ワンピースの世界に転生‼‼   作:たかゆい

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〜忍耐は大切だよ〜

〜マリンフォード海軍本部〜

 

「ワポル!怠けるんじゃねぇ!」

「くっ!ばれたか!!もう少し休みを…!」

「あぁ?お前に休む暇なんかねぇよ、働け!」

 

ワポル一味は赤犬に拘束され、海軍本部に送還された。本来なら海賊はインペルタウン監獄送りになるのだが、赤犬がセンゴク元帥にゴールデン電電虫でワポル達をもう一度国王の座に返り咲かせると話した。その為には新世界の海賊達にも劣らない力を身に付ける必要がある。なので、ワポル達は現在進行でスモーカー大佐達に鍛え直されている。

 

「チッ…!忌々しい!」

スモーカーは苛立っていた。あの島で麦わら一味を捕まえるつもりだったがワポル一味を発見したことでワポルを優先しなければならず、麦わら一味は一時置いておく事を余儀無くされた。更に本部からワポル一味を鍛え直せ、と通達を受けた事でマリンフォードを離れられなくなった。それで今、スモーカーは苛立っているのだ。

 

「麦わらぁ…!今はマリンフォードを離れられないがこの用件が終わったらテメエを捕まえに行く!」

スモーカーは天に向かって叫んだ。

 

「スモーカー大佐〜またワポルさんが眠りかけています…」

スモーカーの補佐役のたしぎ曹長が困った顔で訓練場の方を指差していた。さっきまで鍛錬をしていたワポルはスモーカーの気が逸れるが早いが直ぐイビキを立て始めていた。

 

スモーカーの眉間に青筋がビキビキと走った。

 

「ワポルゥゥゥ……?」

「スピー〜スピーー…」

スモーカーの怒りが遂に爆発した。

 

 

「起きろやあああああ!!!!」

 

スモーカーは海楼石が入った十手を勢い良く振り下ろしたらガツンと嫌な音を立ててワポルは地面に数ミリ程めり込んだ。

 

「い、痛いんじゃーー!な、なんだぁ!?我はドラム王国の王ワポルなるぞ!無礼者!!!」

「いい加減に起きやがれ、寝ぼけてるんじゃねぇぞ…?」

ワポルは阿修羅の形相を浮かべているスモーカーを見て一歩後ずさった。

「お!、おお!スモーカーではないか?すまんの、どうやら寝ていた見たいだ…では続きを始めようか?」

「…………一回海に落ちて反省して来い。」

 

スモーカーは上半身を煙に変化させた。

 

「白鯨!」

 

スモーカーの腕から煙が伸び、鯨に変化してワポルを呑み込み海に突き落とした。

 

ドッポーン!

 

「ぐああ!能力者に水はキツイ!スモーカー!早く助けてくれえ!!」

 

その後スモーカーにみっちりと扱かれるワポルの姿が海軍本部の訓練場にはしばらくの間絶えなかったらしい…

 

 

 

其の頃赤犬と青雉は…

 

「サカズキ〜ここ暑くない?」

「我慢しろ。」

 

アラバスタ王国にある水補給休憩所で水を飲んでいた。

 

〜サカズキ〜

 

それにしてもワポルビックリしたな…バクバクの実ってある意味チートだよな、武器作れるし、しかも原作には無かったけどロボット出して来たし。もし赤犬じゃなかったら倒せなかったかもなー

 

これからアラバスタに行ってクロコダイルとルフィの戦いを見るかー、え?お前は戦わないかって?そりゃ戦わないよ?出来るだけ原作沿いに進みたいし…勿論原作に余り影響が出ないなら少しは干渉するけどな!

 

ドドーン……!!

