの子は早く帰らせたほうがいいですね

 

「とっても嬉しいですがもう暗いので帰りなさい、お母さんも心配してると思いますよ」

「コクリ」

「いい子ですね」なでなで

 

少女は素直に頷き、私はその子の頭を撫でると少女は一瞬ビクッと体を震わせましたがすぐ気持ちよさそうに目を細める

 

(猫みたいで可愛いですね…)

 

「さぁ、もうお帰り」ニコッ

「うん・・・バイバイ、お兄さん」

「ええ、さようなら」

 

そう言って、金髪の少女は暗闇の森の中へと消えて行きました

 

「ちゃんと家に帰れるでしょうか…少し心配ですね」

 

私が、あの少女の事を心配していると どうしても落ち着きません、やはりあの子を追って家まで送ろうと思い動こうとしたその時

 

「キャーーーーーッッ!!!!!!」

 

森の奥からあの子の悲鳴が聞こえました

 

「ッ!! やはり最初から家に送るべきだった!」

 

私は早口でそう喋ると、足に力を入れ地面を思いっきり蹴ると全速力で森の中へと入って行った

 

 

少女サイド

 

森で出会った優しいお兄さんと別れて私はいま1人で暗い森の中を一人で歩いている

 

「う〜怖いよぉ、いつもお母さんと一緒に歩く森の中だけど…怖い。私としたことが、時間を忘れてずっとお兄さんとお話ししてしまうなんて… お母さん心配してるだろうなぁ」

 

私にはさっきから周りのものが全ておばけやらモンスターやらに見えて来てしょうがない…早く帰ろ

 

パキッ

 

「ヒッ!」

 

自分で踏んだ木の枝の音でこの有様・・・

 

(は、早くお母さんのところに帰ろう)

 

そう思い私は足を少し早めようとした次の瞬間

 

ガサッ!

 

「グルルルルルルル」

 

ガサッ ガサッ

 

「ガルルルルルォォ」

「ガウッ ガウッ」

 

草むらから ガサリッ と大きな音を立てて 3匹の野犬が出てきた ,その野犬たちは牙を出し,目を血走らせて私を獲物として見ている

私は急に出てきた野犬たちに腰を抜かし動けなかった

息は荒くなり、心臓の音が ドクン、ドクン、と早くなっていく

さらに腰が抜けて逃げれないので状況は最悪だった

私は…

 

(ああ、私ここで死ぬのかな)

(まだ死にたくないよ )

 

少女の目からは大粒の涙がこぼれ落ちていた

 

「うぅぅ、ヒック、ううッ、お、お母さん…助けてぇ」

 

少女は今にも消えそうな声で必死に母の名前を呼ぶ

ついに1匹の野犬が少女に向かって飛びついた その瞬間少女は目をつむりただひたすらに誰か助けてと願っていた

少女は目をつむりこれからくる痛みに耐えようとしていた

 

 

 

 

バツッッ ブシュッィィーー

 

 

 

 

血が吹き出る音が何かが山犬に噛まれ裂けるような思わず耳を塞ぎたくなるような音が響いた。

 

少女はこれから来るであろう堪え難いほどの激痛に耐えるため歯を ギリッ と噛みしめる。しかしいくら待っても痛みや血液が流れる感じはしない不思議に思いゆっくりとくしゃくしゃになった目を開けるとそこには・・・

 

「大丈夫ですか?」

 

ノエルサイド

 

私はあの後必死に森の中を走りあの少女を探した、汗が流れようとも拭こうとせず必死に探し回ったが、森が予想以上に暗く何処もかしこも同じ景色で見分けがつかない唯一の手がかりはあの少女の足跡のみ、その為すぐに少女を見つけることは出来なかった。

 

私がたどり着いた時には、少女は3匹の野犬に囲まれて泣いていた

その内の1匹が少女に噛みつこうと涎を垂れ流しながら飛び付いた。

野犬が飛び出した時と私が飛び出した時はほぼ同じ

野犬はもう少女と目と鼻の先、すべての周りの動きがスローモーションに見える中

 

(間に合えッ!)

 

私は野犬の口に自らの腕をねじ込んだ。

 

バツッッ ブシュッィィーー

 

野犬が勢いよく噛んだ腕からは血が勢いよく出て私の足元を赤く染める

 

「ッ…!」

 

腕からの激痛に一瞬顔をしかめるがすぐに引き締めて少女の安全を確かめる

 

「怪我は?」

「…」コクリ

「よかった」

 

私はその後腕に噛み付いている野犬を蹴り飛ばしもう1匹の野犬に当てる

腕を軽く振るった際力がうまく入らなかったが気にはしない。

 

「キャウンッ」

 

残ったもう1匹の野犬を スッ と睨みつける

 

「キャン、キャン」

 

しばらく睨みつけた後

野犬は森の中へ走って逃げていきました、その後を追うように2匹も急いで森の中へ一目散に逃げていった

 

「…もう、大丈夫…」

「……」

 

ギュ

 

少女は何も言わなかったが私が背中を噛まれていない方の手でゆっくりと摩ると私に顔を見せないように抱きついて静かに声を押し殺して泣いていた。私はその間ゆっくりとその少女の背中を撫で続けた…

この年端もいかぬ少女が自分よりも何倍も大きな犬3匹に襲われるという事は想像し難い恐怖だっただろう。

 

10分後

 

「・・・あ、あの手大丈夫ですか?///」

 

泣き止んだ少女は私の腕を見た後 ハッ とした様子で怪我の心配をしてくれます。心なしか少し顔が赤い、泣いていたからでしょうか?

 

「うん、大丈夫ですよ あなたこそ大丈夫ですか?怪我は?」

「ないです」

 

「そうですか、また野犬が出て来るかもしれないので私が家まで送りましょう」

「はい」

「よし、それではいきましょうか …えーと 名前まだ聞いてませんでしたね。ちなみに私の名前は ノエル・ピース 気軽にノエルと呼んでくださいね」ニコッ

「は、はい 私は」

 

 

シャ、 シャルロット・デュノアです!




そろそろ本編いきたいなぁ
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