 

おっ?戦いが始まったみたいだな?さて、いつもの赤犬口調に戻すか。赤犬の口調って堅気気質だからなりきるの大変だ…まあ、慣れて来たら大丈夫だろうだけど。

 

 

「クザン、そろそろ行くぞ。」

「はいよ。」

 

 

アラバスタ王国の宮殿前に着いたときクザンが立ち止まり、俺の方を向いた。

 

「サカズキ、此の先に行くとクロコダイルが居るんだろ?クロコダイルも捕まえるのか?」

「いいや、今スモーカー達も麦わら一味と一緒に居る、逮捕はスモーカーに任せる。」

「スモーカーもここに来てたのかい、ワポルの性格矯正はもう終わったってことかー、空いからわず早いねぇ。」

「じゃのう。」

 

 

 

 

「………なあ、サカズキ聞いても良いか?」

 

「なんじゃあ?」

 

「サカズキは最近麦わら一味に拘ってるが麦わらに何かあるのか?本部からの命令とは言え、ここまでする必要があるのか?」

 

こりゃ麦わらに何かあると疑っているかな?(汗)原作を変えられると面倒だからここは適当に誤魔化すか。

 

「クザンは麦わら一味の船長の名前がモンキー・D・ルフィと言う事は知ってるな?」

「知ってるが…それが?」

「ルフィはガープ中将の孫だ。」

「つまり、サカズキはガープ中将の血を受け継いでいるルフィを警戒してるんだ?」

 

「ふうん…モンキー・D・ルフィ…一応サカズキが警戒してるんだから見ては見るか。」

 

ほっ、一応納得してくれたようで良かった。

 

「ああ。」

 

そして俺はクザンと一緒にアラバスタ宮殿地下にあるクロコダイルの拠点に入った。

 

そこではクロコダイルと麦わらが闘いをしていた。

 

「クゥロコダアーイルーーーー!」

 

麦わらが気合の叫びを籠めた拳をゴム状に伸ばし、クロコダイルの腹を突いた。

 

「グウッ…!?」

 

「麦わらぁ…!スナスナの実の俺にダメージを負わせるたぁ、なかなかやるじゃねえか?」

 

「クロコダイルゥゥゥゥ!!」

 

ルフィが間を置かずにクロコダイルの目の前に迫り、クロコダイルの顎を打ち砕かんと拳を繰り出した。

 

「お前が!お前が…ビビの笑顔を奪ったんだあああ!!!!」

 

クロコダイルは下から繰り出された拳を金属製のかぎ爪で受け止め、ルフィの顔に傷を付けた。

 

「ああ?弱者に笑う権利なんざイラネェだろ?この世界は力こそ全てだ…覚えておけ…砂嵐!」

 

クロコダイルが起こした竜巻により、ルフィは数m吹っ飛んで壁に身を打ち付けて跳ね返って地面に立ちふした。

 

「ふん…これで終わりか?呆気ねぇな…」

 

ルフィピンチだな…まあ大丈夫さ、ルフィはしぶといから!

 

「麦わらやられそうだけどなぁ…」

クザンが疑いの目でルフィを見ているな…ま、ルフィって結構勝つまでにかなり攻撃食らうからな…

 

「まあ、見とかんかい。」

 

「じゃあな、麦わら、中々面白かったぜ。」

 

クロコダイルが踵を返し、去ろうとしたら地に付していたルフィがクロコダイルの足を掴んだ。

 

「!?まだ動けんのか?」

 

「クロコダイル……俺はビビの笑顔を奪ったお前を絶対に許さねえ!」

 

ビリリリッ!!!!

 

ルフィの気迫にクロコダイルが押されてやがるな…

 

「麦わらぁ…!お前は俺が今まであった中でも強敵だな!これで終わりにしてやる!」

「乾きよ…集まれ…一点集中……大砂嵐!」

 

今までよりも大きい砂嵐の大竜巻が発生してルフィを飲み込まんと迫った。

 

「あああああーーーーゴムゴムの!水流弾!」

 

ルフィが体に溜めた水を水鉄砲の様に打ち出して竜巻を打ち消してクロコダイルの目の前に現れた。

 

「クロコダイル!!これで終わりだあ!!ゴムゴムのーーガトリング!!!!」

 

ガガガガガガ!!!!!

 

「グハッ……」

 

クロコダイルがルフィの拳の連続攻撃を受けて倒れたか…すげーなルフィ…自然系を覇気無しで倒すとは…水使ってたけど。

 

「あれが麦わらのルフィ…」

 

クザンはルフィを凝視してんな…無理もないかあんな闘いを魅せられちゃな…

 

 

「そうだ、あれが麦わらのルフィだ。」

 

「お前があそこまで興味を持つ理由が分かったよ、俺も興味が湧いて来ちゃまった…」

 

「そうじゃろう。」

 

丁度スモーカー達も来た様だし、後はスモーカーに任せて僕達は退散するか。宮殿も崩れて来た様だし…

 

 

 

 

〜クザン〜

 

麦わらのルフィ…クロコダイルを倒すか、まだまだ未熟とはいえ流石はガープさんの息子か。血は争えないな。サカズキの言った通り見て見る価値はありそうだねぇ。

 

「サカズキ、麦わらは面白いな、興味が湧いて来たから近いうちに会いに行くよ。」

 

麦わらならアイツの居場所にもなるだろう…此れからに期待だねー

 

と、話をしている間に麦わら達はもう外に出たか。

 

「青雉大将と赤犬大将!いつの間に居たんですか!?」

 

お?スモーカーが来たのかい。

 

「遅いよー、クロコダイルはそこに居るからとっとと捕まえなよ。」

 

「はっ!」

 

「たしぎ、クロコダイルに手錠を掛けろ。」

 

たしぎと名前を呼ばれた女の海兵が倒れているクロコダイルに駆け寄って手錠をかけようとした。

 

おっ…!?よく見たらたしぎちゃんって中々のボインちゃんじゃん!!服で見えないがボインマスターたる俺には分かる…!!あれは素晴らしいボインちゃんだ!!!

 

ドゴッ!

 

ん!?

 

「きゃあっ!」

 

倒れていたクロコダイルが突如起き上がり砂嵐でたしぎを跳ね除けた。

 

「ハァ…ハァ…!!まだだ!麦わらには負けたが海軍如きに捕まるかよ…!!」

 

俺のボインちゃんに手を出すとは許すまじ!

 

「あらら、たしぎちゃん大丈夫かい?後は俺がやるからね…下がって良いよ。」

 

「貴様、そこをどけええ!!!」

 

クロコダイルは砂嵐を幾つも発生させ打ち出した。

 

まだまだだねぇ…やはり七武海と言えどもルーキーに近いからな…

 

「無駄だよ、凍り付け…」

 

青雉が手をかざすと忽ち周囲が氷に包まれ、青雉を飲み込まんとしていた砂嵐は全て凍り、幾つもの氷のオプジェを作った。

 

「!…この能力…貴様ヒエヒエの実能力者海軍大将青キジか!?」

 

「当たり前じゃん、何大将の顔忘れちゃってんのよ?」

「青キジぃぃ!!死ねえ!」

 

クロコダイルが下半身を砂に変化させて猛スピードで迫って青雉に鉤爪を撃ち込んだ。しかし、青雉は普通に鉤爪を受け止め、呟いた。

 

「凍れ…氷息(アイスブレス)」

 

クロコダイルは冷気に包まれ、その身諸共凍り付いて動かなくなった。

 

「まだまだ弱いねぇ…解凍は任せたよサカズキ。」

 

「分かっとるけんのう。」

 

この後クロコダイルはサカズキにマグマで解凍され、七武海の称号を剥奪され、インペルタウンに投獄された。

 

 

 

 

 

「じゃ、俺は麦わらのルフィに会いに行くから此処で別れるわ、次はマリンフォードでな。」

 

「ああ。」

 

「サカズキは此れからどうするんだ?」

 

「儂か?儂はちょっとある人物に接触する。」

 

「その人物って誰なん?」

「また会った時に教えてやるわい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